ララランド 解説。 映画『ラ・ラ・ランド』ネタバレあらすじ結末|映画ウォッチ

【ネタバレ有】映画「ララランド」感想とあらすじ・伏線の徹底解説!/感涙必死の最高のミュージカル!【ラ・ラ・ランド】

ララランド 解説

【監督】デイミアン・チャゼル(「 」) 【配給】GAGA/ポニーキャニオン 【時間】128分 若き天才、デイミアン・チャゼル監督が名作「 」に続き、彼の得意分野「ジャズ」を絡ませたミュージカル映画は ゴールデン・グローブ賞7部門受賞、アカデミー賞6部門制覇など、各方面から絶賛。 アカデミー賞では、作品賞こそ逃しましたが、主演女優賞、監督賞を獲得するなど下馬評通りの強さでした。 2.映画「ラ・ラ・ランド」の主要登場人物とキャスト 主演のライアン・ゴズリングとエマ・ストーンは、「 」(2011)、「 」(2013)以来、 実にこれが3度目の映画共演となります。 ダンスや歌など多くの場面で、ぴったり息のあった演技を見せてくれました。 また、本作は多くの脇役たちが出演しているものの、主演の二人以外はほとんど印象に残らない「二人だけの世界」を描いた映画です。 セバスチャン(ライアン・ゴズリング) いつの日か、ロサンゼルスで自前のジャズバー・レストランの経営を夢見る売れないジャズピアニスト。 一番驚いたのは、普通に映画内でピアノを全編演奏していること。 プロ根性を感じました。 コメディからシリアスもの、SFまでこなせる多才ぶりですが、物凄い努力家でもあるんでしょうねぇ。 現在上映中の「ナイス・ガイズ」も良いみたいですし、年末の「ブレードランナー2049」での演技も楽しみです。 ミア(エマ・ストーン) ハリウッド女優を夢見て、ロサンゼルスのハリウッド近くの喫茶店でバイトをしながらオーディションを受ける毎日。 エマ・ストーンの場合は、どの作品もある程度エマ・ストーンにしか出せない「地」が出ますが、ひたむきでガッツもあり、コケティッシュで女性らしい愛嬌も兼ね備えたキャラは、ぴったりはまっていました。 アカデミー主演女優賞を2回目 のノミネートで見事受賞!まで28歳なのに凄い! キース(ジョン・レジェンド) 映画内でセバスチャンが参加するジャズバンド 「Messengers」のバンドリーダーにしてメインVoを務めました。 映画内で熱唱した、本人作の 「START A FIRE」(サントラ収録)はかなりいい曲だったけどなぁ。 彼の美声にかなり惹かれました。 ビル(J・K・シモンズ ) 現在上映中の「ザ・コンサルタント」では退役寸前の気のいい軍人を演じましたが、2014年度のアカデミー助演男優賞を獲得した、チャゼル監督の前作「セッション」での迫真の鬼コーチぶりが強く印象に残っていました。 ドライバー達は、車中で思い思いの曲を聞いていたが、一人の女性が外で歌い出したのをきっかけに、全員中から出てきて全員で踊りだしてしまう。 (サントラ 1 「ANOTHER DAY OF SUN」) 踊りが終わると、全員車に戻って前進したが、プリウスの中にいた ミア(エマ・ストーン)は、その日に行われる映画俳優のオーディションの練習(電話のシーン)に夢中で止まったままだった。 ちょうど後ろにいた セバスチャン(ライアン・ゴズリング)は、クラクションを鳴らしたが、ミアは電話に夢中で前に出ようとしない。 仕方なく、セバスチャンは隣の車線からイライラしながら追い越していった。 ミアは、現在ハリウッド女優を目指して、ワーナー・ブラザーズの入居するビルのコーヒーショップでバイトをしながらオーディションに挑戦中だ。 コーヒーショップにはしょっちゅう俳優たちも訪れ、その度にミアはいつの日か自分も・・・と決意を新たにするのだった。 しかし、その日のオーディションは酷い出来だった。 バイトを早上がりして急いでいた時に、シャツにコーヒーをかけられてしまい、それをジャケットで隠しながらオーディションに臨んだが、熱演も虚しく審査員は心ここにあらず、落選してしまった。 一方、セバスチャンは自宅に帰宅する最中、好きだったジャズクラブが閉店しているのを見かけるのだった。 帰宅すると姉が部屋に上がり込んでいた。 金欠な状況を見透かされた姉から、早く定職について落ち着くようにたしなめられた。 ミアは、オーディションから帰宅すると、同じく女優を目指して修行中のルームメイト3人から、ハリウッドのパーティに出かけようと誘われた。 オーディションに失敗したばかりで気乗りがしなかったが、ミアはやはり行ってみることにした。 (サントラ 2 「SOMEONE IN THE CROWD」) パーティ会場では、特に得られるものもなく、ひとり虚しく帰宅しようとしたら、駐車禁止で愛車プリウスがレッカー移動されてしまっていた。 踏んだり蹴ったりで歩いて帰宅する途中、店の中から聞こえてきたピアノの音色に誘われて、「リプトンのバー」というジャズバーへ入るミア。 そのバーでは、ちょうどセバスチャンがピアニストとして演奏中だった。 支配人の ビル(J・K・シモンズ)からは、オリジナル曲ではなく、クリスマスソングを演奏するように指示されていたセバスチャンだったが、衝動を抑えきれず、自分自身の曲を弾いてしまった。 3-2.「春」:惹かれ合う二人 ミアは、あるプールパーティでふたたびセバスチャンを見かける。 プールサイドのお遊びパーティバンドで、変な格好で演奏中だったセバスチャンたちに、「I RAN」をリクエストするのだった。 演奏終了後、セバスチャンはミアに話しかけた。 プロのミュージシャンに「I RAN」(のようなチャラチャラした曲)はNGだと言い張った。 ふたりはあまり友好的とは言えない状況の中で、自己紹介をするのだった。 パーティの場で、ミアはうさんくさい脚本家にしつこく話しかけられていた。 ミアは、その場から逃げ出すため、通りかかったセバスチャンと一緒に会場を出た。 そのまま駐車場のサンセットが見えるスペースまで移動して、二人は夜景見ながら会話と踊りを楽しんだ。 (サントラ 4 「A LOVELY NIGHT」)踊り終わると、ミアのボーイフレンド、グレッグから電話がかかってきた。 その後も、ナースや警察官など慣れない役どころのオーディションを受け続けるミアだったが、相変わらずハリウッドのコーヒーショップで働いていた。 そこへ、ある日突然セバスチャンが尋ねてきた。 バイトが終わった後、ハリウッドの界隈を散歩して歩く二人。 ミアが叔母さんの影響でハリウッド女優を目指すことになったことや、セバスチャンが古き良きジャズが好きであることなどを話し、少しずつ打ち解けていくふたり。 セバスチャンは、ジャズが好きではないと言うミアをジャズ・バーに連れていき、本物のジャズを聞かせてジャズの良さを語った。 (サントラ 5 「HERMAN'S HABIT」)そして、翌週月曜日10時に、オーディションを突破して、学園モノ映画への出演するミアの勉強のため、映画に行こうと誘った。 しかし、そのオーディションは酷い出来だった。 顔も見られず、わずか1行セリフを読んだだけで落とされてしまった。 憤慨して自宅へ帰ると、さらに悪いことにグレッグとのグレッグの兄との会食の時間と、セバスチャンとの待ち合わせがダブルブッキングになっていた。 セバスチャンと連絡先を交わしていなかったので、やむをえず会食へグレッグと出かけたが、どうしてもセバスチャンが気になったミアは、会食を抜け出してセバスチャンの待つ劇場「リアルト」へ向かった。 映画はすでに始まっていたが、首尾よく隣の席に座り、二人は映画を見ながらいい雰囲気になっていった。 キスを交わす寸前というその時、映写機の調子が悪くなり、上映は中止となった。 ふたりは、映画のシーンで出てきた「グリフィス天文台」へ向かい、その中でデートの続きを楽しんだ。 (サントラ 6 「CITY OF STARS」、サントラ 7 「PLANETARIUM」)天文台の中で、彼らは初めてキスを交わした。 3-3.「夏」:セバスチャンの成功、二人の関係の変化 二人の交際は順調だった。 ミアは、セバスチャンの提案で脚本も自分で書くようになっていた。 秋に、一人芝居の舞台を企画していたのだ。 二人がデートする時は、セバスチャンが家の外でクラクションを鳴らすのが通例になっていた。 二人は、行きつけのジャズバー「LIGHTHOUSE」へ行き、セバスチャンはいつか自分のバーを持ち、経営したいと熱く夢を語った。 話していると、セバスチャンは過去のジャズバンド仲間、キースから声を掛けられた。 新たにバンドを立ち上げるので、仲間にならないかと誘うキース。 条件も良かったが、自分の夢にこだわるセバスチャンは一旦断った。 ミアは、キースのために店名とロゴを(SEB'S)を提案したが、セバスチャンは「CHICKEN ON A STICK」という名前にこだわった。 伝説のジャズ・ミュージシャン、チャーリー・パーカーが鶏肉が好きだったのでついたあだ名「バード」にちなんだ名前にしたいというのだ。 その夜、二人は 「CITY OF STARS」(サントラ 9)をデュエットで歌った。 翌日、ミアのためにも、セバスチャンはキースのバンド「メッセンジャーズ」に入ることを決めた。 それはセバスチャンの目指す古き良きジャズとは大きくスタイルが異なっていたが、稼ぐために割り切った。 ミアは、セバスチャンのバンドのライブに行くと、ちょうど 「START A FIRE」(サントラ 10)がかかっていた。 モダンで若者好みの音楽性に、戸惑うミアだった。 3-4.「秋」:二人の前向きな「別れ」 ミアは、いよいよ一人芝居の舞台の最終準備にかかっていた。 たくさんの招待状を送付した。 夏以降、順調なバンドがツアーに出てしまい、セバスチャンと会えなかったミアだったが、その日、セバスチャンは多忙な中、ミアと会う時間を作っていた。 近況を話し合う二人。 セバスチャンは、ミアにツアーに帯同して欲しいと頼んだが、ミアは一人芝居の舞台が2週間後に迫っていたので丁寧に断った。 ツアー終了後も、さらにレコーディングと次のツアーが続いていることに驚いたミアは、自分自身の夢を妥協するセバスチャンにそれで満足しているのか?と迫った。 ミアのために割り切って活動していたとは言え、痛いところを突かれたセバスチャンは、ミアに対して「成功して欲しくないからそんなことを言うのか」と、彼女を傷つけてしまう。 ミアは、泣いて出ていってしまった。 ミアの一人芝居の舞台の当日、セバスチャンは必ず行くと約束していた。 しかし、バンドの練習終了後、当日になって、キースから写真撮影が予定されているため残るように指示されてしまう。 写真撮影が終わって駆けつけると、すでにミアの舞台は終わっていた。 観客は10人ほどしか見に来ておらず、しかも終了後、舞台袖から観客の悪評が聞こえてきて、完全に落ち込んでしまったミア。 セバスチャンの制止も振り切り、そのままネバダの実家に帰ってしまった。 少ししてから、その日、ミアの一人芝居を見て高く評価した映画関係者から、メジャーな映画のオーディションがあるので、セバスチャンにミアの連絡先を教えてほしいと連絡が入った。 携帯をオフにしていたミアに連絡が取れないため、セバスチャンはミアの実家を探し出し、必死で説得して連れ戻した。 オーディションで自由演技を求められ、出し尽くしたミア( 「THE FOOLS WHO DREAM」(サントラ 12))。 その後、二人でロサンゼルスの岡の上で語り合い、物理的にも会う機会が取れなくなるため、お互いの夢を優先して二人は関係を保留することにした。 3-5.5年後の「冬」:エピローグ ミアはオーディションに合格し、ハリウッド女優としてのキャリアで成功しつつあった。 別の夫、デイビッドと結婚し、子供も生まれていた。 一方、セバスチャンも自分の原点だった「ジャズ・バー」を開く、という夢を実現していた。 その日、ミアは夫と二人でハリウッドのイベントに出かけ、その帰り道、ひどい渋滞に捕まっていた。 高速道路を降りて、街中でディナーを摂ったあと、車に乗り込もうとした矢先、聞き慣れたジャズが耳に入ってきた。 見に行くと、そこには「SEB'S」という看板がかかっていた。 そして、ちょうど中ではセバスチャンがこれからピアノソロを演奏するところだった。 ミアに気づいたセバスチャンは、二人の思い出の曲「CITY OF STARS」を演奏した。 もし、二人があの時分かれていなかったなら、今頃どうなっていただろうかー。 演奏が開始されるとともに、二人の「もしも」の空想がはじまった。 その空想は、ちょうど二人の出会いに遡って始まった。 二人は出会うやいなやキスを交わし、セバスチャンはキースと会話すらもしなかった。 満員となったミアの一人芝居の舞台の最前列でスタンディングオベーションをするセバスチャン。 ミアがパリに行くとセバスチャンも一緒にパリに渡り、セバスチャンはパリで演奏家として仕事を始め、ミアと結婚して子供も授かった。 そして、ミアとジャズバーに出かける幸せな日々を送るのだった… そこで、空想は終わり、セバスチャンの演奏も終わった。 ミアは夫と静かに席を立ち、ジャズバーを後にした。 出ていく時、後ろを振り返ったミアに、寂しそうに微笑むセバスチャンだった。 一旦関係が保留になる中、ミアはハリウッド女優として成功し、セバスチャンはロスに自分のジャズバーをオープンさせるといういう夢を達成しました。 いわば、物理的な面では、完全に彼らは「アメリカン・ドリーム」的な夢をつかんで大成功したわけです。 それでも、 ジャズバーを後にするミアを見送るセバスチャンの寂しげなラストシーンの表情が、忘れられません。 名シーンだったと思います。 大成功し、結婚して子供にも恵まれ、物心両面で幸せになったミアに対して、ほろ苦い喪失感を伴う「不完全な成功」に終わってしまったセバスチャン。 キャリアの成功と人間関係の充実はトレードオフなのか、それとも両立しうるのか非常に考えさせられました。 (というか、キャリア上の成功をまず収めるのも本来は難しいので、贅沢な悩みなのだけれど) 4-2.新海誠「秒速5センチメートル」との類似性 (引用:) 一旦遠く離れた後、その後の「復縁」に一縷の望みをつなぎ、待ち続けたセバスチャンと、大成功した後、自分をサポートしてくれる堅実な夫を探し出して、さっさと結婚してしまったミア。 舞台設定やストーリーは違いますが、物語の大枠の構造が新海誠の映画「秒速5センチメートル」とそっくりでした。 (アメリカの掲示板でも類似性についての指摘が複数あった!)秒速5センチメートルでは、小学生以来の幼馴染で相思相愛となった貴樹と明里は、中学生の時に両親の仕事で離れ離れとなりますが、いつまでも彼女を待ち続けたのは貴樹で、明里は徐々に現実の中で新しい幸せを見つけていきました。 ラストシーンで、偶然二人がニアミス的に出会い、男の側が復縁への望みが叶わないことを知る、というラストも同じ構造ですね。 ネット上で 「男の恋はフォルダー保存、女の恋は上書き保存」という格言(?)を見つけたのですが、こういった過去の恋やロマンチシズムに引きずられるのは古今東西、男性の方なのかもしれないですね。 4-3.ハリウッドへの毒を利かせたコメディ要素も楽しめた とはいえ、途中の展開は結構笑える箇所がいくつもありました。 特に、いわゆる「ハリウッド的」なものへの毒の利いたシニカルな笑いが散りばめられていたのが面白かったです。 他にも探せば結構ありそうですが、ちょくちょく本筋と関係ない小ネタが挟まれていて面白かったです。 4-4.キャリアの成功と幸せな家庭の両立の難しさ エンディングシーンで、ミアは最初に付き合っていたグレッグのような風貌の黒髪で保守的な男性 デイビッドと結婚していました。 デイビッドは、家でミアの帰りを待っていました。 ということは、 自らはキャリアを諦め、ミアをサポートする専業主夫的な立ち位置か、在宅中心で回せる副業的な仕事への関わり方だったということです。 だからこそ、ミアとの結婚生活が成り立っているのでしょう。 これは、彼ら二人の空想シーンでも、ミアがハリウッド女優として活動する一方、セバスチャンはミアに帯同してパリに渡り、現地のジャズ・バーで雇われ演奏家として生活している様子が描かれていたからです。 これは、 彼自身の原点である「ジャズバーの店を持つ」という夢を諦めることと引き換えに、ミアのキャリアを100%実現させ、彼女との幸せな結婚生活を手に入れたことに他なりません。 どちらかが極端に難易度の高い夢を追いかける人生を歩むのであれば、その伴侶となる者は、夢を諦めて伴侶のサポート(=家庭を守る)に回り、バランスを取っていくのが現実的なのでしょうね。 キャリアと家庭の両立の難しさ、あるいは、仕事のプロフェッショナル同士の結婚生活の難しさについて、改めて深く考えさせられました。 4-5.自分自身の夢の追求と経済的な成功の両立の難しさ セバスチャンの顛末については、さらにもう一つ気付かされることがあります。 それは、 経済的に成功することと夢の追求はトレードオフになりがちである、ということです。 セバスチャンの夢は、ジャズバーで自らがオールドスタイルな古き良きジャズピアノを演奏することでした。 ですが、現実的にはお客さんが付いてこないため、彼はいつもお金に困っていました。 そこで、一旦キースの誘いを受けバンド「Messengers」に加入して、自らの夢を一時保留し、 「仕事」として客の喜ぶ音楽をやりだすと、お金は入ってきましたが、多忙な日々に自らの夢が宙ぶらりんになってしまいます。 (ここはミアに散々突っ込まれることになります) さらに5年後、セバスチャンは念願のジャズバーをオープンしますが、そこでは、 自分より上手なピアニストと契約するシーンが描かれていました。 技量的な問題、経営面での問題(経営者なので忙しい)などもあるのでしょう。 彼女もあきらめ、自らの店を持てたのに、自分の代わりのピアニストを雇用しなければならないセバスチャンの現実は、 100%自分自身の夢を追求する難しさを象徴していたように思います。 恍惚で、心ここにあらず陶酔した状態。 ロサンゼルス周辺のことを差す言葉。 「La」=「Los Angels」の愛称で、ハリウッドやビバリーヒルズなど、浮ついたイメージのある地名から連想されてこう呼ばれるようになった。 夢の国=ハリウッドで大成功を収めるのは、自分に酔い、愚かなほど盲目にならないとやってられないほど、低確率で難しいことです。 ほぼ不可能に近い夢に挑戦する愚かなほどまっすぐな男女二人を描いた物語として、絶妙なタイトルだったと思います。 5-2.アカデミー賞6部門で受賞!ここまでの受賞歴とノミネート状況 「ララランド」は、 元々ハリウッドで夢を追う若者を扱った、いわば業界内輪向けのテーマを扱った映画なので、各種賞レースの審査員の心に響きやすい作品でした。 そして、 2月27日、事前に14部門でノミネートされたうち、6部門で見事にアカデミー賞受賞。 惜しくも作品賞は逃しましたが、 監督賞、主演女優賞など主要部門で、また、ミュージカルらしく作曲賞、歌曲賞もしっかりゲットしました。 以下は、ゴールデングローブ賞とアカデミー賞の受賞状況です。 その他、各種受賞状況は、英文ソースになりますが、 でまとめられています。 全部足し合わせると、軽く100部門以上で受賞しており、賞レースを席巻する本映画の凄さがわかります。 5-3.映画中でのライアン・ゴズリングのピアノ演奏は本物なのか? 映画中、 ライアン・ゴズリング扮するセバスチャンは、かなりの難易度なピアノソロをガンガン弾きこなしていました。 演奏シーンが始まると「手だけ」フォーカスしたピアノ映像でつなぐのが、通例ですよね。 (「のだめカンタービレ」の玉木宏とか「四月は君の嘘」の山崎賢人とか/笑) これは、ライアン・ゴズリングが本当に 全部自分で弾きこなしているのだそうです。 実際、彼の演奏シーンは全部「手だけ」のカットは一切ありません。 物凄い超絶技巧シーンなどがありましたが、ロケ開始前に全て3ヶ月の猛特訓で覚えきったそうです。 その間、全ての仕事を止めて執念で習得したライアン・ゴズリングのプロ意識には恐れ入りました。 ついでにいうと、エマ・ストーンの歌声も期待以上、物凄い上手だったというわけではありませんでしたが、それなりに普通に聴けるレベルでした。 調べたら、2014年にブロードウェイの舞台「キャバレー」でデビューしていました。 俳優になってからこちらも猛特訓したのでしょうね。 ハリウッドの俳優は気合いも違います・・・。 5-4.映画内のバンド「Messengers」のヴォーカル担当、キースを演じていた俳優は? 映画後半で、セバスチャンが加入したバンド「Messengers」のリーダー兼Vo担当は、 実際にソウルシンガーとしても有名な、ジョン・レジェンドです。 本職ですね。 一旦有名コンサル会社に就職した後、歌手デビューしたという変わった経歴の持ち主で、 2004年のデビューアルバム「Get Lifted」が全世界200万枚を超える大ヒットを記録しました。 ちょうど、本人も歌手から俳優へと活動の場を広げたいという意向があった中、本職を生かした演技は渡りに船だったようですね。 それにしても美声でした。 映画中で歌われた曲「START A FIRE」は、映画「ララランド」のサントラ盤に収められています。 僕も、迷いなくポチってしまいました! 5-5.映画内に散りばめられた様々なメタファー チャゼル監督の鬼才振りは、前作「セッション」でもそうでしたが、主人公たちにセリフとしてテーマを饒舌に語らせるのではなく、 情景描写や映画の撮影方法、主人公たちの服装の変化、プロットなどにそれとなくメッセージやメタファーを散りばめて、きっちりとテーマやストーリーを浮き上がらせる演出力や構成力にあると思います。 たとえば、冒頭とラストの高速道路の渋滞の描写の対比は鮮やかでした。 LAの名物「大渋滞」は、いわばハリウッド=成功に続く道の困難さを表しているのでしょう。 実際、映画冒頭で踊りだした人たちは、ミア、セバスチャンも含めてみんな若者ばかりでした。 そして、エンディングでやはりミアは渋滞に捕まるのですが、冒頭と違うのは、そう、脇に出口があったことです。 家路に向かうミアが、あっさり脇道から渋滞を抜けていくシーンは、 ミアがすでにハリウッドでの大成功を収めたことを暗示していました。 それ以外にも、二人の関係が深まり、現実というカベにぶち当たるに従って、ビビッドな服装が地味になっていったり、2人が食事をするシーンで、メインディッシュが焼け焦げてしまうトラブルが二人の行く末を暗示していたり、様々な工夫がありました。 何度見直しても新たな発見がある、情報量の濃いしっかりとした作品だったと思います。 複数回行く予定なので、もう少し探してみるつもりです。 5-6.最後の空想はミアの夢なのか?セバスチャンの夢なのか? エンディングラスト10分の空想シーンは、 ミアの空想なのか、セバスチャンの空想なのか、チャゼル監督は明らかにしていません。 正直なところ、どちらの立場でも解釈できてしまいますし、意見は割れています。 ミアの夢とする立場 SEB'Sに入っていき、ミアがセバスチャンのステージを見ている時に空想シーンへ飛んだこと、空想シーンではミアのキャリアが優先されて描かれていたことから、これはミアの夢である。 セバスチャンの夢とする立場 セバスチャンは、ミアと一緒になれなかったことを後悔し、寂しがっていた。 ラストシーンは未練たらたらの表情だった。 これに対してミアはキャリアも実現し、子供にも恵まれ、現在の夫と幸せに暮らしている。 ミアには「こうだったら良かったのに」と空想する動機が強くないため、この夢はセバスチャンの夢である。 良い映画とは、見終わった後、鑑賞者にあれこれと考えさせる映画でもあります。 封切後わずか3日で10,000記事を超えたFilmarksの感想エントリ(過去最速)では、やはりエンディングの解釈についての感想が集中していましたね。 6.まとめ 僕は、どちらかというと洋画ではあまり泣けないのですが、今回の「ラ・ラ・ランド」は本当に切ない話で、泣かされてしまいました。 と、同時に、 キャリアと人間関係のトレードオフなど、人間の幸福に直結する、考えさせられるテーマを含んでいた傑作だったと思います。 何度も見返したい素晴らしい作品です。 前作「セッション」に引き続き、若き天才、チャゼル監督の渾身の作品でした。 文句なしにおすすめ。 それではまた。 これを読んでおけば、次のミュージカル映画探しに困らないはず! エマ・ストーン、ライアン・ゴズリング作品は、まとめてU-NEXTで! 今作で主演した二人は、ピアノ・歌唱・ダンス・演技と、すべての要素でハイレベルなパフォーマンスがさすがオスカー候補になる一流ハリウッド俳優だな、と唸らされる素晴らしい出来でした。 ラ・ラ・ランドでの好演につながる、彼らのルーツをたどるために過去作を見る場合、数あるビデオ・オンデマンドサービスの中で、一番ダントツで作品数のラインナップが充実したU-NEXTをおすすめします。 現在、僕は 、Hulu、AmazonPrimeとオンデマンドサービスに3社加入しているのですが、一番お世話になっているのがこの です。 加入初月は無料。 見放題以外の有料作品も、毎月自動的に付与される1200ポイントを使えば、3本まで無料で見れるようになっています。 国内最大120,000点の品揃えは映画ファンにはたまりません! 2017年12月8日現在、 ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン作品は、全部で13作品がラインナップされており、5作品が見放題。 残りの8作品はポイントを使って無料で見れます。

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映画『ラ・ラ・ランド』全曲完全解説 ─ サントラ収録曲を知り尽くす

ララランド 解説

「 ラ・ラ・ランド」のその他の用法については「」をご覧ください。 2億円 映像外部リンク 『 ラ・ラ・ランド』(英: La La Land)は、に公開されたのロマンティック・。 俳優志望との恋愛を描いた映画で、脚本・監督は、主演はとが務めた。 この映画のタイトルはと「現実から遊離した精神状態」を意味する。 チャゼルは2010年に『ラ・ラ・ランド』の脚本を執筆したが、当時脚本に変更を加えずにプロジェクトに出資するスタジオを見つけることはできなかった。 2014年のチャゼルの映画『』の商業的成功を受け、が『ラ・ラ・ランド』の製作に同意した。 作品は2016年8月31日にのオープニング作品としてワールド・プレミアを迎え 、同年12月9日にはアメリカ合衆国で公開された。 3,000万ドルの製作予算に対し、世界で4億4,600万ドルのを得ている。 『ラ・ラ・ランド』は2016年最高の映画のひとつとして大好評を得た。 評論家はチャゼルの脚本・監督、ゴズリングとストーンの演技、の映画音楽、ミュージカル・ナンバーを賞賛した。 ではノミネートされた7部門すべてを獲得し 、では11部門でノミネートを受け、6部門を受賞した。 では『』(1997年)、『』(1950年)に並ぶ史上最多14ノミネート(13部門)を受け 、、(エマ・ストーン)、、 、(『』 City Of Stars)、の6部門を受賞した。 ストーリー [ ] プロローグ・冬 [ ] 舞台は。 は朝の大渋滞となっており、多くのドライバーが苛つきからを鳴らしている。 一台の車の中からひとりの女性が降りたことをきっかけに、オープニング・ナンバー " " が始まる。 渋滞の中に巻き込まれていた ミア(演:)はの卵で、車中で台詞を覚えようとするが、後続車を運転していた セブ(演:)に煽られて悪態をつく。 にあるの撮影所 でカフェ店員として働きつつ夢を追うミアだが、の結果は散々で、一向に役はもらえない。 一方のセブはで、歴史ある店が売れないジャズを諦める現状を嘆き、古き良きジャズを愛でる自分の店を開く夢を持つが、実際には姉ローラ(演:)にも身を固めるよう諭される始末である。 ある日オーディションに落ちたミアは、のトレイシー(演: ())・アレクシス(演:)・ケイトリン(演:)に誘われ、・パーティに参加することになる " Someone in the Crowd"。 顔を売るための出席だったが思うようには行かず、挙げ句車がされてしまったミアは、夜道を歩いて帰路につく。 音の主は高速道路で煽ってきたセブで、ミアは曲に惚れ込んで声を掛けようとするが、契約通りの曲を弾かなかったことで解雇されたセブは、彼女を邪険に扱って店を出る。 春 [ ] ミアは相変わらずオーディションを受け続けている。 ある日パーティに参加した彼女は、バンドでの『』を演奏するセブを見つけ、の " ()"をリクエストするが 、本物のアーティストと自負するセブはこの選曲に憤慨する。 ミアは纏わり付くを振り切ろうと、セブと一緒にパーティ会場を離れるが、近くには自分と同じが大量に駐車されていて自分の車を見つけられない。 ミアの車を探して坂にさしかかったふたりは、夕焼けの美しさを前に、恋が始まりそうなふたりならどんなにロマンチックか語り合う " A Lovely Night"。 数日後、セブは撮影所に忍び込み、仕事上がりのミアとふたりで中をうろつきながら、互いの身の上や夢を語り合う。 その中でミアは「ジャズが嫌いだ」と話し、セブは本物のジャズを教えるとクラブへ連れて行く " Herman's Habit"。 ふたりはミアの後学のため『』のリバイバル上映を観に行く約束をして分かれ、その後セブはでひとり " " を歌う。 ふたりの約束の日、ミアはボーイフレンドとの先約をすっかり忘れていた。 ミアは仕方なく食事会に向かう。 彼女はボーイフレンドに別れを告げ、セブの待つ映画館へ向かう。 トラブルから上映は途中で終わるが、その後ふたりは映画のロケ地にもなったを訪れてを踊り、ふたりの交際が始まる " Planetarium"。 夏 [ ] ふたりはデートを重ね、同棲するアパートで互いに夢を追いながら " City of Stars" をする。 関係は良好だったが、セブは店の資金がなく、ミアは女優としてのチャンスをつかめずにいた。 セブの助言を受けてミアは一人芝居の脚本を書き始める。 また、ミアはセブの店のロゴを「Seb's」にしようと語るが、を敬愛するセブは「Chicken On A Stick」 がいいと譲らない。 同時期、セブはジャズバーで旧友キース(演:)と再会してバンド加入の誘いを受ける。 しかし、二人の音楽には方針の不和があった。 キースのバンドはジャズにロックやダンスミュージックなどを融合させた斬新な音楽だったため、古き良きジャズを好むセブは違和感を抱く。 キースは「ジャズを守りたいのなら、まずは聞いてもらわなくてはいけない。 セブが敬愛するチャーリー・パーカーやはジャズに革命を起こし、過去を変えた人達ではないのか。 それなのにセブは過去に囚われすぎている」と語る。 キースの考えを否定できず、店の資金のためもあり、バンドへ加入する。 ライブを訪れたミアは、バンドの曲 " Start a Fire" がセブの求める音楽ではないと気付くが、バンドは大成功し、ふたりの生活はすれ違うようになる。 秋 [ ] セブとキースのバンドはツアーに繰り出し各地を飛び回る生活だが、一方のミアは、アパートに残って一人芝居の準備に取り掛かっていた。 ある日ミアがアパートに帰ると、彼女を驚かせようと帰ってきたセブがいる。 ミアと共に過ごしたいセブはツアーに同行しないか聞くが、公演が目前に迫っているミアはこれを断る。 ミアはさらに、自分の店を開く夢はどうなったのか、バンドの音楽は本当にやりたい音楽なのかを問いただす。 ふたりは口論になりミアはアパートを飛び出す。 ミアの公演当日、セブは忘れていた雑誌撮影があることを知らされる。 公演の客入りはまばらで、終演後に酷評を聞いたミアは故郷 ()に帰ることを決意する。 セブも撮影を途中で切り上げて劇場へ向かうが、終演には間に合わず、ミアには夢の終わりを告げられる。 数日後、セブはキャスティング担当者からミアの舞台が目にとまったと知らせを受け、ミアの話を元に彼女の実家を訪れてオーディションに行くよう説得する。 ミアはオーディションでおばの話を引きつつ、夢追い人の素晴らしさを語る " "。 オーディション後、かつて訪れた坂 にたどり着いたふたりは、互いに愛し合っていることを確認し、夢にあふれた未来を語る。 エピローグ・5年後の冬 [ ] ミアは大女優になり、娘もいる母親だが、その父親はセブではない。 一方のセブは夢を叶えて、古き良きジャズを愛でる自分の店を開いていた。 ある夜、夫と共に出かけたミアは、プロローグ同様に渋滞に巻き込まれ、高速道路を降りて偶然セブのバーに入る。 曲の始まりと共に、セブとミアが結ばれていた場合の的な5年間が、映画を振り返るのように描かれる " Epilogue"。 曲が終わったところでミア夫妻は店を出るが、最後にふたりは、互いの気持ちを理解するように見つめ合いそれぞれの生活に戻って行った。 セバスチャン(セブ)・ワイルダー - ( )• ミア・ドーラン - ( ) 女優志望の女性。 キース - ( ): セブの旧友• ローラ - ( ): セブの姉• トレイシー - ()( ): ミアのルームメイト• ケイトリン - ( ): ミアのルームメイト• ビル - ( ): セブが働くレストランのオーナー• グレッグ - ( ): ミアのボーイフレンド• デヴィッド - : 5年後のミアの夫• ミアの母親 -• ハリー - (): キースのバンドのメンバー• カルロ - (): パーティでミアに声をかける脚本家• ジョシュ - : グレッグの兄• ヴァレット - ()• アリステア - ()(): のカメラマン 製作 [ ] プリプロダクション [ ] 脚本・監督のデミアン・チャゼルは数々の賞にノミネートおよび受賞している。 ドラム奏者でもあるデミアン・チャゼルは熱狂的なミュージカル映画ファンである。 2010年、チャゼルは『ラ・ラ・ランド』の脚本を書いたが、当時のチャゼルには映画界は手の届かない存在であった。 この作品の案は、クラシックなミュージカルを踏襲するが、いつもうまくいく訳ではない日常生活に根差したものであり 、ロサンゼルスに夢を持ってやってくる人々へ敬意を表するものとなった。 在学中、チャゼルは同級生のと共にこの案の映画化を決心した。 2人はのジャズ・ミュージシャンについての低予算ミュージカル映画『 』を卒業制作として製作し、コンセプトを掘り下げた。 チャゼルは『』 1921年 や『』 1929年 など、ある1つの都市を称える1920年代のシティ・シンフォニー映画に感銘を受けていた。 卒業後の2010年、2人はロサンゼルスに転居して脚本を執筆し続けたが、舞台をボストンからロサンゼルスに移すなど若干の修正が加えられた。 「アメリカの他の都市と比較してロサンゼルスならなおさら地域の歴史に無頓着である。 しかし不思議なことに、調べる気になればタマネギの皮を剥くように少しずつ本当の姿が見えてくる。 」 ロサンゼルスをパリやサンフランシスコの魅力に合わせようとするのではなく、交通、、そして空など街の特徴に焦点を当てた。 この映画の様式はの『』や『』の影響を受けている。 特に『ロシュフォール』ではダンスやジャズ関連、そしてそれ以外からも影響を受けている。 また作中、『』、『』、『』などのハリウッドのクラシック映画のオマージュ的映像が多数含まれている。 また前作『』と登場人物やテーマが類似している。 チャゼルは「どちらもアーティストとして、夢と現実の差に悩みを持っている。 『ラ・ラ・ランド』はそれに関しての怒りはだいぶ抑えてある」と語った。 またチャゼルはどちらの作品もハリウッドでの映画製作者としての経験を反映させていると語った。 特に『ラ・ラ・ランド』では、と高速道路だらけというロサンゼルスのイメージを膨らませながら西海岸に転居した自身の経験を織り込んでいる。 誰も知らない曲を使用したオリジナルの現代ミュージカルに出資するスタジオはなかなかなく、何年も製作することができなかった。 またジャズに関して『』誌は「絶滅したジャンル」とまで言い切った。 チャゼルはハーウィッツとのコンビが無名であるため出資されないのだと考えた。 チャゼルはプロデューサーを探し、友人たちを介して知り合ったフレッド・バーガー、ジョーダン・ホロウィッツがプロデューサーとして参加した。 に予算100万ドルとして脚本を送った。 フォーカス社は男性主人公をジャズ・ピアニストではなくロック・ミュージシャンに替える、オープニング曲を別の曲に差し替える、最後のほろ苦いシーンをカットするなど、チャゼルが作品の特色であり重要事項と考えていた部分の多くの変更を要求した。 チャゼルは大きな変更を望まなかったため、このプロジェクトを破棄して別の方法を探すことにした。 その後チャゼルはより出資されやすくリスクの少ないコンセプトの『セッション』を執筆した。 2014年1月ので初上映され批評家からの高評価を受け、チャゼルは『ラ・ラ・ランド』製作への努力を続けた。 1年後、において『セッション』がを含む5部門にノミネートされ、330万ドルの製作費であったが世界中で5千万ドルの興行収入をあげ、映画製作会社からチャゼルの次の作品に注目されるようになった。 脚本を執筆してから5年後 、『セッション』の批評的、商業的成功に好印象を持ったとブラック・レーベル・メディアはをプロデューサーに迎え『ラ・ラ・ランド』製作への出資および配給に同意した。 『』シリーズの製作に関わったのパトリック・ワックスバーガーは、低予算では高品質ミュージカル映画は製作できないと考えており、チャゼルに予算を上げるよう勧めた。 キャスティング [ ] ライアン・ゴスリングはこの作品のためにタップダンスとピアノを練習した。 6月5日、デミアン・チャゼルが自身の脚本を基にしたミュージカル映画の製作を企画しており、とを主演に迎える方向で調整がなされているとの報道があった。 しかしワトソンは2017年の映画『』出演のため降板し、テラーは長期間に亘る交渉の結果降板した。 チャゼルは登場人物の年齢を上げ、ロサンゼルスに来たばかりの若者ではなく、夢への挫折の経験を持つ役柄に変更した。 4月14日、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが主役候補として検討されていると報じられた。 30日には両名の出演が確定した。 7月8日、ジェシカ・ロース、、 ()ら3名がミアのルームメイトとして出演することが決まった。 10日、とが本作に出演すると報じられた。 8月4日、との出演が決まった。 10日、ミーガン・フェイが本作に出演すると報じられた。 11日、 ()が本作に出演する契約を結んだとの報道があった。 エマ・ストーン演じるミアは、女優を目指すがなかなか叶わず、オーディションの合間にロサンゼルスにあるワーナー・ブラザースの喫茶店でとして働く。 ストーンは8歳の時に『』を鑑賞してからのミュージカル・ファンで、「突然歌いだすのがいつも夢だった」と語っており、好きな映画として1931年ののロマンチック・コメディ『』を挙げている。 子供の頃に所属し、バレエも1年間だけ習っていた。 15歳で女優を目指して母親と共にハリウッドに転居したが、最初の1年はオーディションに落ち続けて苦悩していた。 たとえ役を得ても、台詞は1行だけであった。 ミアの役は自身の経験を反映しており、映画にも活かされている。 2014年、ストーンは・デビュー作『』出演時にチャゼルと出会った。 チャゼルとハーウィッツは、ストーンが風邪をひきつつ出演していた公演を鑑賞した。 ストーンはニューヨークにあるブルックリン・ダイナーでチャゼルと会い、チャゼルは映画のビジョンを語った。 チャゼルは『キャバレー』でのストーンを見て『ラ・ラ・ランド』での役を的確に演じることができると考えた。 役を検討する上で、ストーンはチャゼルが影響を受けたとする『シェルブールの雨傘』やとのコラボレート作品を鑑賞した。 ストーンはチャゼルが作品に大変情熱を持って取り組んでいることに感銘し、正式に役を受けた。 シンガーソングライターのジョン・レジェンドは助演として出演しただけでなく、エグゼクティヴ・プロデューサーも務めた。 ライアン・ゴスリングが、自分のクラブを持つことを夢見ながら、生活のためにバーでのカクテル・パーティで演奏するジャズ・ピアニストのセバスチャン役に配役された。 ストーンと同様、アーティストを目指した自身の経験を反映させた。 ゴスリングがオーディションで泣く演技をしている最中、キャスティング担当者が電話に出てランチの相談をした経験がミアの役に織り込まれた。 チャゼルは、『』撮影開始頃のゴスリングとハリウッド・ヒルズのバーで会った。 サミットが映画化権を購入した直後にチャゼルは2人と面会した。 チャゼルは2人について、と、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャース、とのような往年のハリウッド・カップルのようにしっくり合っていると感じた。 ゴスリングとストーンにとって『』 2011年 、『』 2013年 に続く3作目の共演となった。 チャゼルは2人にオーディションの失敗談を尋ねた。 2人はオリジナル曲6曲の歌およびダンスの稽古を受けた。 ジョン・レジェンドは、のちにセバスチャンが加入することとなるバンド「メッセンジャーズ」のリーダーで、ヒットしているジャズ・パフォーマーのキース役を演じた。 ()が振付を担当した。 2015年5月から3-4か月間、アトウォター・ヴィレッジにあるプロダクション・オフィスでリハーサルが行われた。 施設の1室でゴスリングがピアノの練習をし、別室でストーンがムーアとダンスの稽古をし、衣裳デザイナーのも施設の一角を使用していた。 主演のジャズ・ピアニスト役を演じたは、撮影までの3ヶ月間に渡りピアノ特訓を行い、全てのシーンを実際に弾いている。 ムーアはダンスの技術よりも感情を重要視しており、ストーンはのシーンでそれが鍵となったと語った。 役者およびスタッフのイメージを膨らませるため、毎週金曜夜にチャゼルは『シェルブールの雨傘』、『雨に唄えば』、『』、『』など影響を受けたクラシック映画の上映会を行なった。 撮影 [ ] オープニング・シーンのロケ地である () 左 と星空に浮かぶシーンのロケ地である 右。 また『』などの1950年代のミュージカル映画のようにワイドスクリーンのシネマスコープを望んでいた。 そのためデジタルではなくワイドスクリーンのフォーマットでの撮影機材を使用したフィルム撮影を行なった。 チャゼルはロサンゼルスが非現実的な夢を持った人々によって作り上げられた詩的な街であるとして主な撮影をロサンゼルスで行なうことを望んだ。 2015年8月10日、本作のがで始まり 、ダウンタウン・トロリー、ハリウッド・ヒルズの住宅街、エンジェルズ・フライト、コロラド・ストリート橋、サウス・パサデナ、グランド・セントラル・マーケット、ハモーサ・ビーチ、シャトー・マーモント・ホテル、ワッツ・タワーなどロサンゼルス市内60か所以上をワン・テイクで撮影した。 40日間を撮影にかけ、2015年9月中旬に撮影が終了した。 高速道路上で「Another Day of Sun」を歌い踊る冒頭のシーンが最初に撮影され 、スタジオ撮影ではなく、実際にロサンゼルス南部のジャッジ・ハリー・プレガーソンICの一部を借り切って撮影された。 2日間かけ、100名のダンサーが出演して撮影が行われた。 チャゼルはこの1シーンだけでロサンゼルスがいかに広大であるかを表現したかった。 当初地面の高さの高速道路での撮影が計画されていたが、100フィート 30m の高さに弧を描くでの撮影に変更した。 プロダクション・デザイナーのデヴィッド・ワスコは「誰か落ちて死ぬのではないかと心配した」と語った。 チャゼルは『』 1939年 でエメラルド・シティに向かう黄色のレンガ道をイメージしていた。 エンジェルズ・フライトは2013年に閉鎖されたが、撮影のために1日だけ再開された。 チャゼルは1901年創立のトロリーであるエンジェルス・フライトなど、まだ残る、あるいは失われゆく「古き良きロサンゼルス」を探した。 このは修復および再開を目指していたが叶わず、2013年に脱線後廃止された。 しかし映画製作チームは1日だけの使用許可を得ることができ、撮影の計画を立てた。 ミアはチャゼルがハリウッドの記念碑と考える撮影所近くの喫茶店で働いている。 ワスコは多くの作り物の映画ポスターを制作した。 時折チャゼルはその映画の題名を考えており、1枚のポスターに1930年代のミュージカル映画として自身の第1作『 』 2009年 の題名を使用している。 6分間に及ぶ「A Lovely Night」のシーンは日没のの短時間に撮り終えねばならず、2日間かけ8テイク撮影した。 ストーンはこのシーンの撮影が成功した時について「皆とても盛り上がった」と語った。 ゴスリングもストーンもミュージカル俳優ではなく、特にシングル・テイクの長い曲などで多くのNGを出した。 しかしチャゼルは彼らに同情的で、経験が少ないことに理解があり、ミスを全く気にしなかった。 セバスチャンとミアの最初のダンス・シーンで、ストーンはベンチの後ろでつまづいたが、すぐに立ち上がってそのまま撮影を続けた。 約1年かけてチャゼルはのと共に編集を行なった。 音楽 [ ] 詳細は「」を参照 映画音楽はチャゼルの時代の同級生であるが『 』、『』に引き続いて担当した。 、ハーウィッツ、 ()、アンジェリーク・シネルによって作詞された「Start a Fire」を除いて、が作詞を担当した。 2016年12月9日にによってハーウィッツの映画音楽とキャストによってパフォーマンスされた歌が収録されたサウンドトラックのアルバムがリリースされた。 映画冒頭 ラジオから流れて来る設定で 最初に聴こえて来る作曲の祝典序曲『』は失脚の切っ掛けにもなったを描く機会音楽である。 の学生オーケストラをカールマーン・ベルケシュが指揮したHungaroton盤が使用され、OSTには収録無し。 公開 [ ] 2015年4月、からアメリカ合衆国での配給権を獲得したは本作の北米公開日を2016年7月15日とした。 2016年3月、サミット・エンターテインメントは本作の北米での限定公開日を2016年12月2日に変更し、16日から拡大公開を開始すると発表した。 これはをはじめとする賞レース参戦を念頭に置いての変更である。 アカデミー賞の前哨戦で善戦したことを受けて、ライオンズゲートは1月13日から本作をシアターでも上映すると発表した。 日本ではより全国ロードショー公開された。 公開に先立って監督のデミアン・チャゼルと主演のライアン・ゴズリングが1月に来日して記者会見を開き、その席でチャゼルは「の日本映画『』(製作:、監督:、主演:)を隠れたオマージュにした」旨を語っている。 はおよそ1週間後の同年に10億円を突破し、この年の公開作品で最速記録となった。 評価 [ ] 第73回ヴェネツィア国際映画祭で上映された際には、極めて高い評価を受けた。 のは「我々は困難な時代に生きているが、この映画は鑑賞に値する作品だ。 我々を楽しませてくれるし、人間の新しい一面を見せてくれる。 観客は生きていることの喜びを味わえる。 アメリカのミュージカルの将来を案じている人間は必ず見るべき映画だ。 」と称賛している。 のは、2016年の映画トップ10で本作を1位に選出している。 俳優のは「我々は新しい何か、想像も出来ないものを目にしたとき、『こんな素晴らしいものを創造した神に感謝したい』と思うでしょう。 『ラ・ラ・ランド』のような映画はスタジオにとって好ましいものではないのです。 この作品はミュージカル映画であり、観客は登場人物と歌に関してよく知っているわけでは無いのですから。 」と本作を高く評価しつつ、興行収入ばかりを気にして、新しい潮流を生み出すような映画を制作しようとしない映画会社を批判した。 日本でも多数の著名人が観賞後絶賛のコメントを寄せている。 - 「大いに堪能しました。 夢を追う過程にいる男女の、すがるような自信と傲慢と不安と。 一度だけの恋と。 音楽と映画の特別な瞬間が何度もありました」• - 「夢も現実も、見える景色も聴こえる音も、全てが儚く美しく、鮮やかでした」• - 「早くも2017年ナンバー1映画決定!! - 「どうやったらこんなふうなシナリオを書けるのかなあ。 巧みさに打ちのめされて、一人で泣きたくなりました。 人生の美しさと喪失とをきちんと突き詰めているこの映画は、ほんとうに大人の恋愛歌劇だと思います」 一方で監督の癖が強く反映された作品のため、見る人を選ぶとの声もある。 発売日は2017年8月2日。 『ラ・ラ・ランド』 4K ULTRA HD+本編Blu-ray+特典Blu-ray• 『ラ・ラ・ランド』 Blu-ray コレクターズ・エディション• 『ラ・ラ・ランド』 Blu-ray コレクターズ・エディション スチールブック仕様 <数量限定生産>• 『ラ・ラ・ランド』 Blu-ray スタンダード・エディション• 『ラ・ラ・ランド』 DVD スタンダード・エディション テレビ放送 [ ] 放送回数 放送局 放送枠 放送日 放送時間() 放送分数 視聴率 備考 出典 1 21:00 - 23:29 149分 7. 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• Variety. 2017年3月1日閲覧。 Wall Street Journal. 2017年3月1日閲覧。 2016年10月14日. 2017年2月22日閲覧。 Deadline. com. 2016年12月2日閲覧。 2018年1月1日閲覧。 2018年1月1日閲覧。 2016年6月18日閲覧。 2016年6月18日閲覧。 com. 2017年1月9日. 2017年2月16日閲覧。 T-SITEニュース. 2017年2月16日閲覧。 Genius. 2017年3月3日閲覧。 2013年4月. 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ララランドのラストの回想シーンをどう解釈する?自分のために人生を描こう

ララランド 解説

概要 [ ] 、の同級生であったニシダ、サーヤによりコンビ結成。 その後、ニシダは2度の大学退学を経て、サーヤは社員と芸人を兼務しながら、コンビとして活動を行っている。 、『』で準決勝に進出した。 来歴 [ ]• 語学科の同級生として出会う。 当初はアカペラサークルに入ろうとしていたが、新入生歓迎イベントに参加した際にお互いに、場に馴染めずにいた。 その後、お笑いサークル「Sophia Comedy Society」(SCS)に所属したサーヤが、先輩から「学科に太った人か外国人がいたら連れて来てくれ」と頼まれたため、ニシダを連れて行って入部させる。 初めてニシダと話す時、ニシダは「も受かった」と教室で言いふらしていたため、第一印象は悪かった。 同サークルにてコンビ「 ラランド」を結成。 コンビ名の由来は、の、が発見して、その名前を付けられた星「」から。 主にを演じており、サーヤが多彩なキャラを演じながら軽快にボケるのが特徴。 現在はサーヤが会社員として働いていることもあり、月に10回程度、休日や平日の夜に開催されるライブに出演している。 2019では、アマチュアながらも準決勝進出を果たした。 アマチュアの準決勝進出はのいけばな教室、志ん茶(のアナウンサーが時代に結成したコンビ)以来であり、準々決勝が導入されてからは初である。 、初の(ネットラジオを除く)『ラランドの化けの皮』()を放送した。 メンバー [ ] サーヤ( 1995-12-13 (24歳))• 立ち位置は向かって左。 本名、 門倉早彩(かどくら さあや)。 趣味・特技 鑑賞、準一級、歌をうたう事• M-1グランプリ2019出場時は、内のに勤務。 過去にとして活動していた経験がある。 中学校時代、高校時代にも友人と「アポロン」という星にちなんだお笑いコンビを組んでおり、現在のコンビ名も星にちなんだものが良いと思い「ラランド」にした。 お笑いサークル時代はラランド以外にも複数のユニットにまたがって活動しており、コントを行う男女コンビ「ひずみ」や、高比良くるま(現:)・植木おでん(現:)らとのユニット「ピカリ宇宙論」も組んでいた。 ニシダ( 1994-07-24 (25歳))• 担当、立ち位置は向かって右。 本名、 西田亘輝 にしだ こうき。 実家はエリアである。 身長170cm。 趣味・特技 全般(特に)、、• 2019年のM-1グランプリ出場時は大学生。 OLと大学生のフリーコンビとして紹介されたが、放送前日に大学を退学。 などを蹴って上智大学に入学したが、授業についていけず留年、中退(必修の授業を2年連続で落としたため退学になった )、復学を繰り返し、結果として2020年現在大学3年生であった。 しかし、2020年3月20日の「みんなのかが屋 無観客お笑いライブ 第2弾」 において、同年3月18日に再び大学を退学となっており、その日より会社員とニートのコンビとなっていたことが判明した。 活動歴 [ ]• イイね 笑 グランプリ 2014年度 コメンテーター賞• M-1グランプリ2016 2回戦進出• M-1グランプリ2017 2回戦進出• お笑いサークル団体戦 NOROSHI2018 優勝(チーム「オデッセイ」として)• フリー芸人最強決定戦「THE VERY BEST OF FREE」2018 決勝進出• 芸歴5年未満の芸人による賞レース「THE VERY BEST OF FIVE」2019 決勝進出• M-1グランプリ2019 準決勝進出(予選22位、敗者復活戦11位) 出演作品 [ ] 現在のレギュラー番組 [ ] インターネットラジオ [ ]• (、毎週日曜日20時放送)• (GERA放送局、隔週金曜日放送)ニシダのみ• (GERA放送局、隔週土曜日放送)サーヤのみ 過去に出演した単発番組 [ ] テレビ [ ]• 敗者復活戦(、)• (、2019年1月25日)• (、2020年2月11日)• (ネタサンド)(、2020年2月20日)• (、2020年2月28日、3月20日、6月5日)• (、2020年2月29日)• (日本テレビ、2020年3月11日)サーヤのみ• (テレビ朝日、2020年3月19日)• (フジテレビ、2020年3月20日)• (、2020年4月16日)• (、2020年4月18日)• (、2020年6月11日)• (、2020年6月14日) ラジオ [ ]• 8時台(、2019年)• () - 2019年オンエア。 同日の放送で「今週の1番」及び12月度月間チャンピオンに選ばれた。 (、2020年)• (、2020年6月4日)• (、2020年6月14日) インターネット配信 [ ]• (2020年1月30日、)• (2020年4月27日、)• (2020年6月17日、 CM [ ] ラジオ• (2020年2月、マイナビ Laughter Night の番組内にて) 単独ライブ [ ]• - ラランド第1回単独ライブ「HIT US!」(新宿バティオス) 脚注 [ ] [] 注釈 [ ].

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