ブルーハーツ ナビゲーター。 ナビゲーター/ザ・ブルーハーツの歌詞

【永久不滅】伝説のロックバンド ザ・ブルーハーツの名歌詞10選

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しらばっくれ方がすごい…。 じゃあ、今日はザ・ブルーハーツの歌詞に焦点を当てて解説していくよ。 飾り気のないシンプルなサウンドとメッセージ性の強い歌詞で、1980年代後期から1990年代初期にかけて勃発した 第二次バンドブームのトップランナーとしてシーンを牽引したロックバンド、 ザ・ブルーハーツ。 横文字を多用しない日本語主体の歌詞やヴォーカリストの 甲本ヒロトの歌唱スタイルはインパクト絶大で、のちの 日本語パンクブームから誕生したバンドの多くにもその影響が色濃く反映されていました。 私的な話になって恐縮ですが、筆者もザ・ブルーハーツから多大な影響を受けたひとりで、彼らのデビューアルバム 『THE BLUE HEARTS』を聴いた時の衝撃は忘れられません。 間違いなく自分の人生を決定的に変えてしまった1枚だと断言できます。 思春期特有の怒りや焦燥感、将来への漠然とした不安、無理解な大人たちへの反発、社会からの疎外感などをまっすぐな言葉で歌ったザ・ブルーハーツの楽曲は、 「自分の気持ちをわかってくれる人がいる!」と思える唯一のものでした。 歌詞だけではなく音楽も素晴らしい楽曲を選んでいますので、歌詞を読んで感じるものがあれば、実際に聴いてみていただけると嬉しいです。 デビュー以前にベーシストとドラマーの交代があったものの、1986年4月に 梶原徹也が加入した以降は、解散まで不動のラインナップで活動を続けました。 (1988年のサードアルバム 『TRAIN-TRAIN』以降は、すべてのアルバムが3位以内) 解散理由は公式発表されていませんが、解散発表後におこなわれたメンバーへのインタビューなどから、 「ザ・ブルーハーツというバンドでやれることは全てやりきった」からだということが推測できます。 1993年の連作アルバム 『STICK OUT』『DUG OUT』の出来映えに満足した甲本は、ザ・ブルーハーツが最高地点にたどり着いてしまったことを感じたと語っています。 充実したアルバムを作った後ですから、同じような路線で続けていくこともできたとは思いますが、また0からスタートできる新たな環境を望んだということでしょう。 約10年の活動期間を全力で駆け抜けたザ・ブルーハーツは、メガヒットを記録したバンドではありませんが、 記録よりも記憶に残るバンドとして今でも多くのファンに愛され続けています。 ザ・ブルーハーツ・名歌詞10選 ザ・ブルーハーツが残した名曲の中から、筆者が特に感銘を受けた 名歌詞10選をご紹介します。 本当ならばすべての楽曲のすべての歌詞を書き出したいくらいなのですが、さすがにそういうわけにもいきませんので、読み過ぎてボロボロになった歌詞カードとにらめっこしながら選出してみました。 残念ながらザ・ブルーハーツは公式YouTubeチャンネルが存在せず、サブスクリプションの音楽配信サービスも解禁されていないため、 音源のリンクが貼れないことをご了承ください。 すでにメジャーデビューを果たした後でしたが、 歌詞の一部がレコード制作基準倫理委員会(レコ倫)の基準に抵触するため、自主制作という形で発売されました。 『MEET THE BLUE HEARTS』や 『ALL TIME SINGLES 〜SUPER PREMIUM BEST〜』といったベスト盤で聴くことができます。 <あきらめるなんて死ぬまでないから> どれほどの少年少女たちがヒロトのこの言葉に背中を押されたことでしょう。 未来への不安と期待、「自分は何か意味のある人間になれるのだろうか」という焦燥感で布団の中で身悶えする日々を救ってくれた楽曲です。 未来は僕等の手の中 僕等は泣くために 生まれたわけじゃないよ 僕等は負けるために 生まれてきたわけじゃないよ 1987年にリリースされたファーストアルバム 『THE BLUE HEARTS』のオープニングトラックです。 ヒロトの噛みつくようなヴォーカルが印象的なプリミティヴなパンクチューンで、2分半にも満たない短い曲ですが、筆者がザ・ブルーハーツにのめり込んだ理由がすべて入っていると言っても過言ではありません。 初めて聴いた瞬間、 「これは僕のための曲だ!」と確信しました。 生きていれば誰しも感じるであろう「失ってばかりの人生だ」「この先、何か大切な物を手にすることができるのだろうか」という不安。 どうにもならない事なんて どうにでもなっていい事 デビューアルバム 『THE BLUE HEARTS』の6曲目に収録されているメロディアスなパンクチューンです。 <そしてナイフを持って立ってた>という大人たちが眉をひそめそうな歌詞があるため、そこだけを聴いて安直に「これは暴力を助長する曲だ!」などと言う人もいるかもしれません。 自分の足で歩んで行った先にきっと待ち受けているであろう挫折。 己の不甲斐なさに失望する僕等に対し、 <どうにもならない事なんて どうにでもなっていい事>と再び歩き出す理由をくれる曲になっています。 ダンス・ナンバー 人の目ばっかり いつでも気にして 口先ばっかり 何もしないで そんなのちっとも おもしろくないよ そんなのとっても たいくつなだけさ 同じく 『THE BLUE HEARTS』収録曲で、ザ・ブルーハーツ屈指の高速チューンです。 攻撃的な歌詞と疾走するドラムビートで約1分半をあっという間に駆け抜けていきます。 誰かが決めたルールにとらわれず自分らしく生きることについて歌われた曲ですが、今の時代に改めて読んでみると、同調圧力や些細な事柄でのSNS炎上など近年問題になっている事柄についての曲のようにも思えてくるから不思議です。 僕の右手 いまにも目からこぼれそうな 涙の理由が言えません 今日も 明日も あさっても 何かを捜すでしょう 1988年リリースのサードアルバム 『TRAIN-TRAIN』の5曲目に収録されています。 <僕の右手を知りませんか?>と始まるこの曲は、隻腕のパンクロッカーとして知られ、1992年に亡くなった故・ MASAMIをモデルにしたものだと言われています。 筆者が特に好きなのは上記で引用した部分です。 自分の人生に何かが欠けているような気がするという正体不明の喪失感。 だからきっと、<涙の理由が言え>ないのでしょう。 あー この旅は 気楽な帰り道 のたれ死んだ所で 本当のふるさと あー そうなのか そういう事なのか 1990年のアルバム 『BUST WASTE HIP』の一番最後に収録されている楽曲です。 ヒロトのヴォーカルは絶品で、彼が今までにレコーディングした音源の中でも特筆すべきものだと断言できます。 この曲のテーマはおそらく人生についてでしょう。 「自分の人生のナビゲーターは自分自身だ」というわけです。 人生を俯瞰したような歌詞が素晴らしく、上で引用した部分は聴くたびに涙腺が緩んでしまいます。 どうあがいたところで人生は一方通行(気楽な帰り道)なんだから、死んでしまう瞬間まで楽しみ続けるのが一番だよ、というメッセージだと筆者は解釈していますが、みなさんはいかがでしょうか? 泣かないで恋人よ あきらめきれぬ事があるなら あきらめきれぬとあきらめる あきらめきれぬ事があるなら それはきっといい事だ 1991年リリースの 『HIGH KICKS』収録曲で、作詞・作曲をマーシーが担当したムーディーなスローナンバーです。 アレンジが非常に凝っており、初期のシンプルなパンクロックと比較すると、同じバンドだとは思えないほど音楽性が広がっていることに驚かされるでしょう。 タイトルからも推測できる通り、あの手この手で恋人を慰める主人公のイケメンぶりが際立つ一曲となっています。 <それはきっといい事だ>から溢れる無敵の肯定感がこの曲のキモです。 今回の記事を書くにあたり、歌詞を改めてよく読んでみて気付いたことがありました。 それはきっと素敵なことだよ。 ね?」と言い訳をしているようにも解釈できるのです。 当時はまったく気付きませんでしたが、こんな解釈をしてしまうのも自分が大人になったせいでしょうか…。 1000のバイオリン 誰かに金を貸してた気がする そんなことはもうどうでもいいのだ 思い出は熱いトタン屋根の上 アイスクリームみたいに溶けてった ジャケットのデザインから 凸盤として知られる1993年のアルバム 『STICK OUT』に収録された楽曲です。 CMでも使用されたことのある楽曲なので、聴いたことのある方も多いのではないでしょうか。 マーシーお得意の青春小説のような歌詞が満載で、どこをご紹介するのか悩みに悩んだのですが、映画のワンシーンを思わせる描写が秀逸な一節を選んでみました。 気持ちをストレートに歌うヒロトに対し、マーシーはロマンチックで 文学的な歌詞を多く書くことで知られており、その対比もザ・ブルーハーツの魅力のひとつです。 良い事も悪い事もすべて、夏の陽射しに熱されたトタン屋根に落ちたアイスクリームのように手を伸ばす暇もなく溶けていく。 そんな 人生のスピード感、万物流転を表現した歌詞だと解釈しています。 今夜 多分雨は大丈夫だろう 今夜 5月の風のビールを飲みにいこう とりたての免許で 僕等は笑ってる 夜の盗賊団 たくさん秘密を分け合おう 前作『STICK OUT』と対を成す作品として1993年にリリースされたアルバム 『DUG OUT』に収録されたスローナンバーです。 ジャケットのデザインから 凹盤としても知られる『DUG OUT』には、アップテンポの楽曲が多かった前作から一転し、ミディアムテンポやスローテンポの楽曲が集められています。 マーシーのペンも冴え渡っており、昼間とは違う顔を見せる夜の海にやって来た若者たちをセンチメンタルに描いています。 慣れない運転で危なっかしく走るレンタカー、生ぬるい夜の空気、たわいもない会話、知らない地方局のアナウンサーが伝える天気予報。 夕暮れ はっきりさせなくてもいい あやふやなまんまでいい 僕達はなんとなく幸せになるんだ 何年たってもいい 遠く離れてもいい 独りぼっちじゃないぜウインクするぜ 『DUG OUT』収録曲で、ザ・ブルーハーツとしての 最後のシングルとなった楽曲です。 難しいコードが出てこないなので、ギター初心者でも比較的簡単に弾き語ることができる曲です。 何事も白黒つけたがる世の中で、 「わざわざ確かめなくもいい事だってあるんじゃない?」と優しく語り掛けてくるようなヒロトのヴォーカルに心が温かくなります。 独りぼっちじゃない証拠として提示されるのがウインクというあたりに甲本ヒロトという人の稀有な才能を感じるのは筆者だけではないでしょう。 歩く花 ガードレールを飛び越えて センターラインを渡る風 その時 その瞬間 僕は一人で決めたんだ 僕は一人で決めたんだ ラストアルバムとなった1995年の 『PAN』収録曲で、同年にヒロトが期間限定で活動していたバンド、ヒューストンズのライヴでも演奏されています。 ラストアルバム収録曲ということもあり、どうしても 解散について歌われている楽曲だと解釈してしまいますが、おそらくその推測が大きく外れていることはないでしょう。 自分を足が生えた花に例え、 「咲くべき場所は自分で決めるんだ」という決意を歌っています。 それまで咲いていた場所(=ザ・ブルーハーツ)から離れる決意を表明した曲だと解釈してよさそうです。 現在の環境を変えたいと思いつつも、ガードレールを飛び越える勇気を持てずにいる時に背中を押してくれる曲。 ザ・ブルーハーツ・まとめ 決して色褪せないメッセージ性を宿す ザ・ブルーハーツの楽曲の中から、 名歌詞10選をご紹介しました。 お気付きになった方は、高い観察能力の持ち主なのではないかと推察されます。 まあ、 「読者のみなさんの観察能力を試してみた」的なことを言っておりますが、どうしても10個に絞り切れなかった…というのが本当のところです。 タイトルに偽りありで申し訳ございません。 音源のリンクを貼れないというハンデがある記事で恐縮ではありますが、これをきっかけにザ・ブルーハーツの世界に足を踏み入れてくださる方がひとりでもいらっしゃったら光栄の極みです。 愛の街として知られる川崎市に住む新米ライター。 音楽とビールに生かされる日々を送っております。 好きなジャンルはハードロックやヘヴィメタル、たまにパンクロックなど。 ライヴ前のお酒も好きですが、ライヴ後のお酒はもっと好きです。 ファンを振り回すのが得意なバンドではありますが、その魅力に抗えず長いこと追いかけ回しております。 彼らの2008年作『Chinese Democracy』は無人島へ持って行きたい1枚。 プロフィール画像はわたくしの近影…ではなく、不定期でTwitterに投稿している『猫ちゃんのおしゃべり酒場』シリーズの猫ちゃん。 そろそろ本物の猫ちゃんを飼いたいマイライフです。

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ナビゲーター(作詞・作曲:甲本ヒロト): 【更新再開】もう一度聴くためのブルーハーツ全曲解説

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1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 2 2 3 2 3 3 2 4 5 2 ブルーハーツが好きです。 これだけ好きだと確信を持って言えるものってなかなかありません。 きっと、一生好きです。 誰がなんといおうと。 生まれて初めて、表現というものに衝撃を受けました。 いや、衝撃というよりかは共感だ。 言葉、メロディや演奏、そして彼らの熱、スタイル。 それらを総合して共感だった。 僕は、その全ての曲について、語ることができます。 だから、ひとつひとつを、自分の感想というルールのみに従い、毎週1曲ずつ、 順番は決めずに、その週の気分でアップしていきます。 全部で111曲(ざっくり計算)なので、 1年が52週だとすると2年ちょっとかかる計算になります。 気長にやっていきます。 結果、これがきっかけで 世の中のブルーハーツを好きな人たちと語り合ったり 何かしらつながれたらいいなと思っています。 それから、これからあの時の僕のようにブルーハーツに共感する人たちの手助けになれたらいいなと思います。 自分の原点には、常にブルーハーツがある気がします。 中学生になって初めて衝撃を受けた時から。 その衝撃というのは、驚くべき共感。 こんな同じことを考えていた人がいたんだ、、、という。 いや、それは考えていた、というよりも感じていたと言った方が正しい。 感じていても、自分ではそれを表現できなかったときだった。 そんなとき、ブルーハーツは、僕が考えていることを、言葉とメロディと演奏とボーカルで表現してくれた。 わかりやすく。 ずっと、彼らの言葉、音楽に共感しつづけている。 高校生活、大学生活、社会人、その間、ずっと大事な場面でブルーハーツを聴いていた。 いろんなことが変わりまくったけど、根底の部分では今でも変わっていない。 だからきっとこのまま共感し続ける。 あこがれすぎてバンドもやったりした。 ギターで弾き語りもするようになった。 それだけの感動を与えてくれたブルーハーツへ、愛をこめて。 タイトルは、もう一度、ブルーハーツを聞いて欲しいという意味でつけました。 かつてのファンや、通りすぎてしまった人、そして、自分自身にも。 ブルーハーツをもう一度きいてください。 本当に、何回でも聴く価値がありますよ。 そして目標は、「ブルーハーツ ブログ」で検索したら、1ページ目に出るようになることです。 そしてゆくゆくは、このブログからブルーハーツ関連の本を出したい。 ありったけの想いを、言葉に熱をこめて伝える使命がある。 このブログ自体が書籍のようなものだけど、世の人に伝えたいことがある。 多くのブルーハーツブログのトップに立ちたい。 応援よろしくお願いします。 <2019. 08追記> 上記の想いを持って始めたこのブログですが、一時的ではありますが、検索で1ページ目に表示されるようになったり、 ブルーハーツが好きな、いろんな人たちと知り合えたり、当初の目的はかなり達成されました。 今後は、さらにブログをみやすくしたり、テイストの違う記事を書いたりして、アップデートしていきます。 新しく始めた「ブルーハーツな人たち」を10人ピックアップしようと考えています。 引き続き、時間があったらまたみにきてください。 このブログのFacebookページを開設しました^^ 良かったらイイね!お願いします!!更新情報の他にブルーハーツに関する発言を載せます。 それからこちらへの感想の投稿やブルーハーツに関することの投稿をお待ちしております^^ 魂の赴くままに、というサブタイトルをつけたい。 この世の多種多様な流れを、ヒロト節をきかせて表現している、名曲中の名曲。 これ、本当、自分でも解説してみてより見えてきたけど、すごいこと歌ってるよ。 100年でも1000年先でも歌っていかなきゃ。 なんかもはや松尾芭蕉とかあれぐらいの深みを感じる。 万物は流転する、という何か大きなうねりのなかの一場面だ。 出だしからいきなりヒロト節。 涙にけぶる星影は 遠い空からのメッセージ 誰かがそこに置いたのか はじめにそこにあったのか 涙にけぶる星影というこのくだりは、 遠い過去から受け継がれてきたものに対する恩恵の念を表現している。 遠い空から、というのがそのあたりであり、 誰かがそこに置いたのか、はじめにそこにあったのか、 というのは過去だからわからない。 でもそこに星は確かに存在している。 誰かが置いたんだろうか、はじめからなのか、その歴史のロマンへ想いをはせる。 涙にけぶっているのは、この時に泣いているから、涙ですこし見えづらいのだろう。 過去を想い、星を見、そしたら自然と流れてきた涙だ。 理由はわからない、ただ、その星がこれだけの長い年月、存在してきたことや この世の流れというものの尊大さに、ただただ涙を流すのだ。 猿が、真っ赤な夕日を見て涙をながすことがあったらしい。 それに近い。 猿だって、あの美しさに感動するのだ。 それはよくわからんけど、泣けるんだ。 次の場面では、未来へ意識はシフトする。 4月の花は桜色 未来の誰かにプレゼント 季節に萌える花言葉 妖精たちの合言葉 今度は、この今を遠い未来へ生きている人達に伝える。 それは桜の美しい色のこと。 これだけ美しい桜という花を、何千年先の人にも伝えよう。 その春のおとずれとともに現れる妖精たち。 どんな言葉でやりとりが交わされているのか、わからないが、 きっと春がきたよ、というような、キレイな言葉だろう。 生きていることの証明に 私の涙を瓶につめ 宇宙のどこかに置きましょう 結んでほどくメッセージ 個人的にこの箇所は大好きで、この歌を最初きいたときから、 何やら深い意味を感じた。 はっきりとはわからないんだけど、 そうだよな、っていう。 ここでも、今泣いているということがわかる。 涙を、生きていることの象徴として捉えている。 これも、次の世界を生きる未来の世代を意識された言葉だ。 メッセージは、涙を感じること、だろうか。 世の流れを、ここでも感じないだろうか。 自分が流している涙を、瓶につめ、それを開ける人は、何かをそこで感じる。 そして、生のつながりが生まれる。 涙のバトンリレー。 それが、命なんじゃないか。 なんだか壮大なテーマだ。 私はきっと悲しみの 真ん中辺りで泣いている 私はきっと喜びの まっただ中で笑うんだ 悲しみは、真ん中辺り、喜びは真っ只中。 この、世の流れを歌ってきたあとのこのワードチョイスもすげえなぁと思う。 感動的。 なんか、すげえわかる。 悲しみってのは、なんとなく悲しいものでいい。 喜びは、そのドンピシャの感情で、思いっきり 喜んでやる、という意思を感じる。 喜びに関しては、もうマジだよっていう。 悲しみは、そんな確かじゃない感情でも、 喜びだけは、真ん中だよ、それは譲れないよっていうような。 生きている、ってこういうことじゃないか。 そんな生き方、してみたい。 次の場面が、またこの、人生の放浪的な側面だったり、 流れの中に身を任せていく必然をうまく詩的に表現した。 ああ この旅は 気楽な帰り道 野垂れ死んだところで 本当のふるさと ああ そうなのか そういうことなのか いいなぁ、この感じ。 帰り道っていうあたりが、ヒロトっぽいなぁ。 人生を行く道ではなく、帰り道だと。 そして、そのあと、野垂れ死んだどころがふるさとでいいや、という なんとも素晴らしい流れ者感。 最後にはそうなのか、と勝手に納得してるし(笑) そして納得したあとのこれから、に視点を向けた次の歌詞が秀逸。 水平線を越えてゆけ 船出の空には風が吹く 穴ぼこだらけの船底さ イカリは二度と降ろさない 新しい日々を、船出に例えている。 どこかに向かう人、新しいことを始める人ににピッタリ。 そして穴ぼこだらけ、これはある一定の年月が過ぎたことを表す。 イカリを降ろして停泊している暇はない。 さぁ、次の場所へ、風は吹いている、水平線を越えていけ、って感じかな。 どこまで続く海原よ 恐竜時代の思い出を 歌っておくれいつまでも 忘れてしまわないように そして海の中で歴史に想いをはせる。 そこには忘れてはいけない事実がたくさんあるように。 歌っておくれ、というあたりの表現がにくい。 歴史の流れの中で、生きているという実感を持ち、 進んでいく日々、このことを歌っている。 最後にサビは ナビゲーターは 魂だ 自分の向かう道を、案内してくれるもの、それは魂。 自分の魂の指す方向に、突き進んでいくのだ。 それは、過去も未来も一緒である。 いやぁ、すごい歌だな。 こんな歌、ヒロトじゃなきゃ書けないよ。 ライブのオーケストラが印象的です。 河ちゃんじゃないけど、一生歌っていける歌だと思う。 ヒロト節が凝縮された、旨味のある一曲です。 こんばんは。 この歌、大好きです。 いっときカラオケで歌いまくってました。 なんかはっきりとはわからないけど、漠然としたイメージの中で胸にくるって感じです。 前半部分はコウスケさんの解説を読んでなるほどねーと思いました。 遥か昔のメッセージを受け止めて、それをまた自分なりのメッセージを込めて遠い未来に託す。 壮大ですね。 『私はきっと悲しみの〜』の部分私は、悲しみだって喜びだっていつでも真ん中にある。 それはいつでも一緒、今なんだ。 でも悲しみは『真ん中辺り』喜びは『真っ只中』と表現することで、どんなに悲しくても僕は あなたは 喜びの真っ只中で笑うことができるんだよ。 ととらえてました。 ヒロトはすごいですね。 いいことばっかじゃない。 悪いことだってなくっちゃつまんないって言ってますね。 それは、もしかしたらヒロト自身辛いことをたくさん経験してきてるから言えることなのかもしれません。 そして私が一番好きなのは『あぁこの旅は気楽な帰り道 の垂れ死んだ所でホントの故郷』です。 深いなぁ。 初めて歌詞をかみしめて聞いたとき「なんだこれっ」ってうわぁってなりました。 歳を重ねて実感できる歌詞なのかもしれません。 次の『あぁそうなのか、そういうことなのか』で前の歌詞をより深めていますね。 余談ですが、私は自分が死んだらお葬式じゃなく、ホントに親しい人だけを集めてお別れ会をしてほしいと思っていて、そこでは大好きなブルーハーツの歌をずっと流していてほしいのですが、この歌は最初にかけてもらおうと思ってます 笑.

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【必ず通る道】ザ・ブルーハーツのシングル曲じゃない名曲10選

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ブルーハーツ【正式名称:THE BLUE HEARTS ザ・ブルーハーツ 】をご存じでしょうか? 以前のブルーハーツの記事が大変、ご好評をいただきました。 ブルーハーツはもちろん楽曲も素晴らしいですが、歌詞も私たちの心に響く言葉がたくさんあります。 今回はブルーハーツの歌詞の魅力についてご紹介します!• ブルーハーツの歌詞の魅力を解説 真実 ホント の瞬間はいつも 死ぬほどこわいものだから 逃げだしたくなったことは 今まで何度でもあった ー終わらない歌ー ブルーハーツはいつも正直です。 「逃げるな」という歌詞が多い中「逃げだしくなったことは何度もあった」と正直に歌詞にしてくれるので共感できます。 戦闘機が買えるぐらいのはした金ならいらない ーNO NO NOー 「戦闘機なんかいらない」と言っているのではないでしょうか。 いろんな解釈ができますね。 ただ大人たちに褒められるようなバカにはなりたくない ー少年の詩ー 中学生の時、よく口ずさんでいました 反抗期の想いを見事に表現してくれています。 大人はいつの時代も身勝手です。 どこでもいつも誰とでも 笑顔でなんかいられない ーチェインギャングー 誰とでも笑顔でいられる器用な人への憧れと軽蔑が混じった歌詞ですね。 生まれたところや皮膚や目の色で 一体この僕の何がわかるというのだろう ー青空ー 素晴らし過ぎる歌詞です。 根深い人種差別の問題を唄うのは、ブルーハーツしか見たことがありません。 生きていることの証明に 私の涙をビンにつめ 宇宙のどこかに置きましょう ーナビゲーターー ブルーハーツには、時には詩人のような歌詞があります。 純粋だからこそ、このようなポエムのような歌詞が書けるんでしょうね。 灰色の夜明けをただ黙って駆け抜けて あなたに会いに行けたらなあ ーTOO MUCH PAINー 別れの曲です。 全編素晴らしい歌詞ですが「灰色の夜明け」という表現にグッときます。 夜明けは明るいはずなのに、灰色という色で言い表して別れの切なさ、つらさを表現しているのだと思います。 君 ちょっと行ってくれないか すてごまになってくれないか ーすてごまー 1991年の湾岸戦争の時に作られた歌詞です。 今考えると、サラリーマンに言われている言葉かもしれませんね。 思い出は熱いトタン屋根の上 アイスクリームみたいに溶けてった ー1000のバイオリンー こんな歌詞が書けるのは真島昌利だけです。 感性が爆発しています。 はっきりさせなくてもいい あやふやなまんまでいい ー夕暮れー 優しい歌詞です。 はっきりさせる必要がないことまで、はっきりさせようとして苦しんでいませんか? マイクロフォンの中から ガンバレって言ってる 聞こえて欲しいあなたにも ガンバレ! ー人にやさしくー この歌詞がブルーハーツが「優しいパンク」と言われる所以です。 パンクがどストレートに応援してくれます。 既成概念をぶっ壊すのもブルーハーツのカッコいいところです。 チェルノブイリには行きたくねぇーチェルノブイリー ブルーハーツにタブーはありません。 あるのは正しいことを正しいと叫ぶ勇気だけです。 まとめ ブルーハーツの歌詞の魅力をご紹介しました。 ボーカルの甲本ヒロトが書く歌詞は、ストレートな反骨心なものと柔らかく包み込んでくれる優しいものがあります。 ギターの真島昌利が書く歌詞は、哲学的、文学的なものが多く天才的な文才があります。

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