桜川 六花。 虚構推理 感想 ネタバレ あらすじ

九郎の従姉・桜川六花のことを思い出す紗季――TVアニメ『虚構推理』第8話あらすじを紹介

桜川 六花

ネタバレなしの感想 妖怪たちの調停役として知恵の神となった岩永琴子が人に害意を振るう怪異「鋼人七瀬」を倒す物語です。 こう書くと良くある伝奇小説にも思えますが、『虚構推理』は怪異を倒す手段が特異であります。 虚構から生まれ真実の存在となった「鋼人七瀬」、真実となった虚構を理を伴た別の虚構を用いて打倒すというところが本当に面白かった。 真実となった虚構の存在を倒すための虚構の推理。 その虚構の推理を土台とした人を惹きつける別の虚構の物語。 その物語を受け入れ真実となった虚構を捨てる多数の名もなき人々の自覚のない悪意。 真実と虚構が目まぐるしく入れ替わり二転三転する事態とその成り行きは、とても興味深く読んでいてページをめくる手が早まりました。 虚構の推理を複数用意した理由と最後に出した虚構の推理が受け入れられていく流れは、伏せた札を一気に解放しての大逆転であり大いにカタルシスを味わうことが出来ました。 虚構対虚構の対決の舞台をネット上としたところも、虚構を受け入れ新たな怪異を生み出す舞台として機能していたと感じます。 ネット上の反応が素直に思えたり、物証もないのに流れが傾きすぎじゃと若干違和感を覚えるかもしれません。 ですが、読んでいる時にはそんな些細なことなど気にさせないなど吹き飛ばす物語の勢いと面白さがあります。 物語を読み終えればタイトルとなっている『虚構推理』に納得すること間違いなしです。 妖怪や怪異を活かしたミステリー作品として大変楽しく読ませていただきましたよ。 ミステリー部分も面白いし大好きなのですが、主要キャラクターの2人も大好きになりました。 主人公であり探偵役が、妖怪たちの調停役として知恵の神となった岩永琴子です。 西洋人形のような外見で一眼一足の美少女なのですが本当にあけすけに語るところがギャップとなって面白いです。 「九郎先輩のバナナを食べさせていただければ」とか、「破瓜の痛みの方が」とか、どんなビッチキャラなのかと。 でも、明け透けな発言がキャラクターとしての下品さにつながっていないのですよね。 問題解決時、論理的な虚構を構築していく様は流石は知恵の神と感じせますし、 怪異と向き合った時の泰然とした姿にただ人を超越したものを感じさせるからかもしれません。 そんな探偵役の岩永琴子の相棒であり、恋人であるのが桜川九郎です。 琴子の好意を迷惑がり、彼女に無碍な言葉を返すところ良いキャラクターしています。 岩永琴子という一癖も二癖もある人物の恋人やパートナーになるのなら、桜川九郎位の反応が正しいと思わされます。 邪険にされても気にせず好意を伝えたり、邪険にされたらされた分だけ反撃する岩永琴子の姿が面白いですからね。 それに、琴子にみせる言動は厳しいものがありながらも、その根底には琴子を想う気持ちが感じられます。 本当、琴子と九郎のやりとりはずっと見ていたいくらいですよ。 ミステリー部分が面白く、探偵と助手の関係も魅力的であるとか、大勝利間違いなしの作品です。 本当に久々に面白いミステリーが読めたので多くの人にも読んで貰いたいです。 私も来年一月からのアニメも観ますし、コミック版の虚構推理も読みます。 でも、アニメ化に伴いカバーデザインが変わってしまっていることだけは認められない。 書籍を売るためにもアニメ版のデザインに寄せないといけないのは理解できます。 でも、変更前のデザインが至高だっただけに変えないでほしかった。 ネタバレありの感想 ここから下は『』のネタバレありの感想になります。 未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。 鋼人七瀬事件の黒幕について 「鋼人七瀬」という摂理に反して誕生した怪異を消滅させるということが当初からの琴子の目的です。 作品中盤において「鋼人七瀬」よる殺人が発生しますが、もともと人間に対して被害があるから来たというわけではありません。 あくまで妖怪たちの依頼があり「鋼人七瀬」が摂理に反して誕生したから対応に来たというのが琴子の根幹にあります。 今回の怪異「鋼人七瀬」は、桜川六花が意図して作り上げた摂理に反した存在であるから琴子が対処しましたが これが自然の摂理によって誕生した怪異であったら、たとえ被害が今回の事件より大きくても琴子が対処することはなかった気がします。 琴子は人間ではありますが、人間の範疇には収まらない独自のルールや摂理を持っているのでしょう。 今回の事件の黒幕であり、「鋼人七瀬」を意図して生み出した桜川六花。 桜川六花は九朗と同じく「人魚」と「件」を食し身に取り込んだことで不死の予言を行える存在であり、人間の範疇外となった生物です。 その不自然な状態を解消し手人間に戻ることが目的であり、そこに至るための手段が自身にとって都合のいい神や怪異を生み出すことです。 彼女は自身の目的を達成するために今後も自然の摂理に反し、自らが望む怪異や神を生み出そうとするでしょう。 当然、自然の摂理を重んじる琴子とぶつかることが必至でしょうし、桜川六花との決着が作品全体のラストになるのかもしれないです。 ただ、彼女の目的を妨害するということは必然的に九朗先輩も普通の人間に戻れないままということなんですよね。 その状態を九朗先輩は本当に受け入れているのかというのも気になります。 逆に琴子のほうは九朗先輩が普通の人間に戻っても好意が変わらないのかも気になります。 琴子と九朗の関係について 琴子と九朗の関係性は面白いですね。 琴子が九朗に一目ぼれしてからずっと琴子の恋心が揺るがず、九朗を落とす機会を狙い続けているとかすごいし、 そんな琴子の想いに応えたとは思えぬような九朗の態度も興味深かったです。 琴子が九朗と出会ったのが15歳の時、九朗が紗季と別れたと知り接触したのが17歳の時、「鋼人七瀬」事件が19歳の時です。 琴子が17歳の時から19歳になるまでの期間がとても気になるんですよね。 あんなにも琴子の気持ちを訝しげかつ迷惑がっていた九朗をどうやって琴子が落としたのかなとか、 なんだかんだお付き合いしてからは琴子が破瓜の痛みを知るくらいの関係にどう発展していったのかなとか凄い気になりますよ。 「鋼人七瀬」事件時の琴子と九朗の関係を見ると、琴子へ辛辣な言葉を返したりはしますが九朗がとても琴子を大切にしている描写がありますからね。 琴子は九朗のことを朴念仁とか愛が足りないとこき下ろしていますが、九朗の愛情は大きいです。 そもそも琴子の前から黙って姿を消したのも、琴子のメールに返事を出さなかったのも、琴子を危険な目に合わせないようにするためですからね。 九朗の方は言葉ではそっけないですが、その分行動や琴子に見えないところであらわにする琴子への愛情が大きくてエモいですよ。 逆に琴子の方は言葉やモノローグでは九朗への愛情や好意のアピールが大きい割に、九朗を大事にしている描写が少ない気がしますね。 まあ、九朗さんが「人魚」の肉を取り込み不死の存在であるからという点もありますし、信頼しているからこそという部分もあるんでしょう。 九朗のツンデレな言動、それにやられっぱなしにならずに言葉や行動でやり返す琴子の関係が見ていてとても楽しかったです。 だからこそ今の関係に至るようになった経緯を凄いみたいんですよね。 『』『』でも17歳から19歳に至るまでは描かれていないみたいです。 アニメ化に伴って虚構推理の新作が出て欲しいですし、その際には18歳の頃の琴子と九朗の姿が見たいです。 虚構対虚構のレスバトル 虚構より生じて真実の存在となった怪異「鋼人七瀬」、その真実を虚構に戻すために虚構の推理を真実と認識させた虚構バトル。 そのバトルの舞台はまとめサイトの掲示板でのレスバトル。 読んでいるときは琴子が提示した虚構推理と、その推理の矛盾点をつつき論破する流れが面白く感じました。 でも、この長文レスバトルを漫画やアニメでどう表現しているのか気になりました。 ラストバトルの一番盛り上がるところが掲示板でのレスバトルだし、琴子の虚構推理が論破されると九朗先輩が劣勢になるし、 どんな風に漫画として絵に落とし込んだのだろうなと不思議に感じましたよ。

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『虚構推理』桜川六花(さくらがわりっか)の名言・セリフ集~心に残る言葉の力~

桜川 六花

Japanese English Rikka Sakuragawa 桜川 六花, Sakuragawa Rikka is 's older cousin and the reason he visited the hospital as regularly as he did. Just like Kuro, she also has the powers of immortality and precognition, although she wants them to be removed and has tried medical science and suicide to no avail. Due to this, she later switches her plan on creating imaginary monsters such as with god-like powers, hoping that they would eventually be able to turn her back to normal. Contents [] Appearance Rikka is a tall woman, with short dark hair that fans out from her face, and a thin, malnourished frame. Despite her sickly appearance, she is still seen as beautiful. Personality She is a seemingly calm woman with an ethereal presence. In truth, however, she is a determined and ruthless woman with no regard for her own safety, much less anyone else's. Background As a child of the Sakuragawa family, she ate and meat as part of the family's goal of creating someone who could predict the future without dying. She was one of the survivors along with Kuro. Later on in life, she is admitted to the same hospital that Kotoko Iwanaga goes to for her checkups. Kuro regularly visits her during her time there, later accompanied by Saki, his girlfriend at the time. She later gets into painting during her stay at the hospital. Eventually, she wants to move out and live with Kuro, but instead moves in with the Iwanaga family after he calls Kotoko to explain the situation. Her residence there doesn't last long before she mysteriously disappears. Rikka was the one who created the monster the. Using her abilities she is able to create the Steel Lady Nanase wiki and redirect the thoughts and fears of the people online so that the supposed phantom can retain her power. Plot After the steel lady arc it is concluded that Rikka is actively using her powers in an attempt to go back to being a normal human being. She creates these monsters of the imagination, a being with god-like powers, for her sole purpose of being normal. It was also concluded that the reason why she was at the hospital for so long to see if medical science would help. Abilities Ghost Creation: Through strange means, Rikka is able to create spiritual beings based on the untimely death of famous people. In 's case whose model is based on the idol , she firstly creates an online forum called "Steel Lady Nanase Wiki. " Then, from a picture she painted, Rikka begins spreading the rumours to the public, from person to person until eventually it took on a life of its own. Additionally, the creature she created is immortal, since their life lies not within the body but within the countless desires that have given their form its flesh. Immortality: Just like Kuro, since she had been fed both and meat, she possesses the same abilities as her cousin. During the Steel Lady Nanase's Arc, she was frequently seen committing 'suicide', only to recover and wake up from her sofa right after. She demonstrates her healing ability again in , after getting hit by a truck, she quickly heals herself. Precognition: Rikka has also the power to determine the future just like Kuro. However, when she tries to use this power during "Dueling Fictions", she is being interupted by her cousin who used the exact same ability as her. As a result, she is unable to grab the future she wants. Relationships : As her younger cousin and someone with the same abilities as her, they have an understanding of each other but not necessarily a good relationship. : When they first meet, Rikka tells Kuro that Kotoko "isn't a good one," only for him to say that he agrees. After the awkward situation, Rikka tries to take back her statement. Rikka later resides at Kotoko's home and the two had good times before the former disappeared mysteriously, starting her agenda for the 's plot. : Saki had hard times to visit Rikka when going to the hospital with Kuro, although eventually asked him to make a visit once. During that meeting, in contrast to when she met Kotoko, Rikka was very cordial to Saki and told Kuro that she was "a good one". Upon their meeting, Saki recognizes that she slightly resembles Rikka, stating that Kuro's type "can't be more obvious" and asks if it was also the reason he wants to go out with her. Kuro later admitted his feelings for Rikka but states that he also wants her out of this world. Saki had mistaken Rikka for being dead, only for Kuro clarifies that she is not dead and never will. Realizing the elder is also immortal, Saki was left fazed.

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【祝アニメ化】謎をもって謎を制す!恋愛×伝奇×ミステリ『虚構推理』の魅力

桜川 六花

青白い肌と薄い体をした美人で、九郎と同じ能力と肉体を持っています。 紗季いわく、九郎の好きな女性のタイプは六花だとか。 2019年10月下旬段階では声優さんは未発表。 待て、続報! ミステリの新境地!? そこで、それぞれの要素に分けて、本作の魅力を探ってみましょう。 かたや頭脳派、かたや武闘派と役割分担もバッチリです。 登場時の九郎は紗季と付き合っていましたが……。 また、ビスクドールのような琴子が見た目とは裏腹に押せ押せの積極派でオヤジくさいところがあるのに対し、九郎の態度は冷静そのもので、セクハラオヤジをあしらうクール美女のようです。 このあたりのデコボコ感も、頭を使うミステリ的な展開の中にほっこりとした空気をもたらしています。 しかし、一見琴子に冷たい九郎が、実は彼女を大事に思っていることがわかり……。 とてもいいです、とてもいい。 また、6巻の終わりには、琴子の名字である「岩永」をきっかけに、日本神話に登場する「イワナガヒメ」に関する二人の会話が描かれます。 現代の有名な作品では半村良先生の『石の血脈』といった伝奇ロマン小説、菊地秀行先生の『夜叉姫伝』といった伝奇バイオレンス小説があり、ほかにも「伝奇SF」「伝奇ホラー」「伝奇ファンタジー」「伝奇ミステリー」など複数のカテゴリが存在する人気のジャンル。 知れば知るほどワクワクゾクゾクする怪異たちを、ピックアップしてご紹介。 しかし、今作に登場する日本の人魚は、うねる黒髪から角を生やし、おどろおどろしい雰囲気に満ちあふれています。 九郎のセリフにもある「八百比丘尼」は人魚の肉を食べて何百年も生きたという伝説を持ち、手塚治虫大先生の傑作『火の鳥』(手塚プロダクション)などにも登場。 また、大人気の『名探偵コナン』(小学館)28巻にも、不老不死の人魚伝説が絡んだ「そして人魚はいなくなった」という回が収録されていますので、読むとさらに理解が深まるはずです。 人間の頭部と牛の体を持つ逆ケンタウロスのような妖怪で、災害や凶事が起こる際に現れ、未来を予言し必ず的中させると言われています。 妖怪漫画の金字塔『地獄先生ぬ〜べ〜』(集英社)第93話(ビッグボリューム版第7巻)にも登場し、ぬ〜べ〜が担任するクラスの女子・法子の死を予言しました。 その正体は鉄骨の下敷きになって死んだアイドル・七瀬かりんの亡霊と「噂」されています。 なお、七瀬かりんの声は上坂すみれさんが担当することが決まっています。 わくわく。 ここで注目したいのが「噂」というキーワード。 どんな関わり方をするのかは……ご自分の目でご確認ください! 上記で紹介したほかにも、カッパや水神(大蛇)など、個性的な(?)怪異たちが多数登場。 しかし、それはあくまで今作の特徴なだけで、本質は論理、反駁、それに対する反論……とあくまでロジカル。 特に鋼人七瀬編の推理パートにおける論理と論理の壮絶なぶつかり合いは、数種類の謎を雪だるま式に解き明かすミステリ的な面白さがあります。 ミステリとは何か、考える前にまずは一度読んでみてほしいです。 終わりに 恋愛漫画=面白い。 伝奇漫画=面白い。 推理漫画=面白い。 つまり、全ての要素が絶妙なバランスで絡まり合った本作が、面白くないわけがないのです!!(証明終了) アニメ版も放映が始まりました。 ジャンルの垣根を飛び越える独特の世界をあなたもぜひ体験してください!.

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