スワンプ マン は 誰 だ。 スワンプマン

スワンプマン:沼から現れた自分と同じ構造の生き物は何者?(知的な小話7)

スワンプ マン は 誰 だ

思考実験の詳細 [ ] ある男がハイキングに出かける。 道中、この男は不運にも沼のそばで、突然雷に打たれて死んでしまう。 その時、もうひとつ別の雷が、すぐそばの沼へと落ちた。 なんという偶然か、この落雷は沼の汚泥と化学反応を引き起こし、死んだ男と全く同一、同質形状の生成物を生み出してしまう。 この落雷によって生まれた新しい存在のことを、スワンプマン(沼男)と言う。 スワンプマンは原子レベルで、死ぬ直前の男と全く同一の構造を呈しており、見かけも全く同一である。 もちろん脳の状態(落雷によって死んだ男の生前の脳の状態)も完全なるコピーであることから、記憶も知識も全く同一であるように見える。 沼を後にしたスワンプマンは、死ぬ直前の男の姿でスタスタと街に帰っていく。 そして死んだ男がかつて住んでいた部屋のドアを開け、死んだ男の家族に電話をし、死んだ男が読んでいた本の続きを読みふけりながら、眠りにつく。 そして翌朝、死んだ男が通っていた職場へと出勤していく。 関連文献 [ ]• 水本正晴 2004年 37巻 1号 p. 43-59, :• 前田高弘 1999年 32巻 1号 p. 67-81, :• 前田高弘 第36回科学哲学大会ワークショップ発表「心の哲学とスワンプマン論争」 2001年 関連項目 [ ]• - 船の壊れた部品を新たな部品につけかえる。 この行為を繰り返すうちに最初に使っていた部品は全て無くなった。 今の船は最初の船と同一だとみなしてよいか?• SF作家の『へびつかい座ホットライン』などの未来史シリーズ。 すべての人類が自身の予備クローンを持ち、また定期的に記憶のバックアップを取っている。 当人が死亡すると、そのクローンには保存しておいた記憶が与えられ、「従来の本人のまま」社会行動をする未来社会が描かれている。 - SF特撮人形劇。 第1話冒頭で主人公のキャプテン・スカーレットは敵宇宙人ミステロンの手によって自動車事故で殺害され、以後はスカーレットの外見・記憶・人格を完全に写したコピー がキャプテン・スカーレットとして活躍する(コピー本人も周囲の人物もコピーのスカーレットをスカーレット本人と認識している)というストーリー。 - DCコミックが刊行するアメリカンコミック。 1983年、がライターとして再構築する際にこのスワンプマンのような設定に改められ、アイデンティティーの問題を抱えさせる事で大人向けコミックへの改革を果たした。 - 自身に似てはいるが、まったくの赤の他人の死体を自分の死体だと思い込んでしまう落語の演目。 脚注 [ ]• 2018年3月10日閲覧• 戸田山和久 『哲学入門』 筑摩書房、2014年、99頁。 ただしデイヴィッドソンの考えによれば、本人の経験や経緯に基づいて得られたものこそが知識であり、スワンプマン自身がそのような経験を経ていない以上、それは知識のように見えても知識とは別の種類のものである。 第1話中のみミステロンの命令に従い行動していたが、同話終盤に起きた事故によりミステロンの支配から解放される。 参考文献 [ ]• Davidson, Donald 2001 1987. Knowing One's Own Mind. Reprinted in Subjective, Intersubjective, Objective pp. 15-38. New York Clarendon Press. Originally published in Proceeding and Addresses of the American Philosophical Association, 60 1987 , 441-58. - 邦訳は、ドナルド・デイヴィドソン「自分自身の心を知ること」清塚邦彦(翻訳)、柏端達也(翻訳)、篠原成彦(翻訳)『主観的、間主観的、客観的』(春秋社、2007年4月、 35-71項.

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【CoCリプレイ】沼男《スワンプマン》は誰だ? 第2話【うごクトゥルフ】 [ニコニコあっぷる]

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スワンプマンとは、• スワンプマン(Swampman) - 上の、およびそのに登場する存在。 以下のほとんどがこのにを受けている。 スワンプマン - の「」に登場する存在。 スワンプマン - 共同「」でされた「-6-」の。 像のスワンプマン(では「Sp er」) - 「」の。 スワンプマン(では「Sp Man」) - 「」の「 of Zoe」に登場する敵。 本記事では上記のうち1. について記載する。 内容 あなたは死んだ! あなたは沼を訪れていたが、があなたに直撃! あなたは死んでしまったのだ。 だが、! による衝撃・高熱・電流が、あなたの足元の沼の泥に作用し……に撃たれる寸前のあなたと分子で寸分違わぬ、「新しいあなた」がそこに生み出されていた。 つまり、 あなたは死から復活した! 復活したあなたは、先程までのあなたと全く同じの状態を持つので、ちゃんとあなたの人格・記憶も復活している。 そして、今後もそれまでと同じようにあなたのを続けていくだろう。 一方、元のあなたのは、復活したあなたに気づかれないままに沼に沈んでいった。 類似のの先駆者は他にも複数居たが、喩えとして面かったこともあってこの「スワンプマン」の・名称が最も広まっている。 ちなみに、本記事冒頭の文章ではわかりやすくするためには人に直撃し、足元の泥がスワンプマンに変化したという筋書きにしている。 しかし・ソンのの文面では、は沼の中の枯れ木に落ちた。 当人はその枯れ木の近くに立っていたので落の巻き添えで死に、そして枯れ木が人のたるスワンプマンにした……という筋書きになっている。 スプ(sp)は「沼」「湿地」、マン(man)は「人」「男」を意味するので、「スワンプマン」はで「沼人」「沼男」などと訳されることもある。 ・ソンはであり、自分を登場人物としてこの喩え話を展開したのでのスワンプマンは「沼男」でよいだろう。 しかしにもこの話を適用したい場合は「沼人」の方がよいかもしれない。 バリエーション 細かく条件を変えて考えてみるのもの味の一つ。 様々な条件で考えてみよう。 「あなた」ではなく、「あなたの大切な相手」であった場合は? あなたの大切な相手(、人、親友……)とともにが荒れ気味の日に沼に行き……そしてがあなたの大切な相手に当たり、スワンプマンが生まれた。 このスワンプマンはあなたの大切な相手と頭の先からまで、内の分子構造一つに至るまで寸分たがわない。 あなたとの大切な記憶もちゃんと備えている。 さあ、あなたはどのような態度をとるだろうか?• 大切な相手と同一の存在である。 危うく死ぬところだったね!と冷や汗をかきつつ笑いかけた。 同一人物ではないものの、大切な相手ののきょうだいのようなものである。 亡き大切な相手を悼んで悲嘆にくれつつも、スワンプマンのこともにはできないと考える。 スワンプマンもと全く同じ構成をしているのだからではある、だが自分とは関係がい他人である。 亡き大切な相手を悼んで悲嘆にくれつつ、関係のスワンプマンはあくまで他人として扱う。 の怪物である。 悲鳴をあげて出した。 雷があなたを外れた! あなたの普段の行いがよかったのか、はあなたに当たらなかった! そしてによる衝撃・高熱・電流が、沼の泥に作用し……あなたと分子で寸分違わぬ、「新しいあなた」がそこに生み出されていた。 あなたが二人になってしまったが、この二人は同一人物と言えるだろうか。 さらにがどんどん落ち始めた!沼はあなただらけだ!大量のあなたは「あなた」だろうか? 雷は『二回』落ちたッ! があなたに直撃して、あなたのの右半分も含めた、右半身は吹き飛んだ! しかしが作用した泥があなたの右半身を忠実に再生し……元の右半身があった部位に時にぴったりくっついた。 あなたはに帰った。 そればらくして、あなたはまた沼に来た。 そして案の定、またが落ちて、今度は左半身に同じことが起きた。 あなたはに帰った。 半分ずつの交換なのであなたの意識は連続しており、途切れていない。 「同じあなたと呼べるか」という点についてのあなたの判断は、が一回落ちた通常の場合と変わらないだろうか? これがが「十回」の場合はどうだろう?「回」だったら?「千回」であったら? 少しずつあなたのの構成要素が別の物質由来に置き換わって、ついに元の物質がひとつも残らなかったとき、構造が保たれているために意識や記憶などが変わらなかったとしても、あなたは「元のあなた」と同じあなただと言えるだろうか? 「 」の記事も参照されたい。 類似の議論• 「出発側のに入ったをし、その構造のだけ行先に送り、行先ので寸分たがわず再構成する」という原理の間装置に乗って移動した。 「乗る前の自分」と「乗った後の自分」は同一人物と言えるだろうか?• 自分の体を細かくスして構造を全に取り、の中のなにされてそので生きていく、というを利用することにした。 元の自分と、でされた自分は同一人物だろうか? 関連動画 再間1:20ごろから「スワンプマン」のについての説明があり、登場人物らが感想を話し合っている。 関連静画 関連項目• - 「と的に全く同じ存在」という部分が類似。 ただし、お互いにとする点は全く異なる。 それらの作品の存在が、「で自分の周りのがどれだけ変化しようが自己同一性は保たれることがのように扱われて」ないことの明にもなってる。 で、同じようなに「」がある。 は、間的に別の地点に「移動」する技術とされてるけど、実質的には「元の場所にあった存在を消滅させて、別の地点に同一の存在を生成する技術」と見做す事もできる。 例えば、体の半分だけをさせて、前と後でそれぞれ生を施したら、前の固体と後の固体、「本人といえるのはどっちか?」ってのは、と同じだな。 省略しています。 16 ななしのよっしん.

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スワンプマンは本物なのか?

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どれほど極悪かと言うと 「継続中のプレイヤー・キャラクター(PC)は非推奨」「使用PCは、以後他のシナリオで遊ぶことが困難」という前提でプレイしてもらう必要があるほどです。 しかも単純なバッドエンドではなく、起きてしまった事件の性質からプレイヤーたちが悩みに悩んで選択するしかない……絶望的ながら納得せざるをえないエンディング。 賛否が分かれるシナリオですが、品質は折り紙付きです。 シナリオ中でも説明がありますが、 沼男(スワンプマン)というのは 哲学的な思考実験の一つです。 ある男がハイキングに出かける。 道中、この男は不運にも沼のそばで、突然雷に打たれて死んでしまう。 その時、もうひとつ別の雷が、すぐそばの沼へと落ちた。 なんという偶然か、この落雷は沼の汚泥と化学反応を引き起こし、死んだ男と全く同一、同質形状の生成物を生み出してしまう。 1987年、アメリカの哲学者 ドナルド・デイヴィッドソンが考案したもの。 死んでしまった男とその後出現した沼男は、はたして同一の存在でしょうか。 現実世界では起こりえない点を棚上げしての話ではありますが、物理的に同一なのか/歴史的な連続性があるのか、など自己を同一とみなす理由は何かを考えるうえで参考になる思考実験です。 TRPGシナリオ「沼男は誰だ?」に出てくるスワンプマンは、思考実験のスワンプマンを参考にしてはいますが、あくまでシナリオ上のガジェットであり異なるもの。 とはいえ突き付けてくる問題はほぼ同じで、簡単に答えが出せないからこそプレイヤーたちは悩み苦しむことに…… そして、ひまつぶし卓では長年プレイし続けた愛着あるキャラクターをこのデッドエンドシナリオに投入したため、プレイヤーの感情移入も筆舌に尽くしがたいレベルに達しました。 全て見通すと 約9時間弱になる大作リプレイで、CoCリプレイ動画としても特記すべきクオリティです。

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