ミュージカル 刀剣 乱舞 葵 咲 本紀。 ミュージカル「刀剣乱舞」 ~葵咲本紀~ /三百年の子守唄から続いていた家族の物語

ミュージカル刀剣乱舞 『葵咲本紀』東京凱旋 前々楽 感想ネタバレ 初生観劇

ミュージカル 刀剣 乱舞 葵 咲 本紀

*ミュージカル刀剣乱舞「葵咲本紀」にて、三日月宗近が徳川信康や永見貞愛に与えた役割「物部」という名は、どのような意味をもつのか。 フセッターに書いたものに参考文献をほんの少し加えたまとめバージョンです。 物部氏と言えば日本史選択でなくとも何となく聞き覚えのある氏名。 自分もそれくらいの気軽いノリで文献を漁りはじめたのですが、この物部、調べれば調べるほど何故か謎の方が多くなる。 名づけ親が名づけ親だけに、この掘っても掘っても謎が出る感じ、とても覚えが……あっ三日月宗近かな……??という感じで面白かったです。 この「物部 もののふ 」は「武士」と同じ意味。 つまり、「武勇をもって主君に仕え戦場で戦う人。 逆に考えると、モノノフの語から戦士・軍事と関連づけられ、警察的職務はそれに付随したものであるとも考えられるわけです。 しかし、このモノノフという言葉さえも、最初は武士を意味しなかったのではないのかもしれない。 というのも、最古の用例である『古事記』で「物部」の語が出てくるのは、身分を隠し奴に身をやつしていた二人の御子が太刀を手に舞と詠によって正体を明かすという場面なのですよね。 この詠では刀の柄や緒につけられた赤い印が大きな意味をもっています。 宴会という場の設定、剣舞、そして身分の証。 これらは武勇というよりは儀式的な側面が強い。 このとき詠の中での「物部」は単なる武士を越えた意味を有していると考えられます。 また、「物」が「者」の生きた証となる。 印となるというのは、ミュージカル刀剣乱舞で度々触れられる構図でもありますね。 これは余談なのですが、ちなみに2019年版源氏双騎がつはものと地続きの『剣の巻』を元にした曽我兄弟敵討ちの物語ならば、2020年版双騎は友切丸の話になるのではないかな~と個人的に思っていたりします。 というのも、MCで髭切からポロリと名前が出てきた五郎の別名「助六」の活躍する「助六由縁江戸桜」しかり「寿曽我対面」しかり、歌舞伎等で曽我物語に登場する刀は「薄緑」ではなく「友切丸」だからです。 かつて義父が所持し、今は紛失した友切丸という刀がいずれも演目のなかのキーワードとなり、深くこの兄弟の敵討ちにも関連してくる。 その友切丸が、2019年版では登場しない あれは薄緑としての逸話で膝丸を補強するためだったので出てきちゃマズい=友切丸がある曽我物語世界線に薄緑はない。 だからこそ、2020年版では今度は髭切の曽我物語における友切丸としての逸話を補強してくるのかな~などと。 ちなみに「寿曽我~」の工藤はかなり正々堂々とした立派な武士として描かれているので、もし友切丸補強するなら工藤の描かれ方も変わってきそう! 突然双騎の話を出したのは、この友切丸もやはり兄弟の身分や生い立ちの証明となる刀だからですね。 ここでも刀が人の証・印になっている。 さて、話が少しずれましたが、それでは、武士でも軍事・刑罰に携わるのでもない「物部」には、どのような意味があるのか。 それこそが、「モノノケ 物の化 の語からの精霊・鬼神を司掌し宥撫する霊部。 先に物部の警察的職務はモノノフに付随した可能性を挙げましたが、さらに言ならば、古代の裁判は神裁 =神意の発現をうけて刑が執行される。 この霊部としての物部についてのより詳細な記述に以下のものがあります。 「至聖者に仕えて霊物全体を司り、 善霊を招び邪霊を払う職掌をモノノフ、 そのことを統べる氏族をモノノベといった。 モノノフが武者を言い、モノノベが軍事を統べる氏となったのは、善霊を招び邪霊を払うのに射弓や軍鼓など、楽器でもあれば武具でもあるものを用いたからだろう。 物部氏の氏神である石上神宮に祀られている刀剣にしても、もとは呪具だった可能性が高い。 あれ、もしかして三日月に「物部」認定された友たちって審神者適性があったりするのかな……???などと思わず考えてしまう。 刀ミュのテーマ的に時間遡行軍を簡単に邪霊として片付けてしまっていいのかは一端置いて、あくまで構図的な問題として邪霊としています。 そして、ここで注目したいのが「楽器でもあれば武具でもある」という言葉です。 少し刀ミュと「物部」からは脱線するのですが、そもそも「審神者」という役職自体、楽器とは関係性が深い役職だったりします。 私は個人的に、「秘宝の里」で審神者が集めさせられる楽器の種類ってどう考えても神憑りに使用されるものと同じだよなあと思っているのですが、あながち間違ってもいないんじゃないかなあって。 「審神者」は神がかった状態の人間の言葉を翻訳し、伝える役職。 審神者自体が依り代になるのではなく、依り代に宿った神の国の言葉を人の国の語に訳し伝える役割のことを指す。 これは神意を元に裁く「物部」にも少し近いところがあるなあと思います。 鉄は農耕生産という平和的用途に用いられるものでもあり、剣や刀といった殺傷する威力をもつ武器ともなる。 実際、物部という名は5・6世紀ごろの美作をはじめ、各地に製鉄集団のまとめ役として残ってもいます。 砂や土から鉄を製錬するという行為は特殊な呪術と考えられていた。 これを踏まえて葵咲本紀に話を戻すと、戦のための武器を捨てた信康さんが、農耕を生業とする百姓になってから三日月宗近に出会い、「物部」任命されているというのは何とも奇縁で面白いなあと。 「物部」の名をもつ氏族は各地にあまりも多く見られるため、「物部氏」などという氏族は存在しなかったという説すらもあるんですよね。 各時代、各地に散った、縁もゆかりもないけれど同じ目的を持った刀ミュ内の「物部」という存在の在り方も、少しこの形に近しいのかもしれません。 物部氏が祭るとされる「韴霊」とは「布都」、すなわち「布都御魂大神 =フツヌシノカミ 」のことを指します。 この神は、物部氏の総氏神を祀る石上神宮の主祭神でもあり、布都御魂剣に宿る神霊であるとされています。 「物部」という存在があると明かされてからの歌合でこれをめちゃくちゃ意味深に持ってくるの、偶然とはもう言えないような気がして、歌合、確実に葵咲本紀ありきなんだろうな~と思うわけですよ。 そして、そんな時に限って歌合にいない三日月宗近、なんというか、ここまでくるともはや作為を感じずにはいられない…こわい……。 唯一PVで姿を登場させたのが鶴丸国永だっていうのがまた。 ・高橋睦郎「武士道とは死ぬ事」『遊ぶ日本:神あそぶゆえ人あそぶ』ブックアート,2008. ・畑井弘『物部氏の伝承』講談社,2008. ・本位田菊士「物部氏と石上神宮」『古代日本人の信仰と祭祀』大和書房,1997. ・黛弘道『物部・蘇我氏と古代王権』吉川弘文館,2009. ・真弓常忠『古代の鉄と神々 改訂版 』学生社,2000. ・安本美典編『奇書『先代旧事本紀』の謎をさぐる』批評社,2007. *の加筆修正版です!.

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ミュージカル刀剣乱舞「葵咲本紀」考察〜鶴丸と明石の謎〜

ミュージカル 刀剣 乱舞 葵 咲 本紀

<あらすじ> 慶長五年七月、下野国小山。 徳川家康は家臣を伴い、会津討伐のためにこの地に在った。 服部半蔵、酒井忠次はすでに没し、それぞれの役割を終えたが、 井伊直政と本多忠勝…つまり、千子村正と蜻蛉切の任務は続いていた。 一方、本丸では審神者の名により刀剣男士たちが集められていた。 鶴丸国永を隊長として、明石国行、御手杵、篭手切江が編成される。 敵の狙いは、徳川家康の次男である結城秀康。 そして、下野国小山で合流した刀剣男士たちの前に現れたのは… 物語は結城秀康の夢の中、松平信康が切腹するシーンから始まる。 前作に当たる「三百年の子守唄」では、この松平信康が息絶えるシーンがクライマックスとなり、そして今作でも重要な意味を持つことになる。 そして場面は変わって、慶長五年七月の下野国小山。 蜻蛉切と千子村正は、「三百年の子守唄」での任務に引き続き付いていた。 彼らの任務は引き続き、 歴史上の人物に成り代わり、徳川家康の歴史を守ると言うもの。 蜻蛉切は本多忠勝に、千子村正は井伊直政として徳川家康に付き従っている。 この時点では、石切丸やにっかり青江が扮した服部半蔵、酒井忠次はすでに役割を終え、さらに物吉貞宗がなり変わった鳥居元忠も、戦死しようとしていた。 「物吉くん死にますよ。 」と、寂しげに呟き6振りで任務に当たってた頃を懐かしむ千子村正。 そんな千子村正の思いを他所に、徳川家康は戦い続ける。 鳥居元忠の窮地にも戸惑いもせずにいる徳川家康の側に使えつつも、先の戦いで通りすがりの裸のおじさんとして可愛がってた松平信康の死もあり、千子村正は徳川家康を嫌いとはっきりと言う。 ここで徳川家康は、自身の跡取りとして長男の結城秀康ではなく次男の徳川秀忠を指名する。 所変わって、本丸では新たに篭手切江が顕現。 篭手切江は歌と踊りのレッスンに余念がなく、御手杵を巻き込んでいる。 レッスンの最中、2振りは御手杵のかつての主人である結城秀康の「天下を取り損ね続けた」話を語る。

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楽天ブックス: ミュージカル『刀剣乱舞』 〜葵咲本紀〜

ミュージカル 刀剣 乱舞 葵 咲 本紀

(土)に開幕した、 ~葵咲本紀(きしょうほんぎ)~。 本作には、 ~三百年の子守唄(みほとせのこもりうた)~ に出演していた 千子村正(太田基裕さん)と (spiさん)の2振りに加え、 明石国行(仲田博喜さん)、鶴丸国永(岡宮来夢さん)、御手杵(田中涼星さん)、篭手切江(田村升吾さん)の4振りが、では初の出陣を果たします! ~葵咲本紀~ 開幕レポート! 写真1 前作『三百年の子守唄』の狭間から始まる物語 慶長五年七月、関ヶ原の合戦前夜の下野国小山。 千子村正(太田基裕さん)と (spiさん)は未だ 「三百年の子守唄」から続く、の家臣としての任務を続けていました。 時間遡行軍の攻撃により存在を消された、歴史上の人物としての役割を担い、を育て上げたたち。 その家康は家臣を伴い、会津征伐のためこの地まで足を伸ばしていました。 おのれが成り代わった歴史上の人物が 史実通りに死ぬそのときまで、彼らの任務は続きます。 ~葵咲本紀~ 開幕レポート! 写真3 そして、『三百年の子守唄』の任務中にを殺したを許せないと語る千子村正が歌ったのは、前作から継続して歌われる 楽曲「かざぐるま」。 以前は「よく分からない」と言っていたをハッキリ「嫌い」と言うなど、以前より家康への感情をに表す千子村正。 前作で描かれた「ブト」に関してなど、 本作を見ることで、と思う伏線が多数あるのも嬉しい演出です。 ~葵咲本紀~ 開幕レポート! 写真4 (鷲尾 昇さん) 本丸の「すていじ」が「おうぷん」! の本拠地・本丸では、 「未熟な私は夢を見る」を歌う 篭手切江(田村升吾さん)が新参の 明石国行(仲田博喜さん)とを交わし、 御手杵(田中涼星さん)とのレッスンにいそしんでいました。 ~葵咲本紀~ 開幕レポート! 写真5 篭手切江(田村升吾さん)、御手杵(田中涼星さん) ~葵咲本紀~ 開幕レポート! 写真6 明石国行(仲田博喜さん)、篭手切江(田村升吾さん) 一方、こちらも長期の任務から戻った 鶴丸国永(岡宮来夢さん)はに 「真白な鳥」を歌い、舞を舞って見せます。 鶴丸国永が気にする「」やとの気安い会話から、この本丸での鶴丸国永のがうっすらと見えてくる一幕も。 ~葵咲本紀~ 開幕レポート! 写真7 鶴丸国永(岡宮来夢さん) そして、の命によりが集められると、鶴丸国永を隊長として、明石国行、御手杵、篭手切江が編成され、慶長五年へと出陣をすることに。 敵の狙いは、の次男である (二葉 要さん)……。 慶長五年へと出陣した4振りは千子村正・と合流を果たし、6振りで歌う 「~葵咲本紀~」で、いよいよ今回の任務が! 明かされていく、結城秀康をめぐる秘密 ~葵咲本紀~ 開幕レポート! 写真8 集まったたちの前に現れたのは、歴史上の異物を排除しようとする。 を信康の仇と憎む千子村正として、妖刀らしいの 妖艶さのなかにも優しさと苦悩を表現する太田さん。 と御手杵を演じる spiさんとは槍2本でのという、今までにはなかった豪快な殺陣でも観客を魅了します。 ~葵咲本紀~ 開幕レポート! 写真9 ~葵咲本紀~ 開幕レポート! 写真10 な物語のなかにも、 ソロ曲「気楽にやりましょ」で息をつくを設けてくれる明石国行役の仲田さん。 そして、演じる篭手切江の純粋な視点だからこそ見えてくるものも。 鶴丸国永の軽快ながらも貫禄がある様や、流麗な太刀筋を見せる岡宮さんと、新の演技も迫力満点。 ~葵咲本紀~ 開幕レポート! 写真11 ~葵咲本紀~ 開幕レポート! 写真12 ~葵咲本紀~ 開幕レポート! 写真13 次男として生まれたにも関わらず、父・家康に遠ざけられた。 そして、優しい兄・信康と秀康との関係も描かれます。 強敵となるも槍を得物とし、対するにも槍が2振り。 かつてない迫力で交わされる突きや薙ぎ、もちろんすばしっこい脇差の動きなど本公演ならではの殺陣には見どころがいっぱい。 さらに、本作には登場しない 『』のたちも、仲間としかりとその存在を感じられる演出が嬉しく、そして切ない。 東京公演のあとは大阪・兵庫・福岡と全国をまわり、東京凱旋公演も予定。 さらに、に開催される大では全国各地のでを実施。 では、だけでしか見られない特典映像も上映されます。 彼らの出陣は、まだまだ続きます! (土)より開幕する ~葵咲本紀 きしょうほんぎ)~。 販売元: 公式サイト 公式 、 髭切膝丸 双騎出陣9 ~SOGA~ が行われました! 三浦宏規さん演じる髭切と高野 洸さん演じる膝丸の「双騎」公演。 その様子をお届けします。 ミュージカル『刀剣乱舞』 ~葵咲本紀~ 詳細レポート!仲田博喜ら新キャストの流麗さに魅了…! 関連ニュース•

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