リュープリン 副作用 太る。 リュープリンの副作用が強すぎて止めたい

子宮筋腫のリュープリン治療で副作用(ホットフラッシュ)がつらかった話

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リュープリン(リュープロレリン)の作用機序:抗がん剤 ホルモンは体の調子を整える働きがあり、男性では男性ホルモンが、女性では女性ホルモンが重要になります。 ただ、中にはホルモンの作用によってがんを発症してしまうことがあります。 男性ホルモンによって前立腺がんが、女性ホルモンによって乳がんを発症しやすくなります。 そこで、これらホルモンの働きをコントロールして病気を治療する薬として リュープロレリン(商品名:リュープリン)があります。 リュープロレリンは LH-RH製剤と呼ばれる種類の薬になります。 リュープロレリン(商品名:リュープリン)の作用機序 男性ホルモンや女性ホルモンは病気と密接に関わっています。 これら性ホルモンが原因でがんになることもありますし、もう少し軽い病気であれば、例えば女性ホルモンの影響によって子宮内膜症や子宮筋腫に陥ることもあります。 ホルモンの作用によって病気を発症するため、これらの病気を治療する方法として「 性ホルモンの働きを抑えてしまえばいい」という発想が浮かびます。 男性ホルモンで有名なものにテストステロンがあり、女性ホルモンではエストロゲンが有名です。 テストステロンは精巣から、エストロゲンは卵巣から分泌されます。 これら性ホルモンが分泌されるには、視床下部から放出される LH-RH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)と呼ばれるホルモンが大きく関わっています。 LH-RHが合図となってテストステロンやエストロゲンの分泌が起こるのです。 そこでLH-RHと同じような作用をする物質を創出すれば、性ホルモンの分泌をコントロールできることが分かります。 このような考えによってLH-RHを元にした薬をLH-RH製剤と呼びます。 LH-RHによって先に挙げた前立腺がんや乳がんなどの病気を治療しようとするのですが、LH-RHを投与した時、男性ホルモンである「テストステロン」や女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌量は増大します。 テストステロンやエストロゲンは前立腺がんや乳がんなどのリスクとなります。 そのため、普通に考えれば「男性ホルモンや女性ホルモンの分泌量を上げるとがん細胞が活性化してしまうのでは」と考えることができます。 ただ、実際にはそうではありません。 医薬品として使用されるLH-RH製剤は天然のLH-RH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)に比べて何十倍も受容体に強く結合する作用があります。 LH-RH受容体は強い力で刺激され続けると、その数が減ってしまうことが分かっています。 LH-RH製剤によって受容体を刺激し続けると、その受容体の数自体が減少してしまうのです。 このように、強い刺激を受け続けることにより、受容体の数が減ってしまう現象を ダウンレギュレーションと呼びます。 継続的にLH-RH製剤を投与することでLH-RH受容体のダウンレギュレーションが起こり、受容体の数が減ってしまうのです。 その結果として、精巣からのテストステロンや卵巣からのエストロゲンの分泌が抑制されます。 これら性ホルモンの分泌を減らすことができるため、乳がんや前立腺がんを抑制することができます。 このような考えにより、LH-RHと同じ作用を示すことで性ホルモンの分泌を抑え、病気を治療する薬がリュープロレリン(商品名:リュープリン)です。 リュープロレリン(商品名:リュープリン)の特徴 天然のLH-RHに比べて、リュープロレリン(商品名:リュープリン)の作用は約100倍です。 これによって強力に性ホルモンの分泌を抑えます。 LH-RH製剤自体は前立腺がんの治療薬として1980年に開発されていました。 しかし、当時のLH-RH製剤は連日投与しなければならず、とても不便でした。 そこで、 薬が体内で少しずつ放出される徐放性製剤とすることで、「4週間に1回の投与」や「12週間に1回の投与」にした薬としてリュープロレリン(商品名:リュープリン)が開発されました。 マイクロカプセルにリュープロレリンを結合させることにより、薬の放出を制御しています。 このような特徴により、性ホルモンの分泌を抑えることによって、ホルモンが関わる病気を治療する薬がリュープロレリン(商品名:リュープリン)です。

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医療用医薬品 : リュープリン

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精巣と副腎から分泌される男性ホルモンをブロック ホルモン療法は内分泌療法ともいいます。 前立腺がんは男性ホルモンと関係が深く、男性ホルモンがたくさんあるほど増殖する性質があります。 そこで、男性ホルモンの分泌やその作用を抑えて、前立腺がんを小さくしていくのがホルモン療法です。 がんを根治できるとは限りませんが、前立腺がんの進行は遅いので、とくに高齢者にはきわめて有効な治療法といえるでしょう。 男性ホルモンは主に精巣(せいそう)から分泌されていますが、一部は副腎(ふくじん)からも分泌されます。 そこで、精巣からの男性ホルモンをブロックする薬と、副腎からの男性ホルモンをブロックする薬があります。 それぞれ単独で使われることもありますが、両者を併用して治療するのが一般的です。 LH-RHとは性腺刺激ホルモン放出ホルモンのことです。 少し複雑な話になりますが、薬が効くメカニズムを説明しておきましょう。 上の図を見てください。 精巣から分泌される男性ホルモンのテストステロンは、脳内にある下垂体から分泌されるLH(性腺刺激ホルモン)によって分泌をコントロールされています。 さらに、LHは、脳内の視床下部から分泌されるLH-RH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)によって分泌をコントロールされています。 そこで、この流れのいちばん上流であるLH-RHが働かないようにしてしまおう、というのがLH-RHアゴニストという注射剤です。 LH-RHアゴニストは、LH-RHと似た構造の偽物で、下垂体にあるLHの受け皿である受容体と結びつきます。 このため、本来結びつくはずのLH-RHがやってきても、結びつくことができません。 結果として、LHは分泌されなくなるしくみです。 LH-RHの偽物を送り込んで、本物のLH-RHを働けないようにしてしまうのが、この注射剤です。 注射剤になっているのは、飲み薬でとると、肝臓で薬としての働きを失ってしまう性質があるためです。 LH-RHアゴニストは、下腹部に打つ皮下注射です。 月に1回注射を打つタイプと、3カ月に1回注射を打つタイプがあり、どちらも、効果や副作用に違いはありません。 精巣から分泌される男性ホルモンをブロックするにはもう一つ別の方法があります。 精巣摘除術で、去勢術とも呼ばれます。 男性ホルモンを分泌する精巣(睾丸)そのものを切り取ってしまう治療法で、30分程度の手術時間、数日の入院を要します。 精巣を取るので、男性ホルモンは回復しません。 LH-RHアゴニストの開発により、この治療法を受ける人は減りましたが、ホルモン薬を長期に使用することに比べれば経済的に安価なため、現在でも主として高齢の患者さんに、希望があれば行います。 アンドロゲンは男性ホルモンの総称です。 抗アンドロゲン薬は飲み薬で、副腎から分泌された男性ホルモンが、前立腺の内部でがん細胞に対して働くのを防ぐ作用をもっています。 ステロイド系のものは、副腎から分泌された男性ホルモンの働きを抑える作用のほかに、下垂体からのLHの分泌を妨げ、テストステロンの分泌を抑える効果があります。 一方、非ステロイド系のものは、副腎から分泌された男性ホルモンのがん細胞への働きを防ぐ作用だけをもっています。 非ステロイド系のものは、男性ホルモンの分泌自体を抑制することはないので、性機能障害はおこりにくいと考えられています。 このため、性機能を重視する場合は、非ステロイド系の抗アンドロゲン薬を単独で用いることもあります。 また、局所進行がんの場合は、手術療法や放射線療法と併用されることがよくあります。 手術療法や放射線療法のあとの治療(アジュバント療法)としてホルモン療法を行う場合と、手術療法や放射線療法の前の治療(ネオアジュバント療法)としてホルモン療法を行う場合があります。 限局がんでは、ホルモン療法は第一に勧められる治療法にはなっていません。 欧米では限局がんに対してはホルモン療法を行わないのが一般的です。 ところが、日本では限局がんでもホルモン療法をすることがめずらしくありません。 この理由の一つには、日本人が手術療法や放射線療法などの治療を好まないという国民性があります。 また、日本人は欧米人に比べて、ホルモン療法の有効性が高いことも理由の一つです。 ハワイ在住の日系人と白人の間でホルモン療法の有効性を比較した試験では、全生存率でも、前立腺がんによる死亡者数のみを除いて出した生存率でも、白人より日系人のほうが高くなっています。 また、限局がんでホルモン療法単独治療をした日本人を10年間経過観察したところ、生存率は同年齢の前立腺がんにかかっていない日本人とほぼ一致したという報告もあります。 ホルモン療法のあとに前立腺全摘除術(手術療法)を行った患者さんの組織を調べると、その15. 7%以上ではがん細胞が見つかりません。 また、28. 7%の患者さんでは、がん細胞の半分以上が死滅していました。 これは、ホルモン療法をすると、前立腺がんの大半がアポトーシス(細胞死)をおこすためです。 このようなことを総合的に考えると、ホルモン療法は限局がんに対しても有効な治療法といえます。 私の勤務する金沢大学附属病院泌尿器科では、前立腺がんに対してさまざまな治療法を提供していますが、ホルモン療法については上の表のように位置づけています。 治療の進め方は? CAB療法から始め、その後は使用する薬の交換、治療を一時中断して再開するなど、いろいろな治療方法が試みられています。 通常は、単独療法より強力なCAB療法が第一選択 ホルモン療法として、もっとも一般的に行われている治療法は、LH-RHアゴニストと抗アンドロゲン薬を併用する治療法です。 これは、CAB(combined androgen blockade)療法と呼ばれ、二つの薬を組み合わせて用い、精巣と副腎から分泌される男性ホルモンの働きを両方とも抑えてしまおうというものです。 精巣からのホルモンを抑える方法として、LH-RHアゴニストの代わりに、精巣摘除術を組み合わせる場合もあります。 LH-RHアゴニストの単独療法と、抗アンドロゲン薬(ビカルタミド)を加えた併用療法の進行がんに対する治療効果を比べた試験では、併用療法のほうが前立腺がんの増殖を止める力が強いことがわかっています。 PSA値が0. 2未満まで低下すれば効果あり 低リスクまたは中リスクの患者さんがホルモン療法を希望する場合には、まずCAB療法を始めてみて、6カ月以内のPSA値の変化から治療効果を見極めます。 それによって、継続するかどうかを判断します。 PSA値が、0. 2未満にまで下がれば、そのままホルモン療法を続けることができます。 2未満に下がらない場合は、薬への反応が悪く、がんを抑えきれない確率が高いので、手術療法もしくは放射線療法を勧めます。 高リスクの患者さんの場合は、CAB療法を始めてみて、6カ月後にPSA値が0. 2未満になり、かつ次の3条件のうち一つでも当てはまるものがあれば、手術療法や放射線療法などの根治をめざす治療を勧めます。 (1)グリソンスコアが6以下、(2)診断時のPSA値が20以下、(3)PSA値が0. 2未満になるまでの期間が6カ月以内。 根治をめざす積極的な治療を勧めるのは、万一、その治療を行ったあとに再発した場合でも、ホルモン療法を再び開始すれば効果が得られると期待できるからです。 3条件のうちどれも当てはまらない場合は、体に負担のある治療は勧められません。 6カ月後のPSA値が0. 2より高い場合も同様です。 薬の効きが低下したらさまざまな工夫で効果を持続 ホルモン療法では、一定期間治療を続けると、効きが悪くなり、がん細胞の増殖を抑えきれなくなることがわかっています。 そこで、ホルモン療法を行うにあたっては、いかに、効果を持続させるかに、さまざまな工夫がなされています。 どのくらいの期間で効果がなくなってしまうかは、患者さんによって大きく差があり、数カ月の人もいれば、10年ほど持続する人もいます。 抗アンドロゲン薬には、大きく2種類(非ステロイド系とステロイド系)があり、違う種類に変えることで、再びPSA値を抑えることができます。 このような場合、抗アンドロゲン薬の代わりに女性ホルモン薬を使うことがあります。 この場合も、LH-RHアゴニストの注射は続けます。 女性ホルモン薬は男性ホルモンの濃度を下げる働きがあります。 女性ホルモン薬を用いると、狭心症や心筋梗塞(こうそく)になりやすいという副作用が欧米では報告されていますが、日本人の調査結果では、必ずしもこの副作用の指摘は当たらないという結果が出ています。 また、できるだけホルモン療法の効果を延長させるために間欠療法という方法が試みられることもあります。 PSA値が一定の値まで低下したら、いったん完全にホルモン療法を中断し、その後PSA値がある値を超えたら再開するという方法です。 治療後の経過は? 低リスク、中リスクなら高い生存率。 高リスクでも、5年生存率は87. 8%になります。 ただし、性機能障害は避けられません。 ホルモン療法を単独で行った場合のリスク分類別の治療効果を示したのが上のグラフです。 低リスクでは5年と8年の生存率が同じで97. 6%、中リスクでも5年と8年の生存率が同じで95・4%と良好な成績です。 高リスクは5年生存率が87. 8%、8年生存率が78. 3%と少し落ちます。 なお、このグラフでは、病期を除外して、PSA値とグリソンスコアだけでリスクを分類しています。 ホルモン療法の副作用についてまとめたのが下の図です。 ホルモン療法を行うと、ほとんどの場合、性機能障害は避けられません。 性機能障害を避けるためには、非ステロイド系の抗アンドロゲン薬を単独で使う方法がありますが、第一に選ぶべき治療法ではありません。 ホルモン療法では、メタボリックシンドロームになりやすいとも考えられています。 内臓脂肪が蓄積しやすく、糖尿病や脂質代謝異常、高血圧といった病気に注意が必要です。 また、これらの病気になると、動脈硬化をおこしやすく、狭心症や心筋梗塞など、心血管系の疾患にも注意しなければなりません。 また、ホルモン療法を続けていると、骨密度が低下しやすく、骨粗しょう症にならないように注意することが大切です。 ホルモン療法では、1年に数%ずつ骨密度が低下していきます。 高齢者が骨粗しょう症になると、ちょっと転んだだけで骨折してしまう危険があります。 そこで、ホルモン療法を長期に続ける場合は、骨密度を定期的に測定し、適度な運動をするとともに、カルシウムやビタミンDをとるように心がけることが大切です。 また、骨粗しょう症の予防には、ビスホスホネート製剤と呼ばれる薬が有効です。 骨密度が一定レベル以下の場合には、ビスホスホネート製剤を使って骨粗しょう症を予防しています。 また、ビスホスホネート製剤には、がんの骨転移に伴う痛みや、骨折に伴う痛みを軽くする働きもあります。 さらに、ビスホスホネート製剤の一種のゾレドロン酸水和物(商品名ゾメタ)という点滴剤には、抗腫瘍作用もあると考えられています。 そこで、前立腺がんで骨転移のある患者さんには、この薬を使っています。 ただし、この薬は副作用も強いので、慎重に使わなければなりません。 このほか、ホルモン療法の副作用として貧血にも注意する必要があります。 また、薬によっては、ほてり(ホットフラッシュ)もしばしばみられる副作用です。 薬の価格はやや高めで自己負担は月額2万円超 ホルモン療法で使う薬は健康保険が適用されます。 ただし、薬の価格はやや高めです。 LH-RHアゴニストの注射剤は、月1回の注射が4~5万円、3カ月に1回の場合は、1回当たり7~8万円です。 抗アンドロゲン薬も合わせると、1カ月の薬代は7万円を超え、健康保険が3割負担の場合は2万円超程度の自己負担となります。 抗アンドロゲン薬にはジェネリックもあるので、それを使うと少し薬代が安くなります。 抗がん薬などに比べると安いのですが、長期に使うとなると、負担を感じる場合もあるでしょう。 経済性を優先する場合は、LH-RHアゴニストの注射を打つ代わりに、精巣摘除術を受けるのも一つの考え方です。 手術費用や入院費用が一時的にかかりますが、長期的にみれば経済性のある治療法です。

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子宮腺筋症・・・ディナゲストの副作用。老化が止まらない。

リュープリン 副作用 太る

販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分 LEUPLIN FOR INJECTION 1. 88mg. 武田薬品工業 2499407D2038 23990円/瓶 劇薬 , 処方箋医薬品 LEUPLIN FOR INJECTION 3. 75mg. 武田薬品工業 2499407D1031 36222円/瓶 劇薬 , 処方箋医薬品 LEUPLIN FOR INJECTION KIT 1. 88mg. 武田薬品工業 2499407G1054 24310円/筒 劇薬 , 処方箋医薬品 LEUPLIN FOR INJECTION KIT 3. 75mg. 武田薬品工業 2499407G2050 32288円/筒 劇薬 , 処方箋医薬品 禁忌 次の患者には投与しないこと 子宮内膜症 子宮筋腫 中枢性思春期早発症 の場合 本剤の成分又は合成LH-RH、LH-RH誘導体に対して、過敏症の既往歴のある患者 妊婦又は妊娠している可能性のある患者、授乳中の患者(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照) 診断のつかない異常性器出血の患者[悪性疾患の可能性がある。 子宮内膜症 子宮筋腫 の場合 一般的に投与量の増加に伴って副作用の発現率が高くなる傾向がみられる。 投与量の決定にあたっては、用法・用量に示された体重、子宮腫大の程度に留意すること。 (【臨床成績】の項参照) 治療に際しては妊娠していないことを確認し、必ず月経周期1〜5日目より投与を開始すること。 また、治療期間中は非ホルモン性の避妊をさせること。 エストロゲン低下作用に基づく骨塩量の低下がみられることがあるので、6ヵ月を超える投与は原則として行わないこと(6ヵ月を超える投与の安全性は確立していない)。 なお、やむを得ず長期にわたる投与や再投与が必要な場合には、可能な限り骨塩量の検査を行い慎重に投与すること。 子宮内膜症 子宮筋腫 の場合 一般的に投与量の増加に伴って副作用の発現率が高くなる傾向がみられる。 投与量の決定にあたっては、用法・用量に示された体重、子宮腫大の程度に留意すること。 (【臨床成績】の項参照) 治療に際しては妊娠していないことを確認し、必ず月経周期1〜5日目より投与を開始すること。 また、治療期間中は非ホルモン性の避妊をさせること。 エストロゲン低下作用に基づく骨塩量の低下がみられることがあるので、6ヵ月を超える投与は原則として行わないこと(6ヵ月を超える投与の安全性は確立していない)。 なお、やむを得ず長期にわたる投与や再投与が必要な場合には、可能な限り骨塩量の検査を行い慎重に投与すること。 閉経前乳癌 の場合 治療に際しては妊娠していないことを確認し、また、治療期間中は非ホルモン性の避妊をさせること。 エストロゲン低下作用に基づく骨塩量の低下がみられることがあるので、長期にわたり投与する場合には、可能な限り骨塩量の検査を行い慎重に投与すること。 子宮内膜症 子宮筋腫 の場合 一般的に投与量の増加に伴って副作用の発現率が高くなる傾向がみられる。 投与量の決定にあたっては、用法・用量に示された体重、子宮腫大の程度に留意すること。 (【臨床成績】の項参照) 治療に際しては妊娠していないことを確認し、必ず月経周期1〜5日目より投与を開始すること。 また、治療期間中は非ホルモン性の避妊をさせること。 エストロゲン低下作用に基づく骨塩量の低下がみられることがあるので、6ヵ月を超える投与は原則として行わないこと(6ヵ月を超える投与の安全性は確立していない)。 なお、やむを得ず長期にわたる投与や再投与が必要な場合には、可能な限り骨塩量の検査を行い慎重に投与すること。 中枢性思春期早発症 の場合 キット品の適用にあたっては、患者の体重や症状等から適切と考えられた用量を超えないように注意して使用すること。 子宮内膜症 子宮筋腫 の場合 一般的に投与量の増加に伴って副作用の発現率が高くなる傾向がみられる。 投与量の決定にあたっては、用法・用量に示された体重、子宮腫大の程度に留意すること。 (【臨床成績】の項参照) 治療に際しては妊娠していないことを確認し、必ず月経周期1〜5日目より投与を開始すること。 また、治療期間中は非ホルモン性の避妊をさせること。 エストロゲン低下作用に基づく骨塩量の低下がみられることがあるので、6ヵ月を超える投与は原則として行わないこと(6ヵ月を超える投与の安全性は確立していない)。 なお、やむを得ず長期にわたる投与や再投与が必要な場合には、可能な限り骨塩量の検査を行い慎重に投与すること。 閉経前乳癌 の場合 治療に際しては妊娠していないことを確認し、また、治療期間中は非ホルモン性の避妊をさせること。 エストロゲン低下作用に基づく骨塩量の低下がみられることがあるので、長期にわたり投与する場合には、可能な限り骨塩量の検査を行い慎重に投与すること。 中枢性思春期早発症 の場合 キット品の適用にあたっては、患者の体重や症状等から適切と考えられた用量を超えないように注意して使用すること。 使用上の注意 子宮内膜症 の場合 投与に際して、類似疾患(悪性腫瘍等)との鑑別に留意し、投与中腫瘤が増大したり、臨床症状の改善がみられない場合は投与を中止すること。 更年期障害様のうつ状態があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察すること。 (「重大な副作用」の項参照) 子宮筋腫 の場合 投与に際して、類似疾患(悪性腫瘍等)との鑑別に留意し、投与中腫瘤が増大したり、臨床症状の改善がみられない場合は投与を中止すること。 粘膜下筋腫の患者に投与する場合は、出血症状が増悪することがあるので観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。 また、出血症状が増悪した場合には連絡するよう患者に対し注意を与えること。 更年期障害様のうつ状態があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察すること。 (「重大な副作用」の項参照) 閉経前乳癌 の場合 本剤は内分泌療法剤であり、閉経前乳癌に対し使用する場合には、がんに対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤による治療が適切と判断される患者についてのみ使用すること。 本剤で抗腫瘍効果が得られず進行を認めた場合は、投与を中止すること。 更年期障害様のうつ状態があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察すること。 (「重大な副作用」の項参照) 前立腺癌 の場合 本剤は内分泌療法剤であり、前立腺癌に対し使用する場合には、がんに対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤による治療が適切と判断される患者についてのみ使用すること。 また、尿路閉塞あるいは脊髄圧迫のみられるおそれがあるので慎重に投与し、投与開始1ヵ月間は十分観察を行い、このような症状があらわれた場合には適切な処置を行うこと。 治療中は定期的にLH-RHテストを行い、血中LH及びFSHの反応性が抑制されない場合には、投与を中止すること。 相互作用 各効能疾患別及び調査別の臨床検査値の異常を含む副作用の発現頻度は次表のとおりである。 効能疾患 承認時までの調査 製造販売後の使用成績調査 子宮内膜症 86. 本剤は徐放性製剤であるので、最終投与後も薬効持続期間中は患者の状態を観察すること。 重大な副作用及び副作用用語 発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等を伴う間質性肺炎(0. 1%未満)があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。 アナフィラキシー(0. 1%未満)があらわれることがあるので、問診を十分に行い、投与後は十分に観察し、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。 AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等を伴う肝機能障害、黄疸(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。 糖尿病の発症又は増悪(頻度不明)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。 下垂体卒中(頻度不明)が下垂体腺腫患者で報告されているので、初回投与直後に頭痛、視力・視野障害等があらわれた場合には、検査のうえ外科的治療等の適切な処置を行うこと。 心筋梗塞、脳梗塞、静脈血栓症、肺塞栓症等の血栓塞栓症(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 子宮内膜症 子宮筋腫 閉経前乳癌 の場合 エストロゲン低下作用に基づく更年期障害様のうつ状態(0. 1〜5%未満)があらわれることがあるので患者の状態を十分に観察すること。 前立腺癌 の場合 うつ状態(0. 1%未満)があらわれることがあるので患者の状態を十分に観察すること。 心不全(0. 1〜5%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 その他の副作用 5%以上 0. 1〜5%未満 0. 8%)で注射部位反応がみられたとの報告がある。 5%以上 0. 1〜5%未満 0. 妊婦、産婦、授乳婦等への投与 子宮内膜症患者を対象に、4週に1回リュープロレリン酢酸塩として1. 88mg又は3. 75mgを皮下に6回投与した臨床試験における24週時点での全般改善率は次表のとおりであり、3. 75mgを投与した場合の改善率(著明改善+改善)は79. 9%である。 \ 1. 88mg 著明改善+改善(改善率) 3. 7) 数字は例数、( )内はパーセント 1. 88mgの臨床効果は3. 75mgと比べるとやや低かったものの、体重別に検討したところ体重50kg未満では概ね同等の改善率が得られることが示唆された。 体重50kg未満の子宮内膜症の患者を対象に、4週に1回リュープロレリン酢酸塩として1. 88mgを皮下に6回投与した臨床試験を更に行ったところ、82. 0%(41例/50例)の改善率(「改善」以上)が得られている。 なお、子宮内膜症患者を対象とした二重盲検比較対照試験の結果、本剤の有用性が認められている。 子宮筋腫の場合 子宮筋腫患者を対象に、4週に1回リュープロレリン酢酸塩として1. 88mg又は3. 75mgを皮下に4回又は6回投与した臨床試験において、判定不能例を除く最終投与後4週時点での全般改善率(著明改善+改善)は83. 5%(259例/310例)、著明改善率は39. 7%(123例/310例)である。 なお、投与量、体重及び投与前の子宮の大きさ(内診による)で層別した改善以上の改善率は次表のとおりとなり、比較的体重の重い患者(55kg以上)及び子宮腫大が高度の患者(子宮の大きさが手拳大以上)では1. 88mg群に比べ3. 75mg群で高い改善率が得られている。 88mg 3. 6) N. 0) P<0. 3) N. 5) P<0. 01 数字は例数、( )内はパーセント なお、子宮筋腫患者を対象とした二重盲検比較対照試験の結果、本剤の有用性が認められている。 また、1回0. 94mg、1. 88mg、3. 75mg又は5. 63mgを4回投与した用量設定試験における集計では、それぞれ48例中35例(72. 9%)、45例中36例(80. 0%)、43例中39例(90. 7%)及び49例中43例(87. 8%)に、臨床検査値の異常を含む副作用が認められている。 閉経前乳癌の場合 閉経前乳癌患者を対象に、4週に1回リュープロレリン酢酸塩として3. 75mgを皮下に3回投与した臨床試験において、12週時点での完全例及び適格例に対する奏効率(CR+PR)はそれぞれ30. 4%(14例/46例)、28. 6%(14例/49例)である。 0%(17例/46例)、34. [「進行・再発乳癌患者における治療効果の判定基準」による評価。 (CR:Complete Response(著効)、PR:Partial Response(有効))] また、外国(欧州)においてリンパ節転移陽性の閉経前及び閉経周辺期乳癌術後患者を対象に3ヵ月に1回リュープロレリン酢酸塩11. 25mgの皮下投与又はCMF療法を行った無作為割付群間比較試験における無再発生存率は下表のとおりである。 投与薬剤 用法・用量 投与開始2年後の無再発生存率 (主要評価項目) 投与開始5年後の無再発生存率 (副次評価項目) リュープロレリン酢酸塩11. 25mg 3ヵ月に1回皮下投与・24ヵ月間投与 83. 0% (224例/270例) 60. 5% (153例/253例) CMF療法 シクロホスファミド500mg/m 2 メトトレキサート40mg/m 2 フルオロウラシル600mg/m 2 各薬剤を1ヵ月毎に2回(1日目及び8日目)静脈内投与することを1サイクルとし、6サイクル(6ヵ月間)投与 80. 9% (207例/256例) 60. 6% (146例/241例) 前立腺癌の場合 前立腺癌患者を対象に、4週に1回リュープロレリン酢酸塩として3. 75mgを皮下に3回投与した臨床試験において、12週時点での完全例及び適格例に対する奏効率(CR+PR)はそれぞれ53. 9%(55例/102例)、48. 2%(55例/114例)である。 [「前立腺癌の薬物療法における治療効果判定基準」による評価。 (CR:Complete Response(著効)、PR:Partial Response(有効))] なお、前立腺癌患者を対象とした比較対照試験の結果、本剤の有用性が認められている。 更に、卵巣及び精巣の性腺刺激ホルモンに対する反応性が低下し、エストラジオール及びテストステロン産生能が低下する(慢性作用)。 性腺ホルモン濃度抑制作用 一般名 リュープロレリン酢酸塩 一般名(欧名) Leuprorelin Acetate 化学名 5-Oxo- L-prolyl- L-histidyl- L-tryptophyl- L-seryl- L-tyrosyl- D-leucyl- L-leucyl- L-arginyl-N-ethyl- L-prolinamide monoacetate 分子式 C 59H 84N 16O 12・C 2H 4O 2 分子量 1269. 45 性状 リュープロレリン酢酸塩は白色〜帯黄白色の粉末である。 水又は酢酸(100)に極めて溶けやすく、メタノールに溶けやすく、エタノール(99. 5)にやや溶けにくい。 吸湿性である。 KEGG DRUG 包装. 田中敏章他, 日本成長学会雑誌, 16 2 , 85, 2010. 大島洋次郎他, 薬理と治療, 18 Suppl. 3 , 589,609,625,633, 1990. 茶谷文雄他, 薬理と治療, 18 Suppl. 3 , 575, 1990. 水野正彦他, 産婦人科の世界, 44, 751, 1992. 星合 昊他, 産婦人科の世界, 45, 61, 1993. 中村元一他, 薬理と治療, 20, 3329, 1992. 田口鐵男他, 癌と化学療法, 22, 477, 1995. 新島端夫他, 泌尿器科紀要, 36, 1343, 1990. 水野正彦他, 産婦人科の世界, 44, 923, 1992. 熊坂高弘他, 産婦人科の世界, 44, 851, 1992. 武谷雄二他, 薬理と治療, 20, 3343, 1992. 松尾明美他, 臨床婦人科産科, 46, 1140, 1992. 水口弘司他, 日本不妊学会雑誌, 37, 580, 1992. 武谷雄二他, 産婦人科の世界, 49, 315, 1997. 寺川直樹他, 産科と婦人科, 62, 569, 1995. 中村元一他, 産婦人科の世界, 47, 323, 1995. 谷口晴記他, 産婦人科の世界, 47, 423, 1995. 武谷雄二他, 産科と婦人科, 62, 741, 1995. 田口鐵男他, 癌と化学療法, 22, 495, 1995. 阿曽佳郎他, 泌尿器科紀要, 37, 305, 1991. 赤座英之他, 泌尿器外科, 4, 527, 1991. 田中敏章他, Endocrinologia Japonica, 38, 369, 1991. 田中敏章他, ホルモンと臨床, 40, 835, 1992. 須藤勝一他, 薬理と治療, 18 Suppl. 3 , 515, 1990. 前多敬一郎他, 薬理と治療, 18, 2615, 1990. 山崎 巌他, 武田研究所報, 36, 64, 1977. 須藤勝一他, 薬理と治療, 18 Suppl.

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