小日向 未来。 『シンフォギア』未来と神の力・シェムハの関係を考察!フィーネ説の可能性は? │ anichoice

シンフォギア5期未来はラスボス?伏線内容から考察予想!哲学兵装だとッ…?神殺しの力とは? │ anichoice

小日向 未来

「神殺し」とは 哲学兵装に分類され、コトバノチカラとされているものです。 また立花響のガングニールに積層した想念であり、この世ならざるモノを突破できるものでもあります。 立花響のアームドギアは、翼の刀やクリスの銃器などの武器を形成しておらず、強いて言えば「拳」です。 あるいは、皆を束ねている「繋ぐ力」と言えます。 戦姫絶唱シンフォギアAXZ4期13話 最終回 では、立花響は皆の力を繋いで黄金錬成化し、オラオラオラオラと言いながら最終奥義とも言える必殺技「TESTAMENT」を繰り出し、4期のラスボス・アダムを倒しました。 これはアダムというこの世ならざるモノに、立花響による神殺しの力が勝利した瞬間でした。 「神の力」は本来人類に宿せない 戦姫絶唱シンフォギアAXZ4期13話 最終回 にて、 汚れの無いキレイな魂でなければ神の力(神殺しの力)を宿せないはずであることなどが語られています。 また、生まれながらに原罪を背負った人類に、神の力が宿ることなどありえないことも語られています。 ここで言う「原罪」とは、「魂に施されたバラルの呪詛」とエルフナインちゃんが説明しているシーンもありました。 ここでの急所は、キレイなのか汚れているのか?という点だと思いますので、図表に示しておきます。 キレイな魂がなければ「神の力」を宿せないということは、 「神の力」を宿した立花響はキレイな魂の持ち主であるということになりますよね。 アニメ本編内で、立花響が浄罪されるシーンがなければ「神の力」を宿せた理由を説明できないということにもなります。 浄罪シーン…ありましたね。 小日向未来がシェンショウジン(神獣鏡)を身に纏っていたときに立花響と接触したシーンです。 つまり シェンショウジンによって立花響の呪いは解かれて浄罪されたということになります。 ここで汚れのないキレイな魂になったからこそ、立花響には「神の力」が宿ったのですね。 同時に、立花響が融合者から適合者になりえた理由との絡みも伺えるなどと言われています。 「ところで皆さん哲学兵装ってご存知ですか?」 シェンショウジンの輝きによって浄罪され「神の力」を宿せる器である小日向未来の口から、こんなセリフが飛び出しました。 小日向未来が哲学兵装たる「神殺しの力」「神の力」を宿して、ラスボスになりうる伏線になっている可能性がありますね。 しかし小日向未来は、1期の頃からラスボスなんて言われ続けてきたけどあるわけないことや、立花響の一番の親友である点にも触れて濁していました。 「神の力」を宿したことがある立花響はもちろん、その器を持っている小日向未来を利用するシーンが描かれる伏線になっている可能性がありますね。 仮にそうであるならば、S. の司令・風鳴弦十郎も黙ってはいないでしょうから、このあたりの絡みも気になりますね。 Advertisement ババ抜きで未来がJOKERを引いている 戦姫絶唱シンフォギアAXZ4期13話 最終回 では、立花響とトランプの ババ抜きをしていた小日向未来が、立花響の持つトランプカードから JOKERを引いていました。 これは、小日向未来がラスボスになるという伏線になっている可能性があります。 また、他のメンバーではなく 立花響からJOKERを引いている点も、気になります。 この2人に何かあることを物語っていますよね。 またこの点について、立花響役の声優・悠木碧さんは「未来と響、色々ありますよね」「4期の最後があーですから」「ババ引いてましたから そりゃもうそういうことですよ」と発言されていますので、ますます未来がラスボスの可能性がありますね。 ハートの8を持っている さらにババ抜きのシーンで小日向未来は、トランプカードの ハートの8も持っていました。 まずトランプカードの ハートが意味するところは、最終的に皆の絆や、ひびみくの愛について語られる伏線になっている可能性が考えられますね。 次に「8」についてですが、3つの考察を挙げておきます。 1つ目は「神の力」について聞かされた 風鳴八紘の「八=8」が絡んでいる可能性が考えられます。 2つ目は、深刻な事態の解決には 8人の力が必要という伏線になっている可能性が考えられます。 仮に8人の力が必要な場合、メインの装者6人とあと2人が誰なのかも気になるところです。 3つ目は、 「八千八声」のことを指している可能性が考えられます。 1期1話の冒頭シーンでは小日向未来が 「八千八声 啼いて血を吐くホトトギス」と言っているシーンがありましたので、5期でも絡めてくるのではないか?という考察ですね。 なお、この句は「ホトトギスが何度も鳴いて血を吐く」という意味があります。 1期1話で小日向未来は 立花響が戦場で死亡したと勘違いしており、 立花響が血を吐くまで戦い続けたという比喩表現に絡めていました。 また、先ほどの句には「ホトトギスが 悔い改め、血を吐くまで鳴く」という考え方から来ているという説があります。 さらに5期OP主題歌の「METANOIA」は「 悔い改める」という意味があることからも、こことの繋がりが伺えます。 1期1話では 立花響が血を吐くまで戦い続けて死亡したことの比喩表現でしたが、5期では 小日向未来が血を吐くまで戦い続けて何らかの悔い改める出来事の比喩表現となっている可能性がありますね。 あるいは、今度は1期の小日向未来版で、 小日向未来が血を吐くまで戦い続けて死亡したことの比喩表現として使用され、立花響が悲しんでいたものの、実は生きていた…という可能性もあるかもしれません。 最初の1期1話では立花響からの比喩表現、 最後の5期では小日向未来からの比喩表現とすることで、シリーズとしてはきれいな描き方ですよね。 「八千八声」が5期のキーになっていることが伺えますよね!果たしてどのように本編内容と繋がるのかが気になるところです。 素直に解釈すると、何らかの思惑によって「神の力」を発動させた小日向未来VS既に「神の力」を発動させたことのある立花響の戦いが行われることの伏線になっていると考察することができますね。 そんな2人が対立し、再び手を繋ぐ感動ストーリーに涙しそうな予感がしています。 シンフォギア5期考察まとめ 戦姫絶唱シンフォギアXV5期で未来はラスボスなのか?という点や、哲学兵装・神殺しの力などについて、各伏線内容をおさらいしつつ、5期の内容を考察予想してきました。 意味深な伏線がどのように回収されていくのか、5期の放送内容がとても楽しみですね! 以上、戦姫絶唱シンフォギアXV5期についての考察でした! Advertisement 関連する記事• 2019. 2019. 11 「TVアニメ 戦姫絶唱シンフォギアXV キャラクターソング1」のカップリング曲「キミだけに」 歌:立花響 CV:悠木碧 について、歌詞の意味を考察して[…]• 2019. 23 『戦姫絶唱シンフォギアXV』劇中歌「六花繚乱」より、歌詞の意味考察・歌詞パート・「六花繚乱」の読み方・作詞作曲編曲者・収録CD情報などについてまとめて[…]• 2019. 21 『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズより、ラインスタンプ第2弾の発売が決定しました。 そこで本稿では、第2弾の情報に加えて第1弾のセリフ全24種を一覧表で[…]• 2020. 2019. 18 「TVアニメ 戦姫絶唱シンフォギアXV キャラクターソング2」カップリング曲「はっぴーばーすでーのうた」 歌:暁切歌 CV:茅野愛衣 について、歌詞の[…]• 2019. 01 TVアニメ『戦姫絶唱シンフォギアXV』劇中歌「PERFECT SYMPHONY」より、歌詞の意味考察・読み方・作詞作曲編曲者・収録CD発売日などについ[…].

次の

シンフォギア5期未来はラスボス?伏線内容から考察予想!哲学兵装だとッ…?神殺しの力とは? │ anichoice

小日向 未来

その気持ち悪さで目が覚めた。 朝からなんか調子悪いとは思ってたんだ。 喉は痛むし、身体はだるい。 先週土曜日に後輩どもに付き合わされて六時間ぶっ通しでカラオケに行ったせいかな、とか思ってたんだが…いや、あたしはそんなにはしゃいじゃいないぞ!?ただあいつらがあんまり歌え歌えとうるせぇから、少し、ほんの少しだけ、いつもよりも多く、せっかく歌うなら先輩として手本を示さねぇとと、ちょっと本気だして歌ったってだけで…。 だが、そんな程度で痛めるようなヤワな喉の鍛え方はしていないし、そんな程度の疲れが抜けないほどトシでもねぇ。 そうなると理由はひとつ、こりゃあ風邪だ。 と気づいた昼頃にはどうやら熱も出ていたようで、悪寒は酷いし頭もガンガンする。 視界はボンヤリしてるし、もう立つのも面倒で休憩室のベンチにへたり込んでしまった。 たまたま通りかかったエルフナインがそんなあたしを見て、半ベソかいて大騒ぎするもんだから…こいつ、色々知ってるわりにリアクションがいちいち新鮮だな…とか思いながら、医療班の診察受けて、S.O.N.G.の医務室から後輩のバカップルに抱えられて、なんとか家まで帰りついたというわけだ。 オッサン曰く「ただの風邪ならこんな殺風景な場所にいるより家にいた方が落ち着くだろうからな」とさ。 そりゃそうだ。 そりゃあ、そうなんだけどよ…。 たった一人の、真っ暗な部屋。 身体が弱ると心も弱るのか、自分だけがひとりぼっちで暗闇に取り残されたような気持ちになる。 身体の内に、この暗闇と同じような真っ暗ななにかがあって、それが段々と広がっていって、そのうち自分をこの暗闇に溶かしてしまうんじゃないかと不安になる。 ほんの1、2年前に比べれば、はるかにまともな環境にいることはわかっている。 だけれど、未だにどうしてもなくならない、この感情。 寂しさ?怒り?それとも?なんと言い表していいかわからないが、その思いは未だに心の奥底で燻り続けているようで、時おりフイに姿を表す。 まぁ、だからこそ、今の環境がどれだけありがたいものなのかもわかるってものだが…。 こんな風に心身ともに参っているときは、ちょっと、きついな…。 明かり、つけよう。 せめて部屋だけでも明るくしよう。 喉も乾いたし…。 ていうか外も真っ暗だが、今何時なんだ? と思いながらベッドから半身を起こし、立ち上がろうとしたその時、カチャリ…と静かに部屋のドアが開いた。 「?」 不意を突かれたのと、暗闇に慣れていたせいで空いたドアの隙間から射し込んだ廊下からの明かりが眩しかったので驚いて目をパチクリしていると、ドアの隙間から、誰かがそっと部屋に入ってきた。 「ごめん、起こしちゃった?」 今日、ブッ倒れたあたしをここまで運び込んでくれたバカップルの片割れ。 それよりももっと前、行き場もなく路地裏で雨に濡れていたあたしを救いだしてくれた恩人。 小日向未来が、そこにいた。 「一人で暮らしてはいるけれど、ひとりぼっちじゃないんだよ?」 そんなことを言われたのはいつだったか。 あたしが特異災害対策機動部第二課、S.O.N.G.の前身の一員になり、ここで一人暮らしを始めるにあたり、あたしの「お世話係」に任命されたらしいコイツは、なぜか借家とはいえ家主であるはずのあたしの承諾もなしにこの部屋の合鍵を持ち(あのバカも先輩もだが…)、なにかと世話を焼きにくるようになった。 これまでは掃除洗濯だけだったが、最近は料理にも力を入れているらしく、色々作ってきてはあたしに毒味をさせてくる。 元々要領がいいのだろう、どんどん腕を上げてきているのだが、たまにとんでもないアレンジを施してくるのでまだまだ油断ならないところだ。 まぁ、突発的に任務に駆り出されるのが常だから、身の回りの世話を焼いてくれるのはありがたいんだがな。 ただ、下着くらいは自分で洗わせてほしい…。 とまぁ、そんな現在進行形での恩人様だが、今日も当たり前のように家にいて、当たり前のように寝室に入ってきた。 「眠れた?具合、どう?」と言いながら、そっとベッドに近づいてくる。 「……。 」 「氷枕、替えようか?」 気がつかなかったが、頭の下には氷枕が敷かれていた。 「汗、かいてるでしょ。 着替えようか」 これまた気がつかなかったが、服もリディアンの学生服からパジャマに変わっ…て……い…る……。 「その前に、おかゆ、少し食べる?」 「…。 」 「クリス?…大丈夫?」 呆気にとられていたが、そこまで言われてようやく気づいた。 あたしを運び込んでから、ずっと家にいて面倒見てくれていたのか。 「ああ、うん、大丈夫だ。 少し楽になってる。 」 「ほんとうに?無理してない?」 心配そうに私の顔を覗き込む。 あぁ、本当に心配してくれているのだな…というのが伝わってくる。 こいつや、その相方の、こういうまっすぐな感情表現には、いまだに慣れない。 「大丈夫だって…」何故か照れ臭くって目を背けてしまう。 「うーん、でもまだまだ顔が熱っぽいよ?」と言いながらあたしの額に自分の額を押し当ててきた。 「…!!」 近い。 うあああ。 突然のことで固まってしまう。 そっ…と両手で頬を包まれる。 ひんやりしていてきもちいい…じゃなくて! 「なんっ…なんだ急に…!」 頭を振って逃げようとしたが、離してくれない。 「ほら、もう、動かないで…。 熱測れないでしょ?」 「…ほ、他の測り方があんだろーが…!?」 「いいから。 小日向家ではこれが普通なの」 「なんだそりゃ…。 」 観念して、目を閉じる。 息も、少し止める。 「うーん…。 さっきよりは少し良いみたい…。 だけど、まだまだかな。 」 少しその気になれば、唇が届きそうな距離なのに、こいつはいたって落ち着いている…。 …その気ってなんだ。 「顔も、熱い。 」 「…ッ…、当たり前だッ…!」 なんでこんなベタベタなノリのやりとりをしているんだ。 「まだしばらく寝てないとね」 と、やっと離れてくれた。 「ちょっとでもいいからごはん食べて、お薬飲もうね。 おかゆ、食べれる?」 「あ、あぁ…うん」 そう言われると少し腹が減っている気がする。 そんなこと考える余裕もなかった昼間よりはそれだけ良くなってきたということか。 「よかった。 じゃあ、横になって少しまっててね?」 よしよし、とでも言いたげに微笑んで、あたしを布団に入るよう促し、部屋から出ていった。 言われた通り、横になる。 そういえば、今、何時なんだ? ベッドに備え付けられた棚に置いてあるスマートフォンに手を伸ばす。 S.O.N.G.関係者との連絡は通信機があるが、他のクラスメイトとはそうもいかない。 それに、まぁ、少しは女子高生らしいことだってしてみたくもある。 あの風鳴先輩ですら、あれで結構女子高生してたからな…。 そんなこんなで一応、スマホだって持っている。 装者同士の連絡だって、武骨な通信機じゃなくて専らスマホだしな。 他の連中も考えることは同じらしい。 スマホの画面表示を確認する。 現在、19時20分。 思ったほど遅くはなかったが、普段ならとっくに家にいる時間だ。 あたしもアイツも。 そして、アイツには、一緒に暮らす人がいる。 帰りを待ち、待たれ、ただいまを、おかえりを、言い合える人がいる。 私とは違う。 だからこんなところに居ちゃだめだろ…。 帰ってもらうように伝えよう。 もう、十分だ。 あたしは、一人で、大丈夫だから。 そう思いながらぼんやりスマホを眺めていると、一件の通知が表示された。 「1件の未読メッセージがあります」 通知部分をタップしてメッセージを開く。 あのバカからだ。 「クリスちゃん、大丈夫?急にバッタリだったから心配だよ~!私も行こうと思ったんだけど課題終わってないからって未来に止められてさ…。 でも未来がいるならへいき、へっちゃらだね!ゆっくり休んでてね!」 …。 ただの風邪なんだよ、大袈裟な…。 お前を一人にしている方がよっぽど心配なんだよ。 だから、もうすぐ帰らすからな。 返信をしようかしまいか、迷っている間に少し時間が経っていたらしい。 未来が部屋に入ってきた。 小さめの土鍋を載せたトレイを両手で持って。 …訊かずとも食器類の置場所まで完璧に把握しているらしい。 「お待たせ。 ちょっと作りすぎたかも…。 」ベッドの脇にいつの間にか置かれていた椅子に腰かけた。 太ももの上にトレイを置き、土鍋の蓋を開ける。 真ん中にちょこんと梅干しを乗せた、大盛りのおかゆが見えた。 真っ白な湯気が立ち上がるのを見ていたら、グゥ、とお腹が鳴った。 「くっ…。 」 「あはは。 クリスったら。 食欲でてきたみたいで良かった。 」 「起きたままで大丈夫?…じゃあ、食べようか」 「…おう…」 「熱いから気を付けてね…。 はい、あーん」 あー…ん? 「…ッ!自分で食べれるっての!」思わず顔を背ける。 「だめ。 ちゃんと食べなさい」なおも口許に向けてスプーンを差し出してくるのをやめようとしない。 そしてこの笑顔…。 だめだ、これ絶対逆らえないやつだ…。 観念して口を開ける。 おいしい」 「ほんとう?よかった。 ゆっくりでいいからね?」 「ん…。 あーん。 」 「ふふ。 はい」 そっとスプーンが口のなかに入れられる。 その感触だけで、こいつがどれだけあたしに優しくしてくれようとしているか伝わってくる。 おいしい。 暖かい。 優しい。 この優しさに触れる度に、胸の奥がじんわり暖かくなる。 けれど、同時に、少しだけ悲しくなる。 ほんとうは、この優しさを、もっと向けていたい相手がいるのを知っているから。 それでも…一瞬でも、この優しさに少しでも触れていたくて、結局は手を伸ばしてしまう。 その奥まで、触れられることはないとわかっていても。 しばらく、無言で食べ続けた。 あいつはその間、ずっと微笑んでいた。 「…クリスのおかげだね」 あらかた食べ終わった頃、ふいにあいつがそう言った。 「なんの話だ?」 「料理。 クリスにちゃんと食べて貰えるくらいできるようになったの」 「そんなことねーって。 お前がその…頑張ってたからだろ」 「おかゆだけどね…」 「おかゆだってその、火加減とか塩加減とか、意外と難しいぞ?」 「ふふっ…」また、笑う。 「なんだよ?」 「やっぱり、クリスは優しいなぁって。 」 はぁ? 「はぁ?なんだぁ藪から棒に。 風邪移っちまったか…?」 「ううん。 ほんとに、そう思う。 …あのね…クリス…。 私ね、クリスには悪いんだけど…今日、少しだけ、嬉しいの」 「嬉しい…?」 「うん。 自己満足だけどね。 やっとクリスを思いっきりお世話できるなぁって。 」 「…なに言ってやがる」 「初めて会ったときのこと、覚えてる?」 「…ああ」 忘れる訳がない。 行き場を無くしたあの日、一時でも胸の暖かみを与えてくれたあの日のことを。 あれがなければ、あの日、あの路地裏で、こいつに会っていなければ、今こうしてここにいることもなかったろう。 「あの日、路地裏で、ずぶ濡れで倒れてて…。 あのとき事情はなにも知らなかったけど、あぁきっとこの子もなにかを背負った子なんだって思ったの。 簡単に口に出せないような、なにか…。 同じように、なにかを背負った人を、ずっと見てきたから…」 「…。 」 「だから、なにか力になれたらなって思ってたのに、急にいなくなっちゃうし」 「あー…。 」 「それからも一人で無茶ばっかりして…」 「あー…なんかその…悪かったよ」 「しかも、クリスったら身の回りのこともしっかりしてるでしょ?翼さんだって意外と片付けできなかったりするから、もしかしてクリスも…と思ってたのに…ちゃんとしてて。 私、せっかく合鍵もらってるのに、ほとんどすることないんだよ!?寂しいでしょ!?」 「いや何故そこで怒る!?寂しがる!?」 世話好きもいいかげん行き過ぎてないか。 あのバカのせいか…。 ていうかしれっと先輩disりやがったなコイツ。 まぁその通りだけど。 「まぁ、そんなわけで、やっとクリスに色々してあげられるなぁって。 不謹慎だけど、ちょっと嬉しいの。 」 そんなこと考えてたのか。 だけど。 「もともと、一人なんだから、一人だって大丈夫だっての。 」 「もう。 何言ってるの。 」 「…あのバカの世話だってあるだろう?あたしに構うよりはさ…」 しまった。 少し、声が震えてる。 「…うーん、確かに、そうだけど。 」 ほらな。 「大丈夫じゃないかな?ちゃんとご飯用意してきたし。 まぁ宿題ちゃんと終わらせられるかは心配かな…」 ん? 「いやそうじゃなくてよ…」 「ん?あぁ、明日は土曜日だから遅刻の心配もないから大丈夫だよ。 」 「…そうか…。 」 思っていた答えと違って拍子抜けした、というか、うまく伝わらなかったというか。 「だからね、クリス、今日はずっと一緒にいられるから。 心配しないでね。 」 「心配って」 なんの心配だよ、と言おうとして、言葉を飲み込んだ。 なんだ、伝わっていたのか。 そうか。 心配しないで、と言ったその言葉は、あたしを見つめるその瞳は、どこまでもまっすぐで、優しかったから。 誤魔化しはなく、あたしの気持ちに応えてくれたことが伝わってきたから。 いつも通りで、やっぱり、アイツと同じだったから。 本当、こいつらは…。 「汗、かいたでしょ。 身体、拭こうね。 」 ちょっとタオルとか準備してくるから、と言って部屋を出ていった。 言われてみれば確かに寝ている間に結構汗をかいたみたいだ。 風呂には入れないが、汗も拭きたいし、着替えたい。 と、ベッドにおいていたスマホが震えて、メッセージの受信を知らせた。 風鳴先輩からだ。 「雪音、風邪をひいて倒れたと聞いたが大丈夫か?イギリスに居るから見舞いにも行けないが、一日も早く快復することを祈っている。 決して無理はしないようにな。 」 先輩らしい、カタい文章だ。 わざわざ連絡をくれるということは、けっこう心配をかけているのかもな…。 返信をしようと思ったところに、続けてメッセージを受信した。 今度はマリアからだ。 「クリス、風邪なんですって?切歌たちから聞いたわ。 あなたが風邪なんて珍しいわね…。 きちんと暖かくして寝ていないとダメよ?なにかあったら我慢せずにすぐに誰かに連絡しなさいね。 翼も心配しているわ。 表には出さないけど、部屋の散らかり具合がいつにも増してひどいの。 寝付けなかったら連絡していらっしゃい。 話し相手にくらいはなるから。 」 こちらもこちらでまぁ、まるで母親のようだ。 最近どんどんママッぷりが増して来てないか? 風鳴先輩と一緒にいるのか。 任務…かもしれないが、もうそういうの関係なしに一緒に居そうだなあの二人は。 マリアの押し掛け女房感はあるけどな…。 そこからさらに、2、3件続けてのメッセージ受信。 もうなんとなく察しはついた。 「クリス先輩!大丈夫ですか?今からあんパンもってお見舞い行くデスよ!!」 「調に止められたデース…。 宿題やってなかったデース…。 よくなったらまた一緒にあんパン食べましょうね。 」 …騒がしいな全く。 宿題はちゃんとやっとけよ…。 あんパンはまぁ、残念だが諦めよう。 また一緒に、ってな。 そしてまたメッセージ受信。 あのバカからだ。 今度はなんだ…。 「そうそう!クリスちゃんの風邪が治ったら、一緒にふらわーのお好み焼き食べに行こうね!あと、今度クリスちゃんが風邪ひいたときは私がお世話に行くからね!未来にばかりいいかっこはさせないよ~!」 …遠慮しておく。 人のことをなんだと思ってんだコイツは。 まぁ、お好み焼きは…行ってもいいけどよ。 …どいつもこいつも、お人好しめ。 「どうしたの?なんだか嬉しそう」 未来がタオルを持って戻ってきた。 「開けるね」といってクローゼットを開き、そこから迷うことなく部屋着が入っている引き出しを開ける。 把握されてんなぁ…。 「クリス、フリルとか好きだよね…。 」 などと言いながら着替えを準備するその後ろ姿を見て、また、胸の奥がじんわりと暖かくなる。 でも、さっきまでとは違う。 胸の奥が暖かくて、けど、もう悲しくはない。 ただ、なんだか言葉に出来ないたくさんの気持ちが沸き上がってきて、少しだけ息苦しい。 ただこの息苦しさの意味もわからず、気持ちを落ち着けようと少し深く息を吸い込んで、 「…ありがとうな。 」 吐き出す息とともに、ポロリと言葉が出た。 まるでコップからいっぱいになった水が溢れるみたいに、胸の内にあるたくさんの気持ちが、そこから溢れ、言葉になって零れていった。 聞こえただろうか。 「うん。 」 答えは、そのたった一言だった。 けど、それでも、気持ちは伝わっていると感じた。 それがわかる一言だった。 それに、着替えを抱えて枕元に戻ってきた未来は、相変わらず微笑んでいて、だけど、その微笑みは、さっきよりも、なんだかすごく嬉しそうだったから。 まっすぐ向き合ってくれるコイツらには、あたしだってまっすぐ向き合いたい。 うまくはできないけど、少しずつでも、この気持ちを届けたい。 もっともっと、沢山の気持ちが胸の内にあるけれど、まだうまく言葉にならないから、今は、これで精一杯だけど。 …なんだかやっぱり恥ずかしい。 そういうとこは、きっとコイツらは気づかないんだろうが…。 「よし、じゃあ」と、未来がベッドの上に乗って、あたしのすぐ側まで寄ってきた。 「クリス、脱いで。 」 はぁ!? 「はぁ!?」 なんだ急に。 「だって、脱がないと、汗拭けないでしょ。 」 「だから、自分でやるっての!」 「背中とかきれいに拭けないでしょ?ほら、脱いで脱いで」 「いやいや」 「さっきも着替えさせた時にもう脱がせてるんだから、今さらだよ?」 「ああッ…!!」 言いながら、どんどん距離を詰めてくる。 ついにはあたしの身体を跨いで馬乗りになってきた。 「ふふ…今日は徹底的にクリスのお世話しちゃうんだから…。 」 その表情はさっきよりもなぜ頬が上気していて、瞳は少し潤んでいる、心なしか呼吸が荒くなってきている気がするのだが、気がするだけ、と思いたい。 呆気にとられているうちに既にその手はパジャマの胸元のボタンに手をかけようとしていた。 「…ッ!!」 さっそくマリアに電話しよう、と思った。 (終).

次の

【シンフォギアXD】小日向未来の評価

小日向 未来

三三三三ヽ. r':! ://:::! イ::::::,:':::;:::::::: ::! その夜にイベント:『繋いだ手と手鏡合わせに』のフラグが発生、響と一緒に話すことで即時発動し、やる夫の99人目の恋人になった。 121スレ目(150日目)にやる夫のレクチャーを受けてパテシエがLv3に成長した。 126スレ目(168日目)、ノモセシティ豊穣祭で行われていたガンプラバトルのイベントで、やる夫にクシャトリヤ(レア度:75 能力値:193)のガンプラを買ってもらった。 また、好感度100を達成し『愛の絆』を獲得した。 のアクセサリー屋では、星の欠片のイヤリングを買ってもらっている。 141. 5スレ目(207日目)、特務レンジャークエスト「重要施設強襲任務」で同行。 同クエストで乱入してきたを倒した後、その説得と状況説明を行い彼女が手持ちになるよう取り成した。 所持スキル 名称 説明 日本料理人Lv1 和食が上手くできる。 洋食料理人Lv1 洋食が上手くできる。 中華料理人Lv1 中華が上手くできる。 パテシエLv3 料理人として基礎が終った段階。 換金する事ができる。

次の