炎の蜃気楼。 『炎の蜃気楼』TV・OVAシリーズ全16話収録のBlu

炎の蜃気楼

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『炎の蜃気楼(ミラージュ)』TV・OVAシリーズ全16話が完全収録された『炎の蜃気楼 Blu-ray Disc BOX』が、5月27日に発売されることが決定。 原作者・桑原水菜さんのコメントも到着した。 本作は、2002年1月7日~4月8日にTVアニメが放送され、2004年に続編のOVA制作、2014年には前日譚である『昭和編』の舞台化等、多岐にわたり展開され、今も多くの女性ファンに支持されている作品。 2020年は、原作『炎の蜃気楼』第1巻が刊行されてから30年、また原作者である桑原水菜先生のデビュー30周年という節目の年であることを記念して、この度Blu-ray Disc BOXが発売される。 完全生産限定版にはキャストイベント応募券の他、原作イラストの浜田翔子さんと東城和実さんの描き下ろし三方背ケースも付属。 イベント概要やジャケットイラストなどの詳細も順次公開予定とのこと。 懐かしい思い出がたくさん詰まったミラージュのアニメシリーズ。 松本の街を歩き回る骸骨武者たち、乱れ飛ぶ天狗たち、《調伏》の美しい光。 画面の向こうから語りかけてくる高耶や直江たち。 当時の興奮が鮮やかに思い出されます。 大切なアルバムをめくるように観ていただけるのではないでしょうか。 お手元に届く箱に詰まっているのは、かけがえのない青春時代そのものです。 店舗特典: アニメイト…B2布ポスター Amazon(【Amazon. 詳しくは、各店舗に問い合わせてほしい。

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「炎の蜃気楼(ミラージュ)Blu

炎の蜃気楼

小説「炎の蜃気楼」は1990年から2004年まで14年に渡って刊行され、40巻で完結した集英社「コバルト文庫」の小説です。 作者は桑原水菜。 この作品は彼女の文庫デビュー作でもあります。 巻数は40巻ですが、本編の5巻と6巻の間に断章(通称5.5巻)があるので実質的には41冊。 また、本編から400年前の、主要登場人物たちの出会いを描いた「邂逅編」や、本編と密接な関わりを持つ番外編が数冊、さらに作者本人による同人誌も過去に発表されています。 その他メディアミックスとして、ドラマCDやイメージアルバム、アニメ化もされました。 最終巻発売時には累計600万部を突破。 その緻密で独特な人物描写と、練りに練られた独創性のある設定、力強く壮大なスケールのストーリー展開、読む者の心に訴えかけるテーマ性などで幅広い年齢層の読者を獲得し、10年以上の息の長いファンや、非常にコアで熱狂的なファンを多数獲得しました。 本編は主に4部構成となっています。 高耶と直江の愛憎劇がメインの第一部、二人の自己革命と二人が結ばれるまでを描いた第二部、第一部での善悪の価値観をひっくり返し、独特の生命観を深く掘り下げた第三部、そしてそれまでの全てのテーマが収斂し最後の結末に向かう第四部から本編は成ります。 それぞれ、第一部が1巻〜12巻、第二部が13巻〜20巻、第三部が21巻〜28巻、第四部が29巻〜40巻となっています。 【基本用語解説】 【夜叉衆(やしゃしゅう)】 戦国時代に上杉に縁のあった者たちが死後、軍神となった上杉謙信に召されて「怨霊から生き人を守る、私設警察」のような組織を作り、上杉軍を名乗る。 中でも特に力のあった5人は常に「換生」によって現代まで生き続け、「調伏力」を持って怨霊征伐に当たった。 上杉景虎(仰木高耶)、直江信綱、安田長秀(千秋修平)、柿崎晴家(門脇綾子)、色部勝長がこの五人であり、彼らは「夜叉衆」と呼ばれ「闇戦国」の怨将たちから恐れられている。 ( )の前の名が、その魂の本来の(戦国時代当時の)名で、「原名」と呼ぶ。 【調伏(ちょうぶく)】 上杉夜叉衆が謙信から与えられた、「この世に残った死者(=怨霊)をあの世に送りつける力」であり、言わば死刑執行と同じ意味を持つ。 この力を使えるのは上杉軍のみ。 対象となる怨霊を縛し、真言を唱えることであの世へと送りつける。 ちなみに一向宗は阿弥陀の加護によって護られているため、調伏が効きにくい。 そのため上杉にとっては天敵とも言える相手である。 【換生(かんしょう)】 肉体の死後、強い霊力によって魂だけを別の肉体に移し、その肉体に宿っていた本来の魂を追い出して(その際本来の魂は死んでしまう)、その肉体で新たな生を開始すること。 景虎たちは主に、肉体的・精神的抵抗が少ない胎児に換生すること(胎児換生)を専らとする。 そこから生じる罪の意識も、本小説のテーマの一つである。 換生の前段階であり、いわゆる「とりついた」状態を指すのが「憑依(ひょうい)」であり、本来の魂が憑依した霊から肉体の主導権を奪い、追い出すことも可能。 「憑依」する先の肉体は「憑坐(よりまし)」と呼び、「換生」する先の肉体は「宿体(しゅくたい)」と呼ぶことで区別する。 換生はかなり霊力の強い霊しかできない。 本小説では肉体(憑坐ないしは宿体)の死は、厳密な意味での「死」とはならず、魂が「調伏」や「破魂波」によってあの世に送りつけられない限り、強い霊力を持っていれば霊のまま存在することができる。。 ちなみに直江は上杉軍の中で唯一、「他者を換生させる力」を持ち、30年前の織田信長との戦いで死んだ景虎に対しこの力を執行した。 この事件により二人の確執が決定的なものとなってしまう。 【闇戦国(やみせんごく)】 十数年前に、突如として戦国時代の霊たちが、憑依や換生によってこぞってこの世に甦り、霊同士で再び天下取りの争いを始めた。 この戦いを総称して闇戦国と呼ぶ。 ちなみに現代に甦った霊たちを総称して「怨霊(おんりょう)」と呼び、中でも特に強い力を持って闇戦国に参戦している霊を「怨将(おんしょう)」と呼ぶ。 ただしどちらも、必ずしも戦国時代の霊であるとは限らない。 【破魂波(はこんは)】 織田信長のみが使うことのできる恐るべき力。 魂そのものを破壊してしまうので、破魂波を浴びた霊は二度と甦れなくなるといわれている。 ……でも実は冷静に考えてみると、結構破魂波を浴びつつ再び甦ってきた人ってそれなりにいるような。 【思念波(しねんは)】 一言で言うと、テレパシーのこと。 ある程度近くにいれば、仲間同士で声を出さずに会話できる。 また、鏡などの媒体物を用い、自分の思念をそこに投念することで離れた相手とも思念波による会話が可能になることも。 ちなみに直江と景虎は誰よりもよく通じ合うらしい。 笑 【霊波同調(れいはどうちょう)】 自分以外の物に自分の霊波を同調させ、まるで自分の体のように意のままに操ること。 魂を乗り移らせるわけではないので「憑依」とは異なる。 大抵は自分の力の源となる仏の眷属(精霊のようなもの)との霊波同調を行うが、生きている人間に霊波同調してみせたというグレイトな力技の例もある。 直江信綱恐るべし。 しかし感度が良すぎるのがある意味悩みの種か? 【ぶっちゃけどんな話なの?】 できればこれを先に読んで欲しくないんですが……(笑) ものすごくデフォルメしてイメージだけわかりやすく伝えると、400年間ずーっと、ものすごくいがみ合いながらものすごく愛し合っていた景虎と直江という主従がいて、現代人に悪さをする幽霊たちを不思議な力で退治していました。 実際には「嫌よ嫌よも好きのうち」だったんだけどお互い不器用な上にいじっぱりなもんだから売り言葉に買い言葉はどんどんエスカレートして、ついにシャレにならない事件にまで発展していきます。 すっかり拗ねちゃった景虎は、もう知らないとばかりに雲隠れ。 しかしその分過去の事件を忘れてくれた高耶はあっさり直江に懐き、直江は直江で大きなお財布というアイテムを駆使してあの手この手で高耶を餌付けするのですが、途中で景虎の記憶が甦ってきて二人の仲はすっかり元の木阿弥になり、いがみ合い度はどんどんエスカレート。 すっかりすさみのきわみになっちゃった直江は、ストレスの溜まりすぎから体調不良に陥り、「今死んじゃうともう二度と甦れないよ」という状態に陥ってしまいます。 そこでやっと高耶も焦り、最後にはケンカ腰ながらも素直に告白するんですが、そんなラブい雰囲気をぶち壊すように敵が現れ、こともあろうに直江は高耶を庇って撃たれ、死んでしまうのでした。 それはもうわぁわぁ泣いて、悲しみとショックと怒りのあまり山一つ噴火させちゃった高耶は頑張って敵を壊滅させますが、その頑張りの裏には直江の死を乗り越えるための自己暗示があったのです。 なんと高耶は、「直江が死んでしまった、もう二度と逢えない」という事実をどうしても受け入れることができずに、「直江は死んでない」という暗示を自分にかけたのです。 そのため、高耶は全くの別人を「直江」だと思い込んじゃったのでした。 こうして第一部は衝撃の幕を閉じます。 かくて高耶はなんとか「直江」を失わずに済んだわけですが、当然その「直江」は本物の直江じゃないので、何もかもがちぐはぐで食い違ってすれ違ってしまいます。 すっかり別人のようになった「直江」に(いや、別人なんだけども)、高耶は「もう直江はオレのことなんか好きじゃないんだ。 えぐえぐ。 ちくしょうちくしょうオレだってほんとは……こんなに好きなのに直江のばかばかばか」とまたも思いっきり拗ねモードに突入するわけです。 が、一方で、心のどこかではやはり直江の死のことを覚えていて、ときどき甦ってくる怖い記憶に怯えています。 そんなこんなでもう色んなことからほっといて欲しい高耶ですが、主人公なのでそうほっとかれるわけにもいかず、相変わらず色んな敵が出てきてはそれぞれが高耶の力を利用しようとしたり、嘘ついたりほんとのことを歪めてゆったりする輩もいたり、おまけに開崎なんていう「ものすごく直江に似てる、てゆーか直江そのものとしか思えない男」に口説かれてあんなことやこんなことをされたりもします。 一方直江は撃たれてほんとに魂ごと消えてしまったかと思われていたのですが、実は景虎のパパ、上杉謙信に不思議な力で甦らせてもらって、相変わらず高耶恋しやな日々を送っていたのでした。 が、病み上がり(ていうか死に上がり)の身体は思うように動かず、だけどとにかく高耶に逢いたさ一心で、直江さんはなんと他人の身体を自分の意のままに動かすという離れ業をやってのけたのでした。 その操り人形の名前が開崎さんです。 直江は開崎となって高耶との逢瀬を重ね、直江がいなくなってすっかり愛に飢えていた高耶さんをまんまとたらしこむわけですが、いかんせん直江本人の身体でないため、いまいち直江さんの心は届きません。 寧ろ真実を告げれば告げるほど余計に高耶を混乱させるばかり。 おまけに直江は謙信パパに甦らせてもらうとき、景虎の替わりに上杉の総大将になるようにと命令されていたのです。 当然敵はその辺を面白おかしく高耶に伝えたりするわけで、高耶は「直江がオレを追い落として総大将になったなんて!やっぱり直江はオレのこと憎んでたんだ〜!そんでもう落ち目になったオレに失望しちゃったんだ!だからこないだっから冷たいんだわぁわぁわぁ〜(涙)」とさらに大混乱。 もうどうしようもなくこんがらがっちゃったかに見えた二人ですが、最後には高耶のピンチになんとか直江が……「直江」の肉体でやっとこかけつけ、二人はようやく再会することができたのでした。 そりゃあもう、離れてたりいがみ合ってたりすれ違ってたり拗ねたりすさんだりしてた期間が長かったものですから、夢の再会を果たせたとなれば後はもうやることは決まってるというわけで。 人里離れた二人だけの愛の巣で、すったもんだの末気持ちを確認しあった二人は、20巻目にしてようやく結ばれます。 そんでしばらくはそりゃあもう淫靡で甘い愛の生活をずっぽりしっとり送っていた二人なのですが、そんな蜜月は長くは続きませんでした。 なんと、死から再び甦った直江とは裏腹に、今度は高耶自身が魂の危機に陥っていたのです。 不治の病に冒された高耶はこのままではいずれ魂そのものが死んでしまいます。 再び、永遠の別れの危機が二人に迫っていたのです。 やっとこさここまで苦労して苦労して苦労して!!途中で死んだりもしながらようやく夢のラブラブ状態になれたというのに!!なんてこったいと直江さんは苦悩するわけです。 もういっそのこと全てを忘れて、最後の瞬間まで二人でここでべったりしてようかな……なんて夢想していたわけですが、そうはいかない、もうひとつの問題があったのでした。 なんと高耶は、やっかいな敵との戦いで、うっかりポイズン状態にされちゃってたのでした。 一緒にいる直江さんはそりゃもう大変。 つかあーんなことやこーんなことまでしちゃってるので、その分高耶の毒浴びまくりで色んな意味で体力の限界です。 このままじゃいずれ直江が死んじゃうかもしれない!と思った高耶は、「直江がオレのせいで死んじゃうなんてやだやだやだ!もうこれ以上直江と離れてたくないけど、直江を苦しめるのはもっとやだからやっぱり別れよう」と決意、そりゃあもう涙ながらに、どんなに自分が直江を好きかを切々と訴え、直江の前からまたしても姿を消してしまうのでした。 ……とまぁ、ここまでで20巻、ちょうど半分です。 果たして二人は再会できるのか!?高耶の不治の病は治るのか!?てゆか結局この人たち最後どうなんのよ〜!!とすっかり気になってしまった方は、ぜひミラージュ本編をお読みになることを強くおすすめしますv(笑) 【何がそんなに魅力なの?】 そりゃもう何がイイってあなた、ぶっちゃけ一言で言うなら直高さんの大河ラブドラマですよぅ。 そりゃあもう色んなすったもんだを繰り返した挙句、そりゃあもういろんな切ない設定もありつつ、そりゃあもう天下御免のバカップルになっていく直高さんの一挙一動をつぶさに見つめ、共に泣いたり笑ったり祈ったり怒ったりしながら、それら全てが幸せだったりするのです。 真面目な話、よく練られた設定や毎度壮大なスケールで展開されるストーリーなどのエンターテイメントな部分も非常に面白いのですが、やはり秀逸なのはそのテーマ性だと思います。 そもそもが「死者たちの敗者復活戦」から始まったこの話は、それゆえ「死してもなお、恨みを残してこの世に留まりつづけてしまう、存在として認められない死者の哀しみ」が全編に渡って描かれています。 景虎たちも元々は死者であり、生き人の身体を奪って生き続けているわけです。 だけど心はこんなにも叫ぶ。 ついには現代人たちと真っ向から対立してしまう中、彼らはあくまでも真摯に、死者が存在する意味を、戦いながらもどうすれば皆が幸福になれるのかを、求めて走りつづけます。 そう、つまりは物語自体がとにかく一途なんです。 直江さんも高耶さんも、お互い一途で一生懸命。 あんまり一途過ぎて時に傷つき、端から見ると不器用なほどの真摯さで決して諦めない彼らの姿に、自然と愛しさが胸に込み上げてきます。 常に走りつづけてきた二人。 何度も絶望的な状況に陥りながらも、決して諦めず道を貫こうとするその切実な心に、読者は胸打たれて涙するのです。 常に互いを尊重し合い、壁にぶつかるたびに支え合って共に走りつづけ、自らのエゴも狡さも醜さも、何もかもをとことん見つめその中から答えを探りつづけていく二人の姿に、「愛してる」という言葉の本当の意味を知るのです。 彼らの姿を見るごとに、大好きな人の幸せを願うってことはこういうことなんだなぁって胸がじんわりしてきます。 最後にはまるでお誕生日ケーキを独り占めしちゃったような(笑)なんだかそんな胸いっぱいのはちきれそうな幸せを噛み締めることができますよ。 ずっと一緒だよ、って。 ……こんなハッピーエンドもあるんだなぁ、と。 つまり伝えたかったことは、「いやぁ、ミラージュっていい話なんだよ!大好きさ!」ってことですよ。 少しでも魅力をお伝えできたのなら幸いです。

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炎の蜃気楼

2002年1月7日~4月8日にTVアニメが放送され、2004年に続編のOVA制作、2014年には前日譚である「昭和編」の舞台化等、多岐にわたり展開され、今も多くの女性ファンに支持されている「炎の蜃気楼(ミラージュ)」。 2020年は、原作「炎の蜃気楼」第1巻が刊行されてから30年、また原作者・桑原水菜デビュー30周年という節目の年であることを記念し、本作のTV・OVAシリーズ全16話を完全収録した『炎の蜃気楼 Blu-ray Disc BOX』の発売が5月27日(水)に決定致しました。 完全生産限定版にはキャストイベント応募券の他、原作イラストの東城和実と浜田翔子の描き下ろし三方背ケースも付属。 このたび、ジャケットイラストやイベント概要のほか、店舗特典画像等を公開致しました。 詳しくは、各店舗にお問い合わせください。 闇戦国を終結させるべく、悪霊となり果てた武将たちの魂を浄化し冥界へ送る「調伏力(ちょうぶくりょく)」を使う者たち…彼らは軍神・上杉謙信により使命を与えられた、冥界上杉軍と呼ばれる最強の「力(りょく)」の持ち主であった。 冥界上杉軍の総大将は謙信の養子であり、義兄弟・上杉景勝との家督争いで若くして非業の死を遂げた、上杉景虎…。 しかし、現在の彼らの中に景虎の姿はなかった。 30年前の織田信長との戦いで破滅的な打撃を受け、宿体を失った景虎は換生[かんしょう]は出来たものの、その後に起きたある事件が原因で記憶を自ら封じてしまっていたのだ----。 松本に暮らす高校生・仰木高耶の前に怪現象をきっかけに現れた青年... 彼は高耶が戦国武将「上杉景虎」の換生者であることを告げ、自らも家臣で後見人の「直江信綱」であると名乗る。 しかし、そんな話を信じられる訳もなく反発する高耶だが、身の回りに次々と起こる闇戦国絡みの怪現象に対峙していくうちに自らの「力(りょく)」を覚醒させてゆく。

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