魔法 科 高校 の 劣等 生 30。 劇場版魔法科高校の劣等生について

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魔法 科 高校 の 劣等 生 30

叩かれる理由としては劣等生の内容だけでなく、インタビューでの作者の発言にも原因があります。 一つも賞を取った事がないのに、ベテラン作家を小馬鹿にしたり、喧嘩を売るような発言があったとの事です。 下記のサイトに纏められていますが、代表的な理由を幾つか挙げておきます。 ・作者の承認欲求が滲み出ている 達也の承認欲求が強いのは達也=作者の為 ・世界やストーリーが達也を活躍させる事を目的に作られている為、ピンチになる事がない。 普通は主人公が最強でも仲間が危機に陥ったり人質にされたりしてピンチを演出するものだが、仲間も作中トップクラスの強さの為、それすら無い。 ・作者が色々な分野に関して無知、例としては 歴史、宗教…インド・ペルシア連合、万が一どころか億が一にもあるかどうかという代物。 作者が言うような「一歩間違えれば、こういう未来も有り得る」というレベルではない。 どんだけ歩幅が広いんだ。 剣術…ド素人に見取り稽古させる、軍や警察関係者に出身者が多い道場。 見取り稽古はある程度熟練した者でないと無意味。 軍事…戦略・戦術無しで攻めてくる敵国。 現在よりも退化している兵器群。 政治…日本は文民統制なのに、軍の一存で戦略兵器が使用可能。 本来は首相や国会の承認が必要です。 ・作者は絶対にミスを認めない。 指摘されると訳が分からない言い訳や理屈をこねる。 最近ではドウルマスターズのHEAT弾でやらかした。 ・ご都合主義の解釈が辞書や一般常識と違う ・魔法の実力に関しては、才能>血筋>超えられない壁>努力になっていて、努力家を嘲笑、見下す描写がある 主に森崎。 ・横浜中華街への並々ならぬ憎悪。 ・説明が多いのに括弧書き、二重否定、造語の説明に造語の使用等が多いので理解しにくい。 説明は簡潔に分かり易くが基本だが、それが出来ない。 ラジオの質問コーナーでも長々とした回答をしていたが、分かりにくいので声優によって一文に纏められ、面目丸潰れ。 また論理の飛躍も多く、論理学も知らないものと思われます。 劣等生である理由 どれだけ優れた能力を持っていても、学校の評価基準ではギリギリ最低ラインに達する程度だからです。 評価基準は ・魔法式を構築する速さ 単一系統・単一工程の魔法を0. 「術式解体」のように膨大なサイオンを必要とする魔法もあるのに。 例えるなら、売れっ子作家であったとしても会社に大損させて左遷されるような 兼業作家をエリートサラリーマンとは呼ばない、という事です。 とりあえず主人公が中学生が考える「僕の考えたさいきょうのしゅじんこう」みたいな感じでとにかく強く、苦戦する描写どころか本気を出す描写すらほぼ無く、終始周りは主人公を持ち上げるために存在(主人公を褒めちぎるか、主人公に敵対してやられる役として主人公の株を間接的に上げるか)しているっていう、なんかもう作者のオナニー作品としか思えないようなアレな作品だからでしょうね。 また、この作品は設定を非常に重視しているのですが、その設定が結構粗だらけなのも批判されていますね。 科学的な部分を批判している人は既にいるようですが、例えば世界観的な設定の一つである主人公達が言っている魔法の学校についての設定も結構粗があります。 この学校は1科と2科に分かれているのですが、2科の生徒は教師から魔法実技の個別指導を受けられないという設定になっています。 教師からの指導があるのとないのとでは魔法の実力の伸びは段違いで、そのせいで1科と2科には明確に魔法の成績で開きがあるとされています。 それから、魔法を学べる学校は国策で作られています。 その理由としては魔法を成人してからも「実用レベルで使いこなせる」のは「魔法技能士」という人達を増やすため、という理由付けがされています。 ちなみに実用レベルの魔法を使用できる中高生は年齢別の人口比でおよそ0. つまり、2科はおろか1科の生徒ですら魔法技能士になれるのはほんの一握りという事です。 また、魔法科がある高校は既に日本中に9校あり、その内1科と2科に分かれている学校が主人公達が通っている学校も含めて3校で、定員はそれぞれ1学年200人。 それに対して分かれていない学校が6校あって、定員はそれぞれ1学年100人。 分かれていない方は全員が先生の授業を受けられるものの先生の質では劣る、という事になっています。 ここまではまだいいとして、問題はまず公式で「入試の時点では1科と2科の実力に大差はない」とされているのに、1科と2科を分けるのはほぼ最初の入試での成績だけだという事です。 まだまだどれだけその人に才能があるかわからない入試の時点での少しの成績の違いだけで1科と2科に分けるなんてどう考えても教育機関として破綻しています。 例えば優秀な人材が2科になり、先生からの指導を受けられないせいで才能が開花しないで終わるなんて事も十分考えられる訳ですから。 また、二科生制度自体、実際は「初期の魔法科高校において、年度途中に追加募集された生徒を指導するための十分な数の教師を確保できなかったことから、苦肉の策として進級するまでは集中的に理論を教え、実技を二年生以降から教えるという枠組だった筈が、「補欠」だと誤解されたままになっているだけ」 という設定になっていますが、だったらなぜ現在においてもこの制度が残っているのかが全然説明されていません。 魔法の個別指導があるのとないのとでは雲泥の差という設定な訳ですから、2科の様な制度は必要がなくなれば即刻廃止されるべきものですし、そもそも国策の高校でそんな制度をやっていたら、国民がそんな制度が長続きする事を許しておくとは思えません。 100歩譲って作中の現在に至るまで教師不足が解決していなかったとするならまだわかりますが、上記のように魔法科高校は9校も既にあるんですから、例え教師の質がちょっと落ちようと学校の数を減らせば魔法科の生徒全員が個別指導を受けられるようになるはずなんです。 これだと魔法を学べる生徒自体は少なくなりますが、そもそも「魔法技能士を増やす」という国策で運営している学校で、ほぼ魔法技能士になれる見込みのない2科生なんて存在がいる事に比べたら大した問題ではありません。 と、このように作中の世界観設定についても色々ツッコミ所があるのですが、一番の問題はそういうおかしな点がある事ではなく、それに対する公式での回答が大雑把に言えば「政府が無能だから」という呆れてしまうような理由という事です。 これが事実だとしたら、そんな無能な政府を国民が放置しているのはどう考えてもおかしい上に、そんな体制が少なくとも10年は続いているという事になり、もうリアリティなんてものは無くなってしまいます。 まあ要するに主人公を劣等生にするために「2科」って設定を導入したかったけど、普通そんな制度あり得ないから「政府が無能」というご都合主義な設定を理由に無理矢理そういう設定にしているのだと思われます。 これで公式で「ご都合展開をタブーとし、最初に設定したことから逸脱しないよう設定を作り込む」とか言っちゃってる訳なので、正直呆れを通り越して感心してしまいます。 ネットで叩かれている理由は、現実では有り得なさすぎる魔法理論や、科学理論に叩かれているのと、妹が死んだのに生きていることが大体です。 また、アンチコメが多い理由は、現実と魔法科の科学理論を比べて作者頭大丈夫か? 的なコメントをしている人が多いからです。 一方、なぜ達也が劣等生なのかと言うと、達也はもともと魔法の能力が使えない状態で生まれてきたため、四葉の人間が無理やり達也を魔法師にしたため、達也は再生と分解しか使えない魔法師になってしまいました。 ただ、再生と分解は作中の中でとても難易度が高い魔法なので、再生と分解の多くに演算能力を働かせなければいけないため、他の簡単な魔法があまり得意ではないからです。 また、魔法科高校はどちらかと言うと簡単な魔法に対する評価の方が高いので、いくら日本の戦略的魔法師であろうとも魔法科高校の評価に適していなければ2科生になってしまうため達也は劣等生と、言われる大体の理由です。 長文失礼致しました。

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魔法科高校の劣等生30巻 あらすじ・感想・ネタバレあり発売日2019/09/10

魔法 科 高校 の 劣等 生 30

【内容情報】(出版社より) 水波を連れ、日本を脱した九島光宜。 パラサイト化したレイモンドと共に、USNA軍基地のある北西ハワイ諸島を目指す。 一方、九重八雲という意外な伏兵によって追跡を阻止された達也だが、彼は水波のことを諦めてはいなかった。 必ず連れ戻す、と深雪と約束したからだ。 光宜とレイモンドが逃れた先。 そこは奇しくも、リーナが救出を願うカノープス少佐が幽閉されたミッドウェー監獄に近い、パールアンドハーミーズ米軍基地。 パラサイトを滅す新魔法『アストラル・ディスパージョン』を習得した達也が、水波と、そしてカノープス奪還のため、USNA軍基地を隠密裏に強襲する……!! 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 水波を連れ、日本を脱した九島光宜。 パラサイト化したレイモンドと共に、USNA軍基地のある北西ハワイ諸島を目指す。 一方、九重八雲という意外な伏兵によって追跡を阻止された達也だが、彼は水波のことを諦めてはいなかった。 必ず連れ戻す、と深雪と約束したからだ。 光宜とレイモンドが逃れた先。 そこは奇しくも、リーナが救出を願うカノープス少佐が幽閉されたミッドウェー監獄に近い、パールアンドハーミーズ米軍基地。 パラサイトを滅す新魔法『アストラル・ディスパージョン』を習得した達也が、水波と、そしてカノープス奪還のため、USNA軍基地を隠密裏に強襲する…!!.

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【魔法科高校の劣等生】アニメ無料動画の全話フル視聴まとめ

魔法 科 高校 の 劣等 生 30

ジャンル 小説 著者 イラスト 出版社 (旧) 掲載誌 レーベル 連載期間 - 刊行期間 - 巻数 既刊31巻 番外編1巻 (2020年4月現在) その他 メカニックデザイン:ジミー・ストーン カラーコーディネート:末永康子 小説:魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画 著者 佐島勤 イラスト 石田可奈 出版社 KADOKAWA 掲載誌 佐島勤 OFFICIAL WEB SITE レーベル 電撃文庫 連載期間 - 刊行期間 - 巻数 既刊3巻(2020年1月現在) 漫画 漫画:魔法科高校の劣等生 入学編 原作・原案など 佐島勤(原作) 石田可奈(キャラクターデザイン) (構成) 作画 出版社 掲載誌 レーベル 発表号 1月号 - 2013年10月号 発表期間 2011年 - 2013年 巻数 全4巻 話数 全22話 漫画:魔法科高校の優等生 原作・原案など 佐島勤(原作) 石田可奈(キャラクターデザイン) 作画 森夕 出版社 KADOKAWA (旧アスキー・メディアワークス) 掲載誌 レーベル 電撃コミックスNEXT 発表号 2012年6月号 - 2020年8月号 発表期間 2012年 - 2020年 巻数 既刊10巻(2019年4月現在) 漫画:魔法科高校の劣等生 九校戦編 原作・原案など 佐島勤(原作) 石田可奈(キャラクターデザイン) 林ふみの/長岡千秋(構成) 作画 きたうみつな 出版社 スクウェア・エニックス 掲載誌 月刊Gファンタジー レーベル GFC SUPER 発表号 2013年11月号 - 2016年6月号 発表期間 2013年 - 2016年5月18日 巻数 全5巻 話数 全32話 漫画:魔法科高校の劣等生 横浜騒乱編 原作・原案など 佐島勤(原作) 石田可奈(キャラクターデザイン) 作画 出版社 スクウェア・エニックス 掲載誌 月刊Gファンタジー レーベル GFC SUPER 発表号 2013年11月号 - 2015年11月号 発表期間 2013年10月18日 - 2015年9月18日 話数 全24話 漫画:魔法科高校の劣等生 追憶編 原作・原案など 佐島勤(原作) 石田可奈(キャラクターデザイン) 作画 依河和希 出版社 KADOKAWA 掲載誌 月刊コミック電撃大王 レーベル 電撃コミックスNEXT 発表号 2014年4月号 - 2015年9月号 発表期間 2014年 - 2015年 巻数 全3巻 話数 全15話 漫画:魔法科高校の劣等生 よんこま編 原作・原案など 佐島勤(原作) 石田可奈(キャラクターデザイン) 作画 tamago 出版社 KADOKAWA 掲載誌 レーベル 電撃コミックスNEXT 発表号 Vol. 8 - 発表期間 2014年 - 巻数 既刊5巻(2019年8月現在) 漫画:魔法科高校の劣等生 来訪者編 原作・原案など 佐島勤(原作) 石田可奈(キャラクターデザイン) 作画 マジコ! 出版社 スクウェア・エニックス 掲載誌 月刊Gファンタジー レーベル GFC SUPER 発表号 2016年1月号 - 2019年7月号 発表期間 2015年12月18日 - 2019年6月18日 巻数 全7巻 話数 全43話 漫画:魔法科高校の劣等生 ダブルセブン編 原作・原案など 佐島勤(原作) 石田可奈(キャラクターデザイン) 林ふみの/長岡千秋(構成) 作画 きたうみつな 出版社 スクウェア・エニックス 掲載誌 月刊Gファンタジー レーベル Gファンタジーコミックス 発表号 2016年11月号 - 2019年8月号 発表期間 2016年10月18日 - 2019年7月18日 巻数 全3巻 話数 全32話 漫画:魔法科高校の劣等生 夏休み編 原作・原案など 佐島勤(原作) 石田可奈(キャラクターデザイン) 作画 出版社 KADOKAWA 掲載誌 月刊コミック電撃大王 レーベル 電撃コミックスNEXT 発表号 2016年12月号 - 2018年2月号 発表期間 2016年10月27日 - 2017年12月27日 巻数 全3巻 漫画:劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女 原作・原案など 劇場版魔法科高校製作委員会(原作) 佐島勤(原案) 石田可奈(キャラクターデザイン) 作画 ピナケス 出版社 KADOKAWA 掲載誌 月刊コミック電撃大王 レーベル 電撃コミックスNEXT 発表号 2017年10月号 - 2018年8月号 発表期間 2017年8月26日 - 2018年6月27日 巻数 全2巻 漫画:魔法科高校の劣等生 会長選挙編 原作・原案など 佐島勤(原作) 石田可奈(キャラクターデザイン) 作画 柚木N' 出版社 KADOKAWA 掲載誌 月刊コミック電撃大王 発表号 2018年6月号 - 2018年11月号 発表期間 2018年4月27日 - 2018年9月27日 巻数 全1巻 漫画:魔法科高校の劣等生 スティープルチェース編 原作・原案など 佐島勤(原作) 石田可奈(キャラクターデザイン) 作画 蒼和伸 出版社 KADOKAWA 掲載誌 月刊コミック電撃大王 発表号 2019年5月号 - 発表期間 2019年3月27日 - 巻数 既刊2巻(2020年6月現在) 漫画:魔法科高校の劣等生 古都内乱編 原作・原案など 佐島勤(原作) 石田可奈(キャラクターデザイン) 作画 柚木N' 出版社 KADOKAWA 掲載誌 月刊コミック電撃大王 発表号 2019年5月号 - 発表期間 2019年3月27日 - 巻数 既刊1巻(2019年11月現在) 漫画:魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画 原作・原案など 佐島勤(原作) 石田可奈(キャラクターデザイン) 作画 一乃ゆゆ 出版社 KADOKAWA(ブランド) 掲載誌 発表号 2019年7月号 - 発表期間 2019年5月27日 - 巻数 既刊2巻(2020年6月現在) 漫画:魔法科高校の劣等生 四葉継承編 原作・原案など 佐島勤(原作) 石田可奈(キャラクターデザイン) 作画 きたうみつな 出版社 スクウェア・エニックス 掲載誌 月刊Gファンタジー 発表号 2020年1月号 - 発表期間 2019年12月18日 - 漫画:魔法科高校の劣等生 師族会議編 原作・原案など 佐島勤(原作) 石田可奈(キャラクターデザイン) 作画 竹田羽角 出版社 スクウェア・エニックス 掲載誌 月刊Gファンタジー 発表号 2020年4月号 - 発表期間 2020年3月18日 - アニメ:魔法科高校の劣等生 原作 佐島勤 監督 キャラクターデザイン 石田可奈 メカニックデザイン ジミー・ストーン、 音楽 アニメーション制作 製作 魔法科高校製作委員会 放送局 ほか 放送期間 - 話数 全26話 アニメ:魔法科高校の劣等生 来訪者編 原作 佐島勤 監督 吉田りさこ キャラクターデザイン 石田可奈 音楽 岩崎琢 アニメーション制作 製作 魔法科高校2製作委員会 放送局 放送期間 10月 - 映画:劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女 原作 佐島勤 監督 吉田りさこ 脚本 佐島勤、ライトワークス キャラクターデザイン 石田可奈 メカニックデザイン 出雲重機 音楽 岩崎琢 制作 エイトビット 製作 劇場版魔法科高校製作委員会 配給 封切日 上映時間 90分 - プロジェクト ・・ ポータル ・・ 『 魔法科高校の劣等生』(まほうかこうこうのれっとうせい、The Irregular at Magic High School)は、によるの。 原作小説の出版は( )からで、担当編集は。 はキャラクター担当のの他、をジミー・ストーン、カラーコーディネートを末永康子が担当する。 公式略称は「 魔法科」。 シリーズ累計発行部数は2019年11月時点で1500万部を超えている。 本作の英題に込められた「 Irregular」は、「劣等生」「優等生」双方における(者)を表しており 、作品に『 魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画』(まほうかこうこうのれっとうせい しばたつやあんさつけいかく)がある。 作風と世界観 体系化された魔法を扱う職業「 魔法師」を養成する架空の教育機関「 魔法科高校」を舞台とした学園バトルアクション。 公式サイトなどでは「 マギクス」と呼称されている。 タイトルにと名は付いているが、ジャンルはエンターテイメントの一形態である「(魔法とは違う)もの」だと作者は明かしている。 また、敵が運良く見逃してくれたり「潜在能力が覚醒した」などのご都合展開をとし、最初に設定したことから逸脱しないよう心がけているという。 そののタブーを踏まえ、「幸運に頼らず自分の力でトラブルを踏み越えていく現実的な物語」を綴りたいと語っている。 から歴史が分岐した、架空の近未来を舞台にしている。 歴史が分岐する以前からも、表に出ない形で超能力者や忍術使いなどは存在しており、歴史の分岐後、科学的な超能力開発によって普及・体系化されたものが本作における「魔法」である。 物理法則を操ることで現象を起こすため、物理学のような表現を意識している。 先述した通り、ライトノベルよりもSFジュブナイル小説を意識して書かれている。 また、魔法学園ものという点では『』と『』からの影響を受けており 、特に魔法競技大会である「九校戦」は、『』における三大魔法学校対抗試合やにされていると文庫3巻のあとがきで仄めかされている。 制作背景 元々はWebサイト「」にてから連載されていたで、同サイトで累計3000万を超え(書籍化後は累計5000万PVも達成している) 、累計ランキング1位を長らく独占していた。 12月13日、「横浜騒乱編」の大幅な加筆修正などを理由とし、Web掲載していた「魔法科高校の劣等生 初年度の部」の削除が作者から告知される。 その「初年度の部」は11巻まで文庫化され、『』 Vol. 28(2012年11月号)からVol. 33(2013年9月号)にかけて「魔法科高校の劣等生 二年度の部 ダブルセブン編」が完全新作として連載された(後に加筆されて文庫12巻に収録)。 ストーリー かつて「 超能力」と呼ばれていた先天的に備わる能力が「 魔法」という名前で体系化され、強力な魔法技能師は国の力と見なされるようになった。 20年続いたが終結してから35年が経つ西暦、魔法技能師養成のための高等学校の一つ、 国立魔法大学付属第一高校に、エリートとして将来を約束された「 一科生(一課生)」の妹と、その補欠である「 二科生(二課生)」の兄が入学した時から、卒業するまでの物語である。 四葉家という秘密主義の家系の次期当主候補として将来を縛られた妹・ 深雪と、そのガーディアンとしてやはり束縛されている兄・ 達也が、自分たちの自由を掴み取ろうとする物語が大筋となっている。 兄妹の高校在学期間を舞台とし、「優等生」も「劣等生」もひっくるめた、学内・学外を問わない多数のキャラクターの物語が繰り広げられる。 からの終わりまで(3年遡った回想エピソードも含む)を描いた「 初年度の部」が完結しており(全6編)、進級後を描いた「 二年度の部」が2016年9月まで刊行された(全5編予定だったが、「南海騒擾編」を含む全6編が発刊された)。 更に次の年度「三年度の部」が2017年2月から現在刊行中で全4編が予定されており、全16編で作品完結予定である。 「初年度の部」は、 全国魔法科高校親善魔法競技大会(通称「 九校戦」)や 全国高校生魔法学論文コンペティションなど、全国の魔法科高校の生徒が集う高校行事を軸にして、大亜連合やUSNA(北アメリカ大陸合衆国)といった他国の魔法師との戦いが展開する。 「二年度の部」では前年度のエピソードを受け継ぎつつ、国内の魔法師集団「 十師族」同士の陰謀争いが色濃くなり、そこに海外からの陰謀も絡みあう中で、平穏を守ろうとする魔法科高校の生徒たちの奮闘が描かれる。 進級に応じて達也の立場も変化し、作者曰く 、物語は「魔法科高校の革命児」とでも呼ぶべき様相を呈していく。 本編28巻のあとがきにて、「追跡編」の下巻、「奪還編」、「未来編」、短編の「卒業編」で完結すると発表された。 エピソード一覧 本作品は、単独で完結する複数のエピソードから構成されており、各編は1巻から3巻の長さがある。 初年度の部 第一話「入学編」(上・下) 司波達也と司波深雪はそろって国立魔法大学付属第一高校に入学した。 深雪と同じクラスの北山雫、光井ほのか、達也と同じクラスの千葉エリカ、西城レオンハルト、柴田美月らと兄妹は親しくなり、しばしば行動をともにするようになる。 深雪は生徒会の一員となり、達也は風紀委員会の一員となる。 新入部員勧誘週間を迎え、風紀委員の一人として校内を巡視していた達也は、剣道部の壬生紗耶香と剣術部の桐原武明の衝突に端を発した両部の乱闘を一人で制してしまう。 一年生でしかも二科生である達也が校内有数の実力者である桐原をあっさり制圧してしまったことで、彼は校内で注目をあつめることになってしまった。 紗耶香を含めた「学内の差別撤廃を目指す有志同盟」が放送室を占拠し二科生の待遇改善を求める騒動をおこす。 生徒会長の七草真由美は、彼らの要求を受けて開催した公開討論会で、堂々とディベートに臨み「同盟」を圧倒するが、その会場に政治結社「ブランシュ」のメンバーが奇襲をかけてきた。 奇襲は実は陽動で、その間に他の同盟メンバーが図書館に侵入し魔法大学の機密データを盗み出そうとしていた。 図書館侵入メンバーに加わっていた紗耶香は、自分の信じる目的と行動との乖離に戸惑いを覚える。 侵入メンバーたちは乗り込んできた達也と深雪によって制圧され、紗耶香はその場を逃げ出すが、行先に待ち構えていたエリカとの真剣勝負に破れ、負傷して病院に運ばれる。 実は紗耶香は催眠術によって過去の記憶を改ざんされ、ブランシュに利用されていたのだった。 自分と深雪の日常を損なうものは排除するとして、達也はブランシュの壊滅を決意する。 達也・深雪・エリカ・レオ・部活連会頭である十文字克人、さらに桐原も加わり、本拠地に乗り込むと、ブランシュのメンバーたちはあっという間に無力化されてしまった。 リーダーである司一は、紗耶香を利用して彼女の剣を汚したことに怒る桐原によって右腕を一刀両断にされてしまう。 後日、腕の治療と記憶改ざんの影響排除のために入院していた紗耶香が退院することになり、達也と深雪は花束を持って祝福に出向く。 入院の間に紗耶香はエリカと互いを愛称で呼び合う仲になり、毎日のように見舞いに通っていた桐原とも親密になっていた。 第二話「九校戦編」(上・下) 達也とレオは、体育の授業をきっかけに同級生の吉田幹比古と親しくなる。 幹比古は神童とも称された古式魔法の名手だったが、スランプに陥り、二科生の立場に甘んじていた。 校舎内で精霊魔法の鍛錬を行っていた幹比古は、その場にたまたまやってきた美月が「水晶眼」の持ち主であることに気づき興味を持つ。 全国の魔法大学付属高校が魔法競技で競い合う「九校戦」が近づく。 達也はCAD調整を担当するエンジニアに抜擢され、深雪は新人戦のエースとして大会に臨むことになる。 大会準備で多忙を極める傍ら、達也は魔法工学の難問とされていた「飛行魔法」の実験に成功し、FLTの牛島らの協力の下、早急に製品化を進めることにする。 国防軍独立魔法大隊の風間晴信少佐は、香港系犯罪組織が九校戦を狙っているらしいことを達也に告げ、注意を促す。 競技会場に向かっていた一高選手一行の乗るバスに事故車両が突っ込んできたり、ホテルの敷地内に不審な集団が侵入してきたり、不穏な状況が続く。 大会前夜、全高校の関係者が集うパーティが開催される。 挨拶に立った魔法界の長老・九島烈は、自分がデモンストレーションした魔法をすぐに理解した達也に興味を持つ。 九島は達也が四葉深夜の息子であることに気づく。 一方、同じパーティー会場にいた第三高校一年生のエース・一条将輝は、深雪をみて一目惚れしてしまう。 バトル・ボードの試合に臨んでいた渡辺摩利は事故に巻き込まれて負傷し、以降の出場をキャンセルせざるを得なくなる。 チームリーダーの真由美は摩利の代わりに深雪を本戦のミラージ・バットに出場させることにする。 大会中盤に実施される一年生による新人戦で、モノリス・コードに挑んだ森崎たちが試合中に突然崩れたビルの下敷きとなって重傷を負ってしまう。 これを受けて達也はレオ・幹比古とともに急遽モノリス・コードに出場することになる。 彼らは順調に勝ち進み、将輝ひきいる強豪・三高チームとの決勝戦を戦い、これを制する。 達也がCAD調整を担当した一年生女子選手たちは、深雪との直接対決となった雫を除いて全員が全勝を飾った。 こうして新人戦は一高の優勝で終わる。 本戦後半のミラージ・バットで、一高三年生の小早川景子が試合中に突如魔法が使えなくなって高所から転落しリタイアを余儀なくされる。 しかし深雪は飛行魔法を使用して優勝する。 これをもって一高の総合優勝が確定する。 一高の周辺で事故が続いたのは、九校戦を利用した賭博を主催していた犯罪組織ノー・ヘッド・ドラゴンが、本命だった一高を敗北させ利益を出そうとしていたためだった。 達也は独立魔法大隊の助力も得て、横浜・中華街にある本拠地に集まっていた幹部たち全員をミスト・ディスパージョンによって抹消してしまう。 大会後のパーティーで、将輝は達也と深雪が兄妹であることにやっと気づいて驚愕するが、達也の許しを得て深雪とダンスを踊る機会を得る。 克人は達也に、十師族の一員を相手に勝利したことの意味は軽くないと告げ、結婚を経て十師族の一員になれと助言する。 「横浜騒乱編」(上・下)• 「追憶編」• 「来訪者編」(上・中・下) 二年度の部• 「ダブルセブン編」• 「スティープルチェース編」• 「古都内乱編」(上・下)• 「四葉継承編」• 「師族会議編」(上・中・下)• 「南海騒擾編」 三年度の部• 「動乱の序章編」(上・下)• 「孤立編」• 「エスケープ編」(上・下)• 「インベージョン編」• 「急転編」• 「追跡編」(上・下)• 「奪還編」 Web掲載時に各編は「第〜章」とナンバリングされていたが、文庫版では「第〜話」の単位に変更され、また第二話より後はナンバリング自体がされていない。 「来訪者編」はWeb掲載時では二編構成であったが、文庫化時に一編に統合された。 「二年度の部」からは商業化以降に公開されるエピソードとなる。 魔法科高校について 全国に九校のみ設置されている、魔法技能師(魔法師)の養成を目的に設立された国策高等学校・国立魔法大学付属高校を 魔法科高校と呼ぶ。 各校の校名は略して、「第一高校」「一高」のように通称されている。 第一高校 国立魔法大学付属第一高等学校。 のに位置する。 一学年定員200名。 一科・二科制度を採る。 学生服は緑を基調とし、八枚花弁のエンブレムをシンボルとする。 それは優秀な魔法師を最も多く輩出しているエリート校だということだが、魔法教育だけでなく、それ以外の教育のレベルも全国上位クラスと評価されている。 二科生は一科生の補欠で、一科生の欠員が無い限り何の価値もないように一科生からは扱われているが、一高からの合格者が100名とすると卒業生の内、魔法大学不合格者(非受験を含む)と防衛大進学者が54名、つまり卒業できなかった者が46名と多数に上るがその描写はない。 一方、一科の欠員が0名としても二科生が毎年30名国立魔法大学へ進学しているので単なる補欠ではないことになるが、その指摘は作中では誰もしていない(二科生が補欠でないことは、真由美が過去の二科設立の経緯から述べてはいる)。 2096年度からは魔法技術者を育成する目的で魔工科(エンブレムは八歯の歯車)が新設された。 第二高校 国立魔法大学付属第二高等学校。 の旧に位置する。 一学年定員200名。 第一高校同様に一科・二科制度を採る。 第三高校 国立魔法大学付属第三高等学校。 の旧に位置する。 一学年定員200名。 第一・第二高校同様に一科・二科制度を採るが、第三高校では専科・普通科と呼び分けられている。 学生服は赤を基調とし、八芒星のエンブレムをシンボルとする。 戦闘系の魔法実技を重視し、「尚武の第三高校」と呼ばれる。 第四〜九高校 いずれも一学年定員100名。 所在地は四校が(旧)、五校が(旧)、六校が(旧)、七校が地方(旧)、八校が地方(北海道)、九校が地方(旧)。 第四高校は第三高校と対照的に、技術的に意義の高い複雑で工程の多い魔法を重視している。 木の葉を組み合わせたようなエンブレムをシンボルとする。 第七高校は水上・海上で実用性が高い魔法を通常のカリキュラムとは別に教えており、「海の七高」の異名をとる。 第八高校は寒冷地帯や高山地帯といった厳しい生活環境において有益な魔法の野外実習を取り入れている。 上記の通り、一学年の定員が200名となっているのは一高から三高までで、この3校では一科生(専科生)にしか指導教員が付かない。 四高〜九高は全生徒に指導教員が付くが、その質は一高〜三高のそれにワンランク落ちると言われている。 また、各校のカリキュラムは基本的に国立魔法大学の定める要綱に従うが、三高・四高のように特色ある校風を掲げる学校や、沿いにある七高やにある八高のように的な環境が特性に反映されている学校もある。 魔法科高校間の交流行事としては、以下のものがある。 全国魔法科高校親善魔法競技大会 通称、九校戦。 9つある国立魔法大学付属高校の生徒がスポーツ系魔法競技で競い合う全国大会である。 「九校戦編」および「スティープルチェース編」の舞台となる。 例年「富士演習場南東エリア」の会場で夏季に10日間開催され、観客はのべ10万人ほどになる。 2086年から定例行事化されており、2094年度末までに9回開催され、優勝回数は、第一高校は5回、第二高校は1回、第三高校は2回、第九高校は1回である。 全国高校生魔法学論文コンペティション 通称、論文コンペ。 日本魔法協会主催で行われ、魔法学や魔法工学の研究成果を大学、企業、研究機関などに向けて生徒が発表する。 「横浜騒乱編」および「古都内乱編」の舞台となる。 毎年10月の最終にとで交互に開催される。 2095年は横浜開催で、10月30日に横浜国際会議場で行われた。 2096年は京都開催。 なお、魔法科高校は週休一日制であり、や、は行っていない(魔法以外のテストは無い。 そのため、カリキュラムがびっしりである。 魔法科高校の生徒が勤勉なのは、そのためである)。 学年については特に記載がない場合、2095年度のもの。 第一高校 司波兄妹 司波 達也(しば たつや) 声 - 本作の。 生年月日は2079年。 身長約178cm、体重70kg。 切れ長の鋭い眼元が特徴的な整った容姿。 大柄でな体格をしているが、引き締まった着痩するタイプ。 妹の深雪は同学年だが双子ではなく、の年子の妹。 後の2097年、四葉真夜の意向により婚約者となった(後述)。 生来使える魔法は 分解と 再構築だけ(一種の)で、通常の魔法( 状態の変更と定義される)の才能を持たずに生まれるが、6歳のとき「人造魔法師実験」の被験者にされ、「人工魔法演算領域」を与えられた唯一の成功例となる。 しかしこの人工魔法演算領域の性能は一般的な魔法師が生来持つ魔法演算領域と比べて著しく劣っており、実母の司波深夜からは「ガーディアンとしてしか使い物にならない」と見なされていた。 実際、叔母の四葉真夜が現当主である「四葉家」においては、2097年の慶春会までガーディアンと呼ばれる低い階級にあり、家中の大半の者から軽んじられた扱いを受けていた。 分家の当主たちからは、自分たちが深夜の気持ちも理解せず身勝手な願望が生み出した忌子として忌避され、周りの使用人たちには徹底して魔法力の低いだけの存在であると認識させてきたが、同世代の四葉家分家の跡継ぎ達からは親の世代に反して、能力等から概ね好意的に受け取られている。 通常の魔法を使えないのは、現代魔法としては最高難度とされる「 分解」と「 再成」に生来の魔法演算領域を完全に占有されているからであり、そこに限れば「四葉」直系に恥じない特級の処理能力を持つ。 現在でも、この二つ以外の魔法は全て「人工魔法演算領域」でしか行使できない。 ただし、生まれつき持つ桁外れのサイオン保有量を活かした無系統魔法は別であり、最高位の対抗魔法「術式解体(グラム・デモリッション)」すら容易に連発できるうえ、古式魔法では秘術に含まれるサイオンの制御技術も達人の域にある。 また、生来の魔法の副産物としてイデアに直接アクセスする特殊かつ高精度の知覚能力「精霊の眼(エレメンタル・サイト)」を持っているため、障碍物に関係なく存在を知覚したり、「情報」そのものである起動式や魔法式を視認して瞬時に解析できるため、魔法工学のエンジニアとして優れた才能をもつ。 FLT社の製品開発にも多大に貢献し、特に牛山とその部下たちからは絶大な信頼を勝ち得ており、牛山と組んで「トーラス・シルバー」の名で画期的な製品を世に送り出している。 精神改造の副作用でと似た記憶力を持ち、高校生離れした知識量はそれによる所がある。 同様に、洗脳技術の応用で記憶領域に起動式をイメージ記憶として刻みつける四葉家の秘匿技術の一つ、「フラッシュ・キャスト」を人工魔法演算領域の特性を生かして発展させ、魔法式をイメージ記憶として蓄え高速化を図っている。 人工魔法演算領域のスペースを確保するために意識領域内の「強いを司る部分」をたった一つのを除いて全て消失させられたため、ある振れ幅以上の感情は発生しえなくなる。 達也に残された、ただ一つ激情を感じ得る衝動は「 深雪への兄妹愛」のみであり、妹が絡むと普段の態度からは考えられない行動(激しい怒りや狼狽など)を見せることがある。 純粋な学力だけでなく、赤子のときから魔法に頼ることなく戦えるよう訓練を受けてきたために、非常時や実戦における咄嗟の対応力や白兵戦の戦闘能力も超一流のレベルである。 過去の事情から国防の実験的な部隊に事実上組み込まれており、「 戦略級魔法師・大黒竜也特尉」の偽名で登録されていた。 大亜連合による沖縄侵攻の際に、侵攻軍と内通していた国防軍の叛逆者によって深雪を傷つけられたことから、「分解」と「再成」を駆使し、侵攻してきた大亜連合軍をほぼ殲滅して報復。 大亜連合からは「 (マヘーシュヴァラ)」、または「沖縄の悪魔」と呼ばれ恐れられた。 その後、アンジェリーナ・クドウ・シールズを四葉家が匿って以降は佐伯少将との関係が悪化したことで、達也は東道青波の許可を得て、2097年7月19日に特務士官の地位を返上した。 戦闘任務に赴く魔法師としては、分解と再成、及びその副産物である特殊な知覚能力、そして並外れて大きなサイオン保有量を応用した戦術で魔法力の弱さをカバーしている。 四葉家による過酷な戦闘訓練を基礎として、陸軍部隊への所属と同時期から使い・九重八雲に師事し、兄弟子でもある部隊長に準じるの技量も備える。 現在登場している「分解」のバリエーションは、をやへと分解する 雲散霧消(ミスト・ディスパージョン)、起動式や魔法式を直接分解・無効化する 術式解散(グラム・ディスパージョン)、領域干渉・情報強化・対象物の分解を一連の行程として三連続で発動させる トライデント、物質をに分解する戦略級魔法で、「灼熱のハロウィン」と呼ばれることになる事件の主役となった国家機密でもある 質量爆散(マテリアル・バースト)などがある。 来訪者編でのリーナとの戦闘でブリオネイクを見たことから、ブリオネイクに使用されているFAE理論を利用し、強力すぎて対人戦闘に使用できないマテリアル・バーストに代わり、分解が通用しない相手を制するための対人魔法の開発を始めた。 劇場版『星を呼ぶ少女』では、その過程で生み出された、物質を分子レベルに分解する雲散霧消を強化し、物質を原子・陽子・中性子に分解する 大深度雲散霧消(ディープ・ミスト・ディスパージョン)と、物質を第一段階で原子に、第二段階に原子核を陽子と中性子に分解し、第三段階で中性子をさせる=中性子から原子と反電子ニュートリノを分解することで放射性物質を完全に無害化させるトライデントの一種である ベータ・トライデント(正式名称はベータ・ディケイ・ディスパージョン・トライデント)を開発。 2097年での慶春会で完成させた、物質を陽子と中性子に分解させた中性子砲を放ち、直後に再成によって物質を中性子を含めて復元させる バリオン・ランスを披露し、後にこの魔法を用いて十文字克人のファランクスを貫き、勝利を収める。 「再成」のバリエーションには、達也本人が戦闘に支障があるレベルのダメージを受けた際、自動的かつ一瞬で無かったことにする 自己修復術式がある。 ダメージが軽度の場合は意識的に強制停止させることができる。 また前述の通り「バリオン・ランス」にも最終プロセスとして再成が組み込まれており、攻撃に使用した中性子を含む物質全てを復元することで放射性物質の残留をも防ぐ仕組みになっている。 「術式解散」と「エレメンタル・サイト」を応用した魔法師無効化魔法「ゲートキーパー」を開発し、精神干渉系魔法として汎用化するため、真夜の指示に従って津久葉家に起動式を提供する。 さらに、パラサイトを想子で球形に固めて封じ込める無系統魔法『封玉』を吉田幹比古の助けを借りて完成させた上に、藤林長正との戦いで霊子情報体の支持構造を分解する新魔法『 アストラル・ディスパージョン』を完成させた。 前述の経緯から四葉の血族ではあるが四葉家に対する忠誠心は皆無に等しく、いずれはその支配を脱するつもりでいたが、真夜の方でもそれを見抜いており、2097年度の慶春会で真夜が達也を四葉に引き留めるための策として、真夜の息子であるという虚偽の発表がされ、戸籍も改竄され、次期当主である深雪の婚約者として指名される。 そのあらゆる分野に秀でた高い資質から、国内外問わず多くの相手から注目・警戒を集めている。 特に前述の「灼熱のハロウィン」の一件などから、「フリズスキャルヴ」を介して達也の素性を把握しているUSNAのエドワード・クラーク等は彼を危険視している。 司波 深雪(しば みゆき) 声 - 本作の。 達也の妹。 生年月日は2080年3月25日。 身長160cm、体重49kg。 入学試験をトップの成績で合格し、新入生総代も務める。 の黒髪ロングが特徴的な、非の打ち所がない美貌の持ち主。 から上級生まで、男女問わずに認める「校内一の美少女」。 実母は故人、実父は後妻宅に泊まりきりのため、中学時代から兄妹で二人暮らしをしている。 周囲には秘匿していたが、十師族「四葉家」現当主の実の姪であり、次期当主候補の一人(2097年に正式に次期当主に指名)。 母・深夜から達也と兄妹として接することを禁じられて育ったため、情動の薄い達也を不気味に思い、苦手としていた。 しかし2092年の大亜連合軍による沖縄侵攻を切っ掛けに、実の兄である達也を誰よりも敬愛し「お兄様」と尊称するようになった。 このような経緯から、校内においても兄への愛情や敬愛の念を隠そうとすることなく、周囲からは重度のとみなされている。 兄が四葉家や第一高校で不遇な扱いを受ける状況を常に憂いており、次期当主になることで兄の立場を改善できるという期待をもつと同時に、兄以外の男を婚約者として迎えなければならないことへの嫌悪感との板挟みに苦しんでいたが、2097年の慶春会にて正式に次期当主として指名され、さらに達也との婚約を真夜から発表される。 それに伴い、それらの事実が1月2日に四葉家から魔法協会を通じて十師族、師補十八家、百家などの「数字付き」有力魔法師各家に通知がなされ、二人が四葉家の後継者であることが正式に発表される。 このときに自身の出自を告げられ、達也と肉体的に結ばれることに何ら問題がないことを知ると、それまで抑えていた想いを達也に打ち明ける。 その魔法力は強大で、一点ではなく面や空間全体に作用する魔法に適性が高い。 事象干渉力の高さも体内に保有するサイオン量も最高クラスである。 ただし、普段は達也の魔法力を制限する「誓約」に制御力の半分が回されており、その副作用として感情が不安定になると魔法を暴走させてしまうことがある。 また、四葉家の特殊な技術により、魔法式のイメージを皮膚接触によって達也と伝達しあうことができる。 多種類の高度な魔法を駆使し、中でもを減速させる系魔法(魔法)を得意分野とする。 広域振動減速魔法「」や、空間内の温度を極寒と灼熱に二分する魔法「氷炎地獄()」なども難なく使いこなす。 ただし、振動系の冷却魔法の高い適性は、彼女が本来生まれ持った魔法が物理世界に干渉する形へと姿を変えたものでしかなく、本当の得意魔法は精神に干渉し凍結させる系統外魔法「」である。 精神干渉系の適性は持ち主が限定されるものだが、「魔法的な素質はする」という魔法学のセオリーに基づき、事実上実母の深夜から適性を受け継いでいる。 2097年の箱根テロ事件で人間主義者たちに襲われたことをきっかけに、達也からキャスト・ジャミングの対策として領域干渉の強化版である対抗魔法「術式凍結(フリーズ・グラム)」を提供される。 これによって無系統魔法や領域魔法、発動途中の魔法を無効化することができ、無系統魔法の亜種であるキャスト・ジャミングもその想子の波動を凍結させ無効化できる。 また、起動式を凍結させてCADを封じることもできる。 2097年8月4日に達也によってニブルヘイムにトゥマーン・ボンバのチェインキャストを組み込んで開発された戦略級魔法『 氷河期(グレイシャル・エイジ)』を提供される。 これにより巳焼島に侵攻した強襲揚陸艦『グアム』と駆逐艦『ロス』、『ハル』を氷漬けにして無力化した。 しかし、達也の意向によってこの魔法を深雪が行使したことは秘匿されている。 実は調整体であり、調整体の欠点の全てを克服し、人間以上に人間として完成された「 完全調整体」で、魔法師として四葉の最高傑作とされている。 世界を破壊し得る達也の魔法を抑え込むために生み出されたと、真夜は語っている。 九重八雲の道場で武術の修行を受けており、身体能力の面でも同世代の女子より優れている。 1年時の達也のクラスメイトで友人。 通称レオ。 山岳部所属。 身長180cm、体重75kg。 父親が、母親がクォーターであるが故に、顔立ちは白人的で彫りが深い。 将来はやなどの「体を動かす系」の仕事を志望している。 得意分野は対象の相対位置を固定する収束系の「硬化魔法」。 自分が身に着けているものをCADごと硬化させ、肉体的な強さに物を言わせた肉弾戦を得意とする。 また、逐次展開と呼ばれる技法により継続的に魔法を更新できるため、持久戦にも強い。 愛用のCADは現在では少々珍しい音声入力式で、プロテクターを兼ねている。 二年生時の論文コンペで京都での偵察の際にはローゼン・マギクラフト社製の完全思考操作特化型CADを装備している。 自分の肉体の力だけで魔法に匹敵する威力の拳を繰り出せるほどの、驚異的な運動能力と耐久性を持つ。 父方の祖父(故人)は操作により肉体の耐久性を強化された調整体魔法師であり、ドイツで開発された「城塞シリーズ(ブルク・フォルゲ)」の数少ない成功例の一人だった。 失敗例の多くは精神を病んで狂死しているため、調整体としての体質を受け継いでいることからそれを恐れることもあり、天寿を全うした祖父のように目的もなく自由に彷徨することを半ば意識して行っている。 自宅はにあり、民間厚生施設や仕事斡旋業を営んでいる。 曽祖父の代までは古いタイプのヤクザ組織だったが、レオの祖父が婿入りする際に廃業している。 また、愛用のプロテクター型CADはこの祖父から譲り受けたものである。 エリカとはいつも憎まれ口を叩き合う間柄であるが、口喧嘩ではいつも彼女に言い負かされている。 横浜騒乱編でエリカから勝負の決め手がないと指摘され、千葉家の「 秘剣・薄羽蜻蛉」をエリカから伝授された結果、以降の戦闘においては弟子扱いされている。 1年時の達也のクラスメイトで友人。 身長162cm、体重52kg。 テニス部に所属しているが、ほとんど幽霊部員に近く、紗耶香の頼みで剣道部の手伝いに混ざることもある。 学年No. 2の美少女との呼び声が高い。 スレンダーなスタイルと明るい髪の持ち主。 ドイツ人の祖父を母方に持つクォーターで、「剣の魔法師」の二つ名を持つ百家本流の一つ「千葉家」の次女。 父親がに産ませた娘であり、父親からは冷遇されている。 千葉の姓を名乗るようになったのは実母の死後である。 名家の娘らしく、身内の前では「育ちの良い」言葉遣いをしているが、本人は自分らしくないと思っている。 腹違いの兄が2人、姉が1人いる。 次兄の修次を慕っており、先輩である摩利を一方的に毛嫌いしているのは、この次兄の交際相手であるためであり、深雪からはブラコンと指摘されている。 長兄である寿和に対しては、幼少期からの力関係や、妹が千葉家に対して屈服することがないようにという寿和の対応から父親の次に敵対心を抱いており、常に挑戦的な態度を見せている。 しかし、寿和が殺された時は犯人に強い怒りを示し、その死を受け入れたときには涙している。 幹比古は家同士の付き合いがある幼馴染。 レオとは入学後に知り合い、憎まれ口を叩き合いながらも互いに信頼している仲となる。 レオの素質を見抜き、横浜騒乱前には特訓をして彼に必殺技を身に着けさせる。 元々トラブルメーカーとして達也と関わる中で起こるトラブルを楽しんでいた傾向があったが、箱根テロ事件で寿和が死んだことをきっかけに考えが変わり、達也と共にトラブルに巻き込まれていたことに正しい危機感を感じ始める。 日常で私有する武装デバイスは、刻印魔法と呼ばれる技術で製作された伸縮式状のもの。 この武装デバイスの製作には同じ百家である「五十里家」の五十里啓が関わっており、エリカと啓は顔馴染みである。 また、「大蛇丸」の小型版としてエリカに与えられた「ミヅチ丸」も五十里家が作ったものである。 純粋な剣術の技量は千葉家の中でも上位にあり、門下生である風紀委員長の摩利を上回る。 その腕前と彼女自身の魅力により、千葉一門のアイドル的地位を掴み取っている。 横浜事変の活躍により国防・治安関係者の幹部層から高く評価されるが、千葉家がエリカを表に出さないため「千葉家の秘密兵器」「千葉の幻剣姫」などと噂されている。 千葉家が誇る「 秘剣・山津波」を習得するためだけに長い年月をかけて修行を積んでおり、専用の武装デバイス「大蛇丸」を使いこなせるのは事実上エリカのみである。 また、達也の見解によると、エリカの「速さ」は作中随一であるとのこと。 達也のクラスメイトで友人。 美術部所属。 身長158cm、体重52kg。 魔法師の家庭の生まれではないが、隔世遺伝で魔法の素質が発現し、二科生ながら達也と同じく魔法工学技師を志望している。 母親は翻訳家。 外見はの爆乳美少女であり、同学年よりも上級生に人気が高い。 おとなしい性格で、当初はエリカの奔放な振る舞いに振り回されていたが、徐々に付き合い方を習得しつつある。 吉田幹比古と互いの存在を意識しあっている。 並外れた霊視力を持ち、その副作用である「霊子放射光過敏症」という症状を緩和するために、(オーラ・カット・コーティング・レンズ)を常に装着している。 古式魔法師にとって希少な才能とされる「水晶眼」の持ち主。 1年時の達也のクラスメイトで友人。 にして古式魔法の名門・吉田家の次男で、エリカとは幼馴染。 右目の目尻にあるホクロがトレードマーク。 「精霊魔法(吉田家では「神祇魔法」と呼ぶ)」と呼ばれる種類の系統外魔法を伝承する家系の直系として生まれ、家伝の魔法の中核を成す「喚起魔法」の腕前は次期当主(長男が次期当主になるが、自分よりふさわしい者がいた場合その者に譲るのが徳とされる家風がある)である兄を凌ぎ、神童と称されるほどだった。 しかし入学の1年前に吉田家の伝統として行われる「星降ろしの儀」によって竜神の喚起を水晶眼を用いずに行おうとした結果、竜神によって自分の限界以上の演算を行わされたことにより魔法の感覚を急激に引き上げられ、自分の魔法の速度が遅くなったと錯覚に捕らわれてしまい、著しく魔法力を損なう。 以後座学や武術の鍛錬に精を出すようになるが、結局は一科生ではなく二科生として第一高校に入学する。 失った力を取り戻そうと焦る日々を送っていたが、九校戦で達也のアドバイスを受け試合に参加する中でスランプを克服し、『神童』と呼ばれていた時よりもさらに魔法を使いこなせるようになる。 魔法師としての力と自信を取り戻してくれた達也に対しては、深い恩義を感じている。 美月に対しては当初、神霊すら認識しうる「水晶眼」の持ち主として関心を抱いていたが、やがて女性として意識するようになる。 古式魔法師としての腕を磨きながら現代魔法の勉強にも熱心に取り組んでおり、1年次には筆記試験で、達也・深雪に次ぎ、学年3位をマークしている。 また身体能力も卓越しており、魔法抜きでも侍郎をいとも容易く組み伏せる等、高い格闘技術を持つ。 深雪のクラスメイトで友人。 雫とは幼いころからの親友で、魔法のライバルでもある。 SSボード・バイアスロン部所属。 身長162cm、体重53kg。 雫の幼馴染で、彼女と並んで十分に可愛いと評されるルックス。 深雪や美月などと比べて一番プロポーションがいいかもしれない、と表現されている。 少々気弱で自分に自信がない面もあるが、魔法の実力は実技、理論とも4位で、総合は深雪に次ぐ学年総合2位。 「光井」の名の通り、光波振動系(に干渉する魔法)に特化した適性を持つ、光のエレメンツの血統。 複雑な工程を多く含む魔法を難なくこなせる研究者タイプの資質を持つ。 他の一科生達と違い、二科生自体を見下すような考え方をせず、達也の全く無駄のない「綺麗な魔法」を入学試験時に目撃して感銘を受けていたため、二科生として評価されたことにショックを受けるも森崎を始めとする他の一科生達の傲慢な態度を見てその考えを悔い、二科生と交流を深めている。 基本的には争いを好まない優しく穏やかな性格の持ち主でそそっかしい面もある。 エレメンツ血統のため、他者への依存性が高い(本人も自覚しており、直したいと思っている)。 入学直後にA組生徒とE組生徒が一悶着を起こした際、彼らを止める為、反射的に魔法を使ってしまい、風紀委員の処罰対象になりかけたところを達也の機転で助けられる。 このことで達也への思慕の念を深め、達也たちとしばしばグループで行動するようになる。 夏休みに告白するも、恋愛感情を持てない達也は恋人を作ることはできないという理由で振られる結果となる。 さらに2097年1月に達也と深雪が四葉家の人間であることを知り、同時に達也と深雪が婚約したと聞かされてショックを受けるが、今後とも達也を巡って深雪と競うことを深雪に告げる。 後述のピクシーは、中のパラサイトがほのかの想念を元に自我を形成したため、半身とも呼べる存在となっている。 身長158cm、体重47kg。 深雪のクラスメイトで友人。 SSボード・バイアスロン部所属。 風紀委員会(2096年4月〜)。 魔法実技では深雪に次いで学年2位の実力者。 基本的に口数は少なくあまり感情を表に出さない。 ほのかと共にクラスメイトの深雪の友人となり、深雪を介してE組の達也らと交流を持つ。 実は、日本の大である北山潮を父に持つご令嬢。 家族には両親のほか、祖母と小学5年生の弟がいる。 ほのかとは親友で、小学校のころからずっと一緒に行動しており、中学時代は唯一のライバルだった。 雫の両親もほのかを雫の姉妹のように思っている。 達也に恋心を抱くほのかを応援しており、いろいろな協力やお膳立てをしている。 また自分自身も達也を信頼しており、彼を北山家の専属エンジニアにならないかと熱心に働きかけている。 Aランク魔法師である母親の遺伝から大出力の振動・加速系魔法を得意分野としており、「共振破壊」「・」などの術式を持ち技にしている。 一年時の九校戦ではスピード・シューティング新人戦優勝、アイス・ピラーズ・ブレイク新人戦準優勝と好成績を残す。 この際に達也からフォノン・メーザーの術式と複数CADの同時操作技術を伝授されており、大会後には同術式がインストールされた小型拳銃型のシルバー・ホーンをセカンドマシンとして購入する。 スピンオフの『魔法科高校の優等生』では、ほのかと共にレギュラー格として登場。 ほのかを誘ってバイアスロン部に入部した経緯や、明智英美との交友を得る様子も描かれている。 風紀委員会では幹比古と並ぶ委員長候補だったが、本人が嫌がったために幹比古に譲っている。 それでも幹比古が京都の警備に行く際に委員長の代理を任せられるなど、実力と親密度から幹比古の補佐を務めることもある。 A組男子からは「影の風紀委員長」と呼ばれ、2年女子の中で最も注意すべき人物と評されている。 深雪のクラスメイト。 風紀委員会とコンバット・シューティング部に所属。 百家の支流である森崎家は魔法そのものよりも、CADの操作技術の修練によって魔法の発動スピードを高めようとする技術により評価されている。 「早撃ち(クイック・ドロウ)」と呼ばれるその技術は、それなりの知名度がある。 家業としてボディガードの仕事をしており、森崎もボディガードのサポートを学生時代から経験している。 対人戦闘では一年生の中でも実力は高く、入学直後に教師推薦枠で風紀委員入りしている。 自らが一科生、ブルームである立場を誇りに思っていて、逆に二科生である達也たちを見下す姿勢に疑いを持たない。 短編「優等生の課外授業」(文庫5巻収録)では主役として登場。 非魔法師の女性である孫美鈴のボディガードを偶然請け負った体験を経て、非魔法師に対して魔法師が特別であるという考えに疑問を持ち、自らの実力不足を受け入れられるようになったものの、経緯が経緯なだけに達也との気まずい関係は継続されている模様。 狩猟部所属。 スピンオフの『魔法科高校の優等生』ではほのかや雫と親しく、準レギュラーのような扱い。 ほのかと雫を巻き込んで「少女探偵団」というチームを作ったりと、謎解きを好む一面がある。 この世代の魔法師にしては珍しいクオーターで、のような光沢の紅い髪が特徴な小柄な少女。 通称「砲撃魔法」という、大質量の物体を高速で短時間移動させる移動系統魔法を得意とする。 学年末試験では学年総合4位をマークする優等生。 底抜けに明るい性格の持ち主。 ゴールディ家は元々古式魔法を伝承する一族でありながら、現代魔法の勃興と共にこれを修めてにおける現代魔法の権威の一角を占めるようになった家系で、家伝の秘儀として「 魔弾」と呼ばれる術式を伝えている。 この魔法を扱えることがゴールディ本家の一員である証とされ、英美はゴールディ家現当主の伯母にあたる祖母からこの魔法を伝授されている。 魔弾タスラムに絡んだ事件から十三束鋼と親しくなり、その後から仲を深めようと積極的になっている。 2年進級時に十三束のいるE組に突撃し、そこで達也の友人たちとも知り合う。 2096年度の九校戦では千秋と仲良く話す十三束の姿に不機嫌になっているが、エリカがけしかていることもあり、周囲からは三角関係を半ば好奇の目で見られている。 恐怖を抱くこともあるが、達也に対して信頼を寄せており、ロアガンで複数の標的に魔法を当てる練習が行き詰った際に助けを求め、散弾型に改造した「インビジブル・ブリッド」を授けられ、優勝する。 美少年と見紛うばかりの外見の少女。 伊達眼鏡がトレードマーク。 この時代の伊達眼鏡は男性的なファッションであり 、わざと中性的に振舞っているだけでなく、言動や行動がどことなく芝居がかっている。 一人称は「僕」。 英美と同じく九校戦出場選手で、それ以降友人となる。 「跳躍」の魔法を得意とするほか、「認識阻害」の先天性スキルがあり、前述の芝居がかった言動や行動は「誰にも気づいてもらえなくなるスキル」の反動である。 操弾射撃部所属。 九校戦の新入生女子代表メンバー。 スピードシューティングでは雫、英美に次ぐ三位の成績を収めている。 『魔法科高校の優等生』では達也の不敗記録が最も破られかねない試合で、実力上位である第三高校の十七夜 栞に三位決定戦で勝っている。 春日 菜々美(かすが ななみ) 声 - 2095年の九校戦の選手に選ばれた、一科生の女子生徒。 2年次からの達也のクラスメイト。 部活連執行部所属(2096年4月〜)。 マーシャル・マジック・アーツ部所属。 「 錬金」の異名を持つ十三束家は百家の中でも有数の実力を誇り、また国内の魔法師の中でも指折りの資産家とされる一族の出である。 マーシャル・マジック・アーツは魔法を併用した徒手格闘術で、小柄な体躯ながらその実力は校内屈指。 風紀委員の沢木碧は部活の先輩でもある。 一学期末は実技・理論とも5位の総合4位、学年末試験では総合5位をマークする優等生。 しかし、自らの特性から九校戦選手には選ばれない。 生まれつきサイオンを強く引き寄せる体質を持ち、本来なら体から流れ出るはずのサイオンが本体から離れようとしないため、体に密着する範囲でしか魔法式を展開できない。 「Range Zero(レンジ・ゼロ)」という二つ名で呼ばれ、遠隔魔法が苦手だという揶揄と共に、ゼロ距離では無類の強さを発揮するという敬意も込められている。 高密度のサイオンを身に纏っているため、自分に触れた魔法式を無効化する「接触型術式解体」を使用できる。 ただし、通常の魔法師としての欠陥は無視できず、進路としては魔法工学に関心がある。 夏休みに「ワンダーランド」でアルバイトをしている最中、英美の事件に巻き込まれる。 その一件から英美と親しくなる。 一方、横浜争乱の一件以降、千秋を気にかけている場面も多くなっている。 二年進級時に魔工学科のE組に進学し、達也たちと親しくなる。 九校戦で技術スタッフとして参加していた平河小春の妹で、2年次からは達也のクラスメイト。 一学期定期考査では、魔法工学の試験で達也に次ぐ学年2位の成績を上げている。 高い工学系スキルを持つ達也に対して憧憬のようなものを一方的に抱いていたが、九校戦で姉が担当していた小早川の事故を防げず思い詰めたのは達也の所為と(周に意識を誘導され)決めつける。 進級後も同じクラスとなった達也への敵愾心は変わらず、そのことからエリカから不興を買っている。 横浜事変の際、避難中に助けてくれた十三束鋼には心を開いている。 バイアスロン部所属。 部活連会頭(2096年10月〜)。 女子バイアスロン部の去年の部長である五十嵐亜実の弟で、やや気弱な性格。 生徒会に就任の挨拶に来た時には深雪を前に上がりまくっている。 ほのかと雫からの評価では、実力はあるがここぞという場面で一歩退いてしまい、そのくせ追い詰められると無謀な賭けに出て自滅するなど性格的に勝負弱い面があり、副将・参謀向きでリーダーには向かないといわれている。 相津 郁夫(あいづ いくお) 3年生の男子生徒。 2097年度剣術部部長。 几帳面な性格で常識人。 得意魔法の偏りから九校戦には選ばれないが、剣術の大会では常に上位の成績を収めている有名選手。 剣術部に頻繁に参加するエリカを通じて、達也ともそれなりに親しい間柄。 斎藤 弥生(さいとう やよい) 3年生の女子生徒。 2097年度剣術部副部長兼女子部部長。 風紀委員会の取り締まりとなる悪質な校則違反は犯さないが、自治委員会常連の問題児。 エリカとの勝負に拘っている。 身長150cm、体重41kg。 入学時は新入生総代を務めている。 成績は入学時・進学時とも理論1位・実技2位、総合は服部と1位・2位を分け合う。 学年ベストファイブから落ちたことのない優秀な少女だが、気弱な性格で振る舞いが小動物のようである。 真由美からは「あーちゃん」と呼ばれている。 先輩・後輩を問わずほとんどの者と敬語で話すが、服部とは入学のときから実力を競うライバル同士で、彼女にとって唯一敬語を使わずに話せる男子生徒である。 使用には厳しい制約があるものの、一定のエリア内にいる人間をある種のに誘導する情動干渉系(意思・意識ではなく、衝動・感情に働きかけるタイプ)の系統外魔法「」の固有スキルを持つ。 個人ではなくエリアに働きかける系統外魔法は極めて稀少であり、無秩序な混乱を鎮圧することに適している。 極度のデバイスオタクで、CADなどの魔法機具の薀蓄を語りだすと周りが見えなくなることもしばしば。 将来は魔工師を志望しており、魔工師として「トーラス・シルバー」というエンジニアを尊敬している。 だが、2年生時の九校戦にエンジニアとして参加した達也を他校のエンジニアの何気ない会話により「トーラス・シルバー」ではないかと疑問視するようになりその後、選手として参加する事になった彼の技術力を再度目の当たりにし、その正体を確信する。 身長175cm、体重67kg。 学校には「服部刑部(はっとりぎょうぶ)」で籍を登録している。 入学時には次席であり、首席入学のあずさとは実力を競い合う仲。 本人はフルネームや刑部ではなく範蔵と呼ばれるのを拒んでいるが、真由美には「はんぞーくん」と呼ばれている。 専門分野に縛られない「なんでもできる」現代魔法の理想を体現した魔法師としての能力(ジェネラリスト)と、数字持ちでないながらも数字持ちに対等以上に渡り合う実力の二つの意味を合わせて、桐原や沢木などの同じ数字を持たない同級生からは期待を込めて「将軍(ジェネラル)」の二つ名をつけられている(本人は知らない)。 入学以来、達也に苦杯を喫するまでは模擬戦で負けた経験が一度も無く、真由美、摩利、克人に次ぐ実力者と目されている。 中距離以上の広範囲を攻撃する魔法を得意し、どちらかと言えば1対1の個人戦は不得手であるものの、特に苦手な分野は無い。 飛び抜けて強力な得意魔法や圧倒的な処理速度などを持ち合わせていない代わりに、多種多様な魔法をどんな場合でも安定的に行使できるのが持ち味である。 複数の魔法工程を一つの術式に纏め上げるのではなく、それぞれの魔法が起こす現象を組み合わせて個々の総和より大きな効果を得る魔法技術である「コンビネーション魔法」の練度が高い。 作中では「這い寄る雷蛇(スリザリン・サンダース)」を披露する場面がある。 魔法至上主義者であり、入学当初は十師族の魔法師に対しても対抗心を持っていたが、九校戦で真由美や克人の実力を目の当たりにして多少性格が丸くなる。 このときから真由美に対して憧れを抱くようになるが、十師族の直系である彼女が高嶺の花であることを認識し、半ば諦めているところがある。 しかし、同時に魔法至上主義ゆえに魔法において自分たちとは違う力を示した達也のことは、しこりが残るものの認めるようになる。 当初は二科生を見下しており、生徒会副会長の身であるも関わらず「ウィード」という差別発言を行っていたが、部活連会頭就任後は二科生への差別意識もなくなり、達也への接し方も普通になっている。 新入生である香澄と泉美には真由美のことで目を付けられており、彼女たちに苦手意識を持つ。 風紀委員会とマーシャル・マジック・アーツ部に所属。 後述の辰巳と同じく、一科・二科の区別に関係なく相手の実力を評価できる人格の持ち主。 威勢のいい喋り口調が特徴。 女性的な名前がコンプレックスで、下の名前で呼ばれることを嫌っている。 第一高校のマーシャル・マジック・アーツ部部長でエース級の腕前を持ち、同学年では服部に次ぐ強者とされる。 魔法無しでも100キログラム近い驚異的な握力を誇る。 生徒会会計(2095年10月〜2096年9月)。 千代田花音とは許婚同士。 中性的な風貌の美少年で、華奢な体格もあって「をにはき変えれば背の高い女子で通りそう」とまで言われており、同性の友人があまりできないのが悩み。 魔法理論では2年トップ、実技成績も常に上位をキープしている。 刻印魔法の権威として知られる百家本流の一つ「五十里家」の直系。 千葉家とは家同士の付き合いがあり、エリカのCADに組み込まれている刻印型術式は彼が組んだもの。 エンジニアとしても優秀で、達也を二科生として見下すことはなく、むしろ友好的に接している。 2095年度の論文コンペでは達也に術式の調整を完全に任せており、第一高校内でCADソフトウェアに最も精通した人材だと評価している。 逆に啓は模型制作を担当し、周囲から「普通なら(達也と役割が)逆だと思う」と言われていたが、逆に達也も啓のハード制作技術を「自分よりも数段上」と率直に評価している。 達也の熱核融合炉の実験にも積極的に協力したが、琢磨と香澄が問題を起こした際には達也に仕事を押し付けるといったこともある。 2096年度の九校戦でも達也と技術スタッフの中核を担い、同年の論文コンペではメイン執筆者として「投影型魔法陣」の発表を行ったが、惜しくも優勝を逃した。 風紀委員長(2095年10月〜2096年9月)。 五十里啓とは許嫁同士。 陸上部所属。 百家本流の一つ「千代田家」の直系。 彼女もその例に漏れず、対物戦闘能力は摩利をも凌ぎ、陸上兵器相手なら十師族の実戦魔法師に勝るとも劣らない戦闘能力を発揮する。 魔法師としては魔法の使い方が豪快なタイプだが、本人も快活で大雑把な性格であり、整理整頓はできるが取捨選択の判断が良すぎると達也から評されている。 また短絡的すぎる一面もあり、何度か失言めいたことを言っては許嫁の五十里啓に注意を受けている。 啓が絡むと別人のように態度が変わる。 部所属。 身長162cm、体重53kg。 中学3年生において、中等部剣道大会の女子部で全国2位だった。 本人のルックスも相まって、当時は「美少女剣士」や「剣道小町」などと呼ばれていた。 魔法科高校では魔法の成績だけしか評価されずに、クラブ活動でも一般競技系の部活が魔法系競技の部活に比べて、差別的な待遇を受けていると考え、不満を抱いていた。 その不満ゆえに剣道部の部長(司甲)がブランシュの下部組織に勧誘し、司一のマインドコントロールを受けて魔法大学の非公開資料を盗み出すために利用される。 また、桐原達の暴動をたった1人で解決した達也の実力を見て、剣道部に勧誘するものの断られている。 初めは達也に好意を持っていたようだがブランシュ事件の後、解決に尽力した桐原と心を通わせ交際を始める。 また、事件中に一対一で真剣勝負をしたエリカとは入院中に仲良くなり「さーや」と呼ばれるようになる。 剣道家としての技術は桐原に特別視されており、殺し合いの実戦では使ってほしくないと頼まれている。 剣道とは別に魔法による投剣術を修得しているため、戦闘時はそちらの技を用いている。 父親の壬生勇三は内閣府情報管理局局員で、投剣術は父直伝のものである。 2096年度の論文コンペではあずさの護衛に選ばれており、2097年3月の卒業旅行時点ではあずさたちともすっかり打ち解けた関係になり、花音からも紗耶香と呼ばれるようになっている。 部活連執行部所属(2096年4月〜)。 部所属。 身長173cm、体重66kg。 一昨年の中等部剣道大会男子部の関東1位。 2年生の中では第一高校トップの実力者と目されている。 海軍所属の軍人の息子でもある。 司波兄妹をそれぞれ「司波兄」と「司波妹」と呼んでいる。 新入生勧誘週間の折、の試合で紗耶香に逆上して殺傷性の高い魔法である「 高周波ブレード」を使用するが、達也に取り押さえられる。 騒ぎを起こした理由は、中学時代に綺麗だと思うほど感銘を受けた紗耶香の「剣道」が、演舞ではただ強さを求めるだけの剣になっていたことに憤りを感じたためであり、その後は騒ぎを大きくした罪を認めている。 強さの信奉者で、強いか弱いかが人を判断する第一基準となっているため、一科生、二科生に対するこだわりがあまりなく、弱いものには一科生であっても興味を抱かず、強いものなら二科生であっても敬意を払っている。 そのためブランシュ日本支部メンバーの掃討戦解決後は達也にも好意的である。 元々紗耶香の強さを「技」として昇華しようとする姿に惹かれ彼女に好意を抱くようになる。 ブランシュ日本支部メンバーの掃討戦後は、入院中毎日見舞いに行っていた紗耶香と交際を始め、剣道部と剣術部の合同練習を経て仲を深めている。 なお、この交流が魔法系と一般系に別れた同系統の部活が歩み寄りを見せる契機となった。 さらに、それ以降はCADの調整実験の被検体に立候補するなど、達也との関係も親しくなっている。 ただし、ブランシュ掃討戦で達也が見せた尋常でない殺気から、彼が豊富な実戦経験を持つ事、深雪もまた「ただの女の子」でなく尋常ならざる力を隠し持つことを看破している。 2096年度の山岳部部長。 豪快な性格で、疲れ果てた部員たちに45度の熱湯をかけて奮い立たせるなどスパルタ指導を行う。 時々練習に混ざる達也を歓迎している。 ベクトル反転術式を得意とする。 個々の魔法に関する知識が豊富で、相手が使う魔法を一発目で正確に把握し、二発目以降を最適な魔法で相殺するという特技を持つ。 その実力から一高の中で上位の戦闘力を持つ。 ボート部所属。 下級生の英美に対して自分のことを「クーちゃん」と呼んでもらうようにいうなど、英美が第一印象でそう感じるほどフランクな性格。 あずさとは互いに「あーちゃん」「クーちゃん」と呼び合うほどの仲で、ときどき下級生の前でもかまわずあだ名で呼んで、あずさから苦情を言われることもある。 魔法的資質を持たず、魔法師の血筋を持たない両親から生まれた「第一世代」と言われる突然変異的魔法師であり、一般的な「第一世代」の女性と同様に暴力忌避を示す。 そのため男子生徒に苦手意識を持ち、特に威圧的な男子の前だと身体がすくんで思うようにしゃべれなくなり、人が変わったようにおとなしくなる。 横浜事変で達也に対して悪い人間ではないと思っていながらも苦手意識を持つが、ロアガンの練習で動く的を狙い撃てない英美のために散弾型のインビジブル・ブリッドを用意してきたときには驚愕し、苦手意識も忘れて達也に問い詰めている。 それを機に達也の前でも普段の振る舞いを見せるようになる。 (〜2095年9月)。 身長155cm、体重48kg。 十師族「七草家」の長女で、入学試験を首席で突破した才女。 2095年の第一高校では部活連会頭の克人と風紀委員長の摩利と並び、「三巨頭」と称される。 フワフワに巻いたロングヘアの美少女で、身長は155センチメートルほどと小柄であるが、バストとヒップは平均的な身長の同世代の平均的な数値と変わらない。 二人の異母兄と同母妹の香澄と泉美がいる。 妹たちを可愛がりつつも、奔放でトラブルメーカーな彼女らには頭を悩ませることも多い。 七草家は苦手とする系統が無いことを以って逆説的に「 万能」の二つ名で呼ばれるが、その中でも真由美は遠隔精密射撃魔法の分野では十年に一人の逸材にして世界屈指の使い手と謳われ、既に高校生の域ではない。 魔法戦闘の実力では兄弟姉妹の間で最も強いことが実証されており、香澄や泉美からは現時点において(光宣との戦闘時でこの時点で名倉が死亡している)七草家最強の魔法師だと認識されている。 ドライアイスや氷の亜音速弾を自分から離れたポイントで生成・発射する狙撃魔法「 魔弾の射手」を習得しているだけでなく、遠隔視系の知覚魔法「マルチスコープ」を併用する効果により圧倒的な精度を実現している。 更にサイオン弾を起動式に打ち込み破壊する対抗魔法をも使える。 その卓越した実力と見た目のイメージから「エルフィン・スナイパー」または「姫」の異名で呼ばれているが、小柄な体型にコンプレックスのある本人はその名を嫌っているものの自身のルックスやスタイルには密かな自尊心があったが、深雪と出会って以降、自信を喪失している。 酒には弱いが、記憶はしっかり残るタイプ。 ルックスの良さと高い魔法力、優れた能力もあり生徒会長としての支持も厚い。 普段は人当たりの良いお嬢様のよう振る舞っているが、彼女が認めた一部の人々にだけは猫被りをやめて、本来の小悪魔的な性格で接するタイプ。 在学中に一科生と二科生の対立を改善したいと考えており、二科生である達也を風紀委員に任命することでその切っ掛けを作ろうとする。 五輪家の洋史は婚約者候補であったが互いに交際は乗り気ではなく、2097年1月に解消される。 達也の入学式当日、最初に話しかけてきた生徒で、達也のペーパーテストの成績に高く評価し、それ以降も達也と深雪の兄妹に特別な興味を注いでいる(本人曰く弟や妹のよう)が、達也には何かとしてやられており、卒業後も関わる機会が多い。 ほのかには達也に対して特別な感情があるという疑いをもたれ、在学中も摩利に達也のことでよくからかわれていた。 名倉の件に関連して達也に好意があると指摘され否定するも京都では達也と2人きりになった時に食事に誘ったり、「先輩後輩」の呼び名を禁止させるなど、指摘する人間が居ない場では積極的になっている。 以前から達也が四の数字落ちではないかと疑問を抱くも、今の関係が壊れることを恐れて深く考えないようにしていたが、2097年1月に司波兄妹が四葉の血縁者と知らされ、達也が真夜の息子であったことに衝撃を受ける。 家柄では同格以上となった達也への好意を認めつつも、既に深雪と婚約関係にあることから関係を進展させることには消極的だが、真由美の意志に関わらず弘一は真由美の婚約者に達也を迎えることを画策している。 将輝とは十師族の一員同士互いに認識があったが、2096年の10月に京都で共に名倉の死の真相を追う。 その後も2097年2月の箱根のテロ事件で共闘し、事件後も将輝の個人的な要望に対して屋敷に招待し、要望を聞きながら妹たちと共に彼をからかうなど、親密になっている。 部活連会頭(〜2095年9月)。 クロス・フィールド部に所属。 身長186cm、体重90kg。 首席入学した真由美とは実力を競い合う仲だった。 大男というわけではないが、制服の上からでも分かる程の隆起した筋肉を持つ。 何よりも、そこにいるだけで強大な存在感を示す人物。 達也曰く「巌のような人」で、あらゆる意味で「自分の天敵」だと認めている。 二人の弟と妹が一人いる。 「 鉄壁」の二つ名で呼ばれる十師族「十文字家」の次期当主。 既に師族会議に十文字家当主代理として参加し、実務をこなしている。 十文字家の魔法師は一騎当千をモットーとし、天性の優れた空間認識能力を更に磨き上げ、数々の領域防御魔法を駆使する。 克人もそのモットーの通り、卓抜した魔法力によって十文字家の代名詞である「」(全系統全種類の障壁魔法と対抗魔法を絶え間なく展開し続けて圧倒的な防御力と物理攻撃力を誇る攻防一体の魔法)を使いこなし、一対多の戦闘であっても傷一つ負わず勝利を収めている。 克人によるファランクスの防壁は達也にも破れないと思わせるほど。 無理さえ強引に押し通してしまう程の強引な性格かつ天然。 だが、三巨頭の中でも一番の人格者とされ、真由美や摩利と同じく、一科生と二科生との対立性について考えている一人である。 同じ第十研の魔法師として十山家と交流があり、事情も承知している。 その一員であるつかさのことは他人の感情をまったく斟酌しない、悪意も善意も欠如した性格のため苦手としている。 父親であり当主の和樹が魔法力低下の病にかかっていたため、表向き次期当主でありながらも実質的に十文字家の当主を任されており(独立魔装大隊の真田はこのことを知っていた)、2097年2月4日の師族会議によって父から正式に十文字家当主の座を継承する。 翌日の箱根テロ事件に対処するため、ヘイグ捜索の実働部隊の総責任者となる(ただし、実権は年長の七草智一が受け持つ)。 七草家とは別に捜索部隊を率いることになり、達也と将輝と真由美を仲間に引き入れる。 風紀委員長(〜2095年9月)。 身長168cm、体重54kg。 女子生徒から慕われやすい麗人タイプで、真由美や克人と並ぶ「三巨頭」の一人。 百家の支流であり、の末裔ともされる「渡辺家」の出身で、同家の中でも一人だけ飛び抜けた魔法の才能を持つ。 源氏の秘剣である「ドウジ斬り」を習得している。 風紀委員会では「姐さん」と呼ばれることもあるが、呼ぶと制裁が下される。 達也に対しては「達也君」と名で呼ぶが、深雪に対しては「司波」と呼び方が違うのが他の人と違い特徴的。 整理整頓が苦手で、達也が整理するまで風紀委員会室は散らかり放題であり、CADマニアと思しき過去の風紀委員が残したCADの存在にすら気付いていなかった。 集団戦、個人戦を問わない、対人戦闘のエキスパート。 を操作して揮発性の薬物を特定の対象だけに経鼻投与する技術を持つ。 向精神作用のあるを複数組み合わせ、違法な薬物を一切使わずにと同等の効果を引き出すことなども可能。 達也の魔法の才能に興味を持ち、高く評価している。 また真由美と同様、一科生と二科生との対立性を解消したいと考えている一人。 そのために達也の風紀委員加入を提案した人物である。 中学時代は千葉家で剣術を学んでおり、その縁でエリカの次兄である千葉修次と交際中(呼び名は「シュウ」)。 修次に悪影響を与えた女という理由で、エリカからは毛嫌いされている。 第一高校卒業後は防衛大学へ進学するが、聴講生として魔法大学によく訪れており、真由美の相談に乗っている。 その関係で真由美を達也の婚約者とさせる計画があることを知ると、これまで家柄上恋愛沙汰に縁がなかった真由美に恋を経験させてやりたいと考え、達也に秘密裏に真由美と交際するよう持ちかける。 その後も半ば真由美に無理やり巻き込まれる形で十文字と達也との料亭での話し合いや、ディオーネー計画に参加するよう達也を説得する場にも参加している。 生徒会会計(〜2095年9月)。 身長165cm、体重54kg。 常に無表情で冷静沈着な女子生徒。 表情を変えずに冗談や爆弾発言を投下する人物でもあり、「リンちゃん」と呼ばれながらもめげずに真由美をあしらえる、数少ない人物の一人。 周囲には明かしていないが、市原家は「一花家」の数字落ちの家系である。 それを幼少期から薄々感じていたため魔法師のコミュニティに対して帰属意識を持てないでいた過去があるが、そんな自分に手を差し伸べてくれた真由美に強い恩義を抱くと共に、母校である一校に強い愛着を持っている。 一校の将来のためにと、生徒の人材強化にも手段を選ばない面がある。 魔法の制御の精密さでは三巨頭をも上回ると称されるほどの使い手。 達也が試合で服部相手に使用した無系統魔法の仕組みを一目で見破るなど、分析能力にも優れている。 一花家の血統に依存した魔法として、CADを不要とした人体への直接干渉魔法を身に付けている。 風紀委員会(〜2095年9月)。 委員会での上司にあたる摩利を「姐さん」と呼ぶ。 一科・二科の括りに頓着せずにきちんと相手の実力を評価できる人物。 がっしりとした体格の持ち主だが、鈍重そうな外見に反して3年生でも有数のスピードファイターである。 また、単一系統の術式において卓越した干渉強度を誇る。 剣道部所属(主将)。 旧姓「鴨野(かもの)」。 両親・祖父母のいずれにも魔法的因子は見られなかったが、その実はの傍系の血を引いており、ある種の先祖返りとして美月と同じ霊子放射光過敏症を抱えている(ただし、その性能は美月のものよりも数段劣る)。 母親の再婚相手の連れ子である義理の兄・司一によるマインドコントロールを受けており、その義兄が日本支部長を務める反魔法活動団体「ブランシュ」の下部組織である「エガリテ」に所属している。 第一高校には義兄の指示により入学し、剣道部を始めとして生徒達をエガリテに勧誘するなどしていた。 アンティナイトを必要としない達也の魔法無効化技能に目をつけ、ブランシュに報告したのも彼である。 事件解決後は自主退学し、自分のやりたいこと(剣道)に邁進するだろうと言われており、具体的な描写はなされていなかったが、14巻の奈良にて達也と再会。 ブランシュの一件もあって、本家である「鴨野」に姓を再変更し、修行に励んでいる。 九校戦で選手として出場していたが、「無頭竜」の妨害工作で事故に遭い、精神的ショックによる魔法への猜疑心から魔法技能を失ってしまう。 転校を考えていたが、摩利を通じて「魔法が使えなくても魔法の知識と感受性を活かす道がある」という達也の助言を聞き、摩利と同じ防衛大への進学を決意する。 九校戦で技術スタッフとして参加。 担当選手の小早川が魔法技能を喪失した事故の責任を感じ、退学を考えるまで思い詰めていた。 そのため本来参加するはずだった論文コンペを辞退し、達也が代理として選ばれる。 これが、妹の千秋が達也への逆恨みから大亜連合の工作員に唆され、妨害活動に加担する切っ掛けとなる。 九校戦で女子担当の技術スタッフとして参加。 性格は自負心の強いタイプ。 同級生の真由美から「イズミん」と呼ばれて嫌がっている(理佳からの呼び方は「七草」)。 風紀委員会所属。 論文コンペの校内選考次点だった生徒。 自負心が強く、思想の違いから鈴音と衝突していた。 魔法式と起動式の知識を世界中で共有すべきという思想を持ち、そこに付け込んだ大亜連合の工作員がマインドコントロールを与えてスパイ活動に利用する。 達也から勾玉のレリックを奪おうとして失敗し、花音に捕まり特殊鑑別所に送られる。 ほのかと雫が所属する「SSボード・バイアスロン部」の部長。 『魔法科高校の優等生』第10話で登場(本編未登場)。 穏やかそうな印象の先輩だが、正当防衛で攻撃魔法を容赦なく振るうなど、OGの颯希や涼歌に劣らず過激な一面も持っている。 ほのか達の同学年に「五十嵐鷹輔」という同姓の男子生徒(学年末試験では、ほのかに次ぐ学年総合3位)が在籍するが、亜実の弟であり、服部の後任の部活連会頭でもある。 達也・深雪の一年後輩 桜井 水波(さくらい みなみ) 声 - (魔法科高校の劣等生 LOST ZERO) 調整体魔法師「桜」シリーズの第2世代で深雪のガーディアン。 生徒会書記(2096年10月〜)。 山岳部と料理部所属。 司波深夜のガーディアンであった桜井穂波の遺伝子上の姪にあたり、面影も似ている。 「 障壁魔法」を得意とし、その実力は単一障壁の性能ならば十文字克人にも劣らないほどで、ガーディアンとしての役割では達也が敵勢力の排除、水波が障壁魔法で深雪を守護するという分担になっている。 ただし、戦闘が不得手なわけではなく、四葉家でガーディアンとして養成されたため、司波兄妹には及ばないまでも同年代の魔法師と比べると極めて戦闘能力は高い。 両親を亡くした後、四葉家のメイドをしていたが、2096年4月に四葉真夜の指示によって第一高校に入学、司波兄妹のメイド兼深雪のガーディアン見習いとして同居を始める。 深雪と出会う前は深雪のガーディアンとしての立場に消極的であり、時に見知らぬ誰かのために人生を強制されることに憤りを覚えたりもしたが、横浜事変の後に深雪たちが本家を訪れた際に深雪と初めて対面し、彼女の人間と思えぬ美貌に心を奪われ、さらに深雪の存在感に少しも位負けすることのない達也と共にある姿を見て、彼らの間に絶対的な絆を感じその絆に憧れを抱く。 そして、たとえ二番目・三番目でもいいから自分も二人と絆を繋ぎたいと感じ、深雪のガーディアンになることを心に決めた。 対外的には達也と深雪の従妹という体裁(2097年に司波兄弟が四葉の縁者と発表されたため、それに合わせて四葉家に援助してもらっている身に訂正している)であり、二人を「達也兄さま」「深雪姉さま」と呼ぶが、本人は「四葉家のメイド」としての職業意識が高く、「達也様」「深雪様」と呼ぼうとすることも多い。 基本的には司波兄妹に従順だが、当初は家事に関しては達也の世話を焼きたがる深雪と主導権争いをしていた。 司波兄妹は穂波を姉のように慕っていたため、水波も使用人ではなくほとんど家族の扱いをしており、達也も「数少ない信を置ける魔法師」と全幅の信頼を寄せている。 表情は控えめなものの、決して感情に乏しいわけではなく、深雪の自分に対するからかい交じりの高評価に顔をこわばらせたり、雫から誘われたパーティに行く際に深雪が自分のドレスの着替えを手伝うと申し出た際にもかなり動揺したり、エリカ達とは違い、まだ慣れていないのか2人が出す甘い雰囲気に呆れたりしている描写も見受けられる。 達也達の元に住み込むまで、同世代との男性との出会いや面識がほとんど無かった事もあり、京都で出会った光宣には過剰に意識したり、好意を抱く様な場面が見受けられる。 ベゾブラゾフによる一回目の戦略級魔法トゥマーン・ボンバから達也と深雪を守る為に、限界を超える防護魔法を発揮したことで魔法演算領域のオーバーヒートを引き起こしてしまい、四葉家の息のかかった調布碧葉医院に入院することになる。 そして、水波の治療方法を巡って達也と光宣が衝突することになり、光宣が自分の為に自らパラサイトになったことに苦悩し始めて、7月8日に光宣が病室まで侵入して深雪に追い詰められた際に、思わず光宣に背を晒して庇ってしまい、その隙を突いた光宣に拉致される。 そして、青木ヶ原樹海にある周公瑾が生前に用意していた隠れ家に連れてこられるが、内心では深雪を裏切った罪悪感に苦しんでいた。 それでも、光宣からの共に日本から脱出するという提案に悩んでいたが、隠れ家に侵入した九重八雲からの情報を聞いて、達也と深雪の将来の布石の為に光宣と共に全水没型輸送艦『コーラル』に搭乗して、日本から脱出する。 そして、北西ハワイ諸島のパールアンドハーミーズ環礁基地に到着するが、パラサイトを排除しようとするUSNA軍の過激な一派が派遣した兵士たちの銃撃から光宣を守る為に防護魔法を使用したことで容体が悪化し、意識を失ってしまう。 その後、事態の急変によって水波をこれ以上連れて行くのが不可能となった光宣によって、意識の戻らない間に置き去りにされ、意識が戻った後にパールアンドハーミーズ基地に侵入した達也によって、改良型エアカーに搭乗して巳焼島に戻った後で、出迎えた深雪に謝罪した。 七草 香澄(さえぐさ かすみ) 声 - (魔法科高校の劣等生 LOST ZERO) 十師族「七草家」の次女。 真由美より3学年下の妹で泉美の双子の姉。 2096年に第一高校の入試では3番目の成績で入学。 風紀委員会所属(2096年4月〜)。 ショートカットのボーイッシュな少女で、一人称は「ボク」。 姉の真由美を強く慕っており、彼女に寄り付く男を悪い虫と見なして寄せ付けないようにしている。 真由美と親しげに話していた達也に過剰なまでに警戒意識を抱き、今では毛嫌いしている。 深雪からはシンパシーの対象となっている。 泉美とは遺伝子のみならず、精神の魔法演算領域の特性も一致しているため、二人で全く同じ魔法技能を扱え、一人では発動できない魔法を二人の力を合わせて発動できる「乗積魔法(マルチプリケイティブ・キャスト)」を扱える。 この異能故に、魔法師の世界で「七草の双子」といえば香澄と泉美の二人を指す。 男勝りな性格のため、喧嘩っ早いところがあり、魔法の無断使用も度々であるため、その都度に真由美から制裁を受けている。 七草 泉美(さえぐさ いずみ) 声 - (魔法科高校の劣等生 LOST ZERO) 十師族「七草家」の三女で香澄の双子の妹。 2096年に第一高校の入試では次席の成績で入学。 肩に掛かるストレートボブのフェミニンな少女で、一人称は「私(わたくし)」。 香澄同様、姉の真由美を強く慕っている。 言葉遣いはとても丁寧で、ざっくばらんな香澄をなだめる役目を担う。 同時に熱が入りやすい性格で、香澄からは「少女趣味(ロマンチスト)」と呼ばれている。 初めて会った深雪を「理想のお姉さま」と崇拝以上の好意を寄せ、深雪からは内心で敬遠されるほどの熱烈ぶりを見せた。 最近では深雪を「女神」とさえ形容しており、その度合いは信仰の域にまで達しつつある。 一方で達也に対しては香澄ほど敵対的ではないが辛辣な態度を見せている。 七宝 琢磨(しっぽう たくま) 師補十八家「七宝家」の長男で一人っ子。 2096年度における第一高校の新入生総代。 部活連執行部所属(2096年4月〜)。 七宝家が開発した群体制御魔法「 ミリオン・エッジ」を操る。 上昇志向が強く、十師族になれない今の七宝家や当主である父に不満を持ち、十師族になろうとしている。 精神的にまだ未熟な部分があり、感情をうまく制御できない。 同じ「七」の数字持ちで十師族の七草家には激しい敵対心を持つため七草香澄といざこざを繰り返し、二十八家でない魔法師の人間を無意識のうちに見下してしまうなど、彼の身勝手な行動は上級生にとって悩みの種となる。 女優の小和村真紀と「新秩序(ニューオーダー)」の思想を共有して結託し、その目的のため有望な魔法師の手駒を欲していた。 ほのかと雫を自分の派閥に取り込もうと真紀を通じて接触を行うが、真紀の嘘に誘導されて司波兄妹を七草一派だと思い込み、強い対抗意識を抱く。 そのため生徒会の勧誘を断り、部活連の執行部に加入した。 達也への不遜な態度から深雪や水波の不興を買い、彼女たちからは嫌われている。 模擬戦で十三束に敗北し、さらに達也と十三束の試合を目の当たりにして自分の実力不足を痛感する。 以降は変わる努力を続け、九校戦時には一年男子の纏め役を担うまでに成長した。 4月の件で達也に非礼を働いて十三束に殴り倒されたときに、唯一心配してくれたほのかに対し、恋愛感情までではないが好意を抱くようになった。 2100年に魔法大学に所属したまま、小和村真紀の相手役として颯爽と銀幕にデビューする事となる。 プラチナに銀眼の白人で、両親がUSNA出身の帰化2世(日本名の隅守はSmithに漢字を当てたもの)。 実技は得意ではなく、進級後は2096年度から新設された魔工科を志望している。 九校戦でエンジニアとして破格の実績を出した達也に憧れて一高に入学した。 入学直後の部活動での勧誘ではその容姿から先輩女子の間で引っ張りだこになり、達也にとってはエリカに続く二度目の騒動になる。 2096年度の九校戦では1年生ながら技術スタッフとして帯同し達也の助手を務め、達也からも筋が良いとその才能を認められる。 達也・深雪の二年後輩 三矢 詩奈(みつや しいな) 十師族「三矢家」の七人兄弟の末っ子。 2097年度における第一高校の新入生総代。 1年A組。 生徒会書記(2097年4月〜)。 主従関係にある矢車家の侍郎とは生まれたときからの幼馴染み。 ナンバーズの女子と親しく交流している。 特に七草家の香澄と泉美とはかなり親しくしていて姉のように慕っており、二人の姉である真由美からも可愛がられている。 また、軍人として第三研に頻繁に出入りしている十山つかさとも親しい(これは外国との交渉を国防軍の黙認のもと行っている関係で、国防軍と国防軍の一員として暗躍する十山家に最大限の便宜を図らねばならないという三矢家の事情からである)。 魔法的な知覚力に起因する、鋭敏すぎる聴覚を持つ。 そのため、外部の音が直接伝わることを遮断し、かつ自動で音量調節をした後に伝えるための形の機器を常時身に着けている。 ただし、装着している間は外部の魔法的な波動に対する感覚が鈍くなる。 また、魔法で聴覚を制御すると自分の魔法に対する感覚が損なわれ、魔法の行使に支障が生じてしまう。 軍の魔法師が多く出入りする第三研で訓練を積んでいるため高い戦闘能力を持っている。 矢車 侍郎(やぐるま さぶろう) 2097年度1年G組の男子生徒(二科生)。 矢車家は古式魔法師の家系で30年以上前から三矢家と雇用関係にあり、用心棒兼家事使用人を務めている。 同い年ということもあって詩奈の護衛になるはずだったが、魔法の才能の不足のため、第一高校入学前に護衛になる予定を取り消される。 それでも自分の手で詩奈を護れるようになりたいという思いからエリカに指南を求め、結果として剣術部へと導かれる。 魔法の才能不足の原因は、魔法演算領域の一部が直接制御型の移動系魔法、つまり念動力に占有されているためである。 魔法の技術的には高い水準にある。 本人は念動力に見切りを付け体術を磨いてきたため身体を使う技術も高いが、戦い方はエリカたちと比べるとまだ拙い。 教職員ほか 百山 東(ももやま あずま) 校長。 年齢は70歳ほど。 魔法教育と高等教育の権威とされ、魔法師としては十師族の派閥争いに対して中立派を保っている。 イギリスに住む英美の祖母とは、古い知り合い。 また、九島健とは魔法師の青少年の教育の在り方を模索した同志であると同時に、尊敬できる年長の友人で兄のような存在でもあった。 八百坂(やおさか) 教頭。 年齢は50代前半。 廿楽 計夫(つづら かずお) 声 - 2年生を担当している教師。 実家は百家本流の「廿楽家」。 一人称は「小生」。 本職は魔法大学ので、魔法幾何学を専攻し魔法工学にも造詣が深い。 多面体理論という分野の若き権威であり、若くして助教授になりかけたものの、自由すぎる研究姿勢から「教育者としての経験を積んで来い」という理由で第一高校に足踏みする結果になった。 だが本人は「自由に研究できる」とさして気にしていない。 そういうマイペースな気質から、一科生、二科生にこだわらないが、生徒のペースを考えない変人である。 構造物を三角や四角柱等の単純な多面体の集合体に抽象化し、その構成要素である仮想単純立体を操作することで大規模構造物全体の変化を制御する「ポリヒドラ・ハンドル」の使い手。 小野 遥(おの はるか) 声 - 達也たちのクラスの総合の一人。 美人というよりも、愛嬌のある顔立ちの若い女性。 身長160cm、バスト90cm、体重55kg。 爆乳カウンセラー。 学生時代はを専攻して、の資格を所有している。 人のエモーショナルコントロール術にも長けている。 正体は(警察省公安庁)のスパイ。 そちらの業界では、正体不明の女スパイとして「ミズ・ファントム」の名でも呼ばれている。 ただし、カウンセラーの資格は本物であり、本人もカウンセラー業の方に情熱を注いでいる。 話術には長けているが、いじられ気質でもある。 系統外に属する気配隠蔽の「隠形魔法」に特化した凄腕のBS魔法師。 また達也同様、後述の九重八雲門下の一人でもある(師事するようになったのは彼女の方が後なので、達也は兄弟子にあたる)。 魔法科高校の受験に失敗した後、理科高校に進学し、大学で精神医学を専攻し、精神科医師免許を取得。 そして精神科医のキャリア形成のためにカウンセラーとなる。 自らのBS魔法を仕事に使う気はなかったが、自分の魔法技能を試したいという出来心で最初はちょっとしたいたずらを行っていたが、次第にエスカレートしていって最終的に明らかな犯罪行為を行ってしまい、そこを自分のBS魔法の天敵である「自らの五感に対してあらゆる魔法的干渉を受けない」BS魔法をもつ公安警察に見つかってしまう。 そこで自分の犯罪行為を見逃してもらう代わりに、公安のスパイとなることを承知させられる。 こういう経緯から、もともと公安のスパイになることを望んでいたわけではなく、本人は早く公安の仕事を辞職したいと考えている。 藤林響子と同年代であり、魔法科高校に入学できなかった遥にとっては、高校時代に九校戦のヒロインだった響子は憧れの対象であった。 安宿 怜美(あすか さとみ) 声 - 保健医の女性教師で、ホンワカした雰囲気で男子に人気がある。 本人の自己申告では戦闘力は皆無だが、実は合気道の有段者で、患者である千秋が暴れ出した時には組み伏せていた(本人曰く「看護」)。 生体放射を視覚的に捉え肉体の異常個所を把握する医療系の特化型能力者で、視るだけで精密機器以上の正確な診断ができる。 ジェニファー・スミス 2096年4月から魔法工学科クラスの担任教師となった女性。 隅守賢人の母。 元々は魔法大学の講師で、同僚だった廿楽と面識がある。 銀髪碧眼の北方系で、年齢は推定40代。 18年前にUSNAから日本にしている。 USNAの現代魔法研究の中心地でもあるの出身。 ピクシー 声 - 正式名称は「3HタイプP94」。 3Hとはホームヘルパー(人型)の名称で、P94はその型番(Pはパーソナルユースの略、94は年式)。 大手メーカーからその幹部の子息が部員であるロボット研究部に貸し出されているモニター用製品。 型番の読みから、ロボット研究部ではピクシーという愛称を与えられている(音声コマンドの呼び出しでも「ピクシー」で登録されている)。 校内に合わせて、通常の3Hよりも低年齢の少女の外見(10代後半)に設定されており、衣服で隠される胴体部分を除けば本物の人間そっくりのデザイン。 ロボット研究部の趣味なのか、衣装を着せて運用している。 第一高校に訪れた白覆面の吸血鬼、ミカエラ・ホンゴウに寄生していたパラサイトが新たな器として入り込んでおり、バレンタインの日に達也からチョコのお礼を受け取った時のほのかの想念をコピーして自我を形成した。 ほのかの「達也の役に立ちたい」という願いが自我の核となっているため、達也に仕えることを存在理由とし、達也を「ご主人様(マスター)」と呼び、彼の役に立つことに喜びを感じている。 この事情により、達也は他者がピクシーを第一高校から合法に持ち出せない様、第一高校への貸借契約を引き継いだままメーカーから買い取っている。 自分の自我のもととなったほのかはいわば「母」と呼ぶべき存在で、想念のきっかけとなった髪飾りの水晶を通じてほのかと一種のつながりを持っている。 二年度の部からはピクシー自身の希望もあり、達也が風紀委員会より転籍した生徒会の生徒会室に配置されており、卒業した真由美に代わり、達也から伝授されたハッキング技術によって校内の監視システムを掌握している。 第二高校 九島 光宣(くどう みのる) 九島烈の孫にして、九島現当主・真言の末息子(三男)。 しかし病弱なため、ほとんど学校に通えていない。 遺伝子上の父親が真言、母親が藤林家当主に嫁いだ真言の末の妹という、実の兄妹のを掛け合わせて生み出された調整体。 そのため、藤林響子とは異父姉弟にあたる。 この事実を光宣自身が知っているかは言及されていない。 結果として、深雪やリーナと並ぶ美貌と魔法力を手に入れるも、代償として1年の4分の1を病床で過ごす体を負ってしまい、一人前の魔法師としては欠陥を背負っている。 達也の調べでは強すぎるサイオンの活動に器であるサイオン体が耐えられず、損傷と修復を繰り返していることが原因と診断された。 才能を発揮できない自分の体に苦しめられており、祖父の烈からは特別気に掛けられている。 祖父である烈を尊敬している。 戸籍上の従姉にあたる響子とは、他のいとこの中でも特に仲が良い。 それに対し、自分より明らかに魔法力に劣り甘い性格である兄や姉や父親のことは無意識に見下している。 美青年で、エリカからも「深雪の男子版」と評される。 病弱で家にこもりがちな現状から、同年代の友人と話す機会を切望しており、達也たちに好意的に接し、彼の仕事に積極的に協力する。 伝統派などの敵対勢力に対しては毒舌と抜け目のなさを持つ一方で、年相応の少年らしい素直で無邪気な面がある。 実戦では高い魔法力を活かした戦いをとり、九島の秘術パレードをリーナを超える精度で披露したり、難易度の高い魔法を下準備として使い捨てるなど高レベルな技術を見せる。 達也の作った完全思考型CADをたった二か月で完璧に使いこなすなど高いセンスも持つが、実戦経験の乏しさからくる弱点がある。 達也と同様に「精霊の眼(エレメンタル・サイト)」を保有しており、「分解」と「再成」の特徴から能動的な知覚に優れ、24時間の時間遡行ができる達也に対して、「仮装行列(パレード)」の特徴より受動的な知覚に優れ、意識を向けていない状態であっても遠方で起きた魔法の兆候を感じ取ることができる。 達也が魔法恒星炉エネルギープラント計画を発表した同じ日に、周公瑾の亡霊が光宣の肉体を乗っ取ろうと襲い掛かるが、霊体を隷属させる魔法によって逆に周公瑾の人格と知識を吸収する。 そして、自身が健康な肉体になるにはパラサイトを自身に取り込むしか方法がないと知って、それでもパラサイトを取り込むことに躊躇していたが、ベゾブラゾフが達也たちへ放った一回目の戦略級魔法トゥマーン・ボンバから達也たちを守る為に、水波が過剰な防壁魔法を使用して魔法演算領域のオーバーヒートを引き起こしたことで、遂に水波を救う為に自身にパラサイトを取り込むことを決意する。 そして、2097年6月16日の夜明け前に旧第九研に侵入して、パラサイトを自身に取り込む儀式を行って、強固な精神力でパラサイトを屈服させて、自我を保ったままパラサイトを取り込むことに成功し、同時に驚異的な自己治癒能力を得て健康な肉体になったと同時に、脳の一部が変容したことも自覚する。 そして、水波の入院する調布碧葉医院を訪れるが、水波の治療方法の方針の違いから達也たちと対決することになる。 それでも諦めずに水波を病院から連れ出す為の戦力を得るために、パラサイドールを狙って旧第九研を襲撃するが、滞在していた九島烈を交戦の末に意図せず殺害してしまう。 そして、巳焼島へ救援に向かった達也の隙をついて調布碧葉医院を襲撃し、遂に水波を拉致することに成功する。 そして、周公瑾が生前に用意していた青木ヶ原樹海のアジトに水波と共に潜伏するが、いつまでも潜伏するのは不可能だと悟って、レイモンドの誘いに乗ってUSNAの全水没型輸送艦『コーラル』に水波と共に搭乗して、日本から脱出する。 そして、北西ハワイ諸島にあるパールアンドハーミーズ環礁基地に到着するが、パラサイトを忌避する軍人・軍官僚に命令された兵士たちによって襲撃された際に、水波が光宣の危機に防壁魔法を使用して容態を悪化させてしまい、意識不明の状態になってしまう。 その後、達也がすぐ近くのミッドウェー島の軍事刑務所を襲撃してカノープス少佐たちを脱獄させた後に、スピカ中尉が自分たちをパールアンドハーミーズ基地から連行しようと攻撃してきたことで、スピカ中尉たちを始末するが意識不明の水波をこれ以上連れて行くのが不可能だと悟って、水波を置いてレイモンドと共に全水没型輸送艦『コーラル』に搭乗して基地から脱出する。 「 爆裂」の二つ名を持つ十師族「一条家」の御曹司。 顔良し腕良し頭良しの三拍子が揃ったエリートである。 における新ソ連の侵攻作戦に際し、当時まだ13歳で義勇兵として戦列に加わり一条家現当主・一条剛毅と共に「爆裂」を以って数多くの敵を屠った経験を持つ。 その際に「敵と味方の血に塗れて戦い抜いた」姿への敬称として「クリムゾン・プリンス」の名で知られている。 一条家の切り札にして代名詞でもある発散系魔法「爆裂」は、対象物内部の液体を強制的に気化させてその体積変化を攻撃力として利用する魔法で、純粋に軍事目的で開発されているため殺傷ランクはA。 九校戦の折、深雪に一目惚れしたが最終日のパーティまで彼女が達也の妹だとは気付かなかった。 2095年度九校戦で自身を打ち破った達也をライバル視し、達也を倒せるようになるまで深雪に告白しないことを真紅郎に宣言している。 京都での論文コンペの折、エリカ達を助けたことで達也が軍の人間であることを知る。 同時に光宣とも面識を持つようになる。 達也から横浜事変にて敵の手引きを行ったのが周公瑾であることを聞かされ、騙されたことに憤慨し達也の任務に協力する。 2097年7月8日にて、達也からトゥマーン・ボンバの基幹技術であるチェインキャストを利用した広域型爆裂の魔法式の提供を受けた吉祥寺が完成させた戦略級魔法『 海爆 オーシャン・ブラスト 』によって新ソ連の高速艦十二隻を吹き飛ばし、日本で二人目の国家公認戦略級魔法師として認定される。 「・ジョージ」の異名を持ち、将輝からは「ジョージ」の渾名で呼ばれている。 一条家に恩を感じる過去があり、将輝の参謀役を自認している。 将輝の妹で小学生の茜から好意を抱かれており、将輝からロリコン疑惑の濡れ衣を着せられたことがある。 わずか13歳で仮説上の存在だった「基本コード」の一つである「加重系統プラスコード」を発見した天才で、前述の異名は「基本(カーディナル)コード」と名前の「真紅()」から付けられたものである。 自身が発見した基本コードを利用した、対象の作用点に直接加重をかける加重系魔法「不可視の弾丸(インビジブル・ブリット)」を使いこなす。 基本コード発見の経歴から、魔法学の分野においては絶対の自信を持っていたが、九校戦で見た達也の技術によって心に敗北感を刻み付けられる。 以降は技術者として達也をライバル視し、達也に勝つことを目指しているが、ことごとく苦杯をなめさせられている。 前田 千鶴(まえだ ちづる) 第三高校校長。 国防軍の退役軍人で、高校時代の剛毅の一年先輩で今でも交流がある。 年齢は43歳。 在学中は剛毅を含めて並み居る猛者をねじ伏せ実技トップに輝いており、剛毅をも上回る豪放さから未だに頭が上がらない女傑。 第四高校 黒羽 亜夜子(くろば あやこ) 声 - (オーディオドラマDVD版)、 (魔法科高校の劣等生 LOST ZERO) 四葉家の分家である「黒羽家」の長女で文弥の双子の姉。 達也と深雪の一学年下の再従妹(はとこ)で、深雪とは3ヶ月しか年が離れていない。 収束系魔法の適性が高く、「極致拡散」「疑似瞬間移動」などの魔法を高度に使いこなす。 得意・不得意がハッキリしたタイプの魔法師であり、近接直接戦闘は不得意としている。 黒羽家は四葉における諜報・工作活動を統括しており、亜夜子も高校入学前からコードネーム「ヨル」として任務に就いている。 四葉真夜のエージェントとして折衝や工作も行い、中学3年生という若さながら情報収集や交渉術に長け、バランス大佐や九島烈を相手に任務を達成している。 自身の魔法特性を教わり、魔法師としての自らのアイデンティティを確立することができた経緯から、達也に恋愛感情を抱き文弥と共に慕っており、深雪とは年が近いこともあって互いにライバル心を抱いている。 2096年に弟の文弥と共に第四高校に進学、その美貌と高い魔法力から四校のアイドル的存在となっている。 黒羽 文弥(くろば ふみや) 声 - 内山夕実(オーディオドラマDVD版)、 (魔法科高校の劣等生 LOST ZERO) 黒羽家の長男で、亜夜子の双子の弟。 四葉家中では深雪に次ぐ次期当主候補No. 2だったが、2097年に深雪が次期当主に正式に指名されたことで黒羽家の次期当主になる。 精神干渉系の適性があり、相手の感覚に直接痛みを与える戦闘魔法「ダイレクト・ペイン」を使う。 女の子のような可愛らしい容姿であり、亜夜子との任務活動中は変装として女装させられている。 コードネームは「ヤミ」。 任務では亜夜子が諜報・潜入を担当し、文弥が戦闘を担当するという役割になっている。 期による声色の変化も無いため、本人にとってはコンプレックスを感じる点である。 再従兄の達也に崇拝と呼べるほどの思慕を抱いており、それを亜夜子によくからかわれている。 真夜の意向で第四高校への進学が決まったが、元々は達也のいる第一高校への進学を希望していたため、かなりの未練を感じている。 傘下に加えた亜貿社の中で、榛有希とは達也の暗殺を巡る戦いで互いに周知しており、有希の希望もあって、彼女に対しては自分の直属の部下として扱っている。 鳴瀬 晴海(なるせ はるみ) 第四高校の三年男子生徒で、雫の母方の従兄にあたる。 今一つ地味な外見と「魔法バカ」的な性格の持ち主なため、女子生徒からの評価はいまひとつ。 四高の中では実技の成績はトップクラスであり、2096年度の九校戦には選手として出場したが本人は技術系志向であり、エンジニアとして参加を望んでいる。 亜夜子の頼みを受けて達也と黒羽姉弟を仲介する役目を果たす。 十師族関係者 四葉家 達也と深雪の実家。 十師族の中では七草家と並び最有力勢力だが、徹底した秘密主義を敷いており世間には現当主の名前しか公開しておらず、その家風は良く言えば自主独立、悪く言えば唯我独尊と評されている。 血統的な特徴として、精神干渉系魔法か、特異かつ強力な魔法のいずれかを身に付けやすい。 四葉家本邸(旧第四研跡地)は旧山梨県の北西部にあるが、認識阻害の結界により外部からは発見されにくくなっている(最寄の駅は)。 他家にはない独自の風習がいくつかあり、分家は四葉と悟られないよう別の姓を名乗っており、「椎葉」「真柴」「新発田」「黒羽」「武倉」「津久葉」「静」の有力七家から構成されている(「司波」は深夜の結婚に伴い新設された)。 また、四葉真夜誘拐事件の反省として四葉一族の重要人物には「ガーディアン 」と呼ばれる護衛が原則、就くことになっている。 2062年に起こった四葉真夜誘拐事件の報復として単独で大漢を崩壊に追い込んだ通称「2062年の悪夢」により、全世界の魔法関係者からは「触れてはならない者たち(アンタッチャブル)」と忌避されている。 また四葉家には政府とは別に「 スポンサー」と呼ばれる現当主の四葉真夜ですら無碍に扱えない後援者(東道青波)がおり、四葉家の工作活動には政府の要請以外にもその人物からの依頼であるものも多いようである。 四葉 真夜(よつば まや) 声 - 十師族「四葉家」現当主。 司波兄妹の実母である司波深夜の双子の妹で、達也と深雪の叔母にあたるが、2097年からは達也の戸籍上の母親となる(後述)。 身長165cm、体重58kg。 およそ45歳(2097年2月4日時点で47歳)という齢をまるで感じさせない若さの妖艶な美女で、「極東の魔王」「夜の女王」の異名を持つ当代における世界最強の魔法師の一人と目されている。 十師族としては東海地方、長野・岐阜方面の監視・守護を担っており、他の十師族当主のように表向きの家業には就いていないが私生活では主に魔法研究に勤しんでいる。 光のを偏らせる収束系統魔法を、生来の得意分野とする。 通称「夜」とも呼ばれる魔法「(ミーティア・ライン)」は、光の分布を著しく偏らせて星空のような暗闇の空間を作り出し、光球(星)から降り注ぐ光線のシャワーで物質を貫通(気化)させる。 物理的な防御は無意味であり、対魔法防御での対抗も困難を極めることから世界最強と呼ばれる一因になっている。 物質を気化させる結果面では達也の「分解」と同種の魔法だが、対象を直接気化させるのではなく「空間内の光の分布」を操作して間接的に分解を起こす魔法であるため、空間の構造情報を直接分解できる達也の魔法とは決定的に相性が悪い(ただし、達也が真夜に対して絶対的な優位性を保っていられるのは「再成」があるからであって、あらゆる面で超一流の魔法師である真夜と戦えば無傷では済まないと分析している)。 かつて七草弘一と婚約していたが12歳のときに台北で大漢に誘拐される。 非人道的な魔法師開発の人体実験に利用され、また子を作るためにたびたび輪姦され、生殖能力を失う。 救出された際に姉の深夜によって精神構造干渉を用いて経験の記憶を知識の記憶へと変質させられている。 以降は、弘一との婚約も破談となり、姉妹仲も険悪なものとなっていたが、当主になりたてのころに「人造魔法師実験」を計画し甥の達也を実験体とした。 性格は二面的で、情が深くおだやかな口調で話すも、暗殺や洗脳といった行為を日常的な口調で命じるなど、冷酷な性格でもある。 また、かつて深夜と共に九島烈の教えを受けていた時期がある。 姪にあたる深雪を自らの後継者とする一方、達也を深雪のガーディアンという低い立場に置き、無関心を装いつつ彼を「最悪最凶の魔法兵器」と称し注視している。 司波兄妹の叛意を承知しており、深雪を次期後継者として四葉の中枢に据えようとしたり、旧交のあった穂波の姪にあたる水波を彼らへ送りつけたりするなどして、兄妹が四葉を裏切らないように策を張り巡らせる。 エドワード・クラークが開発した、全地球通信傍受システム「フリズスキャルヴ」へのアクセス権限を持つ七賢人の一人。 四葉家を排除すべき脅威とみなしたクラークによって四葉家の秘密を探る目的でフリズスキャルヴのアクセス権限を与えられていた。 達也排除のためディオーネー計画が宣言されて以降アクセス権限を停止させられ、一杯食わされたことに屈辱を感じるも、フリズスキャルヴの危険性を想定していため、クラークの方も達也を含む四葉家の能力をほとんど知ることが出来なかったため、クラークの目論見自体は防ぐことに成功していた。 司波 深夜(しば みや) 声 - (オーディオドラマDVD版) 達也と深雪の実母で、真夜の双子の姉。 旧姓は「四葉」。 世間では結婚もせず、子供も作らぬまま死去したとされている。 真夜と同じく、およそ42歳だった3年前でも「少女のように可愛らしい」と言われ、実年齢が30歳、外見年齢が20歳過ぎ程度の桜井穂波と並べて歳下に映ったほど若々しい美女。 禁忌の系統外魔法「精神構造干渉」を世界で唯一扱う魔法師として、「忘却の川の支配者(のミストレス)」の異名で畏怖されていた。 真夜が計画した「人造魔法師実験」の実行役を担い、当時6歳の達也に「人工魔法演算領域」を植え付けた代わりに「強い情動を司る部分」を白紙化した張本人。 深雪は「お母様自身も感情の一部を喪失している」と推測しているが、達也に対しては使用人同然に恐ろしく冷淡に接する。 しかし追憶編の沖縄開戦時においては、実の息子である達也を自慢するような言い方もしていた。 真夜の話では達也の魔法が暴走しないよう人造魔法師実験で感情を奪い取ろうとした際には最後まで抵抗の意思を見せ、結局息子を世界の破壊者にしないために実行し、自分の負担も惜しまずに彼の情動だけを取り除くよう配慮する。 また、深雪が魔法を暴発させ、達也がコキュートスで止められないようにするため、深雪に達也への無関心を植え付けようと深雪の前で達也に対し冷淡な態度をとり、淑女として徹底的に教育を施す。 双子の妹の真夜とは仲睦まじい姉妹であったが、2062年の誘拐事件で心に深い傷を負った真夜を救うために父親に命じられて精神構造干渉を用いた結果、真夜からは恨まれることとなり、それ以来険悪な仲となった。 また、事件前は真夜と共に九島烈の教えを受けていた時期がある。 過度な魔法の酷使によって10代から健康を損ね入退院を繰り返し、本編開始直前の2094年に死去している。 司波 龍郎(しば たつろう) 声 - 達也と深雪の実父。 旧姓は司馬。 サイオン保有量が規格外に多いという魔法資質を持ち、その遺伝子に目を付けた四葉家によって深夜と結婚させられる。 達也と深雪のサイオン保有量の多さは父親譲りであるが、CADの発達により本人はその資質を成果に結びつけられず、魔法師としては大成しなかった。 四葉家が正体を隠してし設立したFLTの開発本部長を務める重役で「椎原 辰郎」というビジネスネームを使用している。 亡き妻である深夜の持ち株を相続して最大となっているが、実質的には次期当主候補である深雪の管財人に過ぎず、支配権は四葉家に握られている上に、四葉本家への出入りも認められていない。 達也とは互いに無関心、深雪からは深夜の死後半年もせず元恋人である愛人(小百合)としたことや、達也を息子扱いしない点などで嫌悪されている。 深夜の生前から仕事を表向きの理由として愛人宅で生活しており、再婚後もFLTにほど近い小百合のマンションに居住し、兄妹とは別居している。 司波 小百合(しば さゆり) 声 - 司波龍郎の後妻。 旧姓は古葉。 龍郎とは同い歳で、深夜と結婚する前から恋人関係にあったが、四葉家の横車によって別れさせられ、深夜が死去するまで愛人の立場に甘んじていた。 魔法工学の研究者としてFLTに入社しながらも大した成果を上げられずに管理部門に異動させられた経歴から、研究者として華々しい成果を上げている達也に嫉妬と対抗意識を抱いており、義理の母親という立場から達也を利用しようと目論んでいる。 深雪からは龍郎と同じく嫌悪されており、下の名前を「さん付け」で呼ばれ、母ではなく他人の扱いを受けている。 四葉 元造(よつば げんぞう) 四葉家先々代(初代)当主。 深夜と真夜の父で司波兄妹からは祖父にあたる。 妻は「 阿部 泰夜」という女性だが、2062年の事件以前に死去している。 九島烈とは親しい間柄だったようで、その縁で烈に深夜と真夜の家庭教師を務めてもらっていた。 2062年に大漢が真夜を誘拐した末に人体実験の実験台とした非道への報復のため、四葉の総力を挙げて復讐を成し遂げるも過度な魔法の酷使によって死亡。 この際に行われた報復により「四葉に手を出してはいけない」というタブーを世界各地に知らしめる結果となった。 また、元造達の死因である魔法の過剰行使により魔法演算領域の機能が損なわれる現象、『魔法演算領域のオーバーヒート』の治療法の開発に四葉が乗り出すきっかけともなった。 四葉 英作(よつば えいさく) 四葉家先代(二代目)当主。 椎葉家現当主の父で深夜と真夜から見て叔父(元造の弟)に当たる。 他人の魔法演算領域を解析し、潜在的な魔法技能を見通す精神分析系の能力を備えており、四葉に伝わる魔法演算領域分析系の術式の基を築いた人物。 生まれたばかりの達也の魔法資質を解析し、分家衆の反対を押し切りその有効活用を目指した。 そのため、達也に幼少期から戦士としての訓練を徹底的に施した。 黒羽 貢(くろば みつぐ) 声 - (オーディオドラマDVD版) 四葉家中で諜報・工作を担当する分家筆頭「黒羽家」の現当主で、亜夜子と文弥の父親。 黒羽重蔵(故人)と四葉夢女(元造の妹)の息子で、深夜と真夜とは従姉弟の関係(司波兄妹から見た叔従父)。 精神干渉系魔法の適性があり、対象に針などを刺して、その僅かな痛みを増幅して死に至らしめる魔法「 毒蜂」を開発している。 ただし、毒蜂は貢固有の魔法ではなく、精神干渉系魔法への適性があれば習得出来るらしく、黒羽家の実働部隊が主に使用している。 身内のパーティなどでよく子供たちの自慢話をするなど亜夜子と文弥を溺愛しているが、二人が達也と親しくするのを快く思っていない。 芝居がかった大仰な口調が特徴だが、暗殺を平然と命じ、時には部下を見捨てる非情な対応をとりながらその部下に対して甘いとも言える態度を取るなど矛盾した性格で、部下でさえも本心が掴めない男性。 一方、黒羽家は本家当主への絶対の忠誠を刷り込まれているため、内心で真夜を畏怖しており、また後述の理由から達也と接する時(もしくは達也が関連する時)は感情的になることが多い。 達也をガーディアンとして見下していたのではなく、出生の秘密を知るが故に「四葉の罪の結晶」と呼び、自分たちの身勝手な思いが作り出した怪物として忌避し、四葉家内に封じ込めておくことが自分たちの義務だと思い込んでいる。 このことは新発田、椎葉、真柴、静の四家も同様である(武倉と津久葉は譲歩を見せている)。 東雲 吉見(しののめ よしみ) 四葉家の遠縁(と思われる)東雲家の娘で、黒羽貢の妻・「東雲 亜弥」の姪(兄の娘)で黒羽姉弟から見て母方の従姉にあたる。 現在21歳だが大学などには通っておらず、高校も融通が利く通信制を卒業しており、在学中から黒羽の諜報任務に従事していた。 キャスケットにサングラス、マフラーで人相を隠しているが世界的に稀有な異能「」能力者で、人体に残った想子情報体の痕跡を読み取ることができ、この能力で 死者の記憶を読み取っている。 吉見の能力こそが黒羽家の奥の手であり、異様な諜報能力の高さの秘密である。 黒川 白羽(くろかわ しらは) 黒羽家配下の魔法師で、若くて腕が立つという条件から工作員として黒羽文弥をサポートしている。 甲賀二十一家の末裔で、奇術の方の空蝉の術と『照陰鏡(しょういんきょう)』という殺気を見る忍者技術に長けている。 津久葉 夕歌(つくば ゆうか) 津久葉家現当主である津久葉冬歌の一人娘で、津久葉家次期当主。 身長160cm、体重48kg。 魔法大学を卒業し、現在は大学院生。 第一高校OGで、2091年二学期から半年間生徒会副会長を務めた。 高校在学中は魔法力を隠していたが精神干渉系魔法全般に強く、母譲りの高い適性を持つ。 大学院では『魔法演算領域のオーバーヒート』を研究している。 性格は親しみやすい口調だがドライなところがあり、自分のガーディアンが死んだ際にも悲しむより自分の護衛から解放されてほっとしているだろうと淡白な返答をした。 四葉家次期当主候補の一人で深雪との関係は中立的で相互不干渉、達也に対しても本当の能力を知っているため見下すようなことはなく、むしろ達也が一族内で忌避されている理由に興味を抱いている。 新発田など分家衆から妨害を受ける司波兄妹を援護し、元々母共々深雪を推していたため予定通り大晦日の会食で候補を返上、深雪を当主に推薦した。 使用する魔法は想子の音で恐怖という情動を強制的に発生させ、精神を攻撃する「マンドレイク」。 想子の音で広がるため物理的に音波を妨害してもとめられないが、魔法による音波遮断であれば軽減できる。 津久葉 冬歌(つくば とうか) 四葉家の分家である「津久葉家」現当主。 冬歌の母である津久葉彩歌と四葉元造が従兄妹の関係で、夫は入り婿である。 精神干渉系魔法を得意とし、特に「誓約(オース)」という特殊な魔法の第一人者である。 「誓約」は被術者の同意の下、半永続的に被術者の精神活動を制限する効果を持つ。 「誓約」の条件として施術者の意思によらない解除用の鍵を設定しなければならないが、相手の自我を維持しつつマインドコントロールが可能な利用価値の高い魔法である。 夕歌によれば「津久葉家」は「黒羽」や「新発田」に比べると、実力で一段劣るらしい。 また一族の懸案事項となっている達也の処遇に対しても、他の分家当主が達也を忌避する中、武倉と共に譲歩の姿勢を表明している。 桜崎 千穂(おうざき ちほ) 津久葉夕歌の新しいガーディアンを務める女性魔法師で、調整体「桜」シリーズの一人。 桜井穂波や桜井水波とは異なる受精卵をベースにした、別の血統の第二世代で年齢は水波より八歳上。 桜崎奈緒という妹がいる。 桜崎 奈穂(おうざき なお) 調整体「桜」シリーズの一人で、桜崎千穂の妹。 2096年の時点で十五歳の少女で、子供のような外見をしている。 過去の歴史的有名人の辞世の句を呟くことで発動する、独自のフラッシュ・キャストを使用する。 コードネームは「 シェル」。 姉の千穂とは違って魔法特性が護衛向きではなかった為に、暗殺者としての訓練を受けて、2096年5月に家政婦兼暗殺者見習いとして榛有希の下へ派遣される。 新発田 理(しばた おさむ) 四葉の分家「新発田家」現当主。 理の父・四葉兵馬(故人)は元造の叔父にあたり、元造とは従兄弟の間柄。 武断的な気質の持ち主で息子の勝成が四葉次期当主に相応しいと思いつつも、四葉としての魔法の資質に優れる深雪の当主指名には反対していない。 達也への忌避感が強く、勝成に2097年元旦の深雪たちの慶春会出席を妨害を指示し、「椎葉」「真柴」「静」と共に妨害計画を主導する。 新発田 勝成(しばた かつしげ) 新発田家現当主である新発田理の一人息子。 第五高校OBで、魔法大学を卒業し今年防衛省に入省した23歳。 高校在学中は魔法力を隠していた。 身長188cm、体重80kg。 物質の密度を直接操作する収束系魔法「密度操作」を得意とする。 普通の魔法を得意とする、四葉の魔法師らしからぬ普通の意味で優れた魔法師。 事務職だが体格にふさわしい格闘戦能力を持ち、四葉家が現在抱える戦闘魔法師の中でもトップクラスの実力の持ち主。 直系の血筋である達也を見下しておらず、その実力と有益性を把握している。 琴鳴とは恋人同士であり、ガーディアンにしているのは側に置くための口実である。 四葉家次期当主候補の一人だったが、深雪の当主指名自体には納得している。 理の指示で深雪たちの慶春会出席を妨害するが失敗に終わり、大晦日の会食で候補を返上、代わりに真夜にガーディアンの堤琴鳴との結婚を口添えしてもらい、2097年の慶春会で婚約を発表する。 ワイアット・カーティス上院議員から依頼されたミッドウェー監獄でのカノープスの脱獄計画では達也のサポートとして同行し、クラークによって主導された巳焼島事変ではパラサイト化したスターズの恒星級3人を相手に圧倒するほどの実力差を見せつけた。 堤 琴鳴(つつみ ことな) 新発田勝成のガーディアン。 奏太の実の姉で魔法大学卒の24歳。 第五高校OBだが、勝成のため年齢を一歳誤魔化して高校に通っていた。 勝成とは恋人同士。 身長165cm、体重58kg。 調整体「楽師シリーズ」の第二世代。 「楽師シリーズ」は振動系魔法、特に音波に干渉する魔法を得意とする戦闘用に作られた魔法師である。 琴鳴は攻撃的魔法より索敵や幻惑、探知妨害、ダメージ軽減を得意としている戦闘補助タイプである。 「サイレントヴェール」「パッシブソナー」「音響爆弾」を得意とする。 2097年の慶春会で勝成と婚約する。 堤 奏太(つつみ かなた) 新発田勝成のガーディアンで琴鳴の弟。 第五高校OBで、魔法大学二年生の20歳。 ライブハウスでセミプロのミュージシャンとして活動もしている。 身長170cm、体重62kg。 姉と同じ調整体「楽師シリーズ」の第二世代で音に関する魔法に高い適性を持つ。 攻撃的な魔法である「フォノンメーザー」や「音響砲(アコースティック・キャノン)」を得意とする。 作間(さくま) 新発田家に長く仕えている初老の男性の使用人で、本家の葉山と同じような役割を新発田家で担当している。 葉山 忠教(はやま ただのり) 声 - 先代の四葉当主から引き続いて真夜に仕える序列第一位の執事長。 外見は初老のようだが実年齢は70歳を越している。 他の執事達が各部門の統括責任者であるのに対して、当主のプライベートな用向きを果たす執事は葉山のみで、主である真夜に直言出来る四葉家中の数少ない人物であり、真夜が仕事以外のプライベートや本音を含んだ会話をするなど公私にわたって信頼されている四葉家の重鎮。 当主専属の執事という職業柄、四葉の内情を知り尽くしており達也の能力を知っているため達也を見下すようなことはなく、達也に対して四葉家の直系として敬意を抱いており、達也に対して忌避感を抱く貢を逆に戒める発言をしている。 分家当主ですら知らない深雪の秘密や真夜と達也の偽りの親子関係も知らされるなど抱える情報量では四葉分家当主すら超えている。 分家当主ですら立ち入ったことのない真夜の私室への入室も許されており、国防軍との達也の貸与交渉では真夜の名代として交渉を担当するなど佐伯からも一目を置かれている。 実力は高くないが実は魔法師で、その能力を給仕などに使っているとのことで、真夜をして「細やかな魔法の使い方では自分も敵わない」と言わしめるほどである。 スピンオフ『魔法科高校の優等生』の第1話では、達也に対して好意的な態度で登場している。 四葉家の中で、序列の低い達也を見下していない点でも数少ない人物の一人である。 花菱 但馬(はなびし たじま) 四葉家の仕事の斡旋を行う序列第二位の執事で四葉が外部からスカウトした魔法師。 四葉の内情を知る「内陣(インナー)」。 魔法力は平凡だが実戦経験が豊富な退役軍人で四葉の実働部隊(私兵)の統括、魔法関連の裏仕事のスケジュール調整や装備の支給も担当する、ある意味で四葉の司令塔の役目を果たす執事。 花菱 兵庫(はなびし ひょうご) 花菱執事の息子で、四葉家の青年執事。 かつて身元を偽って、イギリスのPMSC(民間軍事会社)に潜伏していた。 2097年4月14日の時点で日本に帰国しており、以降は達也の専属執事の役割を果たしている。 達也と深雪を主と認め、その補佐を忠実に務めており、逆に達也を息子とみなしていなかった父親の龍郎に対しては口調は慇懃ながらも軽蔑し見下した態度を隠そうとしていない。 紅林(くればやし) 四葉家の序列第三位「内陣(インナー)」の地位にいる執事。 五十代前後の外見の男性。 四葉家において魔法師調整施設の管理を担当しており、調整体魔法師の製造設備だけでなく、後天的な魔法力強化施設も管理している。 四葉家の内情を知る「内陣(インナー)」であることと、本人の性格から達也に対しても丁寧な態度で接する。 「魔法科高校の劣等生 ドリームゲーム8」に登場する。 青木(あおき) 声 - 四葉家の財務を担当する序列第四位の執事。 深雪に敬意を払う一方で、同じ血を引く達也を使用人と同列にしか見ていない(これは上位三人とは異なり、国家機密でもある達也の能力を全て知らされていないからでもある)。 黒田(くろだ) 四葉家の外部の人材採用・スカウトと村外の不動産の管理を担当する序列第五位の執事。 白川(しらかわ) 四葉家の使用人の統括において葉山の補佐を担当する序列第六位の執事。 夫人は本家の家政婦を統括しているメイド長。 木村(きむら) 四葉家の本拠地の村長代行と村内の不動産の管理を担当する序列第七位の執事。 小原(おばら) 四葉家の車の手配を担当する序列第八位の執事。 達也に対しては比較的まともな態度をとるが、達也の能力を全て知らされていないため目下と見做している。 前歴は交通機動隊。 桜井 穂波(さくらい ほなみ) 声 - (オーディオドラマDVD版) 故人。 遺伝子操作により魔法資質を強化された調整体魔法師「桜」シリーズの第一世代で、生まれる前から四葉家に買い取られている。 2087年ごろから司波深夜のガーディアンとなり、身の回りの世話も担当していた女性。 ガーディアンになる以前は、に就職してをしていた。 司波兄弟にとって姉のような存在で、自分の怪我に頓着しない達也を諌めたり、深雪に日焼け止めを塗ろうとしたときに怪しい笑みを浮かべたりなど、親身に接し、二人にも慕われていた。 2092年8月の大亜連合による沖縄侵攻で、艦砲射撃への防御力を持たない達也を敵艦の攻撃から守るため、障壁魔法を酷使して死に至った。 彼女の遺言で遺灰は海に帰され、彼女の死は感情のほとんどを失った達也にとっても小さくないトラウマとして今も心に残り続けている。 若宮 刃鉄(わかみや はがね) 調整体魔法師「鉄(くろがね)」シリーズとして生まれた男性。 元軍人で、鉄シリーズの最高傑作とされていたが、12歳のころに「魔人兵士開発研究会」通称「魔兵研」のメンバーであった多中少佐によって強化兵士の実験体にされ、3年後に強化施設を脱走した。 以後魔兵研のメンバーを憎悪し、フリーの殺し屋「リッパー」として活動していた。 ナイフを使った高周波ブレードと術式解体を得意とする。 魔兵研のメンバーを狩り続けている最中に、偶然黒羽家から同じターゲットの暗殺を依頼されていた亜貿社のメンバーと一時対立するも、有希の判断により互いに不干渉という協定を結び、さらに若宮に目をつけた四葉家の使者として両角からスカウトを受ける。 多中少佐の暗殺には護衛の仲間杏奈によって阻まれ失敗し、負傷するも黒羽家により救出された。 以降は黒羽家の傘下として有希、奈穂とチームを組むことになり、文弥の意向で術式解体の向上のために九重寺にて八雲の高弟である巻雲に修行をつけてもらうこととなった。 その際文弥から自分以上の術式解体の使い手として達也の話を聞かされ、戦慄を感じると同時に会ってみたいと興味を抱く。 九重寺での修行後は剃髪してスキンヘッドとなり、粗暴な口調が矯正され丁寧で謙虚な態度となった。 七草家 七草真由美の実家。 四葉家と並んで日本で最も力を持つ魔法師集団と見られ、日本魔法界の双璧の一つとして知られる。 十師族の中でも抱える魔法師の規模が最も多く、その規模を活かして東京方面で十文字家と協力して諜報の役割を担っている。 また、十師族の中でも最も社交的と言われ、マスコミや政治家とのつながりも強い。 魔法師の規模と政治力で四葉家と並んでいるように見えているが、魔法師としての強さは四葉家に及ばず、一部では数に物を言わせた政治力で四葉家と並んでいるように見せかけているとの評価もある。 七草 弘一(さえぐさ こういち) 十師族「七草家」の現当主。 真由美の父親で、真由美の上には前妻の子である2人の息子、下には双子の娘がいる。 右目は義眼であり、それを誤魔化すために色付きの伊達眼鏡を掛けている。 表向きの家業は経営。 現十師族当主の中では最も政界と繋がりが深く、謀略好きな性格で真由美からは「狸親父」と陰で嫌味を言われている。 十文字家と共に伊豆を含む関東地方を監視・守護している(七草家が主に諜報、十文字家が戦闘という役割分担)。 魔法師としては四系統八種の各種魔法を発動直前の状態で保持、適時使用する「八重唱(オクテット)」という技術を得意とする。 年齢は四葉真夜より2歳上の、およそ47歳(2097年2月4日時点で48歳)。 2062年時点では四葉真夜とは婚約関係にある恋人同士であったが大漢による四葉真夜誘拐事件の戦闘により右目を失い、実験体にされた真夜が生殖能力を失ったことで婚約も解消された過去を持つ。 現在でも元婚約者の真夜を意識しており、四葉家が十師族の中で突出した存在であることを恐れる数少ない一人で、七草家の勢力を四葉家より強くするため様々な画策をしている。 四葉姉妹と共に、九島烈から魔法を学んでいた時期があり今でも「先生」と呼んでいる。 一条家当主の剛毅とは性格が対照的だが、年齢的な違いから弘一は剛毅を「やんちゃな弟分」と見ている。 横浜事変での名倉の報告から達也と深雪を四葉の一族と確信、達也が非公式の戦略級魔法師である可能性にも至っている。 四葉の弱体化を狙い、十師族のメリットになるという建前で人間主義者の反魔法師運動で国防軍を非難する運動を煽ったり、日本で暗躍している周公瑾と陰で手を組むなど、魔法師の敵対勢力を利用している。 そのことから克人や娘の真由美から非難を受け、名倉が死亡した事件では真由美の詰問をはねのけたことから大きな不信感を抱かれている。 七草 智一(さえぐさ ともかず) 十師族「七草家」の長男。 弘一の息子で真由美、香澄、泉美の異母兄にあたる。 年齢は27歳。 香澄から「兄貴」、泉美から「兄」と呼ばれている。 既に学業を終えて、結婚もしており現在は別宅で生活している。 魔法力で弟の考次郎には劣るが真由美とは同レベルであり、器用さは兄妹の中で一番である。 良識的かつ真面目な性格で狡賢さには欠けるが、堅実な組織運営を得意とする。 荒事に対しては不向きな面がある。 七草 考次郎(さえぐさ こうじろう) 十師族「七草家」の次男。 弘一の息子で真由美、香澄、泉美の異母兄にあたる。

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