ジョーカー ラスト 考察。 ジョーカーネタバレありのあらすじ!ラスト・結末の精神病院の謎を解説&考察!

【衝撃作】映画「JOKER/ジョーカー」ネタバレ考察&感想:妄想と現実の狭間に隠された巧みな演出!負のエンタメ・堕ちる説得力

ジョーカー ラスト 考察

映画『ジョーカー』ラストシーン 生放送中にマレーを射殺した後、アーサー ジョーカー はパトカーで連行される。 しかし、暴徒の運転する車がパトカーに突っ込み、アーサーは助け出された。 暴動で街が炎上する中でジョーカーは車の上でダンスを踊り、人々はその姿に熱狂していく・・・ ここで場面が変わり、病院でカウンセラーと話をするアーサーに。 アーサーは微笑みながら、倒れている両親と少年ブルース・ウェインの姿を想像する。 精神科医になぜ笑っているかを尋ねられるとアーサーは「ジョークを思いついて・・・君には理解できない」と答えた。 更に場面は進み、部屋から出てきたジョーカーは血の足跡をべっとりと残しながら、病院を職員に追われて逃げ回る。 The End。 映画『ジョーカー』ラストシーン考察 さて、この謎多きラストシーン。 他の方の感想を見ている、色々な解釈に分かれていて面白いです。 先述してしまうと、この ラストシーンの解釈には正解はありません。 監督の中では決まっているようですが、明らかにはせず・・・ ただ、 最後のアーサーの笑顔は「唯一純粋に笑っている」だそうです。 いわゆる 「正解は皆さんのご想像にお任せします」というラストなので、考察大好きブロガーとして考察してみました! まず、大きく3つの可能性を考えました。 <あり得そうな要因> ・アーサーは精神病院に入院していたと作中でも言及 ・一部、ストーリー展開が現実的ではない ・「ジョーカー」という掴みどころのない狂気なキャラクター アーサーは映画の中でも 過去に精神病院に入院していたと言われていました。 それが 伏線のようにも思えます。 そして作中のシーンで、 一部現実なのか?と思うシーンもあるんですよね。 Ent. ここの 非現実感は鑑賞しながら気になっていました。 普通、小さな劇場でのコントが人気テレビ番組で無断で流されるというのはあり得ないと思うんですよね。 しかし、劇中では特に妄想という描写は無く・・・ だとするなら、そもそも 全てが妄想だったというのもあり得るかもしれない。 そして、ヴィランとしての 「ジョーカー」のキャラクター性。 狂気に溢れており歪んだユーモア性を持つ残虐な男。 そのキャラクター性から考えると全部妄想だったという 悪趣味さも納得できるところも。 ただ、個人的には この説は無いかな?と思っています。 野暮な見解ですがここまで 細かい部分 ジョーカーがいない部分を含め まで妄想できるか?という現実的な観点に加え、作中で アーサーが幾度となく感情を震わせていた描写を妄想とするのは違う気がするんですよね。 最後のカウンセラーを殺した ? ような描写ともちょっと解釈が合わないような気がする。 そして何より、 ブルース バットマン との因縁も生まれません。 というより、『バットマン』という作品自体がジョーカーの妄想になってしまいます。 このオチはこれはこれで面白いんですが、やっぱり個人的にはしっくりこない説ですね。 B 最後の病院が現実では無い これはあまり聞かない解釈ですが、自分は結構あると思ってます。 『ジョーカー』の物語は車の上で踊っているシーンで終わり。 その後の精神病院のシーンはアーサーの妄想、もしくは幻想だったというオチ。 <あり得そうな要因> ・炎上した街の状況からなら、普通に逃走できるのでは? ・病院のジョーカーは髪が緑色じゃない ・病院内で足跡に血がついていたり、眩しすぎる陽射しなど幻想的な描写が多かった まず、暴徒化したピエロのおかげで炎上した街の状況では、その後警察が駆け付けたとしても 容易に逃げられるように思えます。 更には病院内のジョーカーは 髪色が緑では無く、地毛の茶色であった。 この事から 事件後すぐに逮捕されたとは考えづらい。 そして、病院内の描写ですがカウンセラーとの面談は特に気になりませんが、その後のシーンは独特でしたよね。 アーサーが歩くと 血の足跡がつき、 妙に眩しい廊下を走り回る。 現実から解き放たれたジョーカーの心理状態を幻想的に描いたようにも思えました。 Ent. ブルース バットマン との因縁も生まれ、『バットマン』のストーリーにも入っていけます。 ただし、最後の病院シーンが全部妄想 幻想 だったというのは、普通に考えるとちょっと厳しい気がします。 次の解釈でも書きますが、ジョーカーはもっと後に捕まった、病院で髪色を戻されたとする方が普通の考えではあるんですよね。 個人的には好きな解釈ですが、 一番無理がある解釈かもしれない。 C 後に逮捕されて病院に収容となった この解釈が一番無難というかしっくりくるオチですね。 炎上した街でジョーカーとして君臨した後に 期間は不明 捕まって、精神異常者と診断され病院に収容となったというオチ。 <あり得そうな要因> ・映画の時系列通り ・身元もばれており超人的な力も無いので、捕まらないのは逆に不自然 ・病院でのアーサーはジョーカーとして覚醒しているように見える ジョーカーとして完全に覚醒した後、すぐに捕まったかは分かりませんが逮捕されて精神病院に収容となる流れは 時系列としては綺麗にまとまります。 大人になったバットマンに捕まった説を見ましたが、それも面白い。 カウンセリング中のブルースの姿を想像するのにも繋がるしね。 ただし、そうなると相当後の話になるけどアーサーの見た目が変わってない笑 「ジョーカー」はヴィランですが 超人的な能力は持っていません。 更に覚醒した後はまだ悪事にも慣れておらず、 覚醒はしても未完成なジョーカー。 そう考えるとあの場では逃げられても、 その後捕まるのも自然です。 病院でのアーサーはカウンセラーとも臆せず対峙しており、カウンセリング中でもブルースを想像して笑うなど明らかに 今までのアーサーより狂気寄りでした。 血の足跡から推測されるカウンセラーを殺害したであろう 残虐性、その後におどけたような動きで走り回る 狂気、 ジョーカーとして覚醒している姿と考えるとピッタリなんですよね。 Ent. 腑に落ちない部分といえば、ここまで悪のシンボルとなったジョーカーを死刑にせずに 精神病院に収容しているだけ?という疑問と、上でも触れたストーリーに一部 妄想だったのではと思われるシーンの真偽は?という部分は気になります。 <まとめ>『ジョーカー』ラストシーン考察 このように 絶対これだ!という考察はありません。 現実と虚構の交じり合いを絶妙なバランスで表現して、あえて正解をぼやかした作りにした映画です。 答えは監督のトッド・フィリップスのみぞ知るという事でしょうか。 個人的には B か C の解釈と思っています。 なお最初に鑑賞した際、直観的に感じたのは B でした。 こんな風に自分なりの解釈をしてみましたが、人それぞれに様々な解釈があると思います。 この記事はそんな解釈をする際の スパイス的存在になれば嬉しいですね。 ラストシーンの答えを監督がいずれ明かすのか?それとも続編的な作品が制作されるのか? どっちもあるかもしれませんし無いかもしれませんが、期待しましょう!.

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映画『ジョーカー』の疑問を考察!ラストシーンの意味は?(ネタバレ解説)

ジョーカー ラスト 考察

映画「ジョーカー」のラストシーンが精神科病棟の面談室なのはなぜ? 映画「ジョーカー」のラストシーンは、おそらく精神科と思われる病棟の面談室でした。 そして、面談室を出て歩くジョーカーの足跡は、赤色でした。 この状況を見る限り、そのカウンセラーを何かの方法で、息の根を止めたのではないかと想像させられます。 ただ、このシーンの直前を思い出すと、少し点と点が繋がらない気がしてしまいます。 映画の終盤、ジョーカーは、ロバート・デ・ニーロ演じるコメディアンであるマレー・フランクリンのTVショーに出演しました。 そして、マレーがジョーカーをTVショーに出演させたのは、この不敵な笑いをするジョーカーを見せ物にしようとした悟り、ジョーカーはマレーに銃口を向け、発砲しました。 その後、ジョーカーはすぐに警察に逮捕されました。 しかし、すでにジョーカーはゴッサムに住む低所得者層のカリスマとなっており、パトカーに閉じ込めらていたジョーカーは、名も知らない信者に助け出されました。 助け出されたジョーカーは、車の上で立ち上がり、高らかにその存在を信者たちに見せつけ、ここで一旦ブラックアウトします。 そして、新たなシーンが始まるとそこは精神科と思われる病棟の面談室でした。 ジョーカー(アーサー)は虚実曖昧で妄想癖があった? どこか不可解な結末ではないでしょうか。 一度、信者に助けてもらうも、すぐにまた捕まって、精神病棟に入れられたという推理は、浅はか過ぎると思います。 あんなに派手な方法で助けられたのに、また捕まるんだとすると、助けられたとき以上に派手なストーリーがあるはずで、全くそこについて触れられていません。 振り返れば、ジョーカーには妄想癖がありました。 同じアパートのフロアに住む女性に恋し、その恋が実り、精神的にジョーカーを支えるようなシーンがありましたが、これらは全てジョーカーの妄想でした。 そして、母ベニーも精神を病み、虚実の曖昧なことばかり口にしていました。 そのような背景を考えると、どこからかがジョーカーの妄想の世界であったのではないかと感じます。 いったいどこからが妄想だったのでしょうか。 どこからどこまでがジョーカーの妄想?テレビ番組には出演していない? これはあくまで個人的な考察でしかありませんが、恐らくテレビ出演のオファーからが妄想なのではないかと推測します。 そもそもマレー・フランクリンがジョーカーをテレビに呼ぶということが、あまりにサクセスストーリーすぎて違和感を抱きます。 TVショーに呼んだ理由も、不可解です。 ジョーカーが、とある劇場に出演し、その際、全く会場で笑いを取れていなかったのをマレーが見たことがきっかけでした。 お金持ちの3人、元同僚にしたことは事実だと思います。 しかし、マレーに呼ばれ、マレーにしたことは妄想だったんじゃないかと思われます。 ネットからも、ジョーカーの妄想について、いろんな意見が寄せられています。 映画「ジョーカー」はアーサーの妄想?現実との境がわからない? ネットからはこのような意見が聞こえてきます。 どれが本当で妄想なのかわからん。 あと、ジョーカーって個であり象徴的なものなんだなと思った。 人の中にかけらとして存在してるような。 — ゆうでん youdensan 「ジョーカー」の世界はたぶんほぼ全てアーサーの妄想なんだけど、いやいや妄想なんかじゃないあれはすべて現実なんだ、って話わかりますねえ…。 — ngydygn ngydygn 今回のジョーカーという映画について感じたのは、最初から最後まで観る人によって感じ方が違うってことなんだよなぁ 全て妄想だと思えるし、ほぼ妄想じゃないとも言える ホアキンジョーカーは本物であるし、偽物でもある ジョーカーに本物はなく、誰しもがジョーカーだとも言える — ポエポエ なかやまぜいに君 poepoe0325 強いてジョーカー的要素があるとしたら元々妄想癖の強いキャラクターとしてアーサーは描かれているので、作中のどこまでが真実でどこが彼の妄想なのかは観客が如何様にも受け取れるようになってた。 現実と妄想とを意図的に隠していて観客に判断を委ねた。 細かくチェックしなくてもジョーカーが形成される過程を楽しめた — ユーク yukuku123 ごりにゃん どこから妄想でどれが事実か、 どう考察しても腑に落ちる物語 考えれば考えるほどよく出来た映画なんだと関心します。

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ジョーカー(アーサー)とソフィーの恋愛は妄想だったのかネタバレ考察

ジョーカー ラスト 考察

C 2019 Warner Bros. Ent. これまで多くの名優たちが演じてきましたが、これほどまでの悪役を演じることは並大抵のことではありません。 これまでコミックスでも語られることがなかったジョーカー誕生の物語が完全オリジナルで描かれています。 今回はあらすじとともに、なぜなんの能力も持たないジョーカーが強い存在として描かれるのかということと賛否が分かれるラストについても考察していければと思います。 公開日(日本):2019年10月4日 監督:トッド・フィリップス キャスト: アーサー・フレック/ジョーカー ホアキン・フェニックス ロバート・デ・ニーロ マレー・フランクリン ザジー・ビーツ ソフィー・デュモンド フランセス・コンロイ ペニー・フレック ビル・キャンプ ギャリティ刑事 シェー・ウィガム バーク刑事 ブレット・カレン トーマス・ウェイン グレン・フレシュラー ランダル リー・ギル ゲイリー ダグラス・ホッジ アルフレッド・ペニーワース ダンテ・ペレイラ=オルソン ブルース・ウェイン 『ジョーカー』あらすじ 市の衛生局がストライキを起こし、街中がゴミで溢れかえるゴッサム・シティ。 ペニーは毎日のようにトーマスに手紙を書き、その返事を心待ちにしています。 30年前にウェインの企業で勤めた経験があり、元従業員のよしみで自身の貧困を救ってくれると信じているのです。 社長からは看板を壊されたことを咤され、その弁償分を給料から引かれてしまいアーサーの生活はますます困窮を極めていきます。 定期的に行われるソーシャルワーカーによるカウンセリングで、アーサーは薬の量を増やしてほしいと頼みます。 アーサーは脳の障害から緊張すると笑ってしまう病気を抱えており、周囲から気味悪がられていたのです。 ある日、アーサーが小児病院での仕事で子供たちに歌とダンスを披露していると、ランドルから譲り受けた拳銃を床に落としてしまいます。 プロダクションにそれがバレてしまい、アーサーは即刻クビを言い渡されます。 拳銃は笑いをとるための小道具だったと言い訳しますが、どうやらランドルが本物の拳銃を持っていることを密告したようです。 ピエロ姿のまま地下鉄に乗ると、3人の若者が女性に絡んでいます。 困惑したアーサーは緊張から笑ってしまい、笑われたことに腹を立てた若者たちはアーサーを袋叩きにします。 必死に耐えるアーサーでしたが、我慢の限界に達し、持っていた拳銃で3人を殺してしまいます。 C 2019 Warner Bros. Ent. 地下鉄で若者が殺されたことが話題になっており、3人はトーマスが社長を務める企業の証券マンだったようです。 トーマスは従業員が殺されたことに対し 「顔を隠さないと殺しが出来ない卑怯者の犯行」と声明を出しますが、その声明は市民から反感を買うことになります。 大企業の証券マンが殺されたことで、貧困層たちは 「謎のピエロが金持ちを殺した」と犯人を英雄視していたのです。 カウンセラーからはカウンセリングは今日が最後だと言われてしまいます。 市が予算カットを名目にアーサーのような弱者への支援をやめるというのです。 それでもアーサーは夢を諦めず、ナイトクラブに出演します。 ソフィーもその様子も見に来ていましたが、ステージに立つと緊張から笑ってしまい、観客はその奇妙さに唖然とするのでした。 C 2019 Warner Bros. Ent. 驚いたアーサーがペニーを問い詰めると、ペニーはかつてトーマスと関係を持ったものの捨てられてしまったというのです。 真相を確かめるべくアーサーはトーマスの自宅に向かいます。 しかし、執事の アルフレッド・ペニーワースが駆けつけブルースから離れるように言われてしまいます。 諦めることができないアーサーは、市民がピエロの仮面をかぶりデモを起こしている隙をついて自宅に潜入し、トーマスに近づきます。 アーサーが自分はあなたの息子だと主張すると、ウェインはペニーのことを気の狂った女だと言い、関係があったことはペニーの妄想だと主張し、食い下がるアーサーを殴りつけます。 アーサーが帰宅すると、ペニーが救急車に運び込まれています。 地下鉄での殺人事件の聞き込みで警官が訪れ、困惑したペニーが倒れてしまい頭を打ったというのです。 アーサーは救急車に乗り込み病院に向かい、ソフィーも駆けつけてくれます。 待合室でテレビを観ていると、ナイトクラブに出演した自身の様子が流されています。 驚くアーサーでしたが、司会者のマレーはアーサーのスベりっぷりを笑いものにしているようでした。 自宅に帰ると警察がひっきりなしに電話をかけてきますが、アーサーはこれをすべて無視します。 しかしある日、テレビ局から電話がかかります。 ナイトクラブでのアーサーの様子を流したところ反響が大きく、マレーの番組に出ないかというのです。 アーサーはこれを快諾し翌週の出演を約束します。 アーサーはペニーとトーマスの関係の証拠をつかむべく、ペニーが収容されていたという精神病院に向かいます。 受付でペニーの記録を求めると、本人の許諾がないと渡すことができないと言われてしまいますが、アーサーは強引に記録を奪い逃走します。 ペニーには虚言癖があると記載がありました。 さらにペニーの当時の恋人とペニー自身が息子を虐待し、脳に障害を負わせたと記載があります。 自身の障害は生まれながらのものだとペニーから言われそれを信じていたアーサーは、ペニーが入院する病院に向かい、クッションでペニーを窒息死させます。 いよいよ疲れ果てたアーサーがソフィーの家に入ると、ソフィーは怯えきり、出ていくように言われてしまいます。 ソフィーとの関係はすべて薬を断たれたことにより起こる妄想だったのです。 マレーの番組への出演当日、アーサーは髪を緑に染め、ピエロのメイクをほどこします。 プロダクションにも警官の捜査が入り、自身の銃をアーサーが持っていることを恐れたランドルが黙っているように言いに来たのです。 しかしアーサーはこれに怒り、ハサミでランドルの首を切り裂き、壁に何度も頭を打ち付け殺してしまいます。 アーサーは親切に接してくれたゲイリーは見逃すことにしました。 アーサーが自宅を出ると2人の警官が後を追ってきます。 C 2019 Warner Bros. Ent. さらに自分のような弱者を誰も気にかけないことに怒り狂い、銃でマレーを殺してしまいます。 逮捕されパトカーに乗せられるアーサーでしたが、放送を観ていた人々は暴動をさらに激化し街は壊滅状態です。 トラックがアーサーの乗るパトカーに突っ込み、ピエロたちはアーサーを助け出し祭り上げます。 路地裏に逃げ込んだウェイン一家は暴徒に襲われ、トーマスと妻のマーサが殺されてしまいます。 精神病院に収容されたアーサーしはカウンセラーに「面白いジョークを思いついた」と話します。 直後足が血で染まったアーサーが扉から出てき、廊下を歩いていくのでした。 『ジョーカー』大事なポイント なぜジョーカーは強いのか? トランプでジョーカーというとピエロの格好をしており、ゲームの多くでキングよりも強い存在として扱われます。 一般的なイメージではキングが強そうですが、なぜピエロの方が強いのか? 諸説あるそうですが、それは中世ヨーロッパまで遡ります。 ピエロ 道化師 は中世ヨーロッパで王族を楽しませるために存在し、人々を笑わせるため時に王族のことを揶揄することも言っていたそうです。 中世ヨーロッパというとそんなことをすると処刑されてしまいそうなイメージがありますが、王族たちは自身の器の広さを見せつけるため寛容的であったそうです。 そのため王族 キング ですらも倒すことができない存在としてピエロ=ジョーカーが強い存在として描かれているのです。 DCコミックスとしてのジョーカー DCコミックスで描かれるジョーカーは基本的にはなんの能力も持っていません。 ではなぜバットマンはこれほどまでに苦戦を強いられるのか? それはジョーカーは悪としての信念がないからです。 大抵の物語での悪役は「金が欲しいから」「征服したいから」という理由がありますが、ジョーカーにはそう言った理由がありません。 彼にとっては全てがジョーク 喜劇 であり、人を殺すこともジョークなのです。 そのため行動の予測ができず対処しようがない存在です。 今回の『ジョーカー』では人を笑顔にしたいと信念を持つアーサーが全てを奪われ極限まで追い詰められてしまいます。 しかし、いくら追い詰められてもアーサーは人を笑顔にするという信念を捨てることはありません。 悪事を働くことは彼なりのジョークなのです。 ラストの意味 アーサーがパトカーに乗せられた後、病院でアーサーとカウンセラーが話しているシーンに変わります。 まるでこれまでの全てがアーサーによる妄想だったのか? という解釈もできるラストとなっています。 では、どこまでが妄想でどこまでが現実だったのか? ヒントになりそうなシーンがいくつかありました。 プロダクション社長との電話での会話ランダルから譲り受けた拳銃を落としてしまったことがきっかけで、プロダクションをクビになってしまったアーサー。 半ば強引にランダルがアーサーに渡したシーンが描かれていますが、社長は「ランダルに頼んで買い取ったんだろ?」と言ってきます。 ランダルがちくったと思いがちなシーンですが、実際にアーサーはランダルに拳銃を譲るように頼み込み、その後ランダルから無理やり譲り受けたと思い込んでいるのかもしれません。 自分でジョーカーと名付けておいて忘れているマレーナイトクラブでのアーサーの様子を笑いものにして自分で「ジョーカー」と名付けておきながら、番組に呼んで直接会った時には「そんなこと言ったけ?」と完全に忘れています。 まあ忙しそうな有名人だし、今回はメイクもしているから混乱しているのかな? とスルーしてしまうシーンではありますが、自分で名付けた名前を忘れるなんてことがあるでしょうか? そもそも、ナイトクラブでの様子がマレーの番組で取り上げられるなんてこと自体、アーサーによる妄想だったのかもしれません。 『ジョーカー』まとめ 政治的での意味はもちろん、どこからどこまでがアーサーによる妄想なのか? ということを人それぞれ考えるのが面白い作品でした。 ラストのシーンを見てしまうとすべて妄想だったのか?と思わせられてしまいますが、ここまでアーサーに共感させられてしまてっは、妄想だったというのはあまりにも悲しい結末な気がします。 続編については発表されていませんが、ホアキン版『ジョーカー』のこれからをぜひこの目で確認したいところです。

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