そんな訳で、ヘキサギア:ハイドストームの簡単なレビューです! 個人的に従来のヘキサギアシリーズは、顎にタイヤが付いていたり、昆虫の頭だけのデザインだったりと、組み替え前提のデザインがどうしても受け入れられずにいました。 今回の「ハイドストーム」は組み替えを考慮しつつも、動物型としてそれなりに洗練されたデザインになっていて、発表当時から期待値が高かったです。 気持ち的にはゾイドブロックスのキメラに近い感じがあります。 前後から見るとこんな感じ。 本体部分はそれほど大きくないのですが、触手を広げると幅が30cmを優に超え、現行のヘキサギアシリーズでも特に大きな印象を受けます。 大量に取り付けられた目のクリアパーツはデザイナーのMORUGA氏らしさがよく出ていて、今回の「ハイドストーム」はデザイナーさんのセンスがフルに発揮されているように思えます。 大きな面積を占める頭部のクリアパーツは、内部メカが見えているのが良いですね。 触手は各所に関節が取り付けられているので、自由に動かすことができます。 保持力もそこそこあるので、遊んでいてもヘタレてくることはなさそう。 それでも物を持つほどの保持力はありませんでしたが・・。 触手の先端は選択式で、ナイフ 8個付属 とビーム砲 2個付属 を選ぶことができます。 「ハイドストーム」には機体制御用ドロイドが付属していて、分離させて遊ぶことができます。 つま先を差し替えることで、自立させることもできて、このドロイドがいるだけで、ブーンドドドが大分捗りそうです。 「ハイドストーム」の禍々しさと、ドロイドのゆるキャラ感のギャップが良いですね。 向きを変えることで、イカっぽさをアップさせることができます。 上部にセンサーっぽい色違いのクリアパーツがあるので、この状態でもなかなか見栄えが良いです。 ヘキサギア恒例のコンバート機能は高速巡航形態「クルーズモード」になります。 イカのように足をまとめて巡航する姿は、動物メカとしてデザインが破綻しておらず、とても素晴らしいです! 相性の良さそうな「デススティンガー」と並べて見ました! 凄く仲が良さそうで、「デススティンガー」の左右に「ハイドストーム」を並べるととても良い感じになりそうですね。 それにしても、デススティンガーと並べても引けを劣らない「ハイドストーム」のボリュームが凄いですね。 コトブキヤ的には、「ヘキサギアはMSGやFAをベースに組み替え要素を高めたプラモ」とのことですが、今回の「ハイドストーム」は組み替えの他にも、動物型メカとしてデザインの破綻がなく、個人的にはようやく理想の動物ロボに近づいた感じ。 組み替えや改造用のパーツとしても、触手や四角形の胴体、クリアパーツは汎用性が高そうです。 コトブキヤがよくイベントで展示しているFAガール:フレズヴェルクとの組み合わせ例のように、既存のプラモの背中にそのまま取り付けても良い感じになりそうですね。
次の堅牢な装甲を持ち、主力戦車の発展型と言われています。 正面から一周 成型色は外装はダークブルー、フレームはガンメタルで構成されています。 各赤色のマーキングやシリンダー等は塗装が必要ですが、このままでも十分カッコイイです。 付属品 アーカイブカードx1、別タイプ頭部x1、簡易型マニピュレーターx2、ジョイントパーツ(余り)x3。 可動範囲 肘は180度近くにまで曲がります。 横へは水平以上にまで上がります。 頭部は可動範囲は狭いですが上左右に動きます。 腰は若干ですが回転可能です。 また、腰は前方に傾ける事が出来ます。 膝は90度曲り、立膝ポーズとらせることも可能です。 横へは水平にまで広がります。 脚は太ももに回転軸があり少しですが外側に向ける事が出来ます。 つま先・クローは上下に可動します。 胴体にある丸型のセンサーは中央部はクリアーパーツが使用されており可動します。 コクピットハッチは展開し別売りのガバナーを搭乗させることが出来ます。 コクピット内のレバーやフットレストは可動します。 頭部側にはモニターが再現されています。 腕が接続されている青色のパーツを前方に回転させると手を地面につける事が出来ます。 立膝で右手を地面につけると搭乗時のポーズ ドッキングハンガーを左側にスライドさせ前方に向けると主砲に連結する事が出来ます。 別タイプの頭部を装着。 大きさ比較 RGガンダムと並べて。 ポージング まとめ 各部のパーツはランナーごとにまとめられています。 パーツ数は多いですがブロックタイプという事もあり組み立てやすいです(若干はめ込むのが固いパーツがありますが)。 各関節は固いくらいでかなりシッカリしていて、ポーズ付けた際に勝手に下がってくるという事もありません。 その為、肩・足首の関節は力任せに動かすと破損する可能性もあるので注意した方がいいと思います。
次の戦闘準備はいいか、モデラーの皆様がた。 ……その設定が長大であるため最大限噛み砕いてご紹介したが、ここで興味を持ったあなたは公式ページの「」をご覧頂きたい。 ゴリゴリに練り込まれつつも考察や拡張の余地を多く残しており、「俺ヘキサギア」を作り出せる広大な地平線が広がっている。 そもそもヘキサギアってなんだ 世界観は先ほど述べたとおりであるが、シリーズの魅力についてご紹介したい。 個人的にはもうここでアツさ爆発中二病大炎上ヒャッホーな設定だ。 それを駆るのがガバナーで、最近ではガバナーにも強化された姿の「パラポーン・エクスパンダー」や「エクスアーマータイプ:白鱗角」といった単体でもカッコイイキャラクターが生まれている。 第三勢力(ヘテロドックス)たる「ゾアントロプス・レーヴェ」もそのひとり。 ここで興味を持ったあなたは公式ページの「」をご覧頂きたい。 有志が作り上げたヘキサギアやガバナーたちが挑んだ航跡が、「EX EPISODE」として記録されている。 また「MISSION」や「FREE BUILD」からはエピソードに登場しなかった機体も閲覧できる。 もう次が控えてるんだぞ! このガバナーシリーズ、すでに次発装填済みである。 次に発売を控えているのは、ロケットランチャーや機関銃などの武装を豊富に収録した「アーリーガバナー Vol. 2」と可動範囲が向上した「アーマータイプ:ポーンA1」と「パラポーン・センチネル」のVer. 5が控えている。 本稿が3年目を迎えさらなる広がりを見せつつある「ヘキサギア」に触れる一助になれれば幸いである。
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