ドリフターズ 1巻。 【ドリフターズ】6巻を無料の漫画村(の代わり)で読める?rar,zip,pdfは?

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ドリフターズ 1巻

島津豊久は「関ヶ原の戦い」にて敗走する軍の殿(しんがり)を務めます。 恩人である叔父・義弘を逃がすため、命を賭してその役目を果たしました。 戦場を潜り抜けるも豊久の体は限界で、命すら諦めかけていました。 しかし彼は、山の中を彷徨っていたはずが、ふと気づけば見知らぬ白い空間にいて、見知らぬ男に扉へと案内されます。 そして次に目を覚ました時、豊久は不思議な世界にいました。 自分のことを「漂流物(ドリフターズ)」と呼ぶ、まったく知らない種族の者により負傷した体を介抱されていたところ、彼の目に信じられない光景が映ります。 すでにこの世にはいないはずの英雄「織田信長」と「那須与一」を名乗る男が目の前に現れたのです。 豊久はあの敗走で死にかけた際、人間以外の種族が住む「異世界」へと飛ばされ、信長と与一も同じ境遇だと言うのでした。 その出会いから幾日も経たないある夜、豊久たちは根城の近場に戦の匂いを感じます。 思慮を巡らせる信長に対し、豊久は迷わずに火の上がる元へと駆けつけました。 そこにあったのは、豊久を助けた「エルフ」たちの村が、「オルテ帝国」という国の騎士に侵略されている光景。 豊久は考える間もなく騎士へと斬りかかり、なぎ倒し、勢いのままに敵の大将を滅多打ちにしました。 こうして、訳も分からぬままにエルフの村と民たちを救ったのです。 その後、豊久らは「十月機関」という組織に所属する女性・オルミーヌに出会います。 ここまでずっと三人を監視してきたという彼女から、豊久たち「ドリフターズ」は「エンズ」と呼ばれる、同じく異世界から訪れた者たちと戦うために、この世界に招かれたと聞かされるのでした……。 1巻で描かれるは豊久らの出会いと、異世界に招かれた目的、それに加えて豊久の異常性です。 まるで戦うことしか知らないようなその姿は読者にインパクトを与えます。 いったい、彼はこの世界で何を思い、何を考えて戦うのでしょうか? ドリフターズの敵勢力、エンズ現る【2巻】 不思議な力で炎を操るジャンヌを相手にしても豊久は一歩も退かず、オルミーヌの手助けも借りながらジャンヌの討伐を果たしました。 しかし、「女の首は手柄になりないから取らない」という信条を貫き、見逃してしまいます。 一方、与一はいくら矢で射っても死なないジルドレに大苦戦。 なす術無く討ち取られそうになってしまったところを、十月機関の長、つまりオルミーヌのボスにあたる「安倍晴明」と、彼に連れられたドリフターズの「ハンニバルバルカ」、そして彼らの持つ「機銃」によって助けられました。 命からがら救われた与一はその姿を、遠くから眺めていた「源義経」にあざ笑われます。 当時、与一は義経の家臣でした。 かつての主君が同じ異世界にいることに、与一も驚きます。 エンズ側につきながらも、「おもしろい方につく」とまだ己の立ち位置を明確にしない義経はすぐに与一の元から消え去りました。 そして、信長はオルミーヌよりさらにこの世界に詳しい晴明の話や、見たことのない銃などの武器を見て、自分たちドリフターズとは何者なのかを思考します。 そして、「技術の渡来者であると同時に、思考の差異者である」ことに気づきました。 銃などを作る技術はこの異世界にはまだなく、またそれらに対する考え方も、この世界の住人やドリフターズ一人一人によって変わってくるのです。 続いて、対するエンズは何者なのか、なぜ自分たちはこの世界に呼ばれたのか、と疑問を抱きます。 この時の信長は、まだその答えを出せぬままでした。 しかし、思考に没頭する暇もなく、豊久たちは銃などの武器を生産するために高い技術を持つ「ドワーフ」を味方につけることが必要になりました。 国奪りの戦において武器の確保は極めて重要で、なおかつドワーフたちは兵士としても力を持っていたのです。 そんなドワーフたちは、種族の差別から、「ガドルカ鉱山」で重労働を強いられていました。 晴明にその情報を聞き出して彼らの開放を行います。 豊久らは苦戦なくドワーフが捕らわれている城を落とし、ドワーフの解放に成功したのでした。 いい方、ドリフターズが一歩ずつ進む傍ら、十月機関の者がエンズの偵察を行っていました。 偵察の目に映ったのは、人ならざる化物たちが黒王に従い、農作業を行う姿です。 その光景は化物が人類に取って代わる未来を予感させるものでした。 ドリフターズとエンズの派手な戦闘シーンに目がいきがちの3巻ですが、目を向けるべきは信長の思考です。 ドリフターズは気まぐれに異世界へと召喚された訳ではなく、何らかの召喚された目的と意図があるのです。 そこにこの世界の秘密が隠されているのだと言えます。 エンズに「土方歳三」現る【4巻】 豊久らははなからそのつもりであり、エルフやドワーフと共に戦へと走ります。 戦乱の中、新たなるエンズが豊久に前に現れました。 その名も「土方歳三」。 現世での行いで島津の血を激しく憎む土方は幻影を生み出す力を使い、豊久を追い詰めます。 しかし豊久はその劣勢の中、笑いながら刀を振り、重症を負いながらも土方を退けることに成功しました。 こうしてドリフターズはひとまずの目的であった帝都落としを成し遂げたのでした。 これまで行われてきた、ドリフターズとエンズによる国奪りという単純な図式の中に、現世での因縁が絡まってきました。 異世界での出来事だけでなく、現世から続く関係にも触れ、ストーリーに織り交ぜているところが『ドリフターズ』の魅力です。 今後は国奪りの行方のみならず、島津と土方、または与一と義経といった現世での因縁にも注目していきましょう。 両者衝突まで秒読み【5巻】 その頃、豊久らはサンジェルミ伯を連れ「商人ギルド連合国家」との同盟を結びます。 こうして、ドリフターズとエンズがそれぞれ動く中、エンズの大群が進軍を開始。 信長はこれを「サルサデカダン」と呼ばれる間原で迎え撃つこととしました。 そんの地形はあの「関ヶ原」にそっくりな形をしており、豊久は、なぜ自身がこの世界に招かれたのか、その意味を理解するのでした。 いよいよドリフターズとエンズの合戦が幕を開けます。 人類が勝つか、化物が勝つか。 世界の行く末はドリフターズに委ねられたのです。 ここでは、豊久のサルサデカタンの地形を見た時の納得した顔と、哀愁の漂う笑みが印象的となっています。 互いの信念を賭けた戦いはどちらに軍配があがるのか、次巻からの動きに期待しましょう。 世界を股にかけた壮絶なぶつかり合い。 ドリフターズとは何か、エンズとは何か、そして、彼らがこの世界に招かれた理由とは何か。 今後の展開に期待しながら読み進めましょう。

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ドリフターズ 1巻

『ドリフターズ』6巻 ちなみに2018年は『ドリフターズ』と『ベルセルク』と『ハンターハンター』のコミックが発売された記念すべき年でもあります。 何の記念だよ!って感じですが皆既日食ぐらい貴重です…。 FGOでアナスタシアと土方歳三も実装されたので被りまくるキャラを比べるのもオツだね。 で、『ドリフターズ』6巻。 めちゃくちゃ面白かったです。 ついに激突する国王軍と漂流者率いるオルテ&エルフ&ドワーフ。 盛り上がってまいりました。 紫とEasy 紫とEasy 紫はEasyを「継戦器」と呼び、逆にEasyは紫を「民生屋」と皮肉ります。 具体的にどういう意味合いなのかワードの感覚で想像するしかありませんが、Easyは戦闘を継続させる器械なのでしょうか。 は紫は人民の生活を担当する人なのか。 謎だぞい。 豊久が「マモン平原」を「関ヶ原」を見立て運命を感じる…死ぬ場所と見つけた様子を新聞で眺めてた紫は「違う」「違う違う」と運命や宿命など人には無いと否定していました。 対して、Easyは「駒はルール通りにしか動かない」と言い切る。 ということは、 廃棄物(エンズ)の国王軍はここまではEasyの目論見通りに動いてるってことだよねん。 紫は人は駒などではないと意味深な言葉を投げかけてました。 Easyよ。 君は君すら気付いてないだろうが 君の言う「駒」すら君の意志の外にいる。 君は進化した。 進化している。 君の作り出した 「君」の「駒」が君の駒ではなくなる。 その時、君はどんな顔で泣く? いつかEasyの「駒」は予想外に動くだろうと断言口調で言い切るのだった。 Easyの「駒」が駒でなくなる…? 第71幕「新撰組」 紫の予言通りに、どう見てもおかしな行動をし出す黒王軍の土方歳三。 ボロボロの豊久をぶち殺せば勝利は目前…という所で「こんな終わり方でいいのか」「戦いたくてあんな終わり方が許せなくてこんなところまで流されて来たんじゃないの?」と、ここまで一向に出なかった沖田に言われてしまうのでした。 それは元の世界の箱館戦争における自身の境遇と豊久が重なってしまい、さらに近藤まで現れ…。 沖田と近藤はただの幻か実際に出たかは知らんが「駒」は外へ。 どう客観的に見ても 黒王軍としては、Easyの駒(廃棄物)としては、あり得ない行動に出てしまうのである。 これが 紫の言ってた駒が駒で無くなるでしょうか。 土方がこれからどうなるかは定かではありませんが、これこそ Easyの意志の外で動いてるってやつでしょう。 どんな顔で泣くのかな?早く泣き顔見たいぜ! 謎が深まる黒王の正体 黒王軍には弱点があるぜー 信長は国王軍は一塊であり、それこそが弱点であると見立てますが、今回の戦は黒王軍が一枚上手だったといったところでしょうか。 どこまで黒王が立てた作戦なのか分かりませんが、まじでこいつ出来る感というか戦上手っぷりがかなり先進的ですね。 以前から黒王の正体は言動や掌の傷からキリストではないか…というのは100万回以上言われていたことでしょう。 しかし!しかしである!それも怪しくなってきました。 ここまで来ても一向に正体を明かしません。 実は キリストと違うのでは無いか…という描写が随所に出てきました。 特に5巻55話「Becoming insane」で光秀が疑問を呈したモノローグは、そのまんま読者の疑問を代弁してましたよ。 55話 「でさんと」こんな戦い方は私も知らぬ。 竜による空からの支援といい。 空から兵を降ろす戦い方といい。 黒王は何故こんな事を知っている?彼は 本当に私が考えているあれなのか? 明智光秀の時代ならキリスト教も到来してて、読者が想像したアレと同じ思考になっているのは間違いないでしょう。 しかし、光秀自身は想像した黒王の正体ではないのではないかと疑問に思うのでした。 「タンクデサント」はソ連軍の歩兵戦術である。 これと同じようにドラゴンデサントや巨人デサントを駆使する黒王軍。 キリストでは絶対に考えつかないでしょう。 黒王は第二次世界大戦以降の人物である可能性が非常に高まってきました。 他にもローマから中世ヨーロッパで文明が衰退した歴史認識を持ってる。 誰だよ!お前! 人間に裏切られて人間全滅させるぞ!ってアイデンティティ。 人間以外には慈悲深い…いわゆる善人です。 これが当てはまる歴史上の人物…いるか?そんなん?謎すぎる。 「Fate」理論(エミヤ理論とも言う)だと、もっと先の 未来から来た人物なのではないかとすら思うね。 まだ分らんが…。 中間管理職っぽい安倍晴明 苦労してますね… 滲み出る中間管理職の大変さに涙を誘います。 そもそも「十月機関」は安倍晴明が作った組織じゃん。 漂流者(ドリフターズ)のボス的存在なのに、どう見ても中間管理職だよね。 何より謎なのは豊久や信長や与一は 紫から何の説明も受けずに速攻で扉へ入れられ異世界のドリフターズとなったじゃないですか。 紫の名前すら知りません。 なのに 安倍晴明は「紫」と名前を呼んで意味深です。 同じドリフターズなのに、少なくとも豊久達とは一線を画す存在なのは間違いないでしょう。 安倍晴明の他にサンジェルミも紫を認識してる描写があります。 単純にEasyの駒(エンズ)に対抗するためだけにこの異世界にぶち込まれたってだけでは無さそうです。 少なからず、異世界の扉へ入れられる前に、目的や名前を紫から聞いてなきゃあり得んよね。 まだまだ詳細不明ですけど、 何の説明も無しに異世界へやって来たドリフターズ達と安倍晴明&サンジェルミの2人はちょっと事情が違いそうなのが気になります。 また、「十月機関」は双眼鏡を持ってるのも謎だ。 大昔の漂流者 63話 あっ、あれは大事なモノなんです 大昔の漂流者がもってたもので… 「十月機関」が持つ双眼鏡は大昔の漂流者が持ち込んだものであると。 興味深いですね。 まあ、現時点ではまったくの謎ですが「十月機関」の双眼鏡は大昔にドリフターズが持って来たものを今も使っているのでした。 「大昔の漂流者」といえば5巻57話「労働軍神」でもそれっぽい意味深描写がありました。 エルフ達が暮らす地区にあった大きな廃城。 よほどの大戦に使われた城なのではなかいかと言われていました。 おそらく 400年とか500年とかもっと前の遺跡であると。 57話 !? ・織田信秀 ・島津家久 なんだよこれ? まったく不明ですが400~500年かもっと前に豊久達とは別にドリフターズが漂流したこと。 なんか大きな戦があったこと。 そして謎の石碑に刻まれた「織田信秀」「島津家久」の名前。 奇しくも現在絶妙なコンビを組んでる 信長と豊久の父親の名前である。 えっと、大昔に彼ら2人の父がこの異世界に来て巨大な城塞を作って大きな戦をしたってこと?謎すぎんだろ。 この400~500年かもっと前に双眼鏡を持ったドリフターズも居たのでしょうか。 何があったのか。 紫が送り込んだのか。 うーむ…。 まだまだ謎だらけだ。 めちゃくそ燃えるで。 『ドリフターズ』の サブタイトルは実在の曲から取っております。 アニメ曲多いです。 本編の内容がサブタイの歌詞通りになるのも特徴的です。 例えば7巻に収録されているサブタイは以下の楽曲となります。 60幕「Stage of the ground」 BUMP OF CHICKEN 61幕「炎のさだめ」 TETSU 62幕「鉄のララバイ」 柳ジョージ 63幕「after the fall」 キース・ジャレット 64幕「夢色チェイサー」 鮎川麻弥 65幕「マッチョドラゴン」 藤波辰巳 66幕「裏切りの夕焼け」 THEATRE BROOK 67幕「REASON」 アイマスのSTARS 68幕「Wind」 Akeboshi 69幕「FIGAHT ON」 Luce Twinkle Wink 70幕「heavenly blue」 Kalafina 71幕「新撰組」 ジョン・健・ヌッツォ 1話(2009年)のサブタイトル「FIGHT SONG」はMarilyn Mansonの曲でしょう(2015年のレイチェル・プラッテンの「FIGHT SONG」ではない)。 ひたすら「Fight!Fight!Fight!Fight!」と戦え戦えって連呼で孤独と1つの死は無駄でないって感じ歌詞です。 豊久が死ぬことへの美学とか賛歌のようでもある。 69話のサブタイ「FIGHT ON」はアニメ『ゲーマーズ!』のED曲から取ったんでしょう。 時期的にヒラコーがアニメのゲーマーズを見て描いた付けたのはほぼ確実でしょう。 んで、1話を踏まえると めがっさグッときますね。 というのもこの歌詞は正解なんて分からないけど思いつくまま進むんだ!行こう!って勇猛邁進であると同時に 「次のステップ行かなきゃ」って未来を見据えてるから。 まだ次があるって前向きなんでとてもいいね。 豊久はまだ終わらん!次があるぞって感じです。 そんなメッセージが込められてた(ような気がした)。 オルミーヌパイパイ オッパイーヌ 6巻を総括すると超燃えたし「うおおおお!」となり続きが楽しみすぎるというもの。 ただ、唯一の不満点があればオルミーヌ(おっぱい)の活躍がイマイチだったことでしょう。 まあ、戦争真っ最中なので仕方ないかもしれませんが…。 それでもである!この子(のおっぱい)はもっと出来るって!まる。

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【最新】ドリフターズ(6巻→7巻)新刊の発売日はいつ?|コミックデート

ドリフターズ 1巻

この記事には 複数の問題があります。 やでの議論にご協力ください。 がまったく示されていないか不十分です。 内容に関するが必要です。 ( 2018年4月)• が含まれているおそれがあります。 ( 2018年4月)• 事項が 過剰に含まれているおそれがあり、。 の『』にて6月号(発売)より連載中。 古今東西の英雄が、中世ファンタジー風の異世界に召喚されるアクション系歴史ファンタジー作品。 前作の『』同様、陰影を強調した重厚な絵柄や独特の大仰な台詞回しが特徴。 4巻までの累計発行部数は240万部。 あらすじ [ ] 、の最中、謎の存在「紫」の手によりから、やのいるに召喚された島津豊久は、同様に流れ付いた織田信長や那須与一と出会う。 その地で「 漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれる豊久らは、成り行きと武士としての本能から、人間が支配するオルテ帝国に虐げられるエルフの村を解放し味方に付けると、その勢いのまま「国奪り」を開始する。 一方、北方の地では「EASY」の送り込む召喚者達「 廃棄物(エンズ)」が黒王を頂点とし、「人ならざる者」の軍勢をもって人類を絶滅させるべく進軍を開始していた。 安倍晴明率いる、魔導結社「十月機関(オクト)」は漂流者を集め黒王軍に対抗すべく、豊久達にも協力を要請するが、信長は「漂流者による国奪り」こそが唯一の方法であると説き、兵権の掌握と自軍の設立に向け動き出す。 黒王の命を受けた廃棄物ジャンヌとジルドレの襲撃を退けた豊久達は、休む間もなくドワーフ族を解放し、自軍に組み入れる。 オルテの大貴族にして、漂流者であったサンジェルミ伯は、自らが創り上げた帝国の先行きを見限り、国を豊久達に明け渡すことを決意する。 当初は無血クーデターを目論んでいたサンジェルミ達だったが、同じく帝国の乗っ奪りを企てていた廃棄物ラスプーチンと土方歳三を相手に、激しい市街戦となってしまう。 結果として首都陥落・帝国指導部の解体という当初の目的は達したものの、大きな傷跡も残されてしまった。 グ=ビンネン通商ギルド連合に身を寄せ、重用されながらも微妙な立場にある山口多聞や、亜人を率いて帝国方面軍に抵抗する、菅野直とスキピオ、十月機関と行動しているワイルドバンチ強盗団ら各地に散る漂流者の動静も絡みあい、世界の命運は混乱の一途を辿る中、黒王率いる人類廃滅の軍団が南征を開始する。 漂流者達がオルテの政権を奪取したことで、オルテが黒王軍の矢面に立つことになり、信長とサンジェルミは官僚から没収した財産を元に内憂外患の処理に奔走する。 軍閥化した西方の第三軍・第四軍を相討ちに持ち込み、混乱を西方諸族にリークし、両軍を壊滅させて敗残兵の吸収と、西方占領地の返還と戦果を与えて西方との講和を目論む。 続いて信長とサンジェルミは東方のグ=ビンネン筆頭のシャイロック8世とサン・ジェルミ伯が交渉し、利害の一致から講和が成立。 世界の危機と鉄砲・火薬を質に入れ、先行投資として食糧物資・資金を借り受ける盟約を結ぶ。 黒王軍の南伐が開始されると難民による混乱を企図した黒王軍の思惑と漂流者を求める民衆によって民族移動に近しい難民が発生し、一時は暴動発生とも思われたが豊久の演説によって彼らを黒王に立ち向かわせることに成功。 ヴェルリナが籠城戦に不向きな地形なため、難民を兵士として統制し、決戦場と目される地、「関ヶ原」に地形が酷似しているマモン間原サルサデカダンにて待ち構えることになる。 サルサデカダンでの合戦は漂流者と廃棄物、人間と怪物の軍勢がぶつかりあう激戦となる。 しかし信長の戦略を読みぬいた明智光秀の策略により、ラスプーチンに唆された公子らカルナデス部隊が造反。 敗色濃厚となったことを悟った豊久は、戦力の大部分を保持したままの撤退を決断する。 豊久は反対する信長を殴り倒して与一に託すと、彼らを逃がすためドワーフたちを引き連れ敵陣へ向けて突撃、再びの「捨てがまり」を行う。 敵陣奥まで切り込んだところで疲労困憊して倒れた豊久は、そこで彼との再戦を望んで現れた土方歳三と対峙する。 もはや立ち上がる力もない豊久に激高する土方だが、そこに新二航戦301飛行隊「新選組」を名乗る菅野直が駆けつける。 一方、脱出に成功した信長たちは、再度の決戦を行うべく廃城を目指す。 廃城ではミルズらによって着々と籠城の準備が整えられていた。 のの武将。 作中では「戦国最強のサムライ」と称される。 年齢30。 官名は。 で話す。 西軍として参戦したの敗走において、伯父である(声 - )を逃がすためにを務め、追撃してきた東軍の(声 - )の隊と戦闘し、井伊隊が撤退し瀕死で戦場を1人彷徨っている最中に紫により異世界へ送られ、そこで信長・与一の手当てを受けて息を吹き返す。 長尺ので甲冑・軍馬ごと相手を両断するの剣術を始めとして、組手甲冑術、火縄式の短筒等を自在に使い、戦場では鬼神の如き強さを見せる武人。 前線指揮官としても優れており、集団戦では偽装撤退戦術を多用し、勝利を収めている。 また、思考は短絡的で教養もなく平時は「残念な子」という扱いを受けているが、戦場での勘働きは鋭く、本能により戦いの要所で常に最善の選択を取り、異世界の術式や物品を利用した思いつきや発想にも優れた戦闘に関する天性の才を持ち、信長からは「生まれながらの武将」「敵を倒す為に生まれた様な男」、与一からは「全知全能が戦さに特化してるんだ」とまで評される。 ただ学こそ無いものの要所で戦略的に的を射た発言や行動をするため、信長は「必死に自分に律した結果」として戦でしか役に立たない人格が形成されたのではないかと考えている。 を絵に描いたような血気盛んで一本気な性格。 戦闘本能と己の士道のみに従い戦に生きる姿は、敵味方問わず周囲を驚愕させている。 信長から「空気を読めんのではなく読まん」と評される性質は、好戦的な島津家で生まれ育ったという理由が大きく、豊久本人も「薩摩ん兵子で血迷うとらんもんは一人もおらんど」と認めている。 己の信念しか頭にない姿勢と人を戦いに駆り立てる「狂奔」の素質、人種や価値観が違う人々を一つに纏めていることから、信長からは「王の器」と言われるほどその器量を見込まれている。 しかし、本人にはそのような自覚はなく、死んではいけない立場の人間でありながら、戦功や勝利のためなら自らの命をエサにすることに躊躇がないため、周りからは危惧されだしている。 受けた恩は決して忘れず、自分を助けたエルフを庇い加勢し、女子供に対する非道に憤慨するなど義侠心が強い。 治政は信長達に任せて普段はハンニバルや与一と街をふらつくか昼寝をしている。 思い立ったら他人に相談せずすぐ行動する傾向があり周囲からは「乳児より目が離せない」とまで言われている一方で、放っておけないというだけで建国に成功したにも例えられている。 自分等を匿ったが故にオルテ軍から弾圧されるエルフ達に助勢し、反乱軍の総大将として国の奪還に加勢することとなる。 やがてエルフのみならずドワーフを解放し、少数の手勢を率いて帝都ヴェルリナを占拠。 時を同じくして襲撃してきた黒王軍を、戦の流儀の似ているドワーフの突撃兵の隊長として戦い、土方を退けたことで名実共に国盗りを成功させる。 黒王軍の南下から逃れてきた難民たちを演説によって従え、廃棄物たちを迎え撃つ決戦の地サルサデカダンをこの世界における「関ヶ原」と見定める。 黒王軍との決戦ではドワーフたちと先手衆の巨人を退け、晴明が鎮めた竜に乗って大暴れするが、味方の裏切りなどで戦線が崩壊すると信長との二重権力であることを利用して、以前から覚悟していた通り老ドワーフ兵と共に殿軍として生涯二度目の捨てがまりを敢行し、敵本陣へ突撃する。 シャラの村の者達からは「トヨさん」と呼ばれ慕われている。 信長からは「豊」「お豊」と呼ばれる。 (おだ のぶなが) 声 - 戦国時代にを自称し、「」を掲げて戦った。 49歳時の「」から初登場の時点で半年以上経過しているため年齢は50歳になる。 本能寺の変に先立つ4年前に辞した職をもって、「織田前右府」(おだ・さきのうふ)とも名乗る。 右目にを着けている。 家臣のの謀反により燃え盛るから必死に脱出しようとしていた際に、豊久と同様の体験を経て異世界に送られて、豊久と出会う時までの半年近くを廃城で過ごし、与一と行動を共にしていた。 戦いの中でさえ悪ふざけが目立つものの、その本性は狡猾で冷徹な策略家であり、「合戦そのものは、それまで積んだことの帰結よ」「合戦に到るまで何をするかが俺は戦だと思っとる」との言葉通り、極めて現実的かつ長期的な視点に立って戦略・戦術を組み立てる。 目の前の怒りに対してあらん限りの面罵をするが、ある一線を超えると病的な君主としての合理性と吝嗇から絶対に生かしておかぬと決めて沈黙するという癖がある。 指揮官としての能力にも優れ、戦の経験のないエルフの農奴を率いて数と練度で勝るオルテ正規兵の軍隊を壊滅させており、ハンニバルのジェスチャーにも即座に対応して効率的な指示を出す。 またリボルバー銃やガトリング砲などの火器、連絡用の水晶球などの道具が戦争の様式を一変させることに気付く等、軍事面における洞察力・想像力は非常に優れている。 主に戦闘中の世界の技術の使い方や活用法の差異から、「漂流者とは技術の渡来者であり、思考の差異者である」事をいち早く認識した。 元傾奇者ゆえに周囲が呆れるほどの派手かつ芝居がかった演出を好む。 エルフたちを助けた成り行きと、十月機関からの依頼に乗る形で廃棄物と戦う。 その戦略としてオルテ帝国を滅ぼし、人間を含む多部族連合国家を建国、兵権のみを掌握して豊久を統領にした「武士」の制度を創ろうと目論む。 本能寺の変を息子のの謀反と疑っていた が、自らに殉じたことを豊久から知る。 嫡男が殉じて戦死したことや自分の人生50年が無になったこと、織田家の凋落といった自身の死後の出来事はショックが大きかった。 豊久が言った通り、利や欲で動く人の頭は手のひらの上で踊らせるようだが、それに付随しない情や恨みという人の腹を読めないことを痛感。 自分には君主の資格が無いと感じ、器を見込んだ豊久を「王」にすると決め、自身は参謀兼汚れ役を全て受け持つことにしている。 既に老境に差し掛かっているため直接戦うことはあまりないが、遅れ気味とはいえ廃城からエルフの村まで豊久と与一に並走する程度の体力は維持している。 また学習力に優れ、エルフ語を短期間で話せるまでに理解していたが、その事は誰にも知らせず、晴明が翻訳できる札を持ってきた際に披露した。 「読む者の心情を撫で操る」ような文章を作るのが得意で、檄文を送るだけでエルフ達を集結させ、さらにはヴェルリナ奪取後に手紙2枚と少数の伏兵だけで、オルテ第3・4軍を互いに争わせ壊滅させるという知略も見せている。 元から所持していた火縄銃を武器として使うだけでなく、の材料となるの生産やの調達、火縄銃そのものの製造など、も含めた量産化を進める。 硝石の精製に便所や土間の土と戦死者の胴体を利用して硝石丘を作る他にも戦術として糞便を利用し、物資の不足していた初戦のエルフ村の攻防戦では水を使用不能にするために井戸へ投げ込む、を引き起こすために鏃などに塗り付けるなどしている。 ヴェルリナでの黒王軍との戦いでは、サンジェルミ伯領の精鋭兵を預かり、銃列隊に仕立てて指揮した。 サルサデカダンの決戦を前にに似た野戦築城を主導し、開戦後は敵軍を指揮しているのが息子の仇の光秀と知ると殺害を宣言。 しかし、光秀に出し抜かれ、難民の裏切りと敵戦力の全投入により敗北、殿に志願した豊久を止めようとしたが失敗して与一らと撤退を開始する。 豊久からは「信(のぶ)」、シャラの村の者達からは「ノブさん」と呼ばれ、実質的な指揮官として認識されている。 しかし豊久の自らを顧みない行動には苦労しており、本人としては劉邦を支えたを気取りたいところではあるが、その様を見たサンジェルミからはに喩えられた。 (なす の よいち) 声 - の伝説的な弓の達人。 年齢19。 女と見紛うばかりの美少年。 豊久には出会った当初、信長と一緒に居たこととその美貌から、女性やではないかと勘違いされた。 戦っている時の姿は容姿端麗なエルフ達ですら「きれい」と称するほどだが、与一自身は那須11人兄弟の末っ子にして一番のブサイクであり、兄達はもっと美形だと語っている。 で語られるものとは全く違った食えない性格であるが、ジルドレとの戦いを楽しむ戦闘狂としての一面も持つ。 弓の腕は元々弓に長けた種族であるエルフ達をはるかに上回り、継ぎ矢を連続で成功させるなど神業を誇る。 エルフの弓兵を率いて残党狩りのゲリラ活動などを請け負うことが多い。 ヴェルリナではエルフで構成された長弓射兵隊を率い、散兵戦を展開した。 サルサデカダンでは弓矢だけで飛竜を撃墜する戦果を挙げるも、自軍の敗北により殿を已む無く豊久に任せ、信長を連れて撤退する。 エルフの言葉を独学で覚え、カタコトであるが会話を試みるほどになっていた。 しかし十月機関の符で簡単に意思疎通ができるようになったので、その努力は虚しいものに終わる。 己の武士としての価値観から義経の卑劣な手段を辞さない軍略を快く思っていなかったため、当初は卑劣とも取れる奇策を駆使する豊久や信長を義経と重ね合わせていたが、義経と違い何も強制してこない豊久へは好感を寄せるようになる。 作戦行動で拠点を離れることも多いが、普段は豊久達と街をふらついている。 声 - 世界史において天才戦術家として知られているの将軍。 隻眼の老人。 スキピオと同時に作中に初登場。 への敵愾心は失っておらず、「」で「」における戦術をそっくり真似たスキピオを「パクリ野郎」と罵るなど、ケンカが絶えない。 召喚された時点でかなりの老齢であったため、尿失禁するなど肉体は衰えており、カルネアデス兵からは「ボケ老人」と嘲笑される。 さらに逃走の際にスキピオと逸れた直後から、箍が外れたように急激なが進み、脈略のないうわ言をつぶやくようになってエルフ達に介護されており、「木いちご爺ちゃん」と呼ばれている。 それでも要所では往年の眼光を取り戻し、豊久や信長すら目を見張る歴戦の名将ぶりを見せる。 もっとも、戦術を伝える際にも、そのまま伝えるのではなくあくまでヒントを与えるという形で身振り手振りで提示するため、それを苦労しながらも理解できる信長以外には、ただの奇行としか思われていない。 サルサデカダンの戦いでは、右陣の難民軍の裏切りにいち早く気づいたものの間に合わなかった。 捨てがまりを敢行する豊久を見送る際、「夢から醒めた」と語り往年の覇気を取り戻す。 声 - ハンニバルのライバルであるローマの天才用兵家。 短髪の初老の男。 常にハンニバルと張り合うが、内心では誰よりも認めており、カルネアデス兵が耄碌した彼を嘲笑した際には「こいつはなあ、お前らなんぞ何百万人いても勝てないんだよ」「俺の国(ローマ)は100万の敵は恐れないが、こいつ唯一人を恐れた!! 」と激怒しながら弁護している。 黒王軍からの逃避行の際に馬車から落ちた事で十月機関一行と逸れ、オルテ北部の山中に迷い込んだところで菅野直と邂逅する。 ローマ=イタリア人と認識され、出会いは友好的であったが、1943年以降の以降は日独の敵対国である事を菅野が直後に思い出し 、小競り合いをした。 しかし十月機関の思惑もあり、菅野と共にオルテと戦うことになる。 菅野の軍では参謀を担当、用兵家としての采配を振るい菅野を通して犬人、猫人を指揮し、オルテ第二軍に対して攻勢を仕掛け優勢となっている。 その後、菅野を介して山口多聞と邂逅、彼らが未来に生きた人間であることを知らされる。 彼に自身の在世当時から第2次世界大戦までの約2000年にわたる軍事知識の指南を依頼し、「ハンニバルにも追いつけた。 2000年を追いついてみせる」と習得を開始する。 に悪名を馳せた列車強盗団。 多くの構成員の中でも死亡したものの生存説がある以下の2名だけが異世界に漂着している。 十月機関の護衛および伝令役として各地を移動しており、廃城の3人組だけではなく菅野たちとも面識を持っており、エルフ村での廃棄物戦ではジルドレにとどめを刺す。 サルサデカダンの戦いでは斥候を担当し、黒王軍の進軍状態とその数をオルテ軍に通信する。 声 - ワイルドバンチ強盗団のリーダー。 襤褸布をマントのように纏った装い。 享楽的で刹那的な青年。 ()の二挺で戦う。 豊久たちと分岐する際、餞別として銃1丁と弾切れになったガトリング砲を置いてゆく。 現状においては晴明率いる十月機関と行動をともにしている。 伝令として赴いた菅野が対戦国である英米を敵視する姿勢を見せたことから、を出身地と言い逃れをしたため、以降はボリビア人だということで通している。 声 - ブッチの相棒。 と外套の装い。 ブッチに比べ常識的な性格で、その諌め役。 を持ち、手回し式のを使用している。 元の世界から持ち込んだ煙草や弾薬をかなり惜しみながら使っている描写があり、自分達の置かれている状況をブッチよりは理解している。 出会った日本人たちが皆凶暴な性格をしているため、日本人に対して若干恐怖心を抱いている。 (かんの なおし) 声 - の。 戦闘三〇一飛行隊(通称「新選組」)隊長。 階級は。 凄まじく血の気が多い益荒男。 「バカヤロウ、コノヤロウ」を口癖としている程に口が悪く、乗機が飛行中に不調を起こした際は計器を殴って直す等、機械の扱いも雑で粗暴。 乗機は最後の出撃の際に乗っていた。 本来4挺装備の機銃が3挺として描写されているが、これは史実でも失踪の直前に機銃の暴発が知らされている。 黒王軍のカルネアデス侵攻の真中に戦場に出現しており、史実における「謎の失踪()」の直後に乗機ごと召喚された様子が見られる。 異世界に来た直後、黒王軍の侵攻によって人もろとも焼き尽くされる城下を見て、空襲される日本を連想して激怒し、空戦を仕掛けて竜4匹を撃墜する。 その後、乗機はオルテ北部の山岳地帯に不時着したが、犬人たちを腕っ節で統率し、「空の神様 」として彼らの担ぐ輿に乗って現れ、ハンニバルらと逸れ彷徨していたスキピオと遭遇する。 十月機関の札によってスキピオと意思疎通できるようになってからは、犬人、猫人たちを率いてオルテの第二軍と交戦している。 短気ですぐ暴力を振るう性向を犬人、猫人はもちろん、スキピオたち漂流者からも恐れられている。 なお意思疎通が可能となりスキピオの戦略の元で勝利を重ねてからも、彼のことをイタリアの芸人か何かだと思っていた。 やがて座礁した空母「」艦上にて山口多聞と邂逅。 破損してはいるものの大量の航空機、燃料、弾薬を手に入れ、山口と二人で「新」を結成する。 山口多聞(やまぐち たもん) 詳細は「」を参照 紫(むらさき) 声 - この世界に漂流者を呼び寄せる男性。 眼鏡にワイシャツ、袖カバーという事務員のような姿をしている。 無表情で喫煙家。 EASYから「民生屋」と言われている。 左右に様々な扉が並んだ白い通路にある机で事務作業し、自ら選出した漂流者を各地へ送っている。 この世には運命も宿命もさだめもなく、世界にあるべき形などないと語り、漂流者による元の世界と送った世界の「差異による万象の変質」を手段とした廃棄物の殲滅を目的としている。 漂流者の自由意志によってことが進むことを好み、豊久がそれを表明した際には笑みを浮かべていた。 人を「珍妙な生き物」としつつも「愛しい生体」と評しているため、廃棄物を「駒」と呼びゲーム感覚で振る舞うEASYを嫌っている。 漂流者と廃棄物の動向が自動的に記述される新聞を読むことで、彼らの行動を把握している。 「本日は終了しました」の札を掲げて帰ったり、休憩で不在の時もある。 廃棄物(エンズ) [ ] 黒王(こくおう) 声 - 黒王軍指導者。 擦り切れたローブを纏った姿で現れ、廃棄物やモンスター達の軍勢を率いる謎の存在。 フードを深く被っており、その顔は黒く塗り潰されたように輪郭すら見えない。 持ち手がの形をした杖をついている。 の言い回しを度々使用する。 能力は生命の増幅であり、負傷や瀕死の兵士も触れるだけで治療することができる。 生命体ならば無限に増殖させられるため、穀類や燃料となる薪を無限に増やしたり、対象の細胞を過剰に増幅させまみれの異形に変貌させることもできる。 ただし、自身の命を酷使する自己犠牲の能力で、使用すると体から塩の結晶が落ちる描写がある。 多種族の「人ならざる者」を統率し心から対等に接しているため、彼らからも敬われる立場にある。 その腕は傷だらけであり、手の平には杭で打ち抜かれたような傷跡がある。 かつて人類を救おうとしたが拒絶され、人類以外の者を救い人類を絶滅させる決意をしたと言う。 「黒王」の名は人類を滅ぼした後に自身がもたらそうとしているに由来する。 大量破壊兵器を異世界にもたらす可能性を持つ漂流者の脅威を認め、その集結を恐れて一人残らず排除することを目論む。 黒王軍を進軍させる傍ら、自身の生ある内に人類に取って代わり永続的に続く「人ならざる者たちの文明」を作るため、「統一宗教」「原始農耕」「共通文字」を教えている。 義経曰く「の玄人」で、その行動は人類の廃滅しか考えないとされてきた本来の廃棄物から大きく逸脱しており、十月機関やサンジェルミを混乱させている。 サルサデカダンの戦いでは、爆弾で戦闘不能になった先手衆の巨人を蘇生させて正面から再攻撃を行わせる。 その正体はである事が示唆されているが、明智光秀からは「」や「」といった未知の戦略知識を習得している事を不審に思われ、彼の知る人物かどうか疑問視されている。 単行本の巻末に載っている「あとがきゆかいまんが 黒王様御乱心」や雑誌のオマケ漫画ではギャグキャラクターとして登場する。 『』2013年5月号掲載の休載告知漫画でに正体を尋ねられた際、元の世界では30歳過ぎまで定職無しで実家のの仕事を手伝っていたと語っている。 (ひじかた としぞう) 声 - の動乱を戦い抜いた副長。 廃棄物となり黒王軍に加わっている。 外見は新撰組在籍時の隊服ではなく、史実で最期を遂げた時における洋装の軍服姿。 普段は寡黙で口を開くことすら滅多にない。 を重んじるが、その価値観は戦国時代のサムライである豊久のそれとは差異がある。 生粋の戦好きで、黒王軍に参加しながらも異世界の存亡には興味はもっておらず戦そのものを目的としている。 霧状の新撰組隊士の幻影を多数造り出す能力を持ち、幻影で敵を取り囲み一斉に斬りつける集団戦法を行うが、幹部隊士である・・・らは呼び出すことが出来ない。 また幻影に関しては集団で豊久を追い詰めるだけの能力はあるものの、ドワーフが発射した散弾の一撃を受け霧散している。 土方の剣腕も非常に高く、豊久と互角以上に渡り合っている。 豊久らがオルテ帝国にクーデターを仕掛けた時と同じくして黒王軍の先駆けとしてオルテ帝都の官邸を襲撃。 の経緯から薩摩と島津家を病的なまでに憎悪しており、島津家によって煮え湯を飲まされたことを洞察してみせた豊久に対しては凄まじい敵意を露わにした。 ラスプーチンの政権乗っ取りが失敗した後、豊久に一騎討ちを挑むと同時に傘下の兵による官邸奪取を仕掛けるも、豊久と死闘を繰り広げる間に、信長とハンニバルの策により兵を殲滅させられ、黒王の命により退却する。 個人としても将としても痛み分けに終わったが、豊久から「日本武士(ひのもとさぶらい)」と呼ばれたことには何らかの感慨をおぼえた様子が見られる。 サルサデカダンの戦いでは本陣へ突撃し満身創痍となった豊久の前に立ち塞がるが、一瞬だが初めて勇を呼ぶことに成功し、豊久を切れば新撰組が戦う武士がいなくなると総司の声に告げられる。 声 - でに勝利をもたらした「聖女」。 廃棄物となり黒王軍に加わっている。 髪を短く刈っているので、外見は少年のように見える。 異世界に来る前に魔女として貶められ、恥辱と嘲りの中でによる苦痛に充ちた最期を遂げており、「みんな燃えてしまえよ」「この世の全てが燃えて落ちればいい」と兵士を虐殺するなど、言動に狂気と憎悪を滲ませる。 逆十字架模様の鎧に大量の剣やナイフを装備している。 炎を発生させる能力を持ち、自身から炎を放つほかに、投げたナイフが刺さった地点からも発炎が可能。 しかし、その能力を誇示した戦法から豊久に戦闘経験の少なさを推察される。 黒王の命令により、ジルドレと共に騎兵部隊を率いて豊久達を強襲、彼等の拠点である廃城を焼き払う。 甲冑姿に生来の容姿から、豊久から男か女かと問われた事で元の世界での屈辱を刺激され激昂する。 炎の能力による猛攻を仕掛けるが、オルミーヌと連携した豊久に井戸に叩き落され、炎を使えない水中で敗北する。 しかし、女だと知った豊久に(あくまで豊久の主観で)手加減され、頭蓋骨が割れかける程の頭突きをされた後、瀕死で意識を失ったまま井中に放置される。 その後、斥候部隊に救出され黒王によって治療されたがジルドレが死んだことを知り、自身の生前の行動をはじめとする廃棄物の無念を一蹴した豊久たちに復讐を誓う。 サルサデカダンの戦いでは公子の裏切りと同時に敵陣へ突入し、豊久を探して暴れまわり本楼を焼き払う。 作中では貧乳に描かれ、単行本巻末のオマケ漫画で度々ネタにされている。 声 - 百年戦争でジャンヌに連れ添った騎士。 廃棄物となり黒王軍に加わっている。 身体中にを施した長髪の美丈夫。 ジャンヌが魔女として処刑された事で、自らも彼女がいるとされた地獄に行くために悪逆の限りを尽くし、最終的に処刑されて異世界に送られた。 大槍と鎖を武器とし、特に槍は廃墟の壁を切り崩すほどの威力を持つが、人間に対して確実に一撃を叩き込める精密さは備えていない。 与一に急所を射抜かれても全く怯まない生命力を持ち、ワイルドバンチ強盗団のによる胴体が吹き飛ぶほどの攻撃には再生が間に合わなかったものの、頭部と右腕のみとなってなおしばらく生存するほどである。 そのタフネスとパワーから、与一や義経からはに例えられた。 ジャンヌと共に豊久たちを強襲し、与一と激闘を繰り広げ彼を絞殺する一歩手前まで追い詰めたが、最終的にワイルドバンチ強盗団による銃撃の末に、再び地獄でジャンヌと再会する事を望みながら死亡する。 その遺骸はの塊と化した。 また、巻末では黒王により過去に行った虐殺などの所業を責め立てられ、首を吊って自殺している。 声 - 末期の皇女。 廃棄物となり黒王軍に加わっている。 容姿はドレスを着た長い金髪の女性。 巨乳に描かれている。 人間を瞬時に凍結させる程の吹雪を発生させる能力を持つ。 ラスプーチンとともに、廃棄物の中では常識的な人物。 豊久たちのことは「狭い島国の中で800年間殺し合いを続けてきた連中」と、侍の行動理念を分析しており、その侍の国の末裔によりで敗北したことを多少根に持ち、脅威であると認識している。 面倒見の良い性格であり、ジャンヌのことを気に掛けている。 そのため、ジャンヌに重傷を負わせ殺しかけた豊久に対し敵対心を抱いている。 サルサデカダンの戦いでは公子の裏切りと同時に、「氷の出城」を構築して敵陣を攻撃する。 声 - 帝政ロシア末期に暗躍した怪僧。 廃棄物となり黒王軍の参謀的な立場になっている。 黒い長髪で眼鏡をかけた美青年に描かれており、常にアナスタシアの背後に侍っている。 普段は紳士的な口調だが、想定外の事態などで自身の計画が狂わされると荒っぽい口調になる。 元々僧侶だったこともあり、共通文字・統一宗教の構築などを「人ならざる者」たちに一元化された文明を作る役目を任される。 サンジェルミとは面識があるらしく、対面時に「廃棄物になったか! 」と言われている。 札を使った術ができ、黒王軍内の遠隔通信などに使われている。 他にも遠隔地から人間を「操り人形」のように支配する能力も持っており、これを用いてオルテ指導部の貴族一人を操り、兵を中枢に乗り込ませて帝国を乗っ取ろうとするが、偶然同じような策に出た漂流者一行とかち合ってしまい、自分を眼中に入れず手下を一蹴した豊久や、内心の動揺を見抜いてくる信長の挑発に煮え湯を飲まされ失敗する。 黒王軍による南征が開始されると、多数の兵士を治療することで、黒王の寿命を縮めてしまうことに危機感を感じている。 サルサデカダンの戦いでは公子の妻女を人質に取り、操った一部の将校に同調させることで寝返り工作を行い、思惑通り難民兵の裏切りを引き起こす。 (あけち みつひで) 声 - の。 廃棄物となり黒王軍に加わっている。 白髪と虚ろな目が特徴の壮年の美丈夫。 第34幕で倒れ伏した後ろ姿のみ描写され、第45幕で正式に登場しているが、共に雑誌掲載時にはなく、単行本で追加された。 本能寺でに謀反を起こしたが、秀吉との戦に敗れた後ににあって伏見の農民に討たれてしまった。 脇腹を竹槍で刺され重傷を負い、意識を失った状態でEASYのゲートから出てきたところを義経が見つけ、黒王の元に送られる。 信長が漂流者として存在していることを知り、執念を再び燃え上がらせ、今度こそ討ち果たすべく黒王の幕下に加わる。 黒王軍においては戦略的な知識と能力から、南征時の軍師として采配を振る。 黒王については自分の知る人物かどうか疑問を抱きつつも、信長を討つために従うという姿勢を取っている。 サルサデカダンの戦いでは指揮官として信長と対峙、難民を寝返らせると同時に総力を投入して勝利目前まで追い詰めるも、中級指揮官の不足という弱点を豊久につかれ、殿として敵陣に突撃する総大将へ兵士たちが集中してしまい、肝心の信長を討ち取ることに失敗する。 「惟任(これとう)」姓を名乗っていたことから黒王や廃棄物たちからは「コレトー」と呼ばれている。 EASY(イーズィー) 声 - この世界に廃棄物を呼び寄せている女性。 黒衣黒髪の少女。 紫から「継戦器」と呼ばれる。 紫と対立しており、彼を罵るために現れると周りの空間は暗闇に変わりワイヤーフレーム状に変貌する。 性格は子供らしく紫を見下した言動を取り、気に入らない事態が起こるとヒステリックに暴れだす。 廃棄物たちを自らの「駒」と捉えているが、紫には彼らが自身の意志の外にいるのに気づいていないことを指摘されている。 紫の「新聞」に対して、漂流者と廃棄物の動向は自室に置かれているノートパソコンので確認する。 紫にメールのような文章を送信することもできる。 自室のドアの表札と首にかけてあるフリーパスには「E・A・S・Y」が略称として表記され、その下行に名称が書かれている。 不明 [ ] 漂流者か、廃棄物か、不明の者たち。 黒王軍に加わっているものの、黒王からは「お前は好きにせよ」と言われており、自身も漂流者か廃棄物か面白そうな方につくと語っている。 長い髪に細身の美少年。 人間と化物の戦争を楽しんでいる。 カルネアデスに侵入した十月機関の背後に現れた時、足が浮いている描写が見られた。 この際に抜かれた剣を瞬時にかわし、その剣の上に乗るという離れ業を披露している。 進軍した黒王軍ではケンタウロスを率いている。 過去に与一から「武士の道に外れる」「卑怯じゃありませんか」と指摘された際は、「合戦に卑怯も武士道もない」「平氏も源氏も鎌倉のバカ兄上もみんな甘っちょろい」と答えるなど勝利のためなら手段を選ばず、与一からは「化け物」と評される。 「十月機関」の構成員を束ねる存在。 オルミーヌからは 大師匠と呼ばれる。 青年のように若々しい姿を保っているが、実年齢は83歳。 漂流者であり「廃棄物を滅ぼす使命を受けた」と言い、漂流者を集めて廃棄物に対抗しようとしている。 符を用いた術に長け、お互いの言語を理解できるようになる札を作り、漂流者とのコミュニケーションに役立てている。 また、陰陽術を用いて獣を鎮めることができる。 漂流者をこの世界に送り込んでいる人物が紫である事を知っている。 紫と同じく、廃棄物に対して「間違いは正さなければならない」と語っている。 漂流者の性質によっては廃棄物以上の危険性がある事も危惧している。 漂流者の中では常識的な人物なので、武士たちの思考はよく理解できない(特に豊久のことは「おかしい」と評している)。 優れた魔導師かつ指導者であるが、戦闘や科学については専門外であり、他の漂流者に頼る部分も少なくない。 各国に黒王軍の脅威を説き、互いに兵を供出して漂流者に率いさせるよう働きかけていたが、それは権力者にとって到底認められないアイディアであったため全く賛同を得られず、信長にもその点を指摘され、非現実的だと一蹴されてしまった。 理屈・理想で動いている面があり、人間の欲や愚かさなどを考えていないことから、黒王からは「学者」などと呼ばれている。 カルネアデスに潜入する機関員を救出したのち、黒王軍との決戦に備えるオルテ軍に合流。 サルサデカダンの戦いでは得意の術により竜を封じる活躍を見せるが、奪った竜の背に乗せられて敵騎竜部隊へ突撃する羽目になり、豊久達の非常識さに改めて驚愕することになる。 オルミーヌ 声 - 「十月機関」の構成員。 コードネームは。 眼鏡をかけたの巨乳の女性。 廃城に集った豊久達を監視していたが、逆に発見されて捕らえられてしまった。 この世界と豊久達の現状を説明し、対廃棄物への協力を求める。 通称「石棺」のオルミーヌ。 未熟な導師であり、札から石壁を出す『石の壁』の符術くらいしかできないが、師匠である晴明は「『石の壁』の符術だけは当世一」と評している。 『石の壁』から豊久は袋小路を作り敵兵を閉じ込めたうえで火薬で殲滅する作戦を考案し、信長はハンニバルの助言を得て攻城用の階段を作るなど、漂流者の「使い方」により戦術の要となるほどの存在になっている。 信長が水晶球の価値を知ってからは情報統括に就き、各部隊の情報の収集・伝達に奔走している。 豊久達の国盗りなど常軌を逸した考え方に惹かれているが理解はできず、日本の武士には「感謝と死が同じ笑みに同居している」と言い、死の恐怖を持たず己の命すら簡単に捨てる生き方を恐れる。 また、人々を守るために修業した術が、戦争で人を殺すために利用されている事実に戸惑っている。 漂流者たちに振り回されて苦労しており、機関の仲間からも同情されている。 巨乳であることを強調されており、信長からは「オッパイメガネ」「オッパイーヌ」「オルミー乳(ニュウ)」等と呼ばれ、正確な名前を呼んで貰えない。 豊久からは「おるみぬ」と訛って呼ばれている。 豊久達の監視時には日本軍のものと思わしき双眼鏡を使用していた。 カフェト 声 - 「十月機関」の構成員。 コードネームは。 眼鏡をかけた金髪の若い男。 主に漂流者の行動を監視している。 スキピオとハンニバルの喧嘩を目の当たりにして保護する。 彼等と共に黒王軍の襲撃から逃げ延びた。 ドグ 声 - をした冒険者。 若い男で顔に入れ墨を彫っている。 冒険者ギルドに所属しており、ギルドで扱えない難儀な任務を引き受けている。 もう1人の十月機関の機関員(声 - )とカルネアデスの黒王軍を偵察をしている。 カルネアデスに潜入した際、義経に遭遇し抜剣するも斬殺される。 オルテ帝国 [ ] を率いた独裁者。 オルテ帝国の建国者で と呼ばれている。 劇中では既に故人。 豊久達が召喚される60年ほど前に突如現れたとされる。 ある日酒場に現れて人々を扇動し、天才的な演説と人心掌握術で反乱を起こして首都まで行進。 オルテを建国した当時の記録によれば「手慣れたものかの様」だったとされる。 その後、原因不明だが突然自殺した。 以後、「国父」の役職は空席となり、オルテは国父の理想を叶えるため各地への侵攻と拡大政策を取る。 サンジェルミ伯によれば漂流者であり、「効率的な官僚制度」「世襲による悪癖の除去と国富の分配」「故意に作った一定数の被差別階層」により民衆をまとめて中央集権制を確立し、効率的な官僚帝国を作り上げた。 実際にオルテは四方諸国を相手に50年も戦えており、晴明からは「結果はどうであれ人々を救った」と評されている。 特徴的な口髭を生やしており、肖像画を見た信長やグ=ビンネン通商ギルド連合からも「チョビヒゲ」と侮称されている。 故人だが第18話で肖像画としてその姿が描かれ、第35話で初めてその名が言及された。 声 - オルテ帝国の3分の1を領有する 大貴族。 年齢不詳のけばけばしい風体の。 情勢を鋭く分析しオルテの危険な現状を把握する観察眼を持ち、・・に詳しい。 政略に卓越した策謀家でもあるが、戦場での兵の駆け引きには疎い。 十月機関は漂流者または廃棄物の疑いありとしていたが、当人は漂流者だと述べている。 50年前に国父がオルテを建てる際に最初に寝返った勢力で、彼がいなければ建国できなかったとまで言われる。 以来、帝国の中央集権制の例外とされて誰も口出しできず、戦争には参陣せず好き勝手に生きていた。 彼の軍隊は500人ほどで少ないが、を彷彿させる鍛えられた屈強な「」から編成された精鋭軍である。 危機的状況を全く理解しないオルテの帝国指導部に見切りをつけ、諸国軍が押し寄せて帝国が降伏し国土を分割される事を防ぐために、豊久達へ政権を移譲させるを持ちかける。 政治工作により無血クーデター成功直前まで行くが、ラスプーチンの「妨害」に遭う。 豊久・信長らの活躍により、首都機能は壊滅するものの政権奪取は成立し、その後に信長からグ=ビンネン通商ギルド連合との和平交渉を託された。 交渉では「商人」の本質を見抜き、仕掛けた側の上に不利な戦況にも関わらず「賠償一切なしの和平」、更に黒王軍の防衛と銃の専売権を担保に借りる形で大量の支援を取り付ける。 更に西方諸侯と和平するために第三軍・第四軍を攻めさせるという難題をふっかけられ、難儀しながらも引き受ける。 元の世界でラスプーチンと面識があり、テレビゲーム・映画・漫画の内容について語っていたり、信長からに目付きが似ていると評された際にその存在を知っていたりと不可解な人物であり、漂流者を召喚しているのが紫だという事にも気づいている。 またこの世界のオルテ兵にも、50年前から実力者だったとは思えない若々しさに「一体何歳なんだ」と言われている。 作中ではの有無を含め呼ばれ方が安定せず、 サン・ジェルミ伯という呼び方の他に、第18話での初登場時には セントジェルム伯、第32話ではミルズから セントジェルミ伯、36話ではラスプーチンに サン・ジェルマン伯と呼ばれている。 なお、他の漂流者たちの多くからはもっぱら「オカマ」の渾名で呼ばれている。 アレスタ 声 - サンジェルミの側近。 けばけばしい風体のオカマ。 好みの男性のタイプは髭面で歴戦の。 二刀流の使い手で豊久の腕を見極めるため刃を向けるが、タイプであるハンニバルを目にしてノックアウトされ、戦わずに叩きのめされる。 ただ対峙した豊久には「殺気は鈍か、剣気は尖か」と評されており、豊久達がエルフの次にドワーフを解放しに行くことを察したり、ヴェルリナの検問を二言だけで通過させるようにするなど、知謀にも長けている。 フラメー 声 - サンジェルミの側近。 けばけばしい風体のオカマ。 好みの男性のタイプは前髪で片目を隠したの少年。 アレスタに代わって豊久に戦いを挑むが、好みのタイプである与一を目にしてノックアウトされ、戦わずに叩きのめされる。 アラム 声 - エルフ族占領土政庁に属する執政代官付き騎士武官。 エルフが禁止されている「漂流物に関わる事」を犯したため、巡察隊を率いて彼らの村を襲う。 冷酷冷徹かつ自分の剣術に自信を持ち、エルフたちにも恐れられている。 突然の襲撃にも動じず、豊久が放った投剣を弾き飛ばすが、その直後に組手甲冑術で叩きのめされて敗北。 最期は豊久が嗾けたエルフの村人達の復讐によって惨殺される。 ミルズ 声 - エルフ族占領土政庁に属していた新任の税務計算官。 豊久達による執政代官城館襲撃の少し前に派遣されてきた黒髪の若い男性で、メガネを着用しており気が弱い。 エルフ族女性への集団性的暴力に対するエルフ達による報復の際、自分は参加しておらず童貞であると必死に主張していたため、命拾いをした。 その後は信長により、エルフ居留地の事務係兼担当に転職されてしまい大量の業務を丸投げされたが、エルフ達が対等に接してくれていることもあり、ぼやきながらも馴染んでいる。 エルフ達からは当初「童貞人間」と呼ばれ、サンジェルミ一行からも一見で「童貞くさい」と評されている。 豊久達がオルテを掌握する頃には周囲のエルフ達に「ミルズさん」と名前で呼ばれており、有能かつ実直で職務に忠実、生産性だけでなくエルフなどの安全にも配慮を欠かさない性格から少しずつ信頼され、待遇が良くなっている。 また同じ頃、中央から童貞で眼鏡の部下を2人つけられている。 だが、性的虐待には加わっていないにもかかわらず、エルフの若い女性達の自分に対する態度は冷たいままだった。 事務をしながら廃城の調査に着手し、かなりの規模の遺構であることが判明したため、城として使用可能な状態に戻すことを始めている。 グ=ビンネン通商ギルド連合 [ ] バンゼルマシン・シャイロック8世 声 - シャイロック商会及びシャイロック銀行番頭、グ=ビンネン連合水軍水師。 ギルド序列筆頭。 「放蕩 なれど出来息子」の異名を持つ。 異名通り、見た目は軽薄そうな若者だが、中身は大胆かつ計算高く抜け目の無い男。 サンジェルミからも「顔以外全然かわいくない」と言われている。 多聞を尊重すると同時に警戒している。 オルテを掌握しつつあるサンジェルマン伯、織田信長と会見し、彼らを黒王軍の盾とするべく支援を確約した。 ナイゼル・ブリガンテ 声 - ブリガンテ商店首席手代、ブリガンテ銀行番頭、連合水軍軍監師。 ギルド序列第2。 「頭を冷たくし 心をなお冷たくし」の異名を持つ。 異名通り怜悧かつ冷徹な人物。 シャイロックを補佐し、異世界から来たテクノロジーの塊である空母「飛龍」の接収を進言しているが、シャイロックから止められている。 (やまぐち たもん) 声 - 中の大日本帝国海軍。 階級は特進前のとなっている。 現在はグ=ビンネン通商ギルド連合の艦隊の客員提督として指揮をとっている。 この世界におけるとして、「鷹母」の「飛鷹」と「隼鷹」を運用、巨大なを航空戦力として配備することで、航空爆撃を敢行しオルテの海軍と輸送船団を殲滅。 通商ギルド連合の海上覇権を確定させた。 兵士からもかなり慕われている。 で山口の乗艦であった「」ごと召喚され、ギルドからは接収を要求されているが、座礁状態のままにして拒否している。 日本人の漂流者が米の飯を食えないことにかなりのフラストレーションが溜まっている中、莫大な費用で集めさせたに似た食材で歓待されるなど、客員として厚遇を受けている。 しかし、寝泊りするのは必ず飛龍艦内で、会見時にも脱帽しないなどギルドに対して心を開いてはいない。 その後、十月機関を介して菅野直およびスキピオと邂逅。 この世界ではただ飛行できるだけでもアドバンテージがあるとして菅野と二人だけの「」を立ち上げ、スキピオに約2000年の軍事知識を求められる。 名前だけは第1話から紫の机の書類に記載されているという形で登場していた。 正式な初登場は第19話だが、雑誌連載時には登場しておらず、単行本2巻収録時に出番が加筆されている。 亜人 [ ] エルフ族 [ ] シャラ 声 - 豊久らが奪取した村の村長の息子。 エルフとしては青年期の106歳。 アラムとその部下により村が襲撃されたが、豊久が一蹴。 その際に、抑圧政策に加え父親の村長や子供達を殺害された恨みからアラムを殺害。 結果的に後に退けなくなった彼等は、豊久達と共に反乱を起こすことになる。 村の長として、戦いの際には副隊長的な役割をする。 豊久たちを誰よりも信頼し、人間に対して懐疑的な見方が抜けない他のエルフ達との橋渡し役も務める。 マーシャ、マルク 声 - (マーシャ)、(マルク) シャラの弟達。 森の中で行き倒れていた豊久を発見し、信長らの下まで運ぶ。 これが切っ掛けとなり領主との抗争に発展する。 エルフとしては少年だが、それぞれ39歳と36歳で豊久や与一よりも年上。 シャラとともに最前線へ出ることも多く、主にオルミーヌの手伝いや、ハンニバルの介護などをしている。 フィゾナ村の若者 声 - 近隣の村に住んでいた若者で、シャラとは旧知の仲。 左頬に刃物傷がある。 信長が各村へ送った檄文を読み、国を取り戻すことを決意し、他の村人と共に豊久らの下へ駆け付けた。 当初は、漂流者といえど自分達を苦しめてきた人間である豊久たちのことを全面的には信用していなかったが、廃棄物の襲撃を退けた後は「一人でもドワーフを助けに行く」と称する豊久を案じており、少しずつ彼らへ信頼を寄せている模様。 ドワーフ族 [ ] ドワーフ長 声 - ドワーフ族居留地であるガドルカ鉱山(現・オルテ官兵ガドルカ大兵器工廠)に捕らわれていた一族の長老の一人。 豊久率いるエルフ族によって解き放たれる。 信長に見せられた火縄銃を元に1日で試作品を作り、「日に10丁」と言う生産率を示して、実際に10日足らずで鉄砲100丁を揃えた。 ついでに、大口径の散弾銃(史実の大鉄砲相当)を拵え、自らも闘いに臨む。 豊久と意気投合しており、「なんでおめえドワーフに生まれなんだ」と言うほど気に入っている。 サルサデカダンの戦いでは狭い壕と小さな体を活かし、新開発した接着性爆薬で巨人狩りを行う。 自軍の敗北時は他の老ドワーフと共に豊久率いる殿軍へ志願、捨てがまりで敵陣中央へ突撃する。 作中では名前を呼ばれる場面は無く、アニメ版のエンディングで「ドワーフ長」としてクレジットされている。 第71幕では豊久に「親方」と呼ばれる。 その他 [ ] 青銅竜 声 - ドラゴンを総べる「六大竜」の一匹。 名前の通り青銅の身体を有する。 隷属のドラゴンを竜騎兵に使役する黒王を威圧するために現れたが、逆に盟になるかと問われて襲いかかるも黒王の能力で肉腫の塊にされて「盟に加わる」と降伏した。 しかし、本心からではないと悟られ、黒王軍の生きた青銅鉱山として、生きたまま解体され続けている。 その青銅は彼らの使う通貨に加工されている。 候子 カルナデスの南部にあったラ・ズナ士候国の候子。 カルナデス陥落後に黒王軍から攻撃を受け、各氏族に招集を掛けたものの武装した巨人兵には手も足も出ず敗北、生存者をまとめて難民としてオルテに亡命する。 難民達に向けた豊久の演説に真っ先に言葉を返したことから信長に「デキる男のニオイがする」と目を掛けられることになり、避難兵の指揮を任されることになる。 サルサデカダンの戦いでは難民兵の指揮官として右陣山上へ布陣するが、妻女を黒王軍に人質に取られ、ラスプーチンに操られる一部の将兵から寝返りを唆され、苦悩の末に漂流者部隊への攻撃を開始する。 龍夫(タツオ) サルサデカダンの戦いで晴明が鎮めた竜。 直後に豊久から「馬」として指名され、彼と晴明を背に乗せて竜騎兵隊に突撃する。 作者の前作にあたる『』からのキャラクター。 単行本の帯 の「ルークとヤンの猿でもわかるシリーズ」や休載時のおまけ漫画に登場する。 TVアニメではキッドの声優がHELLSING(OVA版 のヤン・ヴァレンタインと同じ高木渉であったこともあり、第九幕の次回予告(西版)に ヤンとルーク・バレンタイン(声 - が登場した。 古今東西の「生死不明のまま消息不明となった人物」または「実在したのか諸説ある人物」で構成され、劇中の描写では史実における死の直前に異世界へと迷い込んでいる。 元の世界にいた時と同じ人格や肉体を維持しており、超人的な技量を有している事もあるが、基本的には廃棄物のような超自然的な能力は持っていない。 ただし、晴明のように超常的な逸話が伝わっている人物は、符術などを操ることができる。 怨念に囚われているため行動原理が明確な「廃棄物」と違い、それぞれが独自の意志を持つ生きた人間であるためコントロールが出来ない。 世界全体のバランスを考えた場合、召喚されたグループによっては廃棄物よりも危険な存在だと言えるが、「紫」はそのことを見越した上で廃棄物への戦力として呼び出している。 また、異なる時代の漂流者同士が出会った時に「自身が消えた後の評価と世情の推移」を聞いてたびたび騒ぎが起きる。 廃棄物 「 エンズ」と呼ばれる。 「エンズ」という読み方は元々は第1巻のカバー裏でルビを振られたのが最初で、本編においては第25話から導入されている。 豊久から平仮名で「はいきぶつ」と呼ばれたことはある。 古今東西の「怨嗟を持ち非業の死を遂げたと言われる人物」で構成され、漂流者とは異なり超自然的な能力を会得している。 死亡すると、その死骸は同じ質量の塩の塊になってしまう。 「EASY」が異世界へ召喚している。 「黒王」に従って侵攻を開始した。 オルミーヌ曰く、現世を憎む余り人格も生前とは変わり果て、大抵はまともなコンタクトも難しい精神状態になっているとされており、過去に幾度か廃棄物による侵略が行われたとされる。 異世界に来る以前、つまり死ぬ直前の状況によっては漂流者か廃棄物かの区別が難しい場合もあり、義経のようにどちらに属するか本人にすら判別できない者もいる。 また、ラスプーチンはサンジェルマンに「廃棄物になったか!」と言われている。 扉の並ぶ通路 紫、EASYが存在する空間。 ここから紫は漂流者を、EASYは廃棄物を送り出している。 通路の奥行きは果てしなく、紫の居る空間は明るく様々な種類の扉が幾多にも並び、EASYの居る空間は暗闇にワイヤーフレーム状の扉が並んでいる。 国名・地名 [ ] オルテ帝国 漂流者アドルフ・ヒトラーによって建国された東方の王国で、の名は「ヴェルリナ」。 海に面する大穀倉地帯を国土とする。 豊久達が初めに飛ばされたのはこの国。 使用言語は日本語を崩した形で表現されている。 人間至上主義を唱え、40年程前から亜人達の国々を侵略して来た。 「効率的な官僚制度」「世襲による悪癖の除去と国富の分配」「故意に作った一定数の被差別階層」により短期間で中央集権制を確立した。 物語開始時では帝国を名乗り、国父が掲げた「万年王国」に従い侵略と拡大を続け、辺境では未だに侵略戦争が続いている。 なお、国の最高指導者である国父の地位は、ヒトラーの自殺後から空位のままとなっている。 エルフやドワーフなどを「亜人(デミ)共」と呼び徹底的に差別し、奴隷として労役させつつ緩やかな生物的絶滅をも視野に入れた苛烈な統治手法を採る。 そのため、国内の被支配層の間では怨嗟の声が渦巻いている。 40年も続く上に戦線を広げすぎた侵略戦争のために兵力を浪費、兵力で人を消費し続けるため労働力が減少し生産が減る、減った生産を補おうと更に過酷な統治を行い反乱の危険を更に増し、減った兵力では治安維持すら危うくなる、という完全な悪循環に陥っており、ルミーヌには黒王軍を相手にできないと言われている。 さらに、豊久らの蜂起による占領地の反乱の一斉拡大の危険性と、それにより主力が駐留する戦争地帯との連絡線の断絶という致命的な危機を理解しない首脳部に、サンジェルミ伯も「詰んでる」と評した。 南東の海岸線を守備する第五軍はグ=ビンネンの海軍により壊滅、北方の第二軍は菅野に率いられて蜂起した犬人猫人連合軍の対応に追われていた。 帝都のヴェルリナではサンジェルミ伯の手引きにより豊久達が起こしたクーデターと黒王軍の侵攻が同時におこり、首都機能は壊滅し帝国指導部は崩壊したが、漂流者が黒王軍を退けて政権を奪取した。 西部の第三軍・第四軍は、独立勢力となることを防ぐ信長の策により潰し合いを仕組まれ、更にそこを西方諸侯に攻めさせたことで壊滅。 敗残兵を吸収する形で漂流者政権は兵力を得た。 ヴェルリナ オルテの帝都。 国のやや南部に位置する平地に築かれた都市。 サンジェルミが籠城戦を考えずに土地構想に携わっていたため、守りにくい平地の都市にも関わらず城壁すら存在せず、信長は「」に例え「この地形を考えたヤツは馬鹿だ」と言っている。 大帝国の中心にあるにもかかわらず、長い戦乱により物流の停止や徴兵による若い労働力の喪失などが顕著に見られ、路上には物乞いと化したがあふれて灯が消えたかのように活気のない都市となっている。 豊久達のクーデターと同時期に侵入していた土方が率いる黒王軍が市街に火を放ったため、帝都の約3割が焼失する。 信長がハンニバルのヒントから包囲殲滅作戦をとるために、政庁舎にありったけの火薬と油に引火させたため廃墟と化した。 廃城 ヴェルリナ東部にあるエルフ村近くの山中にある城。 400 - 500年は昔に作られたと見られ、現在は遺構程度しか残っていない。 本来はかなり大きな物だったようで、調査によれば周辺の丘にまで城壁があったことが判明している。 豊久達の最初の拠点で、エルフの解放後はミルズの管理下で物資の一大集積地とし、火薬調合、武具調達、物資流通を一手に引き受ける一大拠点として整備させていた。 ミルズが念のためとして復旧にかかっている。 遺構の柱には、「」「」と思わしき名前が残されている。 ガドルカ鉱山 廃城の真北に位置する鉱山で、ドワーフの居留地。 帝国の武器のおよそ半数を製造するオルテ最大の兵器廠であり、高い城壁に囲まれ重装歩兵の部隊を抱える。 厳重な警備を誇っていたがエルフを率いる豊久達に攻め込まれ、大量の火薬兵器と石の壁を組み合わせた戦術の前に陥落した。 マモン間原サルサデカダン ヴェルリナ近郊の間原。 オルテ建国以前は関所があった場所で、奇しくも日本のに似た地形をしている。 街道の結地で、黒王軍の布陣が制限され、ヴェルリナの阻止点となるという理由から、漂流者軍と黒王軍との決戦の地として選ばれた。 戦闘に備え、信長の主導でのようにとで野戦築陣普請を行い黒王の大軍を待ち受けた。 釣瓶射ちと爆薬で巨人から構成される先手衆を潰し、与一と豊久が数騎の竜を撃墜したが、右陣山上の難民兵の裏切りと廃棄物の投入、黒王が治療した先手衆による再攻撃が全て同時に行われたことで戦線が崩壊。 そのため、豊久が率いる老ドワーフ兵たちが殿軍となり、味方を廃城まで撤退させる。 カルネアデス(カルナデス)王国 北方の王国。 「カルネアデス(カルナデス)の北壁」と異名を取る堅牢な要塞があり、化物達の南下を数百年に渡って阻止し続けていた。 ハンニバル、スキピオ、ワイルド・バンチ強盗団、菅野直がこの国に飛ばされた。 十月機関は黒王軍の襲撃に備え、漂流者に守備隊の指揮を任せるプランを立てていたが、現場の抵抗に遭い失敗する。 兵士たちは要塞の城壁と長年の実績から化け物たちを侮っていたが、超自然的な能力を持つ廃棄物と高度に統率された黒王軍の侵攻の前には為す術もなく陥落。 以降は黒王軍の本拠地として機能しており、多種族の化物達が集まり「(厳密には国家ではなく洋上に存在する)グ=ビンネンを除けばこの大陸で最も盛況な『都』」と評されるほどに発展。 逃げ遅れた住民はされ、労役のみならず食肉としても利用されている。 組織名 [ ] 十月機関 -OCT SYSTEM- 通称「 オクト」。 導師による結社で、漂流者を集めて廃棄物に対抗する勢力を作ろうとしている。 漂流者の保護を行なっていた関係上、彼らによって持ち込まれた双眼鏡などこの世界の技術水準を超えた「遺物」を所有している。 この世界において一定の政治力を持ってはいるようだが、自分達の兵力はなく、各国に呼び掛けて兵を借り受け、漂流者達に運用させるという計画を立てていたが、兵権の保持に固執する支配者の心理を理解しないまま計画を進めていたため、現場の抵抗に遭い失敗している。 高位の者は魔法のような力を操ることが出き、劇中では言葉の通じない者同士が会話出来るようになる陰陽道の呪符に似た札や、離れた場所の相手と通話が可能な水晶球が使用されている。 信長は伝令兵なしでも連絡・中継が取れ、各部隊を円滑に動かせる有用性に着目し、水晶球を軍の通信機器に利用した。 黒王軍 黒王を最高指導者として「人ならざる者を救い、人をこの世から滅する」という意志の下に結成された軍隊。 「目」のレリーフをシンボルとしている。 廃棄物を幹部に、兵士はゴブリンやコボルトなどの「人ならざる者」で構成されている。 主な兵力はゴブリンやコボルトで編成されている陸上部隊と、ドラゴンに騎乗する竜騎士で編成されている航空龍騎兵に分けられている。 十月機関が用いる水晶玉と同様の効力を持つ札を所持し、カルネアデスの戦線では枝状の鋼針に札を幾多も括り付けて「魔導針」として使用、に装備させて各部隊の通信の中継をしている。 補給兵站を黒王個人が賄うことにより、策源地なしで全部焼きながら進軍することが可能。 しかし、その一方で短期間の小兵以外では黒王自身の直下から離れられず、故に個軍であることを強いられるため一度大敗すれば再建できないこと、加えて絶対的な中級指揮官の不足という欠点を抱えている。 北の大地より進軍し、その圧倒的な兵力と統率された組織力でカルネアデスを陥落させた。 その後、「人ならざる者たちの文明」を作るため「統一宗教」「原始農耕」「共通文字」を教え、ドグたちが潜入したときには既に「通貨経済」「労役奴隷制」「畜産」にまで発達し、カルネアデスは「都」と呼べるほどの発展ぶりを見せていた。 しばらくはカルネアデスを中心に文明育成を進めていたが、大規模な軍隊を完成させて世界廃滅のために長征を開始した。 北から進軍途上にある国や小さな集落をしらみ潰しに襲撃し、ちりを掃くようにオルテを目指して南伐している。 グ=ビンネン通商ギルド連合 東方の海上に存在する、商人によるギルド連合。 現在は「貧乏人には戻りたくないだろう。 グリフォンを用いた奇襲空爆攻撃で輸送船を殲滅するなどしてオルテを追い込んでいるが、疲弊した国家の領地を奪ったとしても旨味はないと判断している。 海戦には自信があるものの、陸戦に関しては不得手であると認めている。 山口多聞は連合内で「提督」と呼ばれており、グリフォン隊は提督から教えられた言葉として、奇襲成功時に「」と歓声をあげている。 グリフォン隊をに見立て、としての機能を備えた船舶「鷹母」の飛鷹・隼鷹を所持している。 ほぼ完全に制海権を得ており、あとは海洋通商国家としてオルテだろうがその対戦国だろうが、取引相手として順当ならば「滅びるまでお客様」と考えている。 その後、制海権獲得と戦争継続の不利益さから漂流者政権となったオルテと講和が成立し、自国土を有しない連合では製造困難な火薬を担保に対黒王との戦争の支援を約束する。 種族 [ ] 人 異世界人と現世人に違いは見られない。 エルフからは「耳無し」「耳短か」と呼ばれる。 (デミヒューマン) 異世界に生息する人間種以外の人型知的種族の蔑称。 オルテ帝国によって「デミ」と呼ばれ弾圧されているが、解放後は言い換えがなされている。 山林に住む亜人の種族。 長命で自尊心が高く、笹穂耳が特徴。 人間の5 - 6倍の寿命を持つが、成長は遅く精神年齢は外見と変わらない。 また、1年の内の一時期しか繁殖することが出来ない。 男女問わず美しく長身で、人間に近い外見をしている。 繁殖期に女たちが人間に継続的な性的暴行を受けていたが、異種交配した様子は描写されていない。 人間からは「耳長」と呼ばれる。 オルテ帝国の勢力圏内では40年前の戦争に敗れて以降、として不遇の扱いを受けており、繁殖の時期には女を全て代官に略取されるなど、露骨な断種政策を受けていた。 長老衆を戦で失ったため、古い文化や伝承も廃れてしまっている。 体力は人間並みだが先天的に弓術の資質を持つ。 帝国の政策により40年間触れていないにも関わらず熟練者の如く弓矢を使いこなし、与一から「弓の申し子」と呼ばれるほど。 その性質から林間でのゲリラ戦を得意とし、戦時は弓兵部隊として与一の指揮下に入る。 手先も器用なので、火薬の調合や、銃床と落し鉄の細工なども手がけている。 豊久達を得たエルフ族による「下見の塔館」陥落および女たちの解放を機に、各地のエルフ達が集結、国を取り戻そうと反旗を翻した。 信長は豊久を旗印として王にしようと考えたが、国の奪還および再建という目的を達成した後、謀反などで裏切られる場合を危惧した豊久の考えにより、村長達による合議制の統治となった。 鉱山地帯に住む亜人の種族。 エルフ族とは仲が悪いが、オルテ帝国における地位はエルフと同程度。 ドワーフは金属の加工技術に優れており、エルフの鍛冶には真似出来なかった火縄銃も容易く作れる。 背は低いががっしりした体格で男は全員が髭の強面なので、信長からは「若者と年寄りの区別がつかない」と言われている。 50年前の戦争で徹底抗戦を貫いたため、オルテ帝国によりガドルカ鉱山に位置する城砦内のでまともな食事を与えられないままエルフ以上に過酷な労働を強いられていたが、豊久達によって解放された。 冶金技術に長けており、火縄銃を見ただけで製造法を把握し、翌日には試作品を作り上げたため信長を驚かせた。 さらに、ドワーフ専用の大口径火縄銃や、とを混ぜた接着付きの爆弾などの新兵器を開発している。 鍛冶に対するプライドは高く、作りが偏執的すぎて修理不能と判断した豊久の野太刀について、豊久から技術力を侮るような発言を受けた際にはその煽りを真に受けて発奮している。 体力に長け、闘争心旺盛で、大飯食らいの大酒飲み。 収容所生活の飢餓状態から解放後に食事を与えられると短期間で体力や気力を回復した。 斧を武器に剛腕から振り出される一撃に全てを賭け、その威力は鉄鎧をも粉砕し、豊久からに例えられるなど薩摩人と相通じる点が多い。 その言動から、サンジェルミは豊久とドワーフを「蛮族ズ」と呼んでいる。 体の小ささから狭い壕内での戦いが得意。 エルフとは外見的にも性質的にも合反していたため関係は険悪だったが、豊久の「武士(もののふ)」としての意志に賛同し、解放軍に参戦した。 豊久もドワーフ達の筋骨隆々な体躯と屈しない強い意志を、かつての合戦で刀を交えた猛者達と重ね、頼りにしている。 戦時は豊久に率いられる事が多く、エルフには向かない集団接近戦が可能になった。 大陸の北方に住む犬や猫の獣頭人身の種族。 亜人の中では最も人間離れした外見で、多聞も最初はかと思っていた。 空から落ちてきた菅野を「空神様」と仰ぎ、途中から加わったスキピオを参謀にオルテに攻勢をかけている。 菅野が指揮を取りオルテ戦で連勝した事により犬族の信頼を勝ち取り、また猫族に対しても「猫」としての接し方により懐柔する事に成功している。 人ならざる者 黒王が従えている人外の知的種族。 人間や亜人たちからも「化物」として区別されている。 知性を持つものの、黒王が与えるまでは文字・農耕・商業を始めとする文明を持っていなかった。 しかし、黒王軍の侵攻時にはによる攻撃や、魔術を用いた遠距離通信及び戦闘管制、狙撃手と観測手に分れ狙撃を行うなど高度な戦術を体得している。 自分達を同胞として対等に接してくれている黒王に絶対な忠誠を誓っている。 カルネアデスが陥落して以降は、そこに移り住み商売や農耕にも従事している。 カルネアデスが陥落して以降、黒王軍に参入した「人ならざる者」。 城壁を越えるほどの巨体と怪力を誇る。 戦力になる者と労力となる者があり、前者は重厚な青銅鎧と長大な武器を以て城壁ごと人間を打ち砕きコボルトやゴブリンを背負って戦い、後者は巨大な玉座やモニュメントを担いで進む。 カルネアデスが陥落して以降、黒王軍に参入した「人ならざる者」。 生来の騎兵であり機動力に長けるほか、馬の胴体部分には人を乗せることもできる。 弓と槍を得物とし、南伐では義経が指揮して機動力を生かし難民を襲撃していった。 その他 竜の種族。 主に「六大竜」の眷属であるの事を指す。 凶暴な種族だが黒王により手懐けられ、空中の機動部隊として配備されている。 一度の戦闘で1回という制限があるものの、口から吐く「竜の炎(ぶれす)」は大量の人間を1発で焼き殺す火力を誇り、飛行能力もあって堅牢な城壁が役に立たない。 さらに皮は弓矢を通さないほど分厚い ため、異世界の兵器開発レベルではまず撃墜できない。 黒王軍ではゴブリンを背中に乗せ、口から吐く炎で攻撃する「竜騎士(ドラグーン)」と、装備した魔導針による各部隊の通信の中継や戦況報告をする「空中警戒騎」、敵陣まで兵士を輸送する「龍挺」(ドラボーン)」による「航空龍騎兵」を編成、その機動力で地上部隊を支援している。 これらのように驚異的な存在ではあるが、多くの伝説で語られるような超常性は無く、戦闘機の機銃による攻撃で多数撃墜されているほか、刃が届きさえすれば日本刀で首を落とすことも出来る。 炎は長射程だが、幅は狭く真っ直ぐにしか飛ばないため、壕を焼くには真横まで回り込む必要がある。 また、あくまで獣なので陰陽術によって鎮め、制御することが可能。 空を飛ぶ巨大なのような獣。 人間にされている。 複数名を背に乗せて飛べるほど大きい。 グ=ビンネン通商ギルド連合が物資の輸送や、敵への奇襲空爆攻撃の際に利用する。 書誌情報 [ ]• 平野耕太 『ドリフターズ』 少年画報社 〈ヤングキングコミックス〉、既刊6巻(2018年11月30日現在)• 発売、• 発売、• 発売、• 発売、• 発売、• 発売、 カバー下の表表紙には本作のキャラクターを用いた既存の漫画作品のパロディ、裏表紙には「漂流物&廃棄物こうほ」と銘打った歴史上の人物等の紹介漫画、そして描き下ろしとして「あとがきゆかいまんが 黒王様御乱心」と題された2P漫画が掲載されている。 アニメーションPV [ ] 平野原作のOAD作品『』(2012年12月発売)の特典映像として、約2分30秒のPVが収録されている。 登場人物は豊久と紫の2名だけだが、声の出演はテレビアニメと同じ。 作画監修は中森良治、演出は三浦和也、作画監督は小峰正頼、音楽は。 テレビアニメ [ ] 2015年3月にアニメ化を発表し、ティザーサイトが設置された。 2016年10月より12月までほかご当地にて放送された。 放送に先駆けて、2016年6月6日に発売されたコミックス第5巻特装版には、第1話・第2話の特別編集版が収録されたDVDが付属する。 コミック6巻にはアニメEps. 15が付いた特装版が発売された。 脚本は、の両名が担当するが、この2人が組む作品は本作と同じ『ヤングキングアワーズ』掲載漫画を原作とする『』()以来17年ぶりとなる。 インターネット配信では、初の独占配信アニメとしてTOKYO MXと同時配信された。 次回予告は配信媒体と関ヶ原を境にして東地域と西地域の放送局で、それぞれ次回予告が異なって作成されている。 西版と東版はキャラのコントが映し出されるが同じで、回を重ねるにつれて新しい機種に変わっていくところが共通している。 最終話ラストカットで「 SECOND SEASON SEE YOU AGAIN TOKYO 20XX」と表示されたが、これはスタッフの意欲を表したものであるという。 直後発売された『ヤングキングアワーズ』2017年2月号にて第2期が制作進行中であることが発表されている。 2017年12月23日に第13話・第14話を収録したBlu-rayが発売された。 これを記念して、AbemaTVではダイジェスト3部(後日全話一挙配信)、特番を経て、13・14話の放送を敢行した。 スタッフ [ ]• 原作 -• 監督 - 鈴木健一• シリーズ構成 -• キャラクターデザイン・総作画監督 - 中森良治• 設定考証 - 白土晴一• 筆字デザイン - 雪駄• 美術監督 - 舘藤健一• 色彩設計 - のぼりはるこ• 撮影監督 - 阿部安彦• CGディレクター - 高江智之• 編集 - 廣瀬清志• 音響監督 -• 音楽 - 、• 音楽プロデューサー - 太田敏明• プロデューサー - 、• アニメーションプロデューサー - 植田慎也• アニメーション制作 -• 製作 - DRIFTERS製作委員会(、、フッズエンタテインメント) 主題歌 [ ] オープニングテーマ「Gospel Of The Throttle 狂奔REMIX ver. TVアニメ化より前のコラボであったが、声は同じく中村悠一が担当している。 『』 豊久、信長、与一、黒王、ジャンヌ、土方の6人がゲスト武将として登場している。 『関ケ原合戦祭り2013』 第1幕の関ヶ原の戦いにちなんだ祭り、関ケ原合戦祭り2013のポスターに採用され、の『関ヶ原笹尾山交流館』では2013年10月12日から20日の9日間、100枚の原画を展示した原画展を実施。 『第30回・かごしま2015』 ゆかりの地の、豊久の家臣たちが建てた豊久の墓があるでは、フェスタ2015のポスターに採用され、豊久が着用したとされる鎧の写しも展示されている日置市中央公民館では2015年11月6日から9日の4日間、70枚の原画を展示した原画展を実施。 『ドリフターズ原画展in仙巌園』 上述の2015年度・国民文化祭に加え、島津氏が関わる別館にて、関ヶ原の戦いで島津豊久が着用していたとされる実物の鎧も展示された『戦国島津展』のCMが、2016年10月に開始されたテレビアニメ放送中に流されたこともあり、2017年7月最終週と8月初週の土日ににあるの別邸・内の『茶室・秀成荘』で、原画展を実施。 「島津様ありがとうございました!! 」という一文と豊久のイラストが描かれた平野耕太の描き下ろし色紙も展示され、仙巌園に隣接するでも同イベント開始日から9月21日まで、上述の豊久が着用した実物の鎧などを展示する企画展も実施。 脚注 [ ] 注釈 [ ]• 一部の場面 第11・12話 では左目に着けており、単行本にはそのまま収録されている。 また、本能寺の変の際は眼帯を着けていなかった。 なお、作中では信長が「信忠は安土で死んだ」と発言しているが、実際に信忠が死んだ場所は京のである。 豊久も二条城で死んだと発言しているが、その後安土で死んだとも発言している。 実際にはローマを含むイタリア北部は日独の同盟国たるの領域であり、ローマの人間が日独の敵という認識は正確ではない。 作中の表記で姓が「 管野」となっている所もある。 紫の名簿には「菅野 デストロイヤー直」と、彼の異名も含めて記載されていた。 史実においても、に不時着してから救援が来るまで「島の王様」として敬愛を集めて過ごしていたとされる。 土方自身の独白では戦で負けたことよりも、主君や味方のために確信をもって命を投げ出せる薩摩人の姿が「自身が思い描く武士そのもの」であり、支え甲斐のない幕府に仕えてしまった自身の立場と比した結果、武士として羨んでいたという一面がある。 担当声優の速水はでも明智光秀を演じている• 作中では、最初の「Eternal」の部分しか読み取れない• 第19話では「オルテ帝国の4分の1を所有する」とされていたが、第35話では「帝国の3分の1を支配する」と言及されている。 第1巻の帯は、第2巻発売以降の重版分より付属されている。 与一の腕でも脳天に3本継矢を成功させてようやく殺すことができた。 出典 [ ]• 2017年10月21日. 2017年10月21日閲覧。 ナターシャ 2012年12月28日. 2013年5月15日閲覧。 ナターシャ 2015年3月28日. 2015年3月28日閲覧。 アニメ公式サイト• アニメ「ドリフターズ」公式サイト. 2016年8月25日閲覧。 アニメ!アニメ! 2016年9月11日. 2017年12月23日閲覧。 テレビ放送対象地域の出典:• 2009年10月9日. 2018年10月24日閲覧。 告示第六百六十号. 1988年10月1日. 2018年10月24日閲覧。 2018年10月24日閲覧。 「」 コミックナタリー、2013年10月6日。 「漫画「ドリフターズ」原画展」 『南日本新聞』2015年7月9日、14面。 「日置・漫画原画展 ドリフターズファン熱視線」 『南日本新聞』2015年11月7日、18面。 第30回国民文化祭 鹿児島県 日置市. 2016年1月1日時点の [ ]よりアーカイブ。 2018年6月24日閲覧。 「」 仙巌園。 外部リンク [ ]• DriftersAnime -• ENDStheBL - (公式キャラクターアカウント).

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